②【落語】落語会等( ^ω^)・・色々な枕話

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『落語三昧!』
柳亭市馬、瀧川鯉昇、柳家花緑、古今亭菊之丞、三遊亭兼好、古今亭文菊(竹書房)
2015年12月刊行
6人の噺家が文章化した古典落語9席(明烏、夢金、妾馬、応挙の幽霊、時そば、死神、阿武松、野晒し、芝浜)を読み、
QRコードからその噺を聴くことも出来るという優れ本。
雲田はるこさんの似顔絵イラストも楽しい。
京須偕充「これで落語がわかる」(弘文出版)
初心者向けガイドかと思ったらとんでもない。ずっと愛読書になりそうな、どの層にも向く落語書だった。いつもの照れ屋の韜晦と皮肉とバッサリと滋味に満ちた京須節炸裂。数多の落語を語る本の中では、私、京須さんが多分一番好きかもしれない。
以下、ウンザリするほど引用する。興味のあるところだけどうぞ。本が付箋だらけになった。
2017年刊行。
・(落語登場人物のその他大勢は)じつは聴き手である。…聴き手は容易に直接観察者になれて、主体的に噺の中に入っていける…ここが、落語のおもしろさを体得するツボなのだ
・洒脱に見えても、落語に「悟り」はない。…(談志の業の肯定を引いて)業って何だ?まだ食ったことがねえや、とはぐらかすほうが一段と落語的さ。悟りや哲学と無縁になれてスッキリする
・(寿限無とつる)「寿限無」には…ない…「つる」には、アンティテーゼが登場する
・(サゲた後の“あとがき”←立川流は)もったいない…サゲのあとは真空であるべし
・落語は人物を「らしく」演じてフィクションを語り、講談は「史実」をフィクションのようにおもしろく聴かせる
・(舞台の屏風は)「鳥の子」に限る。「金」や「銀」の前で長屋の噺をやるのは、野暮で滑稽
・文楽は…晩年…手拭いを用いず、ハンカチを使った、…ハイカラ趣味がなせる業だったのではないか
・(原則は国立演芸場が踏襲)下座は下手、出入りも下手
・(上手下手、の読みの複雑さ多様さに触れ)カミシモ、ウエシタの混乱を題材にした落語はないようだ
・真打制度はもはや必要不可欠とも思えない。…「真打」を見物しに寄席へ行く人はいない
・近年は色物芸人も自己主張が強くなり、…「ひざがわり」としてはうるさすぎる
・(色物について)寄席演芸業界も、もっとプロデュース性を取り戻すべきだろう(国立演芸場がいろいろ採用しているが)残念ながらまだ当たり外れの差が大きい
・(八町荒らし〜八局荒らしを経て)落語は寄席での失地をメディアで(TVレコードCD)余りあるほど回復した
・ドクエンカイ、ヒトリカイ(元は談志が発祥)、ニニンカイ(落語ではニニン。演目も全てニニンと読む。一方能狂言はフタリ)の三様が生き続けることを願う
・いいサゲの条件は、まずスッキリと簡潔であること。そのひと言が噺全体を締めくくること。“サゲのあと”を考えさせないこと。言葉遊びの域にとどまらないこと。意外性があること。しかし取ってつけたようではなく、ストーリーの流れに即して無理や不自然がないこと
・(筆者プロデュースの朝日名人会以外の多くのホール落語や演者個人の会は)開演が夜七時である。…終演は九時半を回りかねない。…せめて全体を三十分前倒しにしたらいい。…ファンだから付き合ってくれます、という返事が返ってくるのだが、そういう守りの了簡でいると、ますます客席はファンクラブ化してしまう
・(歴史的事実でいえば)「花まき」「しっぽく」は…二十四文…落語の言い分をそっくり真に受けてはいけない。しかし、芸と虚構が生み出すものは時代考証より常に上を行くのではないか
・もともと落語は「山椒は小粒でヒリリと辛い」が本質…それに徹し、それを誇ってしかるべき…メジャー指向に流れても、ろくな結果にはなるまい
・「名前を継ぐ」が標準的表現になっていた…「名跡を襲名」と大言壮語するのは三遊亭圓朝の名前が話題になったときくらい…落語家の名前も「名跡」に昇格してしまうのだろうか…名前は残るものか残すものか…自然に残すほうがずっと価値が高い
・「名人」という言葉は好きではない。それに伴うブランド志向もいいとは思わない
・この四半世紀の落語の浮き沈みにかかわりなく実力を伸ばし、手堅く落語を支えて、今や重鎮の座にあるのは、さん喬、雲助、権太楼の三人だ。彼らがいなかったら平成の落語ブームはもっともっと早くにバブルの正体を露呈していただろう(その後に続く者として、扇遊、志ん輔、市馬、花緑、喬太郎、白酒、三三、一之輔、文治、生志を挙げている)
・「名人」の録音という手ごわいライバルがあるのだから、これからこそ演者の創意が試されるのである。上手になることなんか、二の次のまた次でいい。そうでないと、過去の録音が落語の進化を停め、未来を過去の世界に引きずり込む凶器になりかねない
・大声で一律平均でわめいて表すような段階…は徒花に終わる。しかし、妙に小器用で小さくまとまった優等生よりは、骨太で素人性を残す素材のほうがあとの伸びは大きいものだ
・まくらはまず、演者の声と語り口と、リズムやテンポを聴き手の耳に慣れさせる場だ。笑いをとることは、じつは第一の目的ではない
・(落語とは)「笑い」も手段、「らしさ」も手段。「ありそうもないことを、さもあるかのように」の圓生説と、「ありふれたことを、ありそうもないほどおもしろく」の小三治説が共存するゆえんである…目的と手段が互いに「おれはいったい誰だろう」と言っているのさ
・古典vs新作式の白黒二元論は一見わかりやすくて、しかし何の解決にもつながらない。事件や戦争は、いつもこういう単純思考から起きていた。(噺は変化し続けているので)本来の意味で「古典」と呼ばれるべき作品は落語にはない
・(江戸前とか粋とか)そんな考えがそもそも、まちがいのもとだ…自分の生きているこの時代においての「江戸前」を味わうのみなのである…江戸前に演じる以上に端正な口調が必要ではないのか
いくつも座右の銘にしたい言葉があった。
2023/12/17日に開催です。
ご来場お待ちいたしております。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
m(_ _)m
おかげ様で、前売り券の売れ行きが良く、去年ご入場いただきましたお客様のご人数を上回っているそうです。
心より御礼申し上げます。
m(_ _)m
#なごみの米屋スカイタウンホール
#成田市文化芸術センタースカイタウンホール
#成田駅前寄席 #三遊亭金朝 — 場所: 成田市文化芸術センター スカイタウンホール
『この落語家を聴け!』
広瀬和生(集英社文庫)
2017年6月第3刷刊行
2008年、本書のアスペクト社版を読み、落語と立川流への関心が高まった。
最近、寄席や独演会に行く機会が増え、
2010年に加筆修正された文庫版を再読した。
1980年代後半から2008年までの落語を巡る状況が良く判った。
年間1500席以上を聴き続けている広瀬さんがお薦めする落語家の多くは、
今も第一線で活躍している。
『落語の行間 日本語の了見』
重金敦之
(左右社)
2020年11月刊行
落語の噺に出てくる江戸言葉の表現、符丁、方言、接頭語、隠語などを取り上げ、
その用法や類語、語源について解説しています。
本書が取り上げた噺は75、言葉は130あまり。
落語はさげで意味が二つある言葉を使って、
