Apex product 【 地域ネットワーク 】      local area network

【地域コミュニティ プロジェクト】   local communities project

「ちばSDGsパートナー」登録企業 Apex product

“だれもがずっと安全に暮らせて、災害にも強いまちをつくろう”

SDGs目標11「住み続けられるまちづくりを」とは

SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」とは、誰もが安全で快適に暮らし続けられるよう、気候変動や社会課題に適応したレジリエントな都市を実現するという目標です。

「レジリエント(強靭《きょうじん》)」は、災害などの衝撃を吸収し、元の状態に回復できる力を意味します。持続可能な都市は、洪水や地震などの自然災害や、新型ウイルスの感染拡大などの社会危機にも適応でき、いち早く住みやすい居住環境へと復興できます。

世界の都市は、そんな「レジリエントな都市」をつくることを目指しています。

【継続は、力なり !!】

青空と向日葵の会は、地域活動に 全力で参加します!!

ボランティアってなんだろう?

ボランティア (Volunteer)の語源は、ラテン語で

自由意思(ボランタス)が語源と言われていて、

自ら進んでみんなのために社会貢献活動をする人(個人)を

意味します。ボランティァを行う人達が集まって、

団体として活動すればNPOといわれます。

(民間の非営利団体という意味で[Non Profit Organization]の略です。)

 

ボランティア活動

■集める: 使用済切手・ベルマーク・献血・募金など。

■手伝う: 介護・手話・食事サービス・災害支援など。

■広める: ミニコミ誌発行・イベントなど。

■教える: 伝統芸能・郷土史・スポーツなど。

■ふれあい: 国際交流・話し相手・観光ガイドなど。

■まもる : 自然保護・リサイクル・清掃活動・防犯活動など。

 

 

弊社がボランティアに興味をもったのは、

東日本大震災からでした。

東日本大震災では、災害支援として復旧・復興のため

全国から多くの人が駆けつけました。

オリンピックでも世界中から集まった人たちが大会の

運営を支えています。

地域のコミュニティでも防犯や防災、子供のスポーツ活動

PTAなどさまざまなところでボランティアが活躍しています。

困ったときは助け合う。この助け合いこそが

ボランティアのはじまり!!

青空と向日葵の会-【命をまもり隊】-Apex product 社員一同-

初春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。 さて、このたび弊社は創立10周年を迎えるに至りました。 皆様方のご支援、ご厚情による賜物と深く感謝いたしております。
とうとう、10周年を迎えることができました。2013年の3月から数えて、10年が経ったわけです。どんなことでも、毎日10年やり続けられたら、一丁前になれるとある作家の方が言われていました。このことばを、一番信じていたのは、私達だったのかもしれません。大変なようで意外に短い期間のようでしたが、そして、とうとう待ち望んでいた10年に到達しました。これもひとえに皆様のおかげであると感謝をしております。の10年に向けて新しいスタートを切るにあたりどのようなことが必要になってきているかを日々考えてきました。私どもは伝えること、元気になること、頑張りたい人たちのきっかけとなり、力いっぱい背中を押す役割になることができますよう、幅広い視野を持ち常にチャレンジ精神を持って、皆様のご期待にお応えできるよう従業員一同最大限の努力をしてまいります。今後も格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2023年 3月吉日 Apex product 代表 柳伸雄

困っている人を助けるといっても、

一人ひとりの力はきわめて小さい。
自分自身だって非力で、

大したことはできないことも

わかっている。でも、

一人で世の中全体を救うのは

無理でも、身のまわりの

五~六人ぐらいになら、

手をさし伸べることができるだろう。
この五~六人がまた、

身のまわりの五〜六人に

手をさし伸べる気持ちになって

くれたら、助けられる人は、

二十人、三十人と広がっていく。
こうして、助け合うことが徐々に広がっていけば、

やがては世の中全体が救われて

いくのではないだろうか。
          
〜 やなせ たかし 〜

弊社では、できることからはじめてみよう!!

を合言葉に、社員のアイデアと力で、地域を変えられたら

と考え、まずは単体で動かず、団体で活動する事で

大きな力となり、地域が変わると確信したので

 

  青空と向日葵の会 命をまもり隊 Apex product staff一同 は、

セカンドリーグ千葉の会員になりました。

地域で抱いているさまざまな課題を解決するために

【セカンドリーグ千葉】を立ち上げます!!

