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チャップリン「ライムライト」
ー驚異的な記憶力で、ミュージックホール時代を再現ー
「チャップリン自伝」の後半・・アメリカ追放後のことは、ほとんど著名人との邂逅が続き、余り劇的なくだりは少ない。この本で一番見ごたえがあるのは、迫真ともいうべき、ロンドンの貧民街での極貧な暮らし。このときのことを、細部にいたるまで驚異的な記憶力で記している点が、強く印象に残る。まるで、ディケンズの小説のような趣さえある。
映画「ライムライト」は、チャップリンの父母も、かつて舞台に立ったミュージックホールの雰囲気を見事に再現しただけでなく、彼の人生訓、映画人生の集大成ともいうべきものになっている。
ハヤカワ文庫で、ロジェ・グルニエ著で、「ライムライト」が出されたことがあったが、その後、チャップリン自身が書いた中編小説に、この映画の評論を加えた「ライムライト/チャップリンの映画世界」が出た。
チャップリンは、この「ライムライト」を映像化するにあたって、映画では、実際に映像化はしなかったテリーの生い立ちにも、詳細に触れている。
それは、チャップリンの貧民窟での暮らしの再現を思わせる。映画として描かれるまえに、しっかりとして人物像の把握を行い、そこから、描くべきこと、省略する作業を繰り返し、最終的な完成形に持っていく、チャップリンらしい、継続的な映画制作の姿勢を感じて、興味深く、読み始めでありながら、また、「ライムライト」を観たくなった次第。
ちなみに、この映画の初見は、日比谷映画街。かつての有楽座で、連続上映企画「VIVA!CHAPLIN」の一つとして、観た。
劇中、多くの印象に残るセリフを残した映画であり、クレア・ブルームの清楚な魅力、シドニー・チャップリン(印象薄いが、舞台の警官役では、兄チャールズ・チャップリン・ジュニアも)、ジョセフイン、ヴィクトリア、マイケルと、ウーナとの間に生まれた子供たち、そして、サイレント喜劇で活躍したバスター・キートンとの共演などなど、興味が尽きないものがあった。
#チャップリン
#ライムライト
🔷2023年11月(11/20~11/26)の日本映画公開作品の紹介です^^)/
劇場上映のこれはと思う作品を紹介していきますので、
映画鑑賞の参考にしてください^^)
■過去の紹介
・2023年11月(11/13~11/19)の日本映画公開作品の紹介
https://www.facebook.com/groups/469120899927928/permalink/2539640296209301
・2023年11月(11/6~11/12)の日本映画公開作品の紹介
https://www.facebook.com/groups/469120899927928/permalink/2534871490019515
🔷『首』
劇場公開日2023年11月23日
北野監督が監督・脚本・出演した、「本能寺の変」を
題材した娯楽大作。
#首 #北野武 監督 #ビートたけし #西島秀俊 #加瀬亮
・作品の紹介は、下記お薦めHPをご覧ください。
https://eiga.com/movie/99284/
・感想:楽しめた大作で、合戦の規模、人の掛け方など見応えがありました。映像もきれいです^^)
題名が「首」だけに、劇中首が切られるシーン等がリアルに表現されていたのには、ビックリ。
・予告編です。
https://www.youtube.com/watch?v=yAsTfXiRoXw
・上映劇場の予定です。
https://theater.toho.co.jp/toho_theaterlist/kubi.html
🔷『翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて』
劇場公開日2023年11月23日
大ヒットを記録した「翔んで埼玉」のシリーズ第2弾、こんどは大阪相手に
日本全土を巻き込む東西対決へ。
#翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて #武内英樹 監督 #GACKT #二階堂ふみ #杏
・作品の紹介は、下記お薦めHPをご覧ください。
https://eiga.com/movie/95511/
・予告編です。
https://www.tondesaitama.com/about/
・上映劇場の予定です。
https://toei-screeninginfo.azurewebsites.net/theaterlist/02694
🔷『劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの』
劇場公開日2023年11月23日
世代を超えて親しまれてきた「シルバニアファミリー」を3DCGアニメで初映画化した作品。
#劇場版 シルバニアファミリー フレアからのおくりもの #小中和哉 監督 #黒島結菜 #水瀬いのり #日野聡
・作品の紹介は、下記お薦めHPをご覧ください。
https://eiga.com/movie/99266/
・予告編です。
https://www.youtube.com/watch?v=FR_eJOO6nwQ
・上映劇場の予定です。
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=sylvanianfamilies
🔷『JULLAY 群青のラダック』
劇場公開日2023年11月24日
「天空の楽園」と呼ばれている、インド北西部のヒマラヤ山脈とカラコルム山脈に囲まれたラダック地方への紀行ドキュメンタリー。
#JULLAY 群青のラダック #野村展代 監督
・作品の紹介は、下記お薦めHPをご覧ください。
https://eiga.com/movie/100252/
・予告編です。
https://www.youtube.com/watch?v=fMfL4jEJw4A
・上映劇場の予定です。
https://ladakh-jullay-movie.com/
🔷『ほかげ』
劇場公開日2023年11月25日
塚本晋也監督が、終戦直後の兵隊の戦場で植え付けられた狂気や、戦争での苦しみを闇市を舞台に絶望と闇を抱えながら生きる人々の姿を描く。
2023年・第80回ベネチア国際映画祭で、優れたアジア映画に贈られるNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)を受賞した。
#ほかげ #塚本晋也 監督 #趣里 #塚尾桜雅 #河野宏紀
・作品の紹介は、下記お薦めHPをご覧ください。
https://eiga.com/movie/99802/
・感想:傑作。塚本監督作品の画面の色合い、明暗調が好きな面もありますが^^)
始めこの映画はこの三人芝居でおわるのかな?終わってもいいかと思うほど、
素晴らいいシーンの連続でした。
・予告編です。
https://www.youtube.com/watch?v=MFG4AHYuPig
・上映劇場の予定です。
https://hokage-movie.com/theater/
🔷『ディス・マジック・モーメント』
劇場公開日2023年11月25日
世界でも有数の“独立系ミニシアター大国”である日本を舞台に、マレーシア出身のリム・カーワイ監督が、日本全国のミニシアターを巡ったドキュメンタリー。
#ディス・マジック・モーメント #リム・カーワイ 監督 #木幡明夫 #瀧川佳典 #下地史子
・作品の紹介は、下記お薦めHPをご覧ください。
https://eiga.com/movie/100381/
・公式HPです。
https://magicmoment2023.wixsite.com/official
・上映劇場の予定です。
シアター・イメージフォーラム他、全国順次公開!
😊<名画座の上映予定(関東周辺)の情報>
名画座の上映作品の情報については下記のHPがお勧めです。
http://www.miwaku-meigaza.com/joho.htm
🔶<特集上映の情報>
今行われている特集映画上映の情報については下記のHPがお勧め。
https://intro.ne.jp/contents/sfs.html
🔷<映画祭の情報>
今行われている映画祭の情報については下記のHPがお勧め。
https://intro.ne.jp/contents/cinefes.html
三浦和義事件〜ロス疑惑・もうひとつの真実〜
                        2004年 監督/企画 東真司
⚠️ネタバレあり⚠️
昭和56年11月18日ロサンゼルスで強盗に銃撃され、妻を失った三浦和義(高知東生)。事件から一年後、貿易商を営み、後妻の良枝(宝生舞)と新たな生活を送る和義にかかってきたマスコミからの一本の電話。愛人と共謀し、妻を保険金目当てで殺害したとう疑惑。その日から始まった執拗なまでのマスコミの取材攻撃が....