観客をくすりとさせて締めることも多く、
これを瞬時に理解するには江戸言葉の知識を深めることが必要ですね。
第39回亀戸寄席は、明快な語り口と独特の品の良さ、色気と迫力を織り交ぜた高座で人気の古今亭文菊師匠をお迎えいたします。新年の初笑いを亀戸寄席っでお楽しみくださいませ。
尚、本公演より、開演時間が変わります。
午後2時30分開場  午後3時開演
くれぐれもお間違えの無いようお願い申し上げます。
第39回亀戸寄席「古今亭文菊独演会」
日時 令和6年2月17日 土曜日
   午後2時30分開場
   午後3時   開演
会場 亀戸香取神社参集殿
   〒136-0071 東京都江東区亀戸3-57-22
   JR総武線/東武亀戸線 亀戸駅下車徒歩10分
木戸銭 ご予約・前売り 2000円
        当日券 2500円
ご予約・お問合せ 亀戸寄席実行委員会
         でんわ 03-5626-0804
         めーる kameyoe@yahoo.co.jp
※ご予約受付は12月16日より開始いたします。
皆さまのご来場を心よりお待ちしております。
『一話3分落語ネタ入門』
桂歌若(朝日新書)
2009年5月発行
以前に購入して本棚に長らく置いてあった本。
落語の噺や寄席用語に関する80編。
噺の粗筋と、背景である江戸時代の
風習や暮らしについて簡潔に解説しています。
帯の故歌丸師匠が若々しい。
昔、博品館で行われた「成金」の芝居で観たことがありました。
しばらくは、江戸と落語にハマろうかと思います。
林家こん平さん
(1943年3月12日-2020年12月17日)
落語家。
身長165cm。
新潟県刈羽郡千谷沢村(のち小国町、現・長岡市)出身。
愛称は「こんちゃん」。
出囃子は『佐渡おけさ』。
演芸番組『笑点』において、
放送開始当初から長らく大喜利メンバーの一人でしたが、
病気により約1年間の休演を経て降板。
現在は弟子のたい平が代理出演を経て、
後任として出演。
・1958年3月 - 中学卒業後、初代林家三平に入門。前座名「こん平」。
・1962年11月 - 三遊亭吉生と共に二ツ目昇進。
・1965年4月 - 『金曜夜席』(日本テレビ)出演。
・1966年5月 - 『笑点』(日本テレビ)に第1回から出演。
・1969年3月 - 『笑点』初代司会者・7代目立川談志との対立により、こん平含むメンバー全員が降板。
・1972年
7月 - 『笑点』復帰。
9月 - 三遊亭圓彌と共に真打昇進。
・2004年9月 - 『笑点』を休演。
12月26日放送分から弟子のたい平が代役として出演。
・2005年 - 多発性硬化症と診断されたことを公表。
・2006年5月 - 『笑点』40周年を機に大喜利メンバーの座をたい平に譲り、『笑点』を降板。
・2007年 - リハビリを続けながらも「第26回林家三平追善興行 林家一門会」にて高座復帰。
・2010年3月 - 6年近い闘病・リハビリの日々を中心に半生をつづった著書を講談社から刊行。
『笑点』ではたい平が翌月にPR。
・2020年12月17日14時2分 - 誤嚥性肺炎により死去。77歳没。
(林家こん平)
スタッフ席開放します!《拡散お願いします》
~よこはま落語会【はまらくご】~
春風亭一之輔・桂宮治 二人会 ~第三幕~
2023年12月22日(金)開催
会場:神奈川県立音楽堂
開演:19時
チケット予約⇒hamarakugo@yahoo.co.jp
※スタッフ席5席開放いたします。完売時、当日券はございません。
『これで落語がわかる
知っておきたいアイテム112』
京須偕允(弘文出版)
2017年10月刊行
著者の京須氏は、ソニーミュージックで、圓生、志ん生など数多くのCD、LPを制作し、
朝日名人会等のプロデュースや、落語に関する著書も複数執筆しています。
私が寄席通いを始めて、疑問に思ったことのひとつは、
演者の出入りが、下手(客席から見て左手)からの寄席と、
上手からの寄席があり、この決まりは無いのかという点。
具体的には、池袋と浅草と国立は下手から。末廣亭と鈴本と横浜は上手から。
この疑問に対する本書の答えは。
出入りは下手からが基本で、建物の構造により楽屋が上手にある場合、上手からの出入りとなるようです。
一方、噺家は上手と下手に顔を向けて二人を演じますが、
必ず上手に上位の人が居るようにして話すことは決まりになっているようです。なるほど。
落語、寄席、噺家にまつわる112の蘊蓄が語られており、
寄席通い初心者の私には嬉しいガイドブックでした。
《新宿末廣亭 2023/12/22》
この日の末廣亭は、前週の連日満員札止めの神田伯山主任興行を終え、
まったりとした雰囲気。
昼の部は4割ほどで、夜の部は30人ほどのお客さま。
YouTubeで観た「伯山ティービー」。
毎日、末廣亭での主任興行の高座と
楽屋の様子をドキュメンタリータッチで伝えている。
これが滅法面白く、見事なプロモーション映像になっている。
伯山芝居と呼ばれ、観客が押し寄せる理由が良く判った。
この日の夜の部は、主任の彦いち師がきく麿師に代わり、
空いたところに文蔵師が入った。
紙切りも、代演の代演で漫談の寒空はだか先生。
この時期には全くそぐわない名前だが大好きな先生。
今年、落語協会の準会員になったそうだ。
菊太楼師の「饅頭こわい」や、
文蔵師の「時そば」は良く聴く噺だが、他とは深みも演出も全く異なる。
初めて聴いたさん福師、駒治師も予想を超える面白さ。
トリのきく麿師の「ロボット長短」は、はん治師もお気に入りの噺で、
ロボットあるあるを演じ、爆笑を誘っていた。
閉幕後に再びきく麿師登場。
権太楼師に褒められたという小林旭の「熱き心に」を2番まで熱唱。
5時間余りゆったりと楽しませて頂き、20時40分に外に出ると、
新宿三丁目一帯は大混雑。
この日は、12月の金曜日。
一杯やることを断念し、桂花ラーメンで太肉麺を食し、帰宅しましたとさ。
12月下席 昼の部
途中入場 15:05
ロケット団      漫才
林家錦平      宗論
柳家さん遊     強情灸
鏡味仙志郎、仙成   太神楽
柳家小里ん     一人酒盛り
終演 16:20
12月下席 夜の部
開演 16:35
(前)柳亭市遼    子ほめ
(ニ)林家やま彦   出来心
おしどり       音楽漫才
古今亭菊太楼    饅頭こわい
柳家さん福     万病円
花島世津子      奇術
三遊亭圓歌     竜馬伝(圓歌作)
寒空はだか      漫談
柳家小ゑん     下町せんべい(圓丈作)
仲入り
古今亭駒治     車内販売の女(駒治作)
笑組         漫才
橘家文蔵      時そば
春風亭百栄     ホームランの約束(百栄作)
翁家社中       太神楽
林家きく麿     ロボット長短(きく麿作)
終演 20:38
『落語の世界1 落語の愉しみ』
延広真治、山本昇、川添裕編集(岩波書店)
2003年6月第1刷発行
本書は、20年前に発行された全3巻の『落語の世界』シリーズ第1弾。
Amazonマーケットプレイスで500円台の古本を見つけ購入。
桂米朝師、柳家小三治師、山田洋次監督へのインタビューと
落語のルーツに関する様々な歴史的考察がされています。
