Apex product 【東日本大震災・脱原発】③

伸雄いつも、ご訪問頂きありがとうございます。

2011年3月11日の東日本大震災と、東京電力福島第1原発事故から4年。犠牲者は1万8000人を超え、いまだ20万人以上が避難生活を送っています。一方、復興への取り組みは本格化し、産業面など新たなモデルを目指す試みもあります。東日本大震災に関連するニュースをまとめました。ご覧下さい。そして忘れないで下さい。

まだまだ、これからです。私達に出来ることをやっていきましょう。

今も苦しんでいる全ての人に、笑顔が戻るその日まで。援助支援活動は続きます。震災で亡くなられた方々のご冥福と被災された方々の安寧な生活が一日も早く訪れますことを、町が元気に復興されますことをお祈り申し上げます。

 

 

2015年3月11日

- 青空と向日葵の会  Apex product  代表 柳 伸雄-

東日本大震災津波記念碑建立式(岩手県大船渡市吉浜)
吉浜中学校の子ども達が自分達の想いを石に刻みました。
吉浜は先祖の言い伝えを守り、高台移転し、死者が1人だった所。奇跡の村と言われています。それにちなんで、
き:絆を大切に 希望を持って生きる
せ:先人の教えを守り 生かされた命...
き:きっと また来る 大津波
の:のぼれ! 山へ 高台へ
しゅ:集落みんなの命守るため
う:美しい海 青い空 私の故郷
ら:らせん階段のようjに みんなで語り伝え
く:暮らしてよこう 奇跡の集落 吉浜の里で。
式典後 公民館に移り語る会、子ども達の想いはずっと語りつがれるでしょう
Tunami(big wave) memorial ceremony (Yoshihama,Iwate prefecture, disaster area)
Yoshihama is called as"miracle village"..Because people keep ancesters words not to live lowlands. When Tunami came people survived.
This time students caved their words. They said to keep ancesterd words, and live whith hope,help each other, keep the nature.
Their words will keep long time.

陸前高田の海。4年前の震災の時の跡がそのまま
でもその中 漁は始められている。
Rikuzenntakada(disaster area). many embankments destroyed.Four years has passed,but those still remain.But people staredt fishing.


「 はやく逃げてください。」


人口1万7000人に最後まで防災無線の場所を離れず、避難を呼び掛けた。

そして、それが彼女の最後の言葉。

自分よりも町民の安全を優先。

まさに自分の命を掛けた最後の避難の呼び掛け。

もうその命は戻ってこない。

この無線を聞いて避難し、助かった人たちも大勢居ると思います。

きっとその人たちの心の中には永遠に残ると思います。

遠藤未希さんが無線で避難を呼び掛け続けた防災対策庁舎。

赤い骨組みだけが残っている

東日本大震災の発生から、明らかになりつつある被害状況は拡大の一途をたどり、死者が1万人単位に及ぶとの見方も出てきた。

難航する救出作業、あふれる避難所、行き届かない食料や物資。

福島第1原発1号機の爆発事故で、新たに約8万人の住民が避難を余儀なくされ、想像を絶する巨大地震に襲われた被災地は、大きな不安や疲労に包まれた夜を迎えた。

「はやく逃げてください」

街全体が津波にのみ込まれ約1万7000人の人口のうち、約1万人の安否が分からなくなっている宮城県南三陸町は、町役場が跡形もなくなるなど壊滅した。

多くの町職員や警察官、消防職員が行方不明となったが、その中に津波に襲われるまで防災無線放送で住民に避難を呼びかけた女性職員がいた。

「娘は最後まで声を振り絞ったと思う」

同町の遠藤美恵子さん(53)は、避難先の県志津川高校で涙を浮かべた。

娘の未希(みき)さん(25)は町危機管理課職員。

地震後も役場別館の防災対策庁舎(3階建て)に残り、無線放送を続けた。

難を逃れた町職員(33)によると、地震から約30分後、高さ10メートル以上の津波が町役場を襲った。

助かったのは10人。

庁舎屋上の無線用鉄塔にしがみついていた。

その中に未希さんはいなかった。

遠藤さんは「(生き残った職員から)『未希さんが流されるのを見た』という話を聞いた。もうダメだと思う」とつぶやいた。

地震直後、遠藤さんの知人、芳賀タエ子さん(61)は「6メートル強の波があります。早く逃げてください」という未希さんの放送の声を聞きながら、携帯電話だけを持ち、着の身着のままで車で避難所の志津川高校のある高台を目指した。