地域活動・コミュニティビジネスに取り組むあなたを応援します!

【 連 絡 先 】


●生活協同組合パルシステム千葉 セカンドリーグ千葉

 〒277-0871

 千葉県柏市若柴227番地6 柏の葉キャンパス147街区コモンA棟

    NPO法人NPO支援センターちば内
  
TEL04-7135-8101 

   FAX04-7135-8102

NPO法人 NPO支援センターちば

URL:http://www.npo-scc.org

セカンドリーグ千葉とは?


地域活動・コミュニティビジネスを「つなげる× 育てる× 創る」  

セカンドリーグ千葉は、地域活動・コミュニティビジネスに取り組む
‘あなた’を応援します!

【コミュニティビジネスとは】
地域資源を活かしながら地域課題の解決を「ビジネス」の手法で取り組むものです。
地域の人材やノウハウ、施設、資金を活用することにより、地域における新たな創業や
雇用の創出、働きがい、生きがいを生み出し、地域コミュニティの活性化に寄与するものと
期待されています。
市民活動とビジネスの両方の視点をも持ち合わせた、持続可能なしくみを一緒につくりませんか?


※(特活)NPO支援センターちばは、セカンドリーグ千葉の事務局を受託しています。

 

■こんな方におススメです!
・地域活動したいけど、きっかけがない
・NPO をコミュニティビジネスに育てたい
・定年退職後に起業する準備をしている
・資格・スキルを活かして地域活動を支援したい
・分野を超えたネットワークをつくりたい
・空店舗を提供したい
・物資寄付したい


■セカンドリーグ千葉について

●セカンドリーグとは?

 くらしの困った経験や思いをばねに、地域の課題を解決する人のネットワークを創り、
 継続する事業(コミュニティビジネス)の担い手を応援する、ネットワークコミュニティ組織です。

●ネットワークをつくろう!
 コミュニティビジネスを進めるには、専門家の知識から現場の知恵まで、様々な人々との
 ネットワークと、それを実践するためのビジネス手法が必要です。
 サロンでは、毎回様々な先進事例からゲストをお招きするとともに、 セカンドリーグ会員が
 取り組む事例について情報交換し、互いに切磋琢磨しながら育ちあえるネットワークを創ります。

●パルシステムの3つの資源を提供します!

*施設提供

 パルシステム千葉が保有する施設の一部を貸し出します。
 例)船橋、柏の葉、野田の関連施設など

*情報発信の協力
 パルシステム千葉の広報媒体に掲載協力します。
 例)地域活動情報誌『のんびる』
   19 万世帯を超える組合員向け配布チラシなど

*商品販売の協力
 パルシステムの物流を活用した、地産地消・地場商品の販売協力をします。
 ※商品によっては、パルシステム千葉の商品仕様基準に適合してもらう必要があります。

●相談を受け付けます!
 起業やまちづくり、福祉事業まで、各業種やテーマにおける疑問について、
 経験豊富な公認アドバイザーがサポートします。 ※公認アドバイザー紹介は下記参照

   

■事業内容
1.サロン開催
  サロンを通じ、様々なテーマにおけるネットワークをつくります。
2.講座開催(セカンドリーグ主催/公認アドバイザー主催)
  実践的な起業講座や、IT講座の開催と紹介
3.会員主催の講座・イベントへの協力
  会員が主催する講座への会場提供や、イベントへの広報協力等をします。
4.情報発信
  Web 管理・運営、メールマガジンの配信 など

■運 営
 主 宰:生活協同組合パルシステム千葉
 事務局:特定非営利活動法人 NPO 支援センターちば

 

 
 
 

公認アドバイザー紹介

 



◆玉崎 雅人(Masato TAMASAKI)
       社会保険労務士/キャリアコンサルタント
◆深田 真吾(Shingo FUKADA)
       税理士/ライフコンサルタント
◆野村 義友(Yoshitomo NOMURA)
       行政書士/宅地建物取引主任者
◆石井 孝幸(Takayuki ISHII)  司法書士
◆野田 洋子(Yoko NODA)    税理士
◆西藤友美子(Yumiko SAITO)   税理士
◆中村 友紀(Tomonori NAKAMURA) 司法書士
◆照内 洋一(Hihirokazu TERUUCHI)
  行政書士/社会保険労務士/キャリアコンサルタント/産業カウンセラー
◆金成 真由子(Mayuko KANARI)  社会保険労務士


セカンドリーグ千葉では、公認アドバイザーが皆様の相談に乗ります!
 