最終章では、長井氏が2002年の東京の定席4軒のネタ帖を集計、分析。
その数32,000席。
よく掛かるネタ50をランキング。
ベスト5は、子ほめ、替り目、真田小僧、たらちね、浮世床。
トリネタのベスト5は、寝床、井戸の茶碗、火焔太鼓、妾馬、中沢家の人々。
5位は、先代の三遊亭圓歌師のネタですね。
よく寄席に出ている噺家ベスト7は、故柳家小せん師(547席)、柳家さん喬師(481)、故桂文朝師(435)、桂文楽師(402)、柳家喬太郎師(401)、柳家権太楼師(399)、春風亭一朝師(379)
一年365日超えの出演数は凄い。小せん師はぶっちぎりの一番。今はこんな噺家はいないでしょう。
20年前と人気のネタはあまり変わっていませんが、
噺家の顔ぶれには時代の流れを感じます。
長井氏は2008年に『新宿末広亭のネタ帳』を上梓し、7年間のネタを集計分析しています。
今日の状況は、何処かに載っているのかな。
毎月、毎年の定席のネタと出演者の状況を集計分析し、ネットで公表してくれたら見るのにな。
浦和円蔵寺さんの開運落語会へ。
年の瀬に聴く「芝浜」。
立川談慶師匠の名演に思わず涙が。
寒風下の広々としたお堂。
石油ストーブと電気カーペットに囲まれ、
人情噺に身も心も温まりました。
『落語の凄さ』
橘蓮二(PHP新書)
写真家として落語と長年関わり、
近年では落語会のプロデュースも手がける著者。
当代人気の落語家5人から、
修行、師匠、高座、演出法、現代落語が目指すものまで深い話を引き出しています。
寄席に行きたくなるなぁ。
12月28日(木)⛅
新年号が届きました🐈‍⬛📨🎍
新春インタビューは昨年人間国宝に認定された
五街道雲助師匠🎌
先月から始まった新しい落語サブスク
「ぴあ落語ざんまい」の紹介も゙📱💻👀
《浅草演芸ホール 12/29》
この日は、年末恒例の「第52回 圓菊一門会」。
正月飾りのついた浅草演芸ホールには、
古今亭圓菊一門のファンが集まり、開演前には当日券を求める大行列。
ラッキーなことに関係者に出会え、前売券を購入し、先に入場。
開演時点で一階は満席。
二階も開放され、その後も立ち見客が増え続けた。
演目は事前に公表され、わたし的には嬉しい限り。
演者の持ち時間は最低20分はあり、
短縮版でない噺を13席聴講。
私のお気に入りは、二つ目の菊正さん、雛菊さんに、
真打の菊志ん師、文菊師、菊之丞師、菊太楼師。
新加入のタブレット純先生もいい感じ。
菊太楼師の「芝浜」は、今年聴いた4人の「芝浜」の中では、
ラストシーンのカタルシスが断トツで最高。
今年の落語通いもこれにて終了。
やはり寄席はいいなぁ。
ありがとうございました。
また来年。
第52回 圓菊一門会 昼の部
開演 12:00
(前)古今亭松ぼっくり 転失気
(ニ)古今亭菊正    だくだく
古今亭駒子      東北の宿(馬るこ作)
翁家社中        太神楽
古今亭菊丸      時そば
古今亭菊志ん     天災
仲入り
古今亭文菊      安兵衛狐
古今亭菊千代     悋気の独楽
マギー隆司       奇術
古今亭菊太楼     芝浜
終演16:00
夜の部 開演16:10
(前)金原亭駒平    金明竹
(ニ)古今亭雛菊    辰巳の辻占
古今亭菊春      黄金の大黒
タブレット純      歌謡漫談
古今亭菊之丞     素人鰻
古今亭志ん彌     蒟蒻問答
仲入り
一同          座談〜先代を偲んで
途中退場19:10 木戸銭3,000円
イライラしたら豆を買いなさい
林家木久扇
来年2024/3月、笑点を卒業されるそうです。
五代目柳家小さんさん
(1915年1月2日-2002年5月16日)
長野県長野市出身の落語家。
剣道家、俳優としても知られました。
出囃子は「序の舞」。
1995年、落語家として初の人間国宝に認定。
位階は従五位。
剣道の段位は範士七段。
実父は、
東京都五日市町(現在のあきる野市)出身で養蚕家。
関東大震災の被災を免れた一家は丸の内に転居。
日比谷尋常小学校から麹町高等小学校に入学(いずれも現在の千代田区立麹町小学校)。
ここでは剣道部の副将として東京市剣道大会で優勝。
卒業後は東京市立商業学校夜間部に入るも後に中退、
法律事務所の事務員として働きながら落語家を目指しました。
1933年6月、四代目柳家小さんに入門。
「おまえは栗ににているから」と、
「柳家栗之助」と名付けられました。
前座時代の1936年、
歩兵第3連隊に徴兵され、二等兵。
同年2月26日に起こった二・二六事件では、
決起部隊である野中四郎隊の重機関銃兵として警視庁占拠に出動。
小さんや同僚兵士は事前にまったくクーデター計画を知らされていませんでした。
1939年3月、除隊され、二ツ目に昇進。
柳家小きんに改名。
この頃、
三代目三遊亭歌笑、四代目柳亭痴楽と共に「若手三羽烏」と呼ばれました。
1942年に生代子夫人と結婚。
1943年に長女の喜美子が誕生するも再徴兵。
翌年5月に復員。
1947年に真打昇進、九代目柳家小三治を襲名。
真打昇進興行中に、
師匠・四代目小さんが急死したため八代目桂文楽の預かり弟子に。
1950年9月、五代目柳家小さんを襲名。
1962年に芸術祭賞奨励賞を、
1967年に芸術祭賞奨励賞を受賞。
1972年、
六代目三遊亭圓生の後任で落語協会七代目会長に就任。
1977年12月にはそれまで任意団体であった落語協会を社団法人化し、
正式名称を社団法人落語協会とします。
1978年12月、生代子夫人が死去。
1980年紫綬褒章を受章。
1983年に第12回日本放送演芸大賞功労賞を受賞。
真打昇進試験制度の結果を引き金に落語協会を脱退した七代目立川談志を破門。
1984年に都民文化栄誉章を、
1985年に勲四等旭日小綬章を受章。
1986年に日本酒大賞を、
1987年に第38回NHK放送文化賞を、
1989年に浅草芸能大賞を、
1993年に第13回伝統文化ポーラ賞大賞を受賞。
1995年5月31日、
落語家初の重要無形文化財保持者(人間国宝)に認定。
同年豊島区名誉区民賞を受賞。
また、胆のう炎で入院するも克服。
1996年2月、脳梗塞のため入院。
療養ののち高座に復帰するも、
以後入浴などに介助が必要な障害が残りました。
障害を克服するため、
剣道や居合の稽古をより行うようになったといいます。
8月1日にほぼ四半世紀務めた落語協会会長を退任し、落語協会最高顧問に就任。
1999年10月1日、東京都名誉都民。
2002年2月2日、
鎌倉芸術館での「親子三人会」にて『強情灸』を演じ、これが生前最後の高座に。
2002年5月16日午前5時ごろ、
心不全のため87歳で死去。
(五代目柳家小さん)
五代目三遊亭圓楽さん
(1933年1月3日-2009年10月29日)
東京府東京市浅草区(現:東京都台東区)出身の落語家。
身長177cm。
落語円楽党党首、『笑点』四代目司会者、
円楽一門会総帥、円楽一門会最高顧問などを歴任。
若い頃は「星の王子さま」の愛称で親しまれ、
端整な顔立ちと博識ぶりにより、
1960年代演芸ブームの際には脚光を浴びます。
7代目立川談志、3代目古今亭志ん朝、5代目春風亭柳朝(柳朝休業後は8代目橘家圓蔵)とともに
「東京落語四天王」と呼ばれました。
出囃子は『元禄花見踊』。
(五代目三遊亭圓楽)