本作はVシネマかと思いました。三浦氏本人を中心に当時の関係者に徹底的に取材したらしいですが、ロス疑惑の関連本が沢山出版されていたので、東真司監督の薄っぺらいリサーチ力、演出にはビックリです。調べたら元ジャニーズで歌手や俳優業をしてたみたいです。三浦和義が監修しているかのようで、予想通り疑惑の真実なんか一切語られず、いかにマスゴミに酷い目に遭い、警察の公平性が欠けているかを焦点に描き、自分は被害者だったとでも言いたいのでしょうか?宮城刑務所でのくだりは、『ショーシャンクの空』でアンディが図書予算を増やし、囚人から感謝される演出を盛り込み、自らを美化しているみたいで笑えました。
確かに行き過ぎたメディアの加熱報道で、後に名誉毀損で三浦和義がほぼ勝訴しています。ですが『殴打事件』では実刑で宮城刑務所に入所してるのは事実であり、殺人罪の時効はないアメリカのロス市警は諦めてはいませんでしたね。
当たり前ですが、覚醒剤で逮捕される前の三浦和義を演じる高知東生。何だろう?胡散臭い人物をアウトな人物が演じているこの違和感。当時、三浦和義と共に注目された後妻・良枝役には宝生舞。彼女も芸能界から去っていました。美人だけど金太郎さんみたいな雰囲気。本作のストーリーテイラーで三浦和義の無罪を信じる架空のフリーライター中田五郎役に杉浦太陽、あとTVディレクター役にラッキー池田、友人役に薬師寺保栄と胡散臭い人たちが演じていますが、弁護士役の村野武範や刑事役の蛍雪次郎など、普通の俳優も出演しています。
ロス疑惑概要
(50歳以上の方はリアルタイムでワイドショーの加熱報道ぶりはご存知と思います)
昭和60年9月11日、日本中が注目した『ロス疑惑』の渦中の人物、三浦和義が逮捕。多額の保険金、愛人の失踪、そして三浦和義という人物が日本中を疑惑の渦に巻き込むのに格好の人物であった。当時マスメディアが映す三浦和義は、素人らしからぬ流暢な話し方で、無罪を訴えれば訴えるほど視聴者には疑惑が強まる。さらに、三浦の叔母(母親説もある?)というのは、元女優で大物映画プロデューサーの水の江滝子という事が話題になりました。
 
逮捕後、一審では無期懲役の判決を下される。しかし三浦和義は無罪を信じ第二審東京高裁で『銃撃事件』で見事逆転無罪を勝ち取る。『殴打事件』では最高裁判決懲役6年となるが、平成15年3月5日『銃撃事件』殺人罪について最高裁判決無罪を勝ち取る。全てを失った三浦和義の長期にわたる裁判は終わる。
特典映像で三浦和義本人が出演(三浦良枝も)しています。雑貨輸入会社『フルハムロード良枝アゲイン』の宣伝も兼ねてのことでしょう。そして、三浦和義は『冤罪は、いつどこで誰が巻き込まれるか分からない、誤解されて罪を着せられる、そういった人に支援していきたい』と語っている。
平成20年2月三浦和義が米自治領サイパン島で、殺人と共謀の容疑で逮捕される。ロス郡地裁が殺人罪を無効、共謀罪は有効と決定。サイパン島からロサンゼルスに移送。ロス市警留置所到着後に自殺(他殺説も?)真相は闇の中へ!?
ウォルト・ディズニー・カンパニーの創立100周年を記念して製作された、ディズニーの長編アニメーション。新たなディズニー・ヒロインのアーシャを主人公に、魔法の王国の真実を知ってしまった彼女が起こす奇跡を描いたファンタジーミュージカル。
どんな願いもかなうと言われているロサス王国。魔法を操り国を治めるマグニフィコ王は、国民から慕われているが、お城で働く17歳のアーシャは、ある秘密を知ってしまう。それは、人々の願いがかなうかどうかを王が決めていること、王は国のためになる願いだけをかなえており、国民が王を信じてささげた願いのほとんどはかなえられることがないということだった。王国の秘密を知ってしまったアーシャは、王を信じて託した人々の願いを救いたいと、夜空の星に祈る。すると、空から魔法の力をもった願い星のスターが舞い降りてくる。スターの魔法によって話すことができるようになった子ヤギのバレンティノやスターとともに、アーシャはみんなの願いのために奮闘する。
監督は「アナと雪の女王」シリーズのクリス・バックと、「アナと雪の女王」や「ズートピア」などでストーリーアーティストを担当したファウン・ビーラスンソーン。脚本はクリス・バックとともに「アナと雪の女王」を手がけた、ディズニー・アニメーション・スタジオのクリエイティブ・オフィサーでもあるジェニファー・リー。音楽は、ジャスティン・ビーバーやエド・シーランにも楽曲を提供しているソングライター兼アーティストのジュリア・マイケルズ。「ウエスト・サイド・ストーリー」でアカデミー助演女優賞を受賞したアリアナ・デボーズがアーシャ役の声優を務めた。日本語吹き替え版では、映画やドラマはもちろんミュージカル舞台でも活躍する生田絵梨花がアーシャ役を担当。
あゝ声なき友 監督:今井正 
松竹=渥美プロ1972年作品
有馬頼義の「遺書配達人」の映画化。渥美清はこの小説を読んで映画化を実現させるべく渥美プロを起こしたと言われる。当時、山田洋次監督の下、「男はつらいよ」のシリーズ化は定着していたので、車寅次郎のイメージだけが自らについてしまうのを危惧していたのかもしれない。
戦場で病気になって入院したために、部隊で唯一生き残った男が戦友から手紙を託された。戦後、彼は丹念に彼らの家族を訪ね回る。そこには戦争で狂わされた人々の生活が浮き上がってくる。彼自身も家族は広島の原爆で失っている。ラストの主人公の虚ろな表情は戦争の虚しさを表しているようだった。今井正監督らしい描き方だったかと思う。
NHKBSで「いちご白書」🍓🍓🍓🍓
DVDにもなってなく、配信もされてなく、あの流行歌のおかげで、子供の頃から、観たかった念願の作品をついに観た!
学生運動の反戦映画かと思ったら、ちょっと違ってて、胸が苦しくなる切ない青春映画だった🥲🥲
さらに素晴らしいことに、ニールヤングやCSNら、西海岸のミュージシャンたちによる同時代の名曲がバンバン流れる!