会員になると、起業やまちづくり、福祉事業まで、各業種やテーマにおける
疑問について、豊富なアドバイザー陣がサポートします。先行事例の紹介も!
実践的な起業講座や、IT講座も開催します。
2014/07/11

求む!私たちの平和宣言『のんびる』2014年8月号発売

 
▼『のんびる』2014年8月号 

あの戦争が終わって69年間、ついぞ吹くことのなかった妙な風が
ここにきて竜巻のように吹き荒れています。
「戦争のできる国へ」
平和憲法を解釈し直して、他国で戦争をできる国にしよう。
それを一内閣の「カクギケッテイ」でやろうというのが現政権です。
本誌が出る頃には、もう決まっているかもしれません。
お日様が西から昇るようなことがあっても、あってはならない暴挙です。
「老人が決め、壮年が指揮し、若者が死ぬ」のが戦争です。
ならば、老人たちに決めさせず、壮年たちから指揮棒をとりあげ、
若者たちを戦場に送り込ませないように声を挙げることです。
それには、あの戦争で何があったのか。
敗戦後の悲惨さをどう乗り越えてきたのか。
まずはそのことを語り継いでいくべきです。
事実を脚色することなくありのままに。
今回は、「求ム!私タチノ平和宣言」と題して、
政治やオデオロギーを超えて、
さまざまは視点から幅広く話をお聞きしました。
すべての人が自分の中に「平和宣言」を持つこと、
そして、外へ訴えかけることが大切だと思います。

【総特集】求ム!私タチノ平和宣言
◆巻頭座談会:「今、この時代、この社会に、“知る世代”が伝えたいこと」
◆ひとりでも多くの子どもたちに「ハンナのかばん」を
◆在韓被爆者の存在を福島原発事故の教訓に
◆往診できき取った穏やかな「反戦と平和」の思い
◆喜びや幸せをつなぐポシャギに平和を縫い込めて
◆戦争を否定した「戦後の記憶」抹消を許すな
◆“愛を耕すものたち”が平和を創る
◆『センス・オブ・ワンダー』を胸に
◆「思い出を戒めにする時代」が来てしまった悲しみ
◆うちの子もよその子も戦争には出しません!
◆70年間守り続けた日本の誇り武力放棄
◆歴史認識の違いを乗り越え、理解を深め合う旅
◆自由に笑えるのは、かけがいのない宝物
◆東北からの便り~南三陸~
◆グラビア:「東北からの便り~会津~」
◆グラビア:「私たちのたからもの。」
◆みんな違っていて、当たり前でしょ?
◆狩猟を通して気づいた「いのちのつながり」
◆バンジョーが奏でた近代日本の夜明け
◆あの夜を「お国ことば」で語り伝えて
◆エネルギーに過剰に依存しない社会へ
◆核の被害は、もう終わりにしよう
◆聞き書きでつなぐ“戦前・戦後”の記憶と思い
◆私たち女性は「日本国憲法」に人権を学んだ
◆沖縄は今も隣合わせの「戦争」の中にある
◆国という枠組みを越えた“こころ”の付き合いを
◆これからの社会を作るのは、私たち
◆大変な時代でも忘れなかった思いやりの心
◆広島育ちだからこそ、核の「リアル」を伝えたい
◆イラスト:「二ひきのとんとんみー」
◆はじめる!体験:「戦争遺跡のガイド養成講座」体験!
◆編集後記にかえて「草ノ根冊子ノ平和宣言」(のんびる編集長)

【読者のひろば】
・世田谷障害者フェスタに「アンシェーヌ藍」さんを訪ねて
・地域のお茶の間に一緒に行こう!in「カフェトリトン」(千葉県市原市)
 読者が集まりました♪
まちの魅力を発信!「わがまち特派員」募集(セカンドリーグ茨城)

【裏表紙】里山ハーブを知って、味わう
お肌の修復作用も?!女性の見方ユキノシタを
 

海苔のようにつかった「濡れ煎餅」をご紹介♪

パルシステム千葉
NPO助成基金

2014年度受付期間:12月9日(月)~2014年1月20日(月)※当日消印有効

 