蝶花楼桃花(チョウカロウモモカ) 2024/1/4 浅草演芸ホール 鼠小僧Zero吉参上! 応援してます!

寄席情報

◆池袋演芸場 12月下席昼の部に出演
蝶花楼桃花が、池袋演芸場 12月下席(12/21~12/24)に出演します。
昼の部15:40ごろ上がり。三遊亭白鳥師匠の主任興行。
桃花は21日~23日に出演、24日は休演の予定です。
詳細はこちら

◆鈴本演芸場 正月初席 第1部に出演
蝶花楼桃花が、鈴本演芸場 正月初席(1/1~1/10)に出演します。
第1部11:40ごろ上がり。柳亭市馬師匠の主任興行。
弁財亭和泉師匠、三遊亭律歌師匠との交代出演。
桃花は1/8(祝) 1/9(火) 1/10(水)に出演の予定です。
詳細はこちら

◆東洋館 正月初席 第1部に出演
蝶花楼桃花が、浅草フランス座劇場「東洋館」正月初席(1/1~1/5)に出演します。
第1部 12:50ごろ上がり。林家木久扇師匠の主任興行。
弁財亭和泉師匠との交互出演。
桃花は1/4(木) 1/5(金)に出演の予定です。
詳細はこちら

◆浅草演芸ホール 正月初席 第2部に出演
蝶花楼桃花が、浅草演芸ホール 正月初席(1/1~1/10)に出演します。
第2部 14:00ごろ上がり。春風亭小朝師匠の主任興行。
弁財亭和泉師匠との交互出演。
桃花は1/4(木) 1/5(金) 1/8(月祝) 1/9(火) に出演の予定です。
また1/3(水)14:30ごろにも、NHK「東西笑いの殿堂」生中継にあわせて出演します。
詳細はこちら

◆鈴本演芸場 正月二之席 昼の部に出演
蝶花楼桃花が、鈴本演芸場 正月二之席(1/11~1/20)に出演します。
昼の部13:05ごろ上がり。春風亭一之輔師匠の主任興行。
春風亭一蔵師匠との交代出演です。
詳細はこちら

◆鈴本演芸場 1月下席 夜の部に出演
蝶花楼桃花が、鈴本演芸場 1月下席(1/21~1/30)に出演します。
夜の部17:30ごろ上がり。蜃気楼龍玉師匠の主任興行。
柳家こみち師匠との交代出演です。
詳細はこちら

◆浅草演芸ホール 1月下席 夜の部に出演
蝶花楼桃花が、浅草演芸ホール 1月下席(1/21~1/31)に出演します。
夜の部 19:30ごろ上がり。入船亭扇遊師匠の主任興行。
柳亭こみち師匠との日替り出演です。
詳細はこちら

◆新宿末廣亭 2月上席 昼の部に出演
蝶花楼桃花が、新宿末廣亭 2月下席(2/1~2/10)に出演します。
昼の部14:30ごろ上がり。柳家小ゑん師匠の主任興行。
期間中通して出演の予定です。
詳細はこちら

◆浅草演芸ホール 2月中席 昼の部に出演
蝶花楼桃花が、浅草演芸ホール 2月中席(2/11~2/20)に出演します。
昼の部 12:15ごろ上がり。柳家さん遊師匠の主任興行。
弁財亭和泉師匠との日替り出演です。
詳細はこちら