停電で信号が動いておらず、周辺道路は渋滞していた。

高台への道路を上がる時、振り向くと渋滞の列からクラクションが鳴り響き、その背後から津波が家屋などをなぎ倒しながら追いかけてくるのが見えた。

芳賀さんは懸命にアクセルを踏み、数十メートルの高さの高台に逃れた。

車を降りて避難所の階段を上がった。

遠藤さんもたまたま避難していた。

芳賀さんは遠藤さんの手を握って言った。

「娘さんの声がずっと聞こえたよ」

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この人の声でたくさんの人の命が守られた。

亡くなった人達の為にも残りの人生(命)を大切にし、
恥じないように精一杯生きていくつもりです・・・・・

釜石の「宝来館」完全復活 あす25日、新装開業

東日本大震災で被災した釜石市鵜住居(うのすまい)町の旅館「宝来館(ほうらいかん)」は施設の修復工事を終え、23日に落成祝賀会を開いた。これまでは規模を縮小して営業してきたが、震災から4年余りを経てようやく以前の規模に戻った。震災直後は地域の避難所として最大120人が身を寄せた同館。多くの関係者の喜びとともに、25日にリニューアルオープンする。

 約80人が出席。祝賀会に先立つ神事で黙とうをささげ、犠牲者の鎮魂と地域再生を願った。おかみの岩崎昭子さん(58)は「(宝来館が立つ)根浜は世界中の人をお迎えする三陸の玄関になる。三陸の良さを世界中の人に知ってもらいたい」と思いを込める。

 同館は震災の津波で2階建ての別館が全壊。4階建ての本館は2階まで浸水したが、2012年1月に営業を再開した。これまで12部屋前後で営業を続けてきたが、本館と別館を連結させる修復工事を終え、震災前と同規模の20部屋に戻った。収容人数は60人。年間2万人の宿泊客を見込む。

 近くには19年ラグビーワールドカップ(W杯)のスタジアム予定地や16年岩手国体のトライアスロン会場があり、関係者の宿泊が見込まれる。従来は和室のみだったが、多様なニーズに対応するためベッドルームや露天風呂付き和洋室を新設。海と松林を眺めながら入浴できる露天風呂も新設した。

【写真=風船を飛ばし、修復工事を終えた宝来館のリニューアルオープンを祝う関係者】

「フクシマを忘れない!さようなら原発大講演会(新宿)」
2015年3月28日(土) 開場18:45 開演19:00
新宿文化センター・大ホール 資料代:800円

http://www.labornetjp.org/EventItem/1425398185983ylaur

Norika Fujiwara (藤原 紀香)さん推薦!!

今朝は4時半起床で神戸での仕事に向かってます。お供は可愛いメッセージベア!これは長期的な被災地支援のプロジェクト「ミナ・タン チャーム」の新しい仲間です。 “MINA-TAN CHARM”は ファッションデザイナー芦田多恵さんがプロデュースする息の長い東北復興支援を目的としたキュートでラグジュアリーな大人のチャーム🎀
販売金額から製作金額を除く全額が、工賃として南三陸の縫製技術者に支払われるシステムで、かつ技術を残していくというサステイナブルなサポートにつながっています☺︎

このベアにはメッセージを書いて贈ることができます♥ その他、ペガサス、キリン、羊、犬、猫、馬などなど、可愛い仲間たちもいるのでぜひチェックしてみてくださいね😊

...