この緑色のマーク、目にしたことがありますか? その意味まで知っているという方は、まだ少ないのではないでしょうか。

呼び方は「耳マーク」。聴覚に障害がある方は、見た目では不自由があることがわかりづらく、日常生活で不利益な思いをすることが多くあります。このマークで、自分の耳が不自由であることを自己表現し、周囲に理解をお願いすることができます。

社団法人全日本難聴者・中途失聴者団体連合会が普及を進めているシンボルマークです。耳に音が入ってくる様子を矢印で表し、聞き取ろうとしている様子を表現しているそうです。

「聞こえない・聞こえにくい」と日常生活の上で人知れず苦労します。  聴覚障害者は、障害そのものが分かりにくいために誤解されたり、不利益を受けたり危険にさらされたりするなど、社会生活のうえで不安は数知れなくあります。「聞こえない」ことが相手にわかれば相手はそれなりに気遣ってくれます。目の不自由な人の「白い杖」や「車いすマーク」と同じように、耳が不自由ですという自己表示が必要ということで考案されました。

全難聴 耳マーク部 ーより引用

また、自治体、病院、銀行などがこのマークを掲示して、耳が不自由な方には申し出があれば必要な援助をする、という意思を示すという使い方もあります。

障害のある方が自主的に身につけられるよう、バッジやシール、ストラップなどのグッズも販売されています。このマークを身につけている人には、はっきりゆっくりと話したり、身振りや筆談を交えるなどの、相手が求める気遣いをしてあげられるよう、覚えておきたいですね。

《いじめている君へ》玄侑宗久さん

■軽々しい同調やめよう

 周りがやると、空気を読んで、いじめに加わる。他人に軽々しく同調する。それが後にどれだけとんでもない結果を招くか、君は考えたことがあるか。

 人生には失敗もあれば挫折(ざせつ)もある。やり直しもできる。しかし、やり直せないこともある。いじめられて人生をゆがめられた人間は、君を許さない。謝(あやま)っても決して許されない。君は見ないふりをするかもしれないが、その事実は変わらない。これは君が考えるよりずっと重たいことだ。

 君の親は、我が子が被害者になることは心配するが、加害者になるかもしれないとは思っていないのだろうか。親は子をつぶさに観察し、いじめがあれば断固(だんこ)として叱(しか)らなければいけないんだけどね。君だって本当は叱られるのを待っているんじゃないか。

 東日本大震災では、かけがえのない家族、友人、財産、思い出を失った人たちが己をなげうって助け合った。被災地・福島に住む私は、巨大な危機の中で、人々が争いではなく、助け合いの道を選ぶ姿を目の当たりにしてきた。

 人の心には光と闇(やみ)が重なり合う。でも、奥底にあるのはやはり光だ。もちろん、君の心の奥にも光がある。自分の意思で行動する力も備わっている。

 人生を一つの作品ととらえて励む。それを修行という。誰だって過(あやま)ちは避けられない。過ちが作品の味わいとなることもある。だが、誰かをひどく悲しませる過ちを犯すと、自分という作品に決定的な亀裂(きれつ)ができる。君自身が自分を嫌って生きることになる。

 他人に安易に同調するのはやめよう。誇(ほこ)りを持ち、君の意思で君らしい作品(人生)を作り上げていけ。(げんゆう・そうきゅう、作家・僧侶)  

《いじめられている君へ》内藤大助さん

■相談はカッコ悪くない

 いいか、絶対にあきらめるな。いじめが一生続く、自分だけが不幸なんだって思ってるだろ? 俺自身もそうだったから。でも、いじめはきっとなくなるものなんだ。

 俺は中学2年の時からいじめられた。はっきりした原因は俺にもわからないけど、同級生から「ボンビー(貧乏)」ってあだ名をつけられて、バカにされた。

 北海道で育ったんだけど、母子家庭でさ。自宅で民宿をやっていて、母が朝から晩まで働いていた。

 家は古くてボロくて、制服も四つ上の兄のお下がり。つぎはぎだらけだったから、やっぱりバカにされたよ。せっかく祖母が縫って直してくれたのに、俺はバカにされるのが嫌で、わざわざハサミでつぎはぎを切ったこともあったよ。