『この世は落語』
中野翆(ちくま文庫)
2017年9月発行
著者は、30年来、落語CDを聴きながら眠りにつくことを
日課にしているほど落語好きなエッセイスト。
古典落語54席のテーマや人物像を基に、
現代社会の事象を読み解いたエッセイ集。
巻末に収められた京須偕允氏との対談も嬉しい。
2024/1/5(金)は浅草東洋館に出ます。
1/6(土)新宿二丁目道楽亭 夜席のトリ
1/8(月)祭日 お江戸両国亭の昼席「菊太楼の会」
お越しをお待ちしております🙇
#古今亭菊太楼 #落語 #道楽亭 #お江戸両国亭 #東洋 #楽一 #紙切り
『古典落語面白キャラの味わい方』
立川談慶(有隣堂)
2023年11月発行
落語に良く出てくる与太郎、八五郎、大旦那、若旦那、定吉、
武士の田中三太夫、柳田格之進、千代田卜斎、
女性では佐野槌の女将(文七元結)、魚勝の女房(芝浜)、喜瀬川、
ならず者の佐平次、らくだ等、
数多くの登場人物を解説。
単なる噺の粗筋と登場人物の役割説明に留まらず、
歴代の落語家が、社会常識や価値観の変化を踏まえて、
その人物を解釈し、表現して来たかを語っています。
談慶師が様々な経験を経た上で辿り着いたご自身の視点で、
登場人物を捉え直し、演じているかも明かされており、
興味の尽きない内容となっています。
羊の皮を被った狼のような本でした。
第八十一回 鎌倉はなし会 春風亭一朝・春風亭一之輔 親子会
2024年4月16日(火) 18時開場18時半開演 鎌倉芸術館小ホール4,000円
演目
春風亭貫いち  開口一番
春風亭一之輔「お楽しみ」
春風亭一朝「お楽しみ」
中入り
春風亭一之輔「愛宕山」
春風亭一朝「品川心中」
各一席
チケット4,000円(全席指定)
一般発売2023年12月9日(土)午前10時から
主催:鎌倉はなし会
<演者紹介>
春風亭貫いち 2018年7月 春風亭一之輔に入門。
2020年2月 前座となる、前座名「貫いち」。
春風亭一朝 五代目春風亭柳朝の総領弟子。歯切れのいい江戸弁が魅力の噺家。江戸弁の大家であり、多くの時代劇の江戸弁指導も行っている。何ともいえぬおかしみを持ち、磨き抜かれた言葉が独特の輝きを放つ。江戸の風を感じさせてくれる、希少な噺家である。国立演芸場花形新人大賞、[文化庁芸術祭](http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%8A%B8%E8%A1%93%E7%A5%AD_(%E6%96%87%E5%8C%96%E5%BA%81))優秀賞受賞など受賞多数。
春風亭一之輔 春風亭一朝門下の逸材。2012年度に21人抜きで真打ち昇進し、大きな話題となる。柳家小三治も「久々の本物だと思った。芸に卑屈なところがない。しかも人をのんでかかっている」と大絶賛。伸び伸びと大らかな語り口で、グイグイと人を惹きつける。NHK新人演芸大賞受賞、国立演芸場花形演芸大賞大賞など受賞多数。
◆チケットの取り扱い
鎌倉はなし会までメールでお申し込み下さい。
お振込みはm-aki@df7.so-net.ne.jpまでよろしくお願いします。
◆チケットの振込み
・郵便振替 鎌倉はなし会00210-8-92990
・三菱UFJ銀行 鎌倉支店   鎌倉はなし会
普通 0076156
チケットは郵送しますので、送料84円を添えてお申し込み下さい。
◆チケット販売所
チケットぴあ (Pコード:522-878)
セブンイレブン、サークルK、サンクスで販売。
http://pia.jp/t (PC携帯共)
・鎌倉芸術館チケットセンター0120-1192-40(10時から19時)
鎌倉芸術館1Fインフォメーション(9時から19時)
発売初日の窓口での販売はございません。(電話・インターネットのみ販売)
鎌倉芸術館ホームページ http://www.kamakuraarts.jp/
・問い合わせ先
鎌倉はなし会・秋山
0467-23-0992(10時から18時)
メールでの問い合わせ m-aki@df7.so-net.ne.jp
未就学児の入場及び、当日のビデオ・カメラ撮影、録音は固くお断りいたします。
今後の予定
◆第八十二回 鎌倉はなし会  五街道雲助・春風亭一朝二人会 2024年5月11日(土) 15時開演  逗子なぎさホール 4000円
◆第八十三回 鎌倉はなし会  柳家三三・桧山うめ吉二人会 2024年6月16日(日) 15時開演  逗子なぎさホール 4000円
◆第八十四回 鎌倉はなし会 桂米團治独演会 2024年10月13日(日) 15時開演 鎌倉芸術館小ホール4000円
吉川潮「いまも談志の夢をみる」(光文社)
岡町様から是非読んでみてほしい、と言われ購入。22年12/30発刊、古本じゃないです新刊も新刊ホヤホヤ湯気が立ってます。
一読。私の談志像が一つ進化した。顧問吉川先生から見た談志は人間臭く思いやりに満ちた私の好きな温かい大人である。
03〜14の11年間立川顧問として「見返りを求めない・家元を利用しない・嘘をつかない」を守り切った「社会人・常識人吉川潮」だったからかもしれない。
ここでの談志は、今までの私の持つ談志像を覆した、とも言える。
でも、ここにエクスキュースがあって、噺家ではない吉川先生にはそう見えた、と言うことでもある。つまり、弟子孫弟子等から見たら「ちょっと待ってそれは…」と言う内容も多いんだろう。でも、それでも吉川先生は本書を書きたかった。最後の談志論(論?否、思い出?)として。その必然性も強く感じた一冊だった。