実話を著した原作では1968年のNYコロンビア大学で、黒人の子供たちの遊び場である、近所のハーレムの公園を潰してベトナム戦争に関連する建物を建設する計画に対しての反対運動だが、映画ではサンフランシスコが舞台で、街並みが美しくロマンチックに撮影されている。
大学生サイモンは、所属するボート部にも熱中できず退屈した日々を送っていたが、可愛い女子学生リンダにつられて学生運動に参加する。彼らは「strawberry statement」=いちご宣言(白書ではない…)と銘打った声明文書を発行し、非暴力で大学体育館に篭城するが、大学が擁した警察や州兵に打ちのめされる。話し合いもせずにねぇ…。
若いということのはかなさよ。
浅はかなんだが、それ故に恋に正義に突っ走るエネルギー、情熱。もうその年代を過ぎたら失われてしまう…。
オープニングで流れるジョニミッチェル作「サークルゲーム」(歌はバフィセントメリー)の🎵go round and round and round in the circle game🎵に合わせるかのように人や物がぐるぐる回るシーンが多く印象的。
過去を振り返るヒマもなく振り回される人生か…。
特に遊園地でデートするサイモンとリンダが、遊具でぐるぐる回るシーンは目頭熱くなる。ラストの暴力シーンがさらに悲惨に感じる効果。

ハツコイの相手は特攻隊員。タイムスリップ系でどこまで泣けるか見てみたいです。夜のCMで女性がそうとう泣いてました。

SNSを中心に話題を集めた汐見夏衛の同名ベストセラー小説を映画化し、戦時中の日本にタイムスリップした現代の女子高生と特攻隊員の青年の切ない恋の行方を描いたラブストーリー。
親にも学校にも不満を抱える高校生の百合は、進路をめぐって母親とケンカになり、家を飛び出して近所の防空壕跡で一夜を過ごす。翌朝、百合が目を覚ますと、そこは1945年6月の日本だった。通りがかりの青年・彰に助けられ、軍の指定食堂に連れて行かれた百合は、そこで女将のツルや勤労学生の千代、彰と同じ隊の石丸、板倉、寺岡、加藤らと出会う。彰の誠実さや優しさにひかれていく百合だったが、彼は特攻隊員で、間もなく命懸けで出撃する運命にあった。
NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」の福原遥が百合役、「死刑にいたる病」の水上恒司が彰役で主演を務める。「光を追いかけて」の成田洋一が監督を務め、福山雅治が主題歌を担当。
『怪物の木こり』
―サイコパス弁護士 vs サイコパス脳泥棒
絵本『怪物の木こり』に擬えたサイコ・スリラーとして、『このミステリーが凄い』大賞を受賞した原作はの映画化。原作も発売当時に既読。スプラッター・ホラーの要素も強く、不気味さと共にゾワゾワ感に包まれ、それを奇才とも言われる三池崇史監督が、どのように描くか楽しみにしていた作品。
次々と起こる衝撃的な猟奇的殺人事件、サイコパスがサイコパスの命を狙われるという斬新な設定、そのサイコパス殺人者に秘められた過去の真実、そして、26年前に15人以上の被害者が出た児童連続誘拐殺人事件と関りなど、様々な謎や事件が複雑に絡み合って、手に汗握る展開となっている。良心の呵責を感じ得ないサイコパス殺人鬼と、脳泥棒という猟奇的な殺人鬼との共通点が浮かび上がった時、殺人鬼達が背負わされた過去の悲しい事件との関わりが、明らかになる。
頭を斧で割られ、脳みそを奪い取るという脳泥棒連続殺人が起こる中、弁護士である二宮もまた、この殺人鬼に命を狙われて大怪我をする。実は、この二宮もまた他者への共感や愛情を感じることのできないサイコパス殺人者。同じく医師の杉谷と共に、殺人を繰り返していたが、自分が頭部にケガしたことで自分の頭に脳にチップが埋め込まれていることに気づく。それによって、他者への感情が生まれ始め、クライマックスは、二宮の婚約者の命を守るために脳泥棒と対峙するシーンへと繋がっていく。
本作の見所は、何より冷酷で無慈悲なサイコパスの怖さの描写。但し、サイコパスとなり得る精神医療的な分野での描写の詰めの甘さは少し感じたし、三池監督なら、原作に近いもう少し突っ込んだスプラッター・シーンも描けたのではないかと、少し肩透かしを感じた。
出演は、無慈悲なサイコパスが少しずつ感情を芽生えさせていく弁護士役を亀梨和也が演じていたが、彼の涼しい顔立ちには、こうした役は適役かもしれない。その他には、二宮を追う刑事に菜々緒、二宮の婚約者に吉岡里帆が華を添えている。また、先日観たばかりの『首』でも重要な役どころを担っていた中村獅童が、今回も重要なキーパーソンを演じたいた。
奈緒子
2008年公開、漫画が原作の青春ドラマ映画。
12歳の少女、奈緒子(上野樹里)は喘息の静養のために長崎県の波切島に訪れていた。ある日、両親と海に船釣りに行った奈緒子は誤って海に転落、彼女を助けた漁師の健介が身代わりに命を落としてしまう。健介の息子、雄介(三浦春馬)は彼女が父を殺したと怒り、それ以来、奈緒子は罪の意識にさいなまれる。6年後、東京に戻った奈緒子は天才ランナーとして成長した雄介と再会を果たす。だが、わだかまりを捨てられない雄介は奈緒子に冷たく接してしまう。健介の友人だった陸上部の顧問の西浦(笑福亭鶴瓶)に長崎の駅伝大会に向けての合宿中のマネージャーとして奈緒子を誘いそれを承諾した奈緒子は波切島へ渡る。
清々しいTHE青春映画。
上野樹里の走る姿が凄くきれいなフォームだな。
劇場版シティーハンター〈新宿プライベート・アイズ〉(2019)
監督:こだま兼嗣
声:神谷明、伊倉一恵、飯豊まりえ、玄田哲章、麻上洋子、山寺宏一、戸田恵子ほか
久しぶりにアニメ見ました。
それも、シティーハンターの劇場版!
テレビアニメの放映時以来だから、30年ぶりくらいのシティーハンター。
やることなすこと昔のまんまでウレピー!
オマケにある三姉妹も登場しました!
見ながらウルウルきてたんだけど、エンディングロールになんと「Get Wild」が流れた時にツイに涙が。。。
やはり年取ったんで涙もろくなったなー💧
さらにはエンディングロールの後に、新宿駅の伝言板にとある大盗賊の顔マークが。。。w
これは今後に期待してよろし−のでしょうか??w
面白かったです!!
2023年劇場鑑賞映画マイベスト10
【日本映画】
さて今年の日本映画ベスト1は、
文句なしに【ゴジラ-1.0】
こんなに泣けるゴジラ映画は初めてでした
他はやっぱりおかしくなってしまった今の日本に問題提起する作品が多かったですね
そんな中、何も考えずに大笑い出来る【翔んで埼玉】が異彩を放ってます
「今年の劇場鑑賞作品:ベスト20」
今年に投稿した作品の中から新旧・内外を問わず、劇場で鑑賞した作品のみを対象とし、この場をお借りして極私的なベスト20を列記して備忘録として残しました。
① フレッド・ジンネマン『結婚式のメンバー』(1952)
② 岩井俊二『キリエのうた』(2023)
③ 中村登『夜の片鱗』(1964)
④ 石井裕也『月』(2023)
⑤ 是枝裕和『怪物』(2023)
⑥ ブラッドリー・クーパー『マエストロ:その音楽と愛と』(2023)
⑦ 島耕二『女性操縦法"グッドバイより"』(1960)
⑧ 中村登『暖春』(1965)
⑨ 前田哲『ロストケア』(2023)
⑩ 山田洋次『こんにちは、母さん』(2023)
⑪ 中村登『ぜったい多数』(1965)
⑫ 中村登『二十一歳の父』(1964)
⑬ マーク・カズンズ『ヒッチコックの映画術』(2023)
⑭ 中村登『日も月も』(1969)
⑮ 中村登『結婚式・結婚式』(1963)
⑯ 中村登『恋人』(1960)
⑰ 福間雄三『未帰還の友に』(2023)
⑱ 森達也『福田村事件』(2023)
⑲ 山崎貴『ゴジラ−1.0』(2023)
⑳ ジェームズ・マンゴールド『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(2023)
圧倒的に日本映画が多いのですが、『結婚式のメンバー』は、同じ原作者のカーソン・マッカラーズの小説を映画化した『愛すれど心さびしく』を生涯のベストワンとしていることから、この作品も同じテイストを感じてトップに挙げました。また『暖春』など、未ソフト化作品で、以前から観たかった作品に出逢えたのは大きな収穫でした。
『夜の片鱗』はDVDで観てきましたが、劇場でも見たかった傑作であり、8月にミニシアターで中村監督作品を集中して観た関係から、他作品もリストには多く挙げています。
その点、夙に評判の良い『ゴジラ−1.0』は批評対象作品としては興味深いのですが、泣くほど感動した作品とは思われず、順位は低くなっています。
また、『女性操縦法"グッドバイより"』と『未帰還の友に』は、原作が好きな太宰治作品という事で載せています。20作品の中でも、ベストスリーは特出した傑作だと思います。
『百 花』
―いつかは訪れる老いと親子の絆—
新海作品の『君の名は』でも製作に携わり、脚本家・小説家としても様々な作品を手掛けてきた川村元気の同名小説の映画化。先日、原作を読んだのをきっかけに、配信ビデオで鑑賞。川村元気らしい、心温まるハートフルなストーリー。
人にとって誰もが迎える老い。そして、老いに伴う認知症をモチーフに、次第にこれまでの記憶が忘れ去られていく母と、その母を支える息子との心の葛藤と絆を、切なく、愛おしく描いているヒューマン・ドラマ。
自分の父も、4年前に認知症を患い、最後は肺炎で亡くなった。今また母が、老化が進み介護が少しずつ必要になる中、本作が他人事の世界ではなく、現実味のある話として、胸に込み上げてくるものがあった。人はいつか老いて、死んでいく。そんな自然な摂理の中で、最後に蘇ってくるものはいったい何なのだろう?