私はよく友人へのお誕生日やお祝いに贈るのですが、東北への支援となるプレゼントとして、とても喜ばれますよ🎁

http://www.sweetmall.jp/products/detail107.html

長期的な被災地支援のプロジェクト「ミナ・タン チャーム」の新しい仲間です。 

まるでカーテン、女川のホタテ養殖 水揚げ徐々に回復

海面から垂れ下がったロープに、直径10センチ以上に育ったホタテ貝がずらりと並ぶ。4年前の東日本大震災の津波で壊滅的な被害を受けた宮城県女川町の養殖場だ。5月には本格的な出荷を迎える。

 ホタテを育てる伊藤和幸さん(66)は、津波で養殖いかだも自宅も船も流された。それでも、その年のうちに養殖を再開。出荷量は徐々に増え、今年は震災前の年間約40トンに近い約35トンが見込めそうだという。「まずは震災前の出荷量に戻し、いずれは後継ぎの息子と2人でもっと増やしたい」

 県漁業協同組合女川町支所によると、震災で養殖漁業を手がける組合員は約300人から約190人に減少。水揚げは一時、ほぼゼロになった。その後、2010年度の約3600トンには及ばないものの、13年度は約2600トンにまで回復している。(諫山卓弥)

2015年の仙台七夕まつりのポスターデザインが決定しました。今年は高校、専門学校、デザイン・印刷会社より43作品の応募があり、宣伝部の実行委員の選考により決定しました。

震災関連死の現状報告 早大の復興シンポで浪江町長

 浪江町の復興の歩みを紹介する馬場町長


東日本大震災からの復興を考える公開シンポジウム「福島震災復興と浪江町支援―いま早稲田から発信する」は4日、東京都新宿区の早稲田大で開かれた。浪江町の馬場有町長が震災(原発事故)関連死の現状などを報告した。

 


 浪江町の復興支援に取り組んでいる同大の東日本大震災復興支援法務プロジェクトと比較法研究所の主催。大学関係者や町民ら約100人が参加した。

 


 馬場町長は「町の現状と今後の展望」と題して講演。震災関連死が約350人に上っていることを説明し、「一番気になる問題だ」と訴えた。さらに、平成29年3月に想定している避難指示解除に向けた取り組みを説明し、「除染や下水道復旧にはまだまだ時間がかかると見込まれる。医療・福祉関係機関が再開できるかも復興の鍵になる」と語った。

 


 馬場町長は、避難者が町との結び付きを保つため、二重住民票の必要性についても触れ、「『将来は町に戻る』と言う若い世代もいる。町と避難先との二重の住民票を(政府は)認めてほしい」と語った。

 


 町民約1万5000人が原子力損害賠償紛争解決センターに、月10万円の慰謝料増額を申し立てた裁判外紛争解決手続き(ADR)についても議論した。センターが示した和解案の受け入れを東電が拒んでいる現状に、町産業・賠償対策課の鈴木清水係長は「センターの仲介委員は現地調査し、被害の実態を見てくれた。町は和解成立を諦めない」と述べた。

 

 

(2015/04/05 20:55福島民報カテゴリー:原発事故関連死

高浜原発再稼働差し止め判決で原発推進派がヒステリー!武田鉄矢の「テレビ放映を短縮する覚悟ないなら原発に反対するな」発言を嗤う

今月14日、福井地裁が高浜原発3・4号機に運転差し止めの仮処分決定を下した。高浜原発3・4号機は原子力規制委員会が新規制基準に適合していると合格判定を出していたが、樋口英明裁判長は「新規制基準は緩やかすぎて、これに適合しても安全性は確保できない」とした。

 高浜原発の脆弱さは以前から指摘されており、普通に考えればじつに真っ当な審判が下っただけだが、原発推進派や保守系メディアはこれに大慌てで、一斉に樋口裁判長へのバッシングを叫んでいる。

「ゼロリスクを求めた非現実的なものだ」(「読売新聞」社説)「奇矯感の濃厚な判断である」(「産経新聞」主張)「専門家の発言に耳を傾けない姿勢は、まさに司法の暴走だ」(「産経WEST」関西の議論)

 そして、この列に加わったのが、松本人志がご意見番をつとめる『ワイドナショー』(フジテレビ系)と、同番組にゲスト出演した金八先生でおなじみ、武田鉄矢だった。

『ワイドナショー』は19日の放送で、高浜原発の裁判をニュースとして取り上げたのだが、レギュラー解説者の犬塚浩弁護士が「この裁判官は安全基準に対して大変に厳しい判断を下す」「電力会社側からは非常に不満の多かった、反論する機会を十分与えてくれない(裁判官)」「裁判官のある種の方向性が出た事件」と、まるで関西電力の言い分を代弁するかのような、解説を加える。