もう自分は立川とは訣別した、と言う前提で、「今の立川流、これからの立川流」への苦言と提言も匂わせている。談志がそうであったように、決して直截的な言い方ではなく。理解できるものには分かるように。実は、談志が築いた立川流を、まだ心配しておられる。そしてその内容の80%は素人目にも妥当で、10%は疑問で、残り10%は知らないから分からない、というくらい的確であると思う。
立川を愛する方々には必読書であると思うよ。私のように個別演者好きでも響くのだから。
「ちょっと待ってそれは」と思うことを言葉にして、吉川先生を安心させてあげたほうがいいんじゃないかなあ。まずは早く談吉さんを真打に…だと思うよ。こはるさんが先なんだね。
以下、抜粋。全て敬称略。
   第一章 顧問就任以前(ライターとして談志の懐に入る)
・談志は「爺キラー」であった。懐に飛び込んで、甘えるように頼みごとをする
・(74報知「寄席通」コラムで談志に会い)この日以来、…まるで「番記者」のように取材することになる
・(75年政務次官辞任後)「芸に開眼した」…(後)政界に嫌気がさした…芸に開眼したのだから、落語に専念するのは必然であったろう
・(談志を通して色川武大を知る)私が先生に「父性」を感じたように、先生は私を「息子みたいなもん」と思ってくれたのが嬉しかった
   第二章 立川顧問の仕事
⭐️01三木助自死、志ん朝ガン死、02小さん死、03顧問就任
・実務型の「働く顧問」だから…家元は…(取り巻きで嫉妬を剥き出しにする人々ではなく)私に依頼したのだ
⭐️吉川先生の母へも思いやる手紙、快楽亭ブラックは「追放して正解」のエピソードなど
・(国立演芸場には立川をより出したいという事で05年小坂文科大臣直訴の折)寺脇研さんに同行してもらった(が、はかばかしくない、それは)日本演芸家連合に…反対する団体があった…家元「反対してるのは落語協会だろう…」…家元にとって弟弟子に当たる連中が、近親憎悪ともいうべき感情を抱いているのだ
   第三章 談志一代記、「人生成り行き」(もう一度読もう!)
・(単行本になる時)家元は「顧問の名前で出すようにしてくれ」と言った。…顧問に稼がせてやろうという好意(最終的には共著)
・(笑志が唄と踊りがアウトで真打になれなさそうなので、奥様の小菊に稽古させようと提案)夫婦で家元のお役に立てるのは私も嬉しい。…「女房、喜べ。師匠のお役に立ったわい」である
・(昭和歌謡を通して談志が可愛がった市馬)市馬は芸だけでなく、人柄も良い(のに了見の狭い小さん門下弟子が「小さんに破門された談志をヨイショして」などと貶める様子を知って)…兄弟弟子をおとしめるようなことを言いふらす根性の悪さに驚く
   第四章 癌との闘い(ここでは筆者、泣いてばかりいる)
・2008年は家元が立川談志でなくなった年として記憶されることになる
・(11年8/16美弥での最後の寄り合い出席者)里う馬、左談次、談四楼、ぜん馬、龍志、談之助、談幸、志の輔、談春、雲水(上方をやる)、志遊、談慶、談笑、談修、小談志、談吉、キウイ。…欠席は文字助、志らく、生志、平林(どじょうすくい)
   第五章  家元亡き後の立川流
・(12年3/31追善興行末広亭での正楽紙切り←遅れる家元のヒザで40分切り続けるという洗礼を受けている)「家元百態」ともいうべき作品集(を投影)…家元の人情噺で泣いたことは何度もあるが、紙切りで泣いたのは初めてだ
・(迷っていた顧問辞任を決意させたもの)44歳の弟子を取った。…寸志である。…特例として認めたが14年に…女弟子を取って…温情論に終始し(取った)→(協会の小三治「30過ぎは入門させない」の大英断を)立川流も見習うべきと思った(から)
・(今筆者が聴きに行くのは)小朝、市馬、一朝、三三、花緑、一之輔、白酒、兼好、談幸、らく次、昇太、竹丸、喬太郎、白鳥、彦いち、百栄…立川流の落語家と両協会の落語家の差は、その高座数にある。一之輔が年間九百席以上演じるとか、三三が月に60席演じたといった話を耳にすると、寄席に出ていない立川流との差を感じざるを得ない…(その)差は、想像以上に大きい
・(落語家激増の)原因の第一は、安直に弟子を取る不心得な真打が多いこと…自分の芸を肯定するものをまわりにおいて安心したいから取る奴だ…そんな現状に、怒りを覚えるのだ。原因の第二は、入門する側にある…落語家のライセンスを取得するための弟子入りなのだ…「覚悟」もなければ…「志」もない
………と、手厳しいが、本文読むともっと手厳しい。真実は手厳しいものなのだ。だから「ちょっと待ってそれは」なら、キチンと吉川先生に話せばいい。
私は正直なところ、談志落語に心惹かれたことは(世代的に聴くチャンスはあったが聴いてないので)ないし、一門にも思い入れがある訳でもない。ただ立川流の会に行くと客は少ないという現実は知っている。同様に「芸を肯定するものをまわりにおいて安心したい」師匠方のお客も少ないのも大体知っているくらいには聴いている。
なので、この本を読んだ最大のメリットは、
①談志ってやっぱりホントに照れ屋だったのね、と知れたこと
②奥底でモヤモヤしていたことをよくぞ書いてくださいましたスッキリ!ということ
③切っ先の鋭い人ほど嫌われやすいけど信用できる(但し根拠や経験値のないのはダメです)ことを改めて納得したこと
でした。
でも落語に関しては、私は寸志さんが好きだし。笑二さんと談吉さん好きだし。雲水師とらく次師と志遊師は聴きたくなったし。
そういうことで良いんだと思う。私は一介の落語ファンだから。
しゃべれどもしゃべれども  平山秀幸監督
いつまでも真打になれずに行き詰まりを感じていた今昔亭三つ葉は、
ひょんなことから話し方教室を始めるハメに。
やって来たのは、無愛想で口下手な美女・十河五月、
しゃべりが達者すぎる関西弁の少年・村林優、
コワ面であがり症のプロ野球解説者・湯河原太一。
最初は集まるたびに言い争いばかりの彼らだったのだが。。。。
 