シングルマザーとして、息子の泉の成長だけを願って、誰にも頼らずに生きてきた母・百合子。そんな母が認知症となり、日に日にものを忘れていく現実を突き付けられた泉。母の介護をしながら、様々な過去を思い出す中で、実は2人の間には、泉が幼かった時に、1年間の空白の時間が存在していた。その時の母の日記を、部屋の片づけをしていた泉が見つけた。そこには、母が秘密にしてきた、生々しい女としての過去が綴られていた。
そんな過去を知った葛藤の中でも、母へと寄り添おうとする息子を、アカデミー俳優・菅田将暉が演じている。そして、その母を原田美枝子が演じているが、25年以上前の若き頃と現在の2役を演じているが、若かりし頃の姿を知る者としては、あの原田美枝子が甦ったと思うほど、自然な姿が映し出されていた。
過去の苦しくて悲しいシーンも、美しく、楽しいものに変換するは努力は、今ならまだできるのかもしれない。改めて、晩年に差し掛かってきた自分の人生とどう向き合っていくかも合わせて、考えさせられる作品であった。
紙屋悦子の青春   黒木和雄監督
 
太平洋戦争末期を舞台に、海軍航空隊に所属する2人の若者と、一人の純朴な女性との瑞々しくも切ない恋と友情を静かに見つめる。
昭和20年の春、鹿児島の片田舎。両親を失ったばかりの紙屋悦子は、優しい兄夫婦と3人で慎ましい毎日を送っていた。
彼女は海軍航空隊に所属する明石少尉に秘かな想いを寄せていた。
ところが悦子に別の男性との縁談が持ち上がる。
相手は明石の親友、永与少尉だった。
それは明石自身も望んでいることだと聞かされ、深く傷つく悦子だったが。。。。。
観てください
黒木和雄監督の遺作ですね
戦場など一切写されないし、生と死を感じさせる部分もないんだけど、戦争の及ぼす重さがありますね
戦時下の時代の青春であれ、他者を思う心意気が見て取れる。
庭に咲く桜の花びらがほんの一瞬だけの満開を見せてちっていきます。
黒木和雄自身が死を覚悟していたんじゃないかしら
今なお繰り返される戦場をみていると
バカな指導者が国を治めたらいかんなと
日本もしかり
ゾッキ(2021)
監督:竹中直人、山田孝之、齊藤工
出演:吉岡里帆、鈴木福、満島真之介、南沙良、安藤政信、ピエール瀧、倖田來未、竹原ピストル、松井玲奈、石坂浩二、松田龍平、國村準ほか
豪華監督3人と豪華キャスト。
でも面白くなかった。
豪華監督3人と言っても3人とも本業は俳優さん。
竹中直人の監督センスは実証済みだが残りの2人は。。。
全体的に竹中直人の映画っぽい感じなのだが、他の2人の監督の色が出てない。
せっかく3人で撮ってるのに誰がどこを撮ってるのかさっぱり分からずじまい。
これなら別に一人で撮っても変わらんよなぁ?
それと、吉岡里帆って女優さん人気あるみたいだけど初めて見ました。(たぶんねw)
実はだれが吉岡里帆だったのだかよくわからんのだけど、オープニングの石坂浩二と話してるのが彼女だとすると、そんなに可愛くない。。。?それともアレは老けメイクだったのか??
鈴木福くんもデッカクなっててビックリしたし、倖田來未を久しぶりに見てなんとなく安堵したし、松田龍平はやはり良いなぁ、と改めて実感したりしたのだが、それだけの映画でしたm(__)m
一枚のハガキ     新藤兼人監督
太平洋戦争末期、中年兵として招集された啓太。
フィリピン派遣が決まり戦死を覚悟した仲間の定造から1枚のハガキを託され、
もし啓太が生き延びることができたら、妻を訪ね、ハガキは読んだと伝えてくれと頼まれる。。。。。
観てください
新藤兼人98歳の監督作。
そして遺作作品
98歳で現役に映画を撮るということがまずすごいなと
病院なんかにいたら
98歳の人はこんな感じと決めてしまいがちですが
どう生きるかで
ちがってくるんかなと
新藤監督自身  死が間近に迫ってるというのがあったのかも
ほとばしる戦争への怒りが
にじみ出ていました
98歳の映画じゃないね
くじで決められた生死ということ。
笑ってしまうようなことが
現実にあったんやろなと
最近看取ったおじいさん
おれは特攻隊の生き残りや
明日出撃というときに
終戦やった
あのときにホントなら死んでいたから
あとはお釣りの人生だったよと
悲しみと怒りが沸き上がってきて、映画にに焼き付いているようだ。
これは撮っておきたいがよくわかりました
そして怒りと悲しみを超えて見える生きることの力強さも
今なお繰り返される戦争
アホが大統領とかだと
困る国ができますな
赤い鳥逃げた? 1973年 脚本・ジェームズ三木、藤田敏八 監督・藤田敏八
 藤田敏八が、日活以外に出始めて監督した作品。冒頭は大門正明扮する若い男・南部卓郎と、三十路の人妻・中根不二子(白川和子)との濃厚なベッドシーン。夫で不動産会社を経営している中根一郎(穂積隆信)は北海道に出張中という話。だがそこへ、一郎と猟銃を持った板東宏(原田芳雄)が乱入してくる。逃げ出した卓郎に向け、宏は猟銃をぶっ放す。
 しかしこれは一郎が企んだもので、宏の弟分の一郎に不二子に近寄らせ、不倫の事実を作り出したものだった。報酬は30万の約束だったのだが、一郎は何だかんだと理由を付けて10万円しか払わなかった。頭に来た宏は、一郎を半殺しにする。
 宏には行き場がないらしい。そこで卓郎は自分の家に来いという。そこには石田マキコ(と言う若い女が住んでいた)。このマンションの一室は、彼女の友達で、政界の大立て者・石黒雅彦の娘で、今は海外に留学している京子の部屋なのだという。
 こうして三人の奇妙な生活が始まったが、入院している一郎から残りの金を脅し取ろうとした宏は、臨床尋問中だった二人の刑事(佐原健二・江波田寛児)に現行犯逮捕されてしまう。だが宏が京子のフィアンセだとでまかせを言ったお陰で、雅彦が彼の身元引受人となったことから釈放される。
 しかし今後のあてのない宏は、再び一郎を脅し車を手に入れて、3人であてどもない旅に出かける。
 このように一寸先が読めないストーリー、と言えば聞こえがいいが、ハッキリ言ってその馬鹿切りのデタラメなストーリーが延々と続く。だがそこがこの映画の魅力であり、高度経済成長が終わりを迎えようとしていたこの時代の閉塞感ある空気感を見事に表現している。
第一次オイルショックが起こり、高度経済成長に止めを刺すのが、この年の終わりである。
 本作には表現されていないことが多い。例えば冒頭の不倫シーンも、そもそもどうして一郎が不二子をはめようとしたのか、その理由は全く明らかにされない。宏の過去も、なぜマキコ(実は京子)が家を飛び出したかもわからない。卓郎は、少年院出身だということだけは中盤で明らかになるが、その後はどのような生き方をして、宏と知り合ったのかも不明なままだ。
 つまり本作は、そのようなことを語ることを拒否し、目的を失ったまま、ただ流れに任せて活きてきたはみ出しものを、例によってズルズルとしたアンニュイな視点で切りとることを描くことをテーマにしている。
 映画の後半、宏は吐き捨てるように言う。「誰も俺たちを探しちゃいない。誰も俺たちを待っちゃいない。このままじゃ俺は28歳のポンコツさ。俺たちゃ中年を飛び越えて、いっぺんにじじィになっちまうんだ」
 そしてこの後三人は、行き当たりばったりに破滅に向かって突き進んでいく。
 この頃、30代というのは一つの節目であった。80年の『野獣死すべし』でも、82年の『TATTO[刺青]あり』でも、そんな台詞が登場した。実話を元にした後者はともかく、『野獣死すべし』には、本作の影響があったかもしれない。
 藤田敏八の映画の中でも、かなり好きな作品である。
『香港の流れ者たち』
 2023年12月16日(土)公開
     渋谷ユーロスペース
 この映画は、香港で実際にあった路上生活者の荷物の撤去事件で、当局が事前の通告なしに突然やってきて、彼らの身分証や大切にしていた家族写真などを“清掃”と称して次々にゴミ袋に入れ撤去し始めたことに対し、彼らが当局に対し謝罪と損害賠償請求をした事実を元に、映画化された作品で、まだこの映画が長編2作目という新しい世代のジュン・リー監督作品。
 彼らにも人権があるとボランティアで訴訟や生活の手助けをする女性のお陰で、損害賠償請求は認められましたが、原告の中心人物は、当局の謝罪を認めない事に反発し、損害賠償だけでいいではないかと言う他の仲間と仲間割れしてしまいます…。
 再開発が進む香港で時代に取り残されたり、近隣から移民としてやって来たりした貧しい人々の現実や行末なども垣間見える作品でした。彼らにも立派に人権がありますし、彼らにもきちんとした誇りがあるのだということを強く訴えた映画でした!中国化する香港が抱える問題をえぐり出す作品をこれからも作って頂きたいと切に思います!