 すると、MCの東野幸治から質問をふられたゲストの武田鉄也がこうかぶせてきたのだ。

「原発が危険である、一旦事故が起こると取り返しのつかないことになってしまう、それはもう日本国民全員が懲りてる、っていうか十分知ってるわけですよね。だから原発は止めてしまおう、というのがもっとも正しい答えなんですけども、もっとも正しい答えのまま振る舞えない経済的な事情ってやっぱりあるわけじゃないですか。ですから“差し止め万歳”っていうふうに簡単にいきませんよね」

 さらに勢いづいた武田は、こう続ける。

「たとえば、私どもはテレビ局で仕事しておりますけど、テレビ局にやっぱり電力を消費しないために1日6時間、放送をやめるとかっていう覚悟が各局にあるかとか、そういうことまでも込みで考えて原発再稼働を認めずというような決心をすべきであって、国は間違ったことやってるぞ、はんたーい!という、そういう単純な話ではもうなくなったような」

 あ〜あ、またいつものヤツである。文明社会の恩恵を享受していながら原発に反対するのは無責任だとか、原発が再稼働できなかったらエアコンを使うなとか、原発推進派はこれまでも必ずこういう論理を持ち出して、反対意見を封じ込めてきた。しかし、原発か文明的な生活を捨てるかの二者択一しかないわけがなく、これこそ話の単純化、幼稚な脅し、にすぎない。

 しかも、笑ってしまったのが、今回、武田がその脅しに「エアコン」でなく「テレビ」をもってきたことだ。テレビが1日6時間放送をやめる覚悟がないなら原発再稼働反対をいうべきではない、だと? この男はエラソーに「経済的事情」などといいながら、何もわかっていないらしい。テレビが24時間放送をやめればいい、というのは反対派も口にする主張だし、推進派もよく、原発がなければ、コンビニが24時間営業している便利な生活ができなくなる、などと脅しているが、これはどちらも間違い。そもそも、深夜帯は電気が余っていて、テレビが放送をやろうがやるまいが、コンビニが営業しようがすまいが、なんの関係もないのだ。

 もし、そうではなく、昼間、テレビ放映がなくなってもいいという覚悟が必要だと武田が言うなら、逆に言ってやろう。どうぞどうぞ、と。

 電力需要が高まる午後のテレビのラインナップを見てみればいい。各局とも、どうでもいい内容の情報番組やくだらないワイドショーばかり。しかも、結局は『相棒』の再放送が視聴率トップをとっているような状態だ。一方、BS局は全局、通販ショッピング番組を流し続けている。こんなものがなくなって誰が困るというのか。困るのは、テレビ局とあんたら芸能人だけだろう。

 ようするに、武田は自分たち芸能人がテレビ番組に出られなくなるから、テレビ局の収入が減ってギャラが削られるから、軽々に反原発とか言うな、と脅しているだけなのである。なんだよそれ。

 しかも、武田がタチが悪いのは、「原発嫌いなら嫌いって、最初から裁判官にも言ってほしいですよね」などと述べ、あたかも樋口裁判長が好き嫌いで判決を下したかのような印象操作を行ったことだ。

 武田は樋口裁判長がどういう状況に置かれてこの判決を下したのか、知っているのか。樋口裁判長は昨年5月、大飯原発3、4号機の運転差し止め訴訟も担当して、原発の運転を認めない判決を下している。その結果、今年3月の異動で名古屋家裁へ左遷されるという、報復人事を通告されていたのである。

 福井地裁で判事をつとめていた樋口裁判官のキャリア、そして定年まであと3年という年齢を考えれば、次は名古屋高裁の陪席というのが通常のコースだった。ところが、原発再稼働を認める最高裁判所の方針に逆らった結果、家裁という明らかな下級裁判所への降格を言い渡されたのだ。