観てください
 
ジャニーズを中心に据えた映画が
今後は難しいかも
しかし
ジャニー喜多川が悪いわけで
すがね
国分くんは
落語のシーンとか
よくやってましたね
子役の人のまんじゅう怖い
かな
枝雀さんばりに
よかったです
楽しい映画がいいね
なんか
暗い幕開けの2024年だから
【お知らせ】
1月1日、元日午後4時~6時に放送を予定していた『笑点 お正月だよ!大喜利まつり』につきまして、令和6年能登半島地震による報道特別番組に伴い、
1月14日(日)午後2時~3時の『笑点 お正月だよ!綾瀬はるかまつり』及び、
同日午後5時30分からの『笑点』レギュラー放送内に日時を変更し、一部を放送することが決定しました。
【番組内容】
■1月14日(日)午後2時~3時
『笑点 お正月だよ!綾瀬はるかまつり』(※関東ローカル放送、ほか一部地域で放送)
  ・「木久扇師匠 最後の夢、叶えます!」
    綾瀬はるか&林家木久扇師匠ロケ企画
  ・「寿大喜利」
     毎年恒例!笑点レギュラーメンバーによる干支にちなんだ「辰」に扮しての大喜利
・「演芸」
マキタスポーツがいつもの『笑点』では収まりきらない演芸ネタを特別に披露
■1月14日(日)午後5時30分~6時
『笑点』(全国28局ネット)
   ・「師弟ペア大喜利」
      笑点レギュラーメンバーが自分たちの弟子や師匠とペアを組んでの大喜利
   ・「演芸」
マキタスポーツの爆笑「オトネタ」
ぜひご覧ください。
『教養として学んでおきたい落語』
堀井憲一郎(マイナビ新書)
江戸時代から現代に続く落語の歴史。
昔の名人から今が旬の落語家。
東京の5つの寄席の違いや楽しみ方についてもゆるーく解説しています。
落語は気が向いた時に一人で楽しめる娯楽です。
《池袋演芸場 2024/1/12》
今年の初寄席は、地下秘密倶楽部とも呼ばれる池袋演芸場。
寄席の正月興行は1月20日まで続くようで、中旬は正月ニ之席。
通常、昼の部では15人前後の演者が登場するが、正月は20人ほどに増える。
一人あたりの待ち時間は10分程度となり、けっこう慌しい。
ひとりの噺家さんは、「後半になると演れる根多がどんどん減ってけっこう辛いのよ」とぼやいていた。
この日の顔付けは、人気者がずらりと並び、平日にも関わらず開演時から7割の入りで、
終演時にはほぼ満席となっていた。
昼夜通しで落語、講談20席、たっぷり楽しませて頂きました。
正月ニ之席昼の部 開演 12:30
三遊亭歌る多      寿松づくし(踊り)
(ニ) 林家つる子    やかん
柳家喬太郎      たらちね
ホンキートンク     漫才
柳家三三       筍
三遊亭白鳥      おばさん自衛隊(白鳥作)
林家源平       愛宕山
岡大介         カンカラ三線(音楽芸)
春風亭一之輔     手紙無筆
宝井琴調        赤穂義士銘々伝 其角と源吾の出会い(講談)
三遊亭円歌      やかん工事中(円歌作)
アサダニ世       奇術
古今亭志ん輔     お花半七馴れ初め
仲入り
林家はな平      鮑のし
桃月庵白酒      茗荷宿
柳家花緑       あたま山
林家正雀       松山鏡
林家楽一        紙切り
林家正蔵       ねずみ
終演16:40  木戸銭3,000円
正月ニ之席夜の部 開演16:50
(前)隅田川わたし   初天神
(ニ)入船亭遊京    寄合酒
古今亭菊之丞     町内の若い衆
おしどり        音楽漫才
柳家燕弥       目薬
三遊亭金馬      替り目
柳家さん喬      長短
1月20日土曜日18:00〜古今亭雛菊さんの独演会があります❣️
お時間ありましたら、ぜひお立ち寄り下さい。楽しい噺や面白い噺、泣ける噺、いろいろ取り混ぜて聴かせます。
ご予約はアトリエそら豆まで
03-6411-0054
atelier_soramame@yahoo.co.jp
小田急線祖師ヶ谷大蔵下車徒歩3分
【2/18 笑点に出た”好青年”さんの鎌倉落語会 】
昨日の日テレ”笑点”に、師弟ペアで出た、応援しているスウェーデン人落語家の三遊亭 好青年さんが、2/18に由緒正しい”鎌倉能舞台”で独演会をします。生 好青年さんの国際色豊かな噺が楽しみ!
2024/2/18(日) 三遊亭好青年さん 鎌倉落語会
・詳細・チケット:http://ptix.at/gPLJ4L
・出演:三遊亭 好青年 (好楽師匠のお弟子さん)
・場所:鎌倉能舞台
 住所:神奈川県鎌倉市長谷3-5-13
 交通:江ノ島電鉄「長谷駅」より徒歩7分
・時間(予定):
  11:00 開場
  11:30~ 日本語落語会
・料金:一般 3,000円、中高大学生 2,000円(当日は500円アップ)
 ※Peatixが使えない方は、直接メッセで予約ください