 1月12日(金)より、香港映画『消えゆく燈火(ネオン)』が始まります!前回の東京国際映画祭で上映された作品。わたしもチケットが買えて観に行きましたが、香港の夜景に一役買っていたあのネオン看板が、中国当局によって危険であるとの事で次々に撤去されているようです!この作品はそれらのネオンサインの看板が撤去されるギリギリ前に記録されたもの!ノスタルジーあふれる少し物悲しい素晴らしい作品です!
 もう観る事ができなくなったかつての香港の風物詩のネオンサインを作る家族の物語に触れてみたらいかがでしょう!
 お勧めします!
佇むモンスター(2023)
監督:北田直俊
出演:柳内佑介、AIRI、山野はるみ、剛州、児島功一、ひがしゆうき、生井みずきほか
超低予算のホラー映画。
だけど良かった!
「カメラをなんちゃら」とかいう低予算映画より断然良い!
幼いころに父親に虐待を受けていた主人公は、今では柴犬と二人暮らし。
職場では変わり者と思われてる。
休みの日は、一人でモンスター映画を撮っている。
(ある日、起きたら人類は見たことも無いモンスターによってほとんどが殺されてしまっていた。)
というモノ。
しかし、人間が支配していた世界より、モンスターが支配した世界の方が争いや妬み、僻み、イジメ、そんなものは無く平和的とも言えた。
ある日、主人公は女の子と親しくなる。
しかし女の子の体中に傷跡が。。。
ネグレクトだと思った主人公は女の子を助けようとするが、ネグレクトの被害者をとりまく日本の行政は何もしてはくれないのだった。
しかし、幼い女の子を助けていた主人公は「未成年者略取・誘拐」でつかまってしまう。
そして女の子には悲劇が。。。
ラストはホラーな感じなんですけど、どちらかというと、人間怖い!みたいな映画です。
こういうジメッとした映画は日本映画らしくて好きだなぁ。
みなさんにも一度見ていただきたい!
おススメの映画です(^O^)/
2024年1月新作日本映画で、皆さんの触手が動く映画は何^^?
会社の後輩と昨年の暮れに「スパイファミリー」を見たあと
来年の鑑賞映画は「ゴールデンカムイ」かな?、どうなっているか、見たいよね!という、どうもアニメ系に流れる傾向があり^^;そんな話題になりました。
では1月の映画では、これはという作品を(これから詳細は毎週ごとに紹介しますので)、ザックリですが紹介します^^)
日本映画だと・・
公開日  作品名/予告編
1/5:「名探偵コナン vs. 怪盗キッド」
   https://www.youtube.com/watch?v=_KXirDC4mCQ
   「笑いのカイブツ」
   https://www.youtube.com/watch?v=Nyi_ZVYeVcg
   「BLOODY ESCAPE 地獄の逃走劇」
   https://www.youtube.com/watch?v=c9Wc-zPf82M
1/12:「カラオケ行こ!」
   https://www.youtube.com/watch?v=TfPKOSpura0
   
1/19:「ゴールデンカムイ」
   https://www.youtube.com/watch?v=JfQLBf2dL80
   「みなに幸あれ」
   https://www.youtube.com/watch?v=ZQg7AmZXrCk
1/26:「違う惑星の変な恋人」
   https://www.youtube.com/watch?v=psvFNzJ73Hw
   「サイレントラブ」
   https://www.youtube.com/watch?v=f-v_zSvacvg
   「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」
   https://www.youtube.com/watch?v=q5KhQW46sIs
「さかなのこ」
正月にええもん観ました。
さかなクンの自叙伝を元にした映画やのにのんちゃんが主演という異色な感じですが、冒頭に出てくるように人間の生き方なんて、
「男も女も関係ない」
という事ですね。
他人の人生を描いただけの映画やのに何故か、
「明るくポジティブに人生を生きていける勇気や自信を与えてくれる」
というようなものがありますが、その典型的な映画でした。
素晴らしい。
ちょっと暗い世の中ですが、少しポッと心に日が灯りました。
マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと(2008)
監督:デヴィッド・フランケル
出演:オーウェン・ウィルソン、ジェニファー・アニストン、エリック・デイン、キャスリーン・ターナー、アラン・アーキンほか
アメリカのワンコ映画。
オーウェン・ウィルソン演じる主人公とその妻(ジェニファー・アニストン)は子供が産まれる前に生き物を育てる訓練として子犬を飼うことにする。
このワンコがとんでもなくヤンチャで全く言うことを聞かない。ドッグトレーナーの元を訪ねても効果なし!そしていつの日か子供が産まれて大家族になっていってもワンコは変わらない。
そして月日が流れて子供達は成長し、ワンコは年老いていく。。。
どんなおバカなワンコでも飼い主にとってはたまらなく可愛いもの!
何も出来なくでも良いから、いつも傍らに居てくれてるだけで重要な存在なのだ。
やはりラストは涙無しには見れなかったわ😿
オススメでございますm(_ _)m
P.S.
キャスリーン・ターナーの老い方に愕然。。。自分も年を取るワケだ。
南極物語(1983)
監督:蔵原惟繕
出演:高倉健、渡瀬恒彦、岡田英次、夏目雅子、荻野目慶子、神山繁、山村総、江藤潤、佐藤浩市、岸田森、小池朝雄ほか
タロとジロの物語。
ペットの処遇に対する問題が沸き上がってるみたいなので取り上げてみました。
もう何も言うことは無い映画です。
この映画内でも南極観測隊は「なぜ、犬たちを置き去りにしてきたのか!?」と世間からバッシングされます。
謝罪行脚をしている健さんも荻野目慶子とその妹に罵倒されている。
色々事情はあるんだよね。
今回の飛行機事故のペット2匹もね、あるんでしょう事情が。
飛行機会社の人らもペット飼ってる人はいるだろうし、イヤな思いは同じでしょう。
それと、今回の震災でも犬猫などのペットと一緒に避難所には入れないみたい。これも残念だけどね。
傲慢な言い方だけど、地球は人間が支配している状況では優先順位としては人間が一番なんでしょうね。
でも、人間なんて都合いいもので人間に何も危害を加えないペットは擁護するけど、人間に危害を加える熊なんかは抹殺しろとか言ってる人は多かったですからね。
だから本当は命の大切さを問題にしてるんじゃなくて自分らに危害を加えないオモチャのようなペットだけ助けろ!といってるようなもの、としかぼくは思えませんけどね。
難しい問題ですね。
「南極物語」見てみなさん涙しましょう(>_<)
最高の人生のつくり方(2014)
監督:ロブ・ライナー
出演:マイケル・ダグラス、ダイアン・キートン、スターリング・ジェリンズ、ロブ・ライナー、スコット・シェパードほか
なんとも「最高のなんちゃら」って映画が多すぎて、すでに見たのか?見てないのか?一度見直してみないと分からないという。。。w
ロブ・ライナー監督だけでも確か複数本の「最高のなんちゃら」撮ってますよね^^;
で、この映画は当たりでした!
マイケル・ダグラスの晩年の映画としてはかなり面白かった!