 中3になってもしんどくて、胃潰瘍(かいよう)になった。学校で胃薬を飲んでいたら、先生から「何を飲んでいるんだ」って叱られた。理由も聞いてもらえず、つらかったな。あのとき一瞬、先生が助けてくれるかもって思ったんだけど……。

 高校を出ても、「いじめられて、ボンビーで、俺は生まれつき不幸だ」と、ずっと思っていた。上京して就職しても、帰省したらいじめっ子に会うんじゃないかって怖かった。

 強くなりたかった。不良のような、見せかけの強さだけでもいいからほしかった。暴走族に誘われたら、入っていたよ、たぶん。

 そんなとき、たまたま下宿先の近くにボクシングジムがあったんだ。通えばケンカに強くなれる。強くなれなくても、「ジムに行ってるんだ」と言えば、いじめっ子をびびらせられるって思ったね。

 入ってみたらさ……楽しかったなあ。周りも一生懸命で、俺もやればやるほど自信がついて、どんどんのめり込んだ。自分を守るために始めたのに、いつの間にかいじめのことなんてどうでもよくなっていた。不思議なもんだ。

 ボクシングの練習がつらいときは「いじめに比べたら大したことない」って考え、マイナスの体験をプラスに変えてきた。でもね、「いじめられてよかった」なんて思ったことは、ただの一度もないぜ。いまだにつらい思い出なんだ。

 「いじめられたらやり返せ」っていう大人もいる。でも、やり返したら、その10倍、20倍で仕返しされるんだよな。わかるよ。

 俺は一人で悩んじゃった。その反省からも言うけど、少しでも嫌なことがあれば自分だけで抱え込むな。親でも先生でも相談したらいい。先生にチクったと言われたって、それはカッコ悪いことじゃない。あきらめちゃいけないんだ。(ボクシング元世界王者)  

3月は「自殺対策強化月間」

3月は「自殺対策強化月間」

自殺者数の最も多い月を、「自殺対策強化月間」と定められたのですが、何月かご存知ですか?

そうです、今月3月です。

糖尿病であってもなくても、みんなが誰かのゲートキーパーになれるといいですね。

ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る人のことです。特別な資格ではありません。

詳しくお知りになりたい方は、こちらをご参考ください。

http://www8.cao.go.jp/jisatsuta…/kyoukagekkan/index-h26.html

参考 : 内閣府 平成26年度自殺対策強化月間特設ページ

平成26年度自殺対策強化月間実施要綱

平成27年2月16日
内閣府特命担当大臣決定

1 趣旨

平成24年8月に閣議決定された自殺総合対策大綱(以下「大綱」という。)においては、毎年3月を自殺対策強化月間に設定し、国、地方公共団体、関係団体及び民間団体等が連携して啓発活動を推進し、あわせて、啓発事業によって援助を求めるに至った悩みを抱えた人が、必要な支援を受けられるよう、支援策を重点的に実施することとされている。
平成26年度の自殺対策強化月間においては、国、地方公共団体、関係団体及び民間団体等が中心となり、自殺対策の啓発事業等に協力・賛同していただける団体(協賛団体)と一体となって集中的に啓発事業及び支援策を実施する。
特に、問題が深刻化している若年層への情報提供や支援などについての取組を強化する。

2 実施期間

平成27年3月1日(日)から同月31日(火)までの1か月間

3 実施体制

(1)実施主体
内閣府、警察庁、金融庁、消費者庁、復興庁、総務省、法務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、経済産業省、国土交通省、地方公共団体、関係団体及び民間団体

(2)協賛団体
別紙のとおり

4 実施に当たっての基本方針

(1)国民一人ひとりへの呼び掛け
現代社会では、誰もが心の健康を損なう可能性があることを踏まえ、国民一人ひとりが、自殺を特別なことではなく、身近な問題として受け止めて自殺対策の主役となるよう、共に支え合う共生社会を形成していくという視点を持って、幅広く国民一人ひとりに対して呼び掛けを行う。
具体的には、自殺や自殺関連事象、精神疾患等に対する偏見をなくしていくため、新聞、テレビ、ラジオ、ポスター及びインターネット等様々な媒体を活用し、これらについての正しい知識を全ての国民を対象に分かりやすく啓発する。また、孤立・孤独を防ぐことが自殺対策の有効な手段であることから、国民一人ひとりが悩んでいる人に気付き、声を掛け、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る「ゲートキーパー」としての意識を持ってもらうよう、啓発活動を展開する。