林家たい平の一番弟子・林家あずみ、「笑点」出演で「美人すぎる」と絶賛の声 過去に「恋から」で小林麻央さんらと同期

 落語家・林家たい平の一番弟子、林家あずみが、14日放送の日本テレビ系演芸番組「笑点」(日曜、後5・30)に出演。大喜利での師弟共演を果たしたが、その美貌にネット上で驚きの声がわき上がった。

【写真】私服姿も美人! 落ち着いた服装がよく似合う!

 この日の大喜利は「師弟ペア大喜利」の企画で、各レギュラーが弟子とともに出演。三味線漫談を得意とするあずみは、三味線を手に「私は三味線が弾けない状態で師匠・たい平に入門しました」などと自己紹介。ネタ中にも華麗な三味線の演奏を披露して客席を沸かせ、軽妙なトークでも笑いを誘った。  あずみの活躍に、ネット上では「久しぶりに笑点見たけど、他の人の話入って来んくらい林家あずみさん綺麗やな」「たい平師匠の一番弟子『林家あずみ』さんが美人すぐる」「林家あずみさん、しっかり爪痕を残している!」などの声が相次いだ。  あずみは2010年にたい平に入門する前は「正木あずみ」の名でタレントとして活動。02年度には本名の「正木安曇」で、日本テレビ系バラエティー番組「恋のから騒ぎ」に9期生として出演。同期に歌舞伎俳優・市川團十郎(当時・海老蔵)の妻で17年に死去した小林麻央さんや、タレント・木村祐一の妻で女優の西方凌らがいた。

『師匠、御乱心!』
三遊亭円丈(小学館文庫)
2018年3月第1刷発行
2023年4月第4刷発行
本書は、1986年に主婦の友社から刊行された『御乱心』を改題、
加筆修正し、
新たに円楽師、小遊三師、円丈師による鼎談と、
三遊協会設立以降2015年までの歴史年表が加えられた。
1978年に三遊亭圓生師とその一門が落語協会を脱退した騒動から、翌年の死までの顛末を
当事者のひとりであった円丈師が綴ったノンフィクション。
私のように最近落語を聴き始めた者にとっては、
現在の4団体の設立の経緯と、席亭との関係など
落語界の驚きの歴史を知ることが出来た。
著者は、師匠、兄弟子たちの利己的な振る舞いに対しては容赦なく批判しているが、
全編に落語愛、三遊亭愛が溢れており、気持ちの良い読後感だった。
【⛄️2月公演・桂二葉さんと春風亭一花さんの東京公演「二葉と一花〜東京編6」のお知らせ⛄️】
予約受付中ですよ〜✌️
2月21日(水) #浅草東洋館 18時45分開演!#桂二葉 さんと #春風亭一花 さんの「#二葉と一花東京編6」二葉さんと一花さんの東京公演今回から東洋館へお引越し😉御予約お待ちいたしておりま〜す🙏
予約受付中!
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北鎌倉落語会「柳家三三の独演会」キャンセル待ち 予約 受付中!今なら 若干
今週末!
日時:2024年1月20日(土)12:45開場/13:30開演~16:00頃終演予定
料金:4,000円(当日払い、円覚寺の拝観料はかかりません、総門にて必ず予約票をご提示ください)
出演:柳家三三、林家木久蔵
世話人・司会:植竹 公和
http://www.kitakamaevent.com/20240120/