偏屈な男(マイケル・ダグラス)の元に見たこともなかった孫娘がやってきます。
この男は不動産屋で、一発大きな建売を売って、引退して過ごそうと考えていますが、なかなか最後のおおきな一発が売れない。値段を下げれば良いものの、頑固で絶対下げない。
この男はさらに家を幾つか貸している。
その一人がクラブ歌手の女性(ダイアン・キートン)で、主人公の孫娘の面倒を見てくれている。
だが、孫娘がやって来た事によって今までとは違う人生が見え始めてくるのだった。。。
人生っちゅーのは(なんてワカッタ風なこと言う資格はないぼくだけど。。。)やはり他人との関わりで豊かになるのかもしれない。この主人公は自分だけを見て生きてきたので、人生のある一面だけしか知らないのだ。孫娘が来たことによって、孫娘の人生も見えてきて、考えるようになり、さらにはクラブ歌手など、他人についても考えるようになる。
この映画を見ることで、ぼくもそういった事に気づかされましたね。
よか映画です!
オススメで〜ございますm(_ _)m
🔷2024年1月(1/15~1/21)の日本映画公開作品の紹介です^^)/
劇場上映のこれはと思う作品を紹介していきますので、
映画鑑賞の参考にしてください^^)
■過去の紹介
・2024年1月(1/8~1/14)の日本映画公開作品の紹介
https://www.facebook.com/groups/469120899927928/posts/2574584882714842/
・2024年1月(1/1~1/7)の日本映画公開作品の紹介
https://www.facebook.com/groups/469120899927928/posts/2569338609906136/
🔷『ゴールデンカムイ』
劇場公開日2024年1月19日
・作品概要:「http://xn--liv394a.com/」より
https://eiga.com/movie/97036/
明治末期の北海道を舞台にアイヌ埋蔵金争奪戦の行方を描いた野田サトルの大ヒット漫画を実写映画化。
#ゴールデンカムイ #久保茂昭 監督 #山崎賢人 #山田杏奈 #眞栄田郷敦
・予告編です。
https://www.youtube.com/watch?v=JfQLBf2dL80&t=54s
・上映劇場の予定です。
https://theater.toho.co.jp/toho_theaterlist/kamuy-movie.html
🔷『みなに幸あれ』
劇場公開日2024年1月19日
・作品概要:「http://xn--liv394a.com/」より
https://eiga.com/movie/98432/
「誰かの不幸の上に、誰かの幸せは成り立っている」というテーマを下敷きに、とある村を訪れた若い女性がこの世界の特異な成り立ちに疑問を抱き、得体の知れない恐怖に対峙する姿を描いたホラー。
#みなに幸あれ #下津優太 監督 #古川琴音 #松大航也 #犬山良子
・予告編です。
https://www.youtube.com/watch?v=ZQg7AmZXrCk
・上映劇場の予定です。
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=minasachi
🔷『チャロの囀り』
劇場公開日2024年1月20日
・作品概要:「http://xn--liv394a.com/」より
https://eiga.com/movie/100714/
LiSA、西野カナ、PENGUIN RESEARCHなどの数々のミュージックビデオやCMを手がけてきた末吉ノブの長編映画監督第2作で、初の劇場公開作品(第1作はオンライン公開)。記憶と言葉をなくした孤独な男と、現実に翻弄されながらも真っ直ぐに生きていたいと思う女の出会いが紡ぐ寓話的な物語を、北九州の抒情的な風景の中で描く。
#チャロの囀り #末吉ノブ 監督 #卯ノ原圭吾 #東宮綾音 #芽衣子
・予告編です。
https://www.youtube.com/watch?v=g-10c6VvJ5c&t=2s
・上映劇場の予定です。
https://charo-movie.bitfan.id/schedules/menu/68209
🔷『FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸(さき)わう夏 @NIPPON BUDOUKAN 2023』
劇場公開日2024年1月19日
・作品概要:「http://xn--liv394a.com/」より
https://eiga.com/movie/100768/
日本の音楽シーンをけん引するアーティストのひとりとして30年以上にわたって第一線で活躍し続ける福山雅治が、2023年8月に開催したライブ「言霊の幸わう夏 @NIPPON BUDOKAN 2023」を、自ら監督を務めて映画化した自身初のライブフィルム。
#FUKUYAMA MASAHARU LIVE FILM 言霊の幸(さき)わう夏 @NIPPON BUDOUKAN 2023 #福山雅治 監督 #福山雅治 #柊木陽太 #井上鑑
・予告編です。
https://www.youtube.com/watch?v=9bDnsaFExPA
・上映劇場の予定です。
https://eigakan.org/theaterpage/schedule.php?t=Fukuyama
🔷『FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE』4Kリマスター版
劇場公開日2024年1月19日
・作品概要:「http://xn--liv394a.com/」より
https://eiga.com/movie/100953/
大ヒットゲーム「FINAL FANTASY VII」の2年後を描いたアニメーション作品「FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN(ファイナルファンタジーVII アドベントチルドレン)」の完全版。2005年にDVD作品としてリリースされたオリジナル版に、約30分におよぶシーンの追加や改変・再編集を施した。
#FINAL FANTASY VII ADVENT CHILDREN COMPLETE #櫻井孝宏 #伊藤歩 #森久保祥太郎
・予告編です。
https://www.youtube.com/watch?v=ayB3k_pDL0A
・上映劇場の予定です。
https://www.jp.square-enix.com/music/sem/page/FF7ACC4K/#information
🔷『エス』
劇場公開日2024年1月19日
・作品概要:「http://xn--liv394a.com/」より
https://eiga.com/movie/100669/
短編映画やCMなどを手がけてきた太田真博監督が、自らの逮捕経験に基づいて手がけた長編作。ひとりの映画監督の逮捕報道を受けて集まった仲間たちの、再会と断絶を描く。
#エス #太田真博 監督 #松下倖子 #青野竜平 #後藤龍馬
・予告編です。
https://www.youtube.com/watch?v=OlPtBlx0dJk
・上映劇場の予定です。
2024年1月19日(金)からアップリンク吉祥寺にて公開
https://s-eiga.com/#
😊<名画座の上映予定(関東周辺)の情報>
名画座の上映作品の情報については下記のHPがお勧めです。
http://www.miwaku-meigaza.com/joho.htm
🔶<特集上映の情報>
今行われている特集映画上映の情報については下記のHPがお勧め。
https://intro.ne.jp/contents/sfs.html
🔷<映画祭の情報>
今行われている映画祭の情報については下記のHPがお勧め。
https://intro.ne.jp/contents/cinefes.html
天城越え   三村晴彦監督
 
14歳の少年と娼婦が天城峠を旅しているときに起きた殺人事件と、
30年間、事件を追い続けた老刑事の姿を描く。
家が嫌になり静岡の兄を訪ねるため、
ひとり天城越えの旅に出た少年。
途中、素足で旅するハナという女性と出会い、
二人並んで歩く。
しかし、道中、旅の資金を手に入れるために行きずりの男に声をかけるハナ。
無理やり少年と別れたハナの後を、密かに追った少年は草陰で情交を重ねる二人の姿を目撃してしまう。。。。
観てください
 
田中裕子の演技が素晴らしい。
将来などないと悟った娼婦の彼女は、未来ある少年のために罪をかぶったのだろうか
冤罪のまま引き立てられてゆき、雨の中、笠を振り落として、建造少年に声なきまま呟くシーンは良いなーと
なんとつぶやいたのかしらと
少年の恋心と嫉妬、そして殺してしまうほどの愛の深さ。
 皆、少年のように、本当は、死ぬ時まで好きな人を思いながら生きているんかなーと
星守る犬(2011)
監督:瀧本智行
出演:西田敏行、玉山鉄二、川島海荷、余貴美子、温水洋一、濱田マリ、塩見三省、中村獅童、岸本加世子、藤竜也、三浦友和ほか
出演者が中々「アウトレイジ」なメンバー!