(2)様々な主体との連携・協力の推進
実施主体のみならず、経済団体、労働団体、職能団体、当事者等の団体及び支援団体、並びに関係する学会などから、できる限り多くの幅広い協賛団体を得ることとする。
特に、自殺の背景には多様な要因があることを踏まえ、支援を必要としている人に適切に対処できるよう、こうした様々な主体が有機的に連携・協力して相談支援事業などの自殺対策を集中的に実施する。

(3)効果的かつ適切な広報手法
国、地方公共団体、関係団体及び民間団体等が連携し、全ての国民を対象にした、分かりやすく、具体的な自殺対策キャンペーンを実施する。
また、それぞれの世代の特徴に応じて、自殺者の親族等については、その心情に配慮した呼び掛けを行う。

5 主な実施事項

(1)広報啓発事業の実施
ア 内閣府においては、新聞、テレビ、ラジオ、ポスター及びインターネット等様々な媒体を活用した広報事業を実施する。特に、問題が深刻化している若年層に訴求するため、若年層の利用率が高いインターネット(スマートフォンを含む。)を活用した広報を重点的に展開する。
イ 関係省庁、地方公共団体、関係団体及び民間団体等に対して、内閣府における広報とも連動した効果的な広報の実施を呼び掛ける。
ウ 「ゲートキーパー」としての役割が期待される団体等に対して、「ゲートキーパー」の養成のための取組等を行うよう呼び掛ける。
エ 様々な主体が行う啓発事業の取組に資するよう、内閣府自殺対策推進室ホームページにおいて、「ゲートキーパー」養成研修用の資料等の情報を提供する。

(2)相談支援事業の実施
ア 様々な実施主体に対して、自殺対策強化月間中に相談支援事業を集中的に実施するよう呼び掛ける。
イ 支援を必要としている人が確実に適切な相談支援事業の情報にたどり着けるよう、様々な実施主体の協力を得て、内閣府の支援情報検索サイトへの情報集約を図る。
ウ 都道府県・政令指定都市の協力を得て、全国一斉こころの健康相談統一ダイヤルを実施する。

(3)協力団体の拡大と連携の強化
幅広い団体に対して呼び掛けを行い、新たな協力団体の拡大を目指すとともに、これまでも協力を得てきた団体との更なる連携の強化を図る。

(4)日常的な活動の場の活用
関係省庁、地方公共団体、関係団体及び民間団体等様々な主体により、それぞれの日常的な活動の場所や機会を積極的に活用した自殺対策の啓発事業の実施を呼び掛ける。

(5)実施主体における趣旨の徹底
実施主体は、対外的な啓発事業等の実施のみならず、所属職員全てに対しても本月間の趣旨等を周知徹底するものとする。

6 その他

この要綱に定めるもののほか、本月間に係る事業に関し必要な事項は、内閣府政策統括官(共生社会政策担当)が定めるものとする。


「ゲートキーパー」 について

 「ゲートキーパー」とは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、言わば「命の門番」とも位置付けられる人のことです。

 自殺対策では、悩んでいる人に寄り添い、関わりを通して「孤立・孤独」を防ぎ、支援することが重要です。1人でも多くの方に、ゲートキーパーとしての意識を持っていただき、専門性の有無にかかわらず、それぞれの立場でできることから進んで行動を起こしていくことが自殺対策につながります。

 「自殺総合対策大綱(平成19年6月8日 閣議決定)」においては、9つの当面の重点施策の一つとしてゲートキーパーの養成を掲げ、かかりつけの医師を始め、教職員、保健師、看護師、ケアマネージャー、民生委員、児童委員、各種相談窓口担当者など、関連するあらゆる分野の人材にゲートキーパーとなっていだだけるよう研修等を行うことが規定されています。

 また、ゲートキーパーは、我が国のみならず海外でも、自殺対策の分野でも広く使用されている用語、概念であって、WHO(世界保健機構)を始め、多くの国々で使用され、その養成プログラムが実施されています。

 都道府県等、自殺対策の第一線で対策を実施している地方公共団体においても、地域自殺対策緊急強化基金を積極的に活用して、それぞれの地域の実情にあった形でゲートキーパーの養成に積極的に取り組んでいただいており、ゲートキーパーの養成目標(人数)を掲げているものもあります。そして、各地域でも、「ゲートキーパー養成研修会」が実施され、自殺対策に係るボランティアのみならず、かかりつけの医師などの保健医療福祉従事者、町内会担当者、民生委員、児童委員、理美容師などに対して多数の研修会が実施されるなど、支援の輪は広がっています。

挑戦21回、免許取得 知的障がいある池原さん

那覇市の就労支援事業所ジョブサポートなはに通う池原一毅さん(19)=那覇市=が3月24日に普通自動車運転免許を取得した。池原さんは中度(B1)の知的障がいがあるが、家族や事業所に支えられ21回目の試験で見事合格した。
池原さんは「合格できてとてもうれしい。車が好きなので車に関わる仕事に就きたい」と目を輝かせた。
 池原さんは大平特別支援学校を卒業後、職業訓練のため昨年から同事業所に通う。事業所によると、軽度(B2)の知的障がい者が運転免許を取得する例はあるが、中度の知的障がい者が取得するのは珍しいという。
 池原さんは幼いころから、父・毅さん(49)と共に自動車販売店を巡るなど車が大好き。「車に関わる仕事がしたい」との思いから、運転免許取得へ向け昨年6月から那覇市内の自動車学校に通った。
 技能試験に合格したが筆記試験で苦戦していたため事業所も11月から支援を始めた。標識の写真と意味を書いた手作りカードで何度も確認し、ルビを振った筆記試験の練習問題を何度も繰り返した。
 練習問題を手伝った職業指導員の上原あゆみさんは「一緒に頑張ろうと声を掛け続けた。受かったと電話をもらった時は感動した」と目を潤ませた。
 毅さんは「自信を付けるよう声を掛けた。合格してとてもうれしい」と喜ぶ。免許取得後は親子で交通量の少ない道に出掛け、練習を重ねている。免許証を大事そうに眺める池原さんは「緊張して不安だったがいろいろな先生が手伝ってくれた。これからも就職へ向け頑張りたい」と前を向いた。(大城和賀子)

琉球新報社

最終更新:4月13日(月)9時53分

琉球新報

『おかあさん、ぼくが生まれて ごめんなさい』

「母への感謝を綴った詩に涙」というタイトルで
石川県に住む主婦、高崎千賀子さんの投書が新聞に
掲載され感動の輪が広がっています。
『美術館なんて趣味に合わないし、書道なんてつまらない・・・
という女子高生の一団の言葉が、 美術館で
ボランティア監視員をしていた私の耳に入り、
思わず口にしてました。 
「あそこにお母さんのことを書いた書があるの。
お願いだからあの作品だけは読んでいって」と・・。


女子高生たちは不承不承、私の指した書を鑑賞しました。
すると一人がすすり泣き、そこにいた生徒全員が耐え切れずに、
泣き出したのです。 


その書は生まれたときから母に抱かれ背負われてきた
脳性マヒの人が、世間の目を払いのけて育ててくださった、 
強いお母さんへの感謝の気持ちを綴った詩でした。
「今の健康と幸福を忘れていました」と高校生たちは話し、
引率の先生方の目もうるんでいました』 


この詩の作者は山田康文くん。
生まれた時から全身が不自由で書くことも話すことも出来ない。
養護学校の向野先生が康文くんを抱きしめ投げかける言葉が
康文くんのいいたい言葉の場合はウインクでイエス、 
ノーの時は康文くんが舌を出す。
出だしの「ごめんなさいね おかあさん」だけで
1ヶ月かかったという。
気の遠くなるような作業を経て、この詩は生まれました。
そしてその2ヶ月後、康文くんは亡くなりました。 


ごめんなさいね おかあさん
ごめんなさいね おかあさん
ぼくが生まれて ごめんなさい
ぼくを背負う かあさんの
細いうなじに ぼくはいう
ぼくさえ 生まれなかったら
かあさんの しらがもなかったろうね
大きくなった このぼくを
背負って歩く 悲しさも
「かたわな子だね」とふりかえる
つめたい視線に 泣くことも
ぼくさえ 生まれなかったら