なんでも「絶対泣ける!」「必ず泣ける!」とか言われたマンガが原作だそうです。
でもぼくはそれほど。。。でした。
これはストーリー構成の問題かなぁ。
主人公とワンコが最初に死んでる!って事から始まるから悲劇な結末なのはハナから分かっちゃってるんですよね💧
それでもやはり悲しいお話でした。
何もかも無くし、家族からも見放された主人公が、だた一匹、自分に懐いてるワンコを連れての最後の旅。
このワンコが「ハチ公」同様に、ご主人が亡くなっても側から離れないのはウルッときますね(T_T)
あくまでぼく個人の好みでは玉山鉄二の自分探しみたいなのはいらないです。なので、主人公の死はラストに持ってきて、主人公とワンコの二人旅に絞ったストーリーの方が良かったかなぁ。
でもワンコ好きは見ておいても良いかもしれないですよ🐶
2005「ある子供」監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ&リュック・ダルデンヌ
デボラ・フランソワの追っかけしていてDVDを借りましたがガッカリ。
働きもせず生活保護で暮らし 金が無くなれば少年に万引きさせたり、また無くなれば生まれた赤ちゃんを売ってしまう。そんなバカ男に付いていくデボラもデボラ。
これがカンヌ国際映画祭でパルム・ドール賞を獲得したのは私は映画を観る目がないからなのか。
キャビン
2012年公開のホラー・スリラー映画。
バカンスを楽しむため人里離れた森の古びた小屋を訪れた大学生の男女5人。何も知らない彼らが地下室で禁断の存在を目覚めさせたことで惨劇の幕が上がる。
悪趣味だな。
森全体が遠隔操作されモニターで監視された生き残りゲーム的。
なかなか面白いが画面暗くて見づらい。
映画「モンタナの風に抱かれて」
監督:ロバート・レッドフォード
脚本:エリック・ロス リチャード・ラグラベネーズ
原作:ニコラス・エヴァンス
出演:ロバート・レッドフォード クリスティン・スコット・トーマス サム・ニール
1998年 アメリカ
 最近、双葉十三郎が書いた、「外国映画ぼくの500本」という本を手に入れました。映画が好きなので、これを映画のガイドブックにして映画を観ていこうと思いました。
 双葉十三郎の評価が高く、しかも最近の映画を何本か選びました。その中でレンタルビデオのTSUTAYAにあったDVDの1本が今回観た「モンタナの風に抱かれて」でした。
 原作がニコラス・エヴァンスによる、ベストセラーの同名小説です。監督・主演はロバート・レッドフォードです。今までにロバート・レッドフォードが出演した映画は「明日に向かって撃て!」「スティング」「ナチュラル」など数本しか観ていませんが、良い映画ばかりでした。監督した作品は「リバー・ランズ・スルー・イット」だけ観ました。
 監督作「リバー・ランズ・スルー・イット」は私は個人的に気に入っていて、過去にVHSを持っていました。主演のブラッド・ピットはまだ売り出していて、それほど人気のない時期の作品でした。ロバート・レッドフォードが監督したせいか、好演してました。
 この「モンタナの風に抱かれて」という映画はラヴ・ストーリーです。それも大人向けのラヴ・ストーリーです。表面的には傷ついた少女と馬の癒しと再生が描かれていますが、根本にはロバート・レッドフォード演じるトム・ブッカーとクリスティン・スコット・トーマス演じるアニー・マクリーンとの恋があります。
 この恋は苦く、切なく、やりきれないものです。しかし、そこに恋の尊さや厳かさがあるのだとはっきり分かります。恋にはそういう側面があり、それを経験しながら生きていくのが人生というものではないかと考えさせられた作品でした。
幻魔大戦 1983年 東宝東和配給
        りんたろう監督
大宇宙の破壊者“幻魔”が地球に接近しつつあった。宇宙の意識体“フロイ”のメッセージを受け取った、トランシルバニアの王女にしてエスパーの“ルナ”は、やはり幻魔と戦っているというサイボーグ兵“ベガ”と共に地球を守る戦いを開始する。ルナは全世界のサイオニクサー(超能力者)を集め幻魔に対抗しようと考える...
作家平井和正と石森章太郎との共作によって生まれた超能力バトル漫画を元に、映画用にシナリオを書き換えて作られた角川映画劇場用アニメ第一回製作作品。キャラクターデザインにブレイク前の大友克洋が担当。
サイオニクサーが8人集まり2時間で描くのは少しキツイか。同年、角川映画『里見八犬伝』も8人の戦士が集まり妖怪と戦っていた。謎の予言を告げて去る老婆、ヴェガとルナの出会い、東丈の能力の目覚めと別れ、幻魔一族が人間たちを蝕んでいく恐怖、なかなか面白かった。古谷徹、池田昌子などの声優を始め、俳優からは江守徹、美輪明宏、穂積隆信、原田知世、白石加代なと豪華な布陣でした。
自分は、アニメはあまり観なかったけど本作は、ELPのファンだったので音楽目当てで当時劇場に行きました。当時CM大量投下、特番など角川メディア戦略が炸裂していました。
アニメ映画のイメージを変えた『幻魔大戦』。その音楽戦略は『汚れた英雄』を継承している。物語に見合う音楽はキース・エマーソンと青木望が担当。キース・エマーソンが作曲、キーボードを演奏し、ローズマリー・バトラーが唄う主題歌の『光の天使 CHILDREN OF THE LIGHT』もなかなかサビにいかなくて印象的で耳に残りますね!
https://youtu.be/FvcDNecp4eg
ローズマリー・バトラー"光の天使"
2006年公開「暗いところで待ち合わせ」を観ました、あらすじ、事故で視力を失い、父親と2人、静かに暮らしてきたミチルだったが、父の突然の病死で不安で孤独な生活を始めることに。そんなある朝、家のチャイムが鳴る。彼女がドアを開けると、転落事故の重要参考人・大石アキヒロが立っていたが、ミチルは気づかず…。
盲目の少女が主役なので全体的に何と無く静かな映画でした、田中麗奈さんに合った役でしたね、面白かったです😊
アイコ十六歳(1983)
監督:今関あきよし
出演:富田靖子、河合美佐、松下幸枝(松下由樹)、岸部シロー、藤田弓子、犬塚弘、笑福亭鶴瓶、紺野美沙子、佐藤二朗、宮崎ますみほか
少女のハラの中を描いた映画。
なんだか、史上最年少で文学賞だかを採った女子高生の小説を原作としてます。
主人公の富田靖子のモノローグでお話しは進んで行きます。
女性の一生の中でも重要で多感な時期である十代を描いた映画は数多くあり、よくできた映画も多いと思いますが、今作も良い映画だと思うし、ぼくは好きです。
ただ、惜しむらくは監督の不祥事では済まされない犯罪行為によってあまり語られなくなった、というか若干タブー化されてる面もあるのかな??
良い作品なのにそんなに話題になりませんよね?
十代にとって、生死について考えるのは重要で、避けては通れない問題だと思います。
この映画は青春ものだけど、生死についても考えさせるようになってます。
こういった映画は同じく十代の時に見ておくべき映画だと思いますねー。
色々と聞くと「アイコ十六歳」って、原作・テレビ版・映画版とそれぞれにファンがいるみたいですね?ぼくは映画しか見ていないけど機会があったらテレビ版は見てみたいですね!
恐喝(1963)
監督:渡辺祐介
出演:高倉健、三田佳子、安井昌二、加藤嘉、佐藤慶、山形勲、三原葉子、坂本武、潮健児ほか
やけに三文字の役者が揃いましたが偶然ですw
健さん映画史上かなりの悪役です。
内容は忘れてるけど、ドヤ街育ちの健さんはヤクザで、自分の親分(山形勲)と敵対する愚連隊(佐藤慶)が知らない間に手を組んで、協力して健さんを殺しにかかってくる。
一方で健さんの産まれたドヤ街で幼馴染(安井昌二)と初恋相手でレイプしてしまった女(三田佳子)にも疎まれて、全ての関わりのある人間に見捨てられてドブ鼠のようにズタボロに殺されていく映画です。
クライマックスの夜の健さんの斬殺シーン!
モノクロ映画なのに血の赤い色が見えるような凄惨な殺され方でした。
あまりにもやりきれなくて、ある意味ぼくのトラウマ映画の一つです。
タイトルの「恐喝」は安井昌二と三田佳子がくっつく事を願ってる町の人ら。だけど健さんが三田佳子につきまとってるワケです。それで健さんが「近づいてほしくなかったら金を出せ!」って恐喝するからでした(-.-)
個人的にオススメです!