ありがとう おかあさん
ありがとう おかあさん
おかあさんが いるかぎり
ぼくは生きていくのです
脳性マヒを 生きていく
やさしさこそが 大切で
悲しさこそが 美しい
そんな 人の生き方を
教えてくれた おかあさん
おかあさん
あなたがそこに いるかぎり

(山田康文) 

この母を思いやる切ないまでの美しい心に対して、
母親の信子さんも、彼のために詩を作りました。

 

わたしの息子よ ゆるしてね
わたしの息子よ ゆるしてね
このかあさんを ゆるしておくれ
お前が脳性マヒと知ったとき
ああごめんなさいと 泣きました
いっぱい いっぱい 泣きました
いつまでたっても 歩けない
お前を背負って 歩くとき
肩にくいこむ重さより
「歩きたかろうね」と 母心
“重くはない”と聞いている
あなたの心が せつなくて

わたしの息子よ ありがとう
ありがとう 息子よ
あなたのすがたを 見守って
お母さんは 生きていく
悲しいまでの がんばりと
人をいたわる ほほえみの
その笑顔で 生きている
脳性マヒの わが息子
そこに あなたがいるかぎり

 

山田康文くんは1960年奈良県桜井市に生まれました。
山田家の次男で体重は2,700グラム、家族は大喜びでした。
しかし生後12日目から熱が続き黄疸が出てきました。
乳首を吸う力がなくお母さんは異常に気づき
奈良県立医科大学の門をくぐりました。
精密検査の結果は脳性マヒでした。
難産で康文くんの脳が酸素欠乏を起こしたか、
脳内出血したかが原因でした。
お母さんの京子さんは万一を願い数々の病院を廻りました。
ハリ、指圧の治療、あらゆる治療法を行いました。
宗教団体にも入信しました。
しかし康文くんの症状はいっこうに良くなりませんでした。
お母さんは康文くんと一緒に死ぬことを考えました。
しかし死を押しとどめたものは家族ぐるみの愛と康文くんの
生きる意欲でした。 

康文くんは8歳の時、奈良の明日香養護学校に入学しました。
不自由児のための特殊学校で、康文くんも母子入学でした。
康文くんは明るい子でクラスの人気者になりました。
1975年4月には体の不自由な子供達が集う「タンポポの会」が
「わたぼうしコンサート」を開き、康文くんの詩が
披露されました。
このコンサートはテレビ、ラジオでも取上げられ
森昌子さんが康文くんの詩を歌いました。 

このコンサートのあと、康文くんは突然天国に
行ってしまいました。
窒息死でした。
横になって寝ていたとき、枕が顔を覆ってしまったのです。
お母さんは毎日泣き通しでした。
康文くんの死後、お母さんの京子さんは「たんぽぽの家」の
資金集めに奔走し、兄の英昭さんは脳性マヒの治療法を
研究するため医大に進みました。 

平成12年1月、七尾市にある願正寺の住職で書道家の
三藤観映さんが康文くんの詩を読み感動して筆を取りました。
金沢市で開催された「現代美術展」に出展した三藤さんの作品は
多くの人に感動を与えました。
今から30年ほど前の詩が三藤さんの書によって多くの人の
感動を呼び、絶版になっていた
『お母さん、ぼくが生まれて ごめんなさい』が
25年ぶりに復刊しました。 

康文くんの先生で、この本の著者の向野幾代さんは
復刊にあたって
「あの子の詩は障害者が『ごめんなさいね』なんて、
言わなくてもすむような世の中であってほしい、
というメッセージ。
今もこうして皆さんの心に、呼びかけているんですね。
いま、障害者の問題は、高齢者の方たちの問題でもあります。
『老いる』というのは、障害が先送りされているということ。
歳をとると、足腰が不自由になって車椅子が必要になったり、
知的障害になったり・・・健常者の方も、たいていはいつか
障害者になるんですよ。
だから康文くんたちは私たちの先輩。
世の中をより良くするよう切り開いてきた、
パイオニアなんです」と・・・ 

向野幾代著 『お母さん、ぼくが生まれて ごめんなさい』

山田康文さんの詩には涙しました。

そして、河野先生の言葉にも考えさせられました。

今、私達が出来ることは何でしょうか?


多くの人に読んで欲しいです。そして共感して欲しいです。


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