青春の門(1981)
監督:蔵原惟繕、深作欣二
出演:菅原文太、松坂慶子、佐藤浩市、若山富三郎、小林稔侍、時任三郎、鶴田浩二、渡瀬恒彦、石田純一、金田龍之介、梅津栄、絵沢萠子、鈴木瑞穂ほか
青春の門 自立篇(1982)
監督:蔵原惟繕
出演:佐藤浩市、杉田かおる、桃井かおり、風間杜夫、平田満、城戸真亜子、片桐夕子、高橋洋子、緑魔子、火野正平、西川峰子、矢吹二朗、萬屋錦之介、加賀まりこ、中島ゆたか、渡瀬恒彦ほか
五木寛之原作の大河小説の2度目の映画化。
五木さんが尾崎士郎の「人生劇場」のような小説を書きたい!といって書き出したモロに影響受けまくりの映画。
これをパクリと言ってはいけないらしい。
でも似てますな。
「青春の門」は主人公の伊吹信介の幼少期の話しです。
主に母親、タエ(松坂慶子)と信介の親父で、ヤクザではないが侠客の気質を持った炭鉱夫の親方、重蔵(菅原文太)。そして重蔵と果し合いもしたヤクザの親分で、重蔵の死後は信介とタエを気にかけてる竜五郎、この3人で話しが転がっていきます。
で、デカくなった信介が東京へ旅立っていく。。。
続いて自立篇は、信介の東京での話しです。
そこで出会った娼婦(桃井かおり)と幼馴染(杉田かおる)そして大学の仲間たち。
さらには東京のヤクザ(萬屋錦之介)が絡んできたり、男として成長していく過程が描かれてます。
驚くのが杉田かおるのおばさん具合!
確かこの時まだ10代だったはずなのに見た目が中年のおばさんです。
いや、おばさんを演じてるんではないです。当然10代の女の子を演じてるはずなのにどうみても「おばさん」なのです!!
これにはオドロキを通り越えて衝撃を覚えましたね💀
本当はもっともっと長く続く大河ドラマなのですが、2作しか作られなかったので、やはり中途半端感は拭えません。
そしてどうしても「人生劇場」と比べてしまう。
見終わった後でも見ごたえがあった!とまではいきません。
いたって普通の青春映画かと思いますが。。。
みなさんの評価はいかがでしょう??
美しい夜、残酷な朝 2004年韓国・日本・香港
日本の三池崇史、韓国のパク・チャヌク、香港のなフルーツ・チャンの三人のアジアを代表する監督の短編オムニバス映画。『box』『cut』『dumplings(餃子)』の三作品で構成。
(配信はU-NEXT)
『cut』パク・チャヌク監督
有名な若手映画監督のジホ(イ・ビョンホン)は理不尽な理由から、ピアニストの妻ミラン(カン・へジョン)と自分の家と同じように作った撮影セット場に監禁される。あることをしないと妻の指を1本ずつ切断していくと見知らぬ男に言われるが...
さすがパク・チャヌク監督、ピアノ線でピアノに固定されたミランの姿、切断された指がミキサーにと痛々しさが伝わってくる。さらに追い詰められるイ・ビョンホン。尻文字やら"ブリッと屁をこくシーンは爆笑!泥沼のラストがいい。
ニ作目『box』三池崇史監督
美人の小説家、鏡子(長谷川京子)。そんな彼女をじっと見つめる担当編集者、吉井(渡部篤郎)は、仕事の範疇を超え鏡子に興味を持つ。しかし、彼女には人に言えない過去があった...
長谷川京子の泣くシーンが多い。出版社の担当者と彼女の父のニ役を演じる渡部篤郎も不気味。静寂な雰囲気と耽美的な映像だけど三池らしさがない。この時期(2003〜2005年)三池監督は5本も撮っており、本作でサーカスをする姉妹や、現実なのか曖昧なシーンのミステリアスなビジュアル作品をやりたかったのかと!?
三作目『餃子』フルーツ・チャン監督
いつまでも若く、美しく、それは全ての女性の夢。元女優はリー夫人(ミリアム・ヨン)は夫の愛を繋ぎ止めるため、衰えていく美貌に若さを取り戻すため、メイ婆(バイ・リン)が作る特性餃子を口にする...
餃子を作るメイ婆のトントンと何かを刻む中華包丁の音が不気味。リーは、その餃子をコリコリ言わせながら食べる。『もっと強いのをちょーだい』と言うと、音がコリコリからガリガリになる。不穏な音、得体の知れない刻まれた"アレ"、誰もが想像する"アレ"。餃子の餡がピンク色、真っ赤に染まる浴槽の水など生理的嫌悪感を抱かせるのがいい。撮影監督の巨匠クリストファー・ドイルの映像美が気持ち悪さを盛り上げている。
個人的には、❶餃子❷cut❸boxの順です。どの作品も変態臭がするのが素晴らしい!
https://youtu.be/IqQHi1GYXpY?si=x5zTz4afCSxWlu1u  予告編
①ヘル・レイザー(1987年)
②ヘルレイザー2(1988年)
小説が原作のホラー映画シリーズ。
人間を究極の快楽へと誘う魔のパズルボックスで異次元の世界に行けるが同時に体を失う。体を取り戻すには新鮮な血が必要だった。
このシリーズ初めて見たんだけど顔面鍼治療のこの人が殺人を犯すんじゃないのね。
色々グロくて気持ち悪い。
さらば相棒(1982)
監督:宇崎竜童
出演:石橋凌、太田あや子、山根銀次、安岡力也、
内田裕也ほか
ディレクターズ・カンパニーの旗揚げ映画3本の内の一本。
ちなみディレクターズ・カンパニーの第1作は「人魚伝説」
旗揚げ映画他の2本は高橋伴明と泉谷しげるが監督した映画です。
ラチ(石橋凌)、クミコ(太田あや子)、銀次(山根銀次)三人は幼馴染で一緒に田舎から出てきた。
そこでヤクザ(安岡力也)に音楽性がイイね、一度生で聴いてみたい!」とか言って騙されて、クミコが輪姦されてその模様をビデオで撮られる。
実は裏ビデオ制作してるヤクザ物だったのだ。
ラチは仕返しに行くが、スジの男(内田裕也)に刺されて殺される。
宇崎竜童が描いた、ホントかウソか、音楽業界の裏の世界を映画化した!
でも今でもインチキプロダクションとかあるし、まんざらウソの世界でもなさそうだし、ディレカンの旗揚げだし、でヤバイ話をやっちゃった!可能性もあると思うw
なかなかオモローでございますm(__)m
マーク・レスター主演「王子と乞食」
「王子と乞食」(The Prince and the Pauper、別題:Crossed Swords)は1977年のイギリス映画。監督はリチャード・フライシャー。
キャストは・・・・
「小さな恋のメロディ」で人気を博したマーク・レスターが青年に成長しての出演。オリバー・リード、レックス・ハリソン、チャールトン・ヘストン、アーネスト・ボーグナイン、ジョージ・C・スコット、ラクエル・ウェルチ、デヴィッド・ヘミングスほか。そうそうたるメンバー。
「王子と乞食」は、マーク・トウェイン原作の同名小説の映画化。一国の王子と、泥棒を旨とする親の下で育った青年がうりふたつで、いたずら心から、着衣を交換したことから、身分を間違えられ、波乱と冒険の渦中に巻き込まれる‥結構、有名な話なので、詳細は省略。
なんといっても、あの美少年のマーク・レスターがすっかり成長した姿を見せることが、一番の注目点。だいたい子役からの大成は、アメリカ映画では、結構いたりして・・カート・ラッセル、ジョディ―・フォスター、ダイアン・レイン・・。反対に大人役にチェンジしきれなくて消えていくパターンも・・・。マーク・レスターの日本公開作品で知られているのは、この「王子と乞食」が最後。彼自身は、19歳のころ、人気低下によりいったん引退したものの、2015年に俳優業に復帰したとも・・。
あと・・・
いつ見ても、強面のオリバー・リード。三銃士などでも、剣をふるっていたが、この作品でも、元十字軍の騎士。だけれども、悪漢にのされたりして、なかなかいいところを見せられない。乞食に扮した王子のマークレスターから、今度は大丈夫だろうな、とダメだしをされたりする。大酒のみで、国王のまえで、酔いつぶれて寝てしまうのが可笑しいが、実生活でも、大酒のみの暴れん坊、しばしば騒ぎを起こす問題児だったとか・・。俳優になったきっかけは、伯父だったキャロル・リードのすすめだそうな・・・。