 関西電力はこの左遷人事を知って、判決を別の裁判官に出させようと、裁判官の交代を求める「忌避」を申し立て、裁判の決着を4月以降へ引き延ばすことをはかっていた。これに対して、樋口裁判長が裁判所法28条「裁判官の職務の代行」を使って左遷後も審理を担当し、今回の判決にこぎつけた。

 今回の判決は樋口裁判官が自分の身を捨てて裁判官としての良心を貫いたものなのだ。それに比べて、テレビという既得権益を守ることしか考えていないくせに、もっともらしい口調でデタラメを語る武田のなんと品性下劣なことか。

 ところが、こんなお粗末な主張に対して松本人志も東野幸治もまったく批判しない。それどころか、東野は「同じ、同じね」、松本は「これは問題視されていましたもんね」などと、同意する始末だ。さらに、この武田発言を伝えるネットニュ―スも同様で、あたかも、武田がコトの本質をわかっている大人の意見の持ち主であるかのようなトーンで報道している。

 しようがない。今さらだが、連中が信じ込んでいるらしい「経済的な事情で原発は必要」という主張がいかに欺瞞に満ちたものかを改めて指摘しておこう。

 というか、彼らの脅しの最大の根拠になっている「原発がなくなったら、電力が足りなくなる」という論理については、もはや解説の必要すらないだろう。今現在、日本では1機の原発も稼働していないが、電力が足りなくなったことはもちろん、ピンチになったなんていう話すらない。今後も省エネ技術やLEDの普及が進めば、電力の需給バランスはもっと安定するはずだ。

 こういうと、電力会社や原発推進派は「コストの問題だ」「再稼働しないと電気料金はどんどん値上がりする」と脅しをかけるが、これもデタラメだ。今月4月の電気料金は多くの電力会社でむしろ下がっている。これは原油安が進んで火力発電に使う燃料の輸入価格が下落したせいだが、大方の市場関係者はむしろ、これまでの原油価格が高すぎただけだと指摘し、アメリカで起きているシェールガス革命などの影響で、原油価格はこれから長期的に安くなると見ている。

 また、石油とならんで火力発電の燃料である液化天然ガス(LNG)のほうは値上がり傾向にあるといわれるが、こちらも価格は原油価格に少し遅れて連動するシステムのため、もう少しすると、値下がりトレンドに入るのは確実だ。

 しかも、このLNGについては、日本の電力会社が安く買う努力を怠ってきたという問題が隠されている。電力料金は原料価格の上昇分を丸ごと上乗せできる総括原価方式であるため、「安定供給」の大義名分のもと、そのほとんどを長期買い付け契約、売り手の言い値で買ってきた。その結果、日本の電力会社のLNG購入価格はイギリスの数倍にものぼっている。


 逆に、原発のコストパフォーマンスがいいというのも真っ赤な嘘だ。原発の建設費はバカ高く、しかもそこに、核燃料サイクルや核のごみの最終処分、廃炉などの費用などがかかり、その金額は10兆円以上にのぼるのだが、電力会社のコスト計算にはそれは入っていない。

 これ以外にも、原発を受け入れた自治体への交付金やら原発の研究機関への研究費、核燃料税、そして国の機関の人件費など、毎年4000億円以上の金がかかっている。

 さらに、福島原発事故を受けて、再稼働には新しい規制基準を満たさなければならないが、その対応にも膨大な金額がかかる。電力会社は1兆円と試算しているが、この試算には「配管の多重化」など含まれていないものも多く、実際はその数倍はかかるのではないかと言われている。さらに、福島原発事故の結果、損害保険の保険料が数百倍にも跳ね上がると言われている。これのどこがコストパフォーマンスがいいのか。

 また、コストのことを反論すると、原発推進派はふだんは絶対に考えてもいないくせに環境の問題や将来の資源枯渇の問題を持ち出す。しかし、だったらなおさら、再生可能エネルギーの普及政策を進めるべきだろう。
 
 ところが、電力会社は昨年、再生可能エネルギーの買い取り見直しを発表。太陽光発電の固定価格買い取り制度(FIT)は2009年からスタートしたが、電力会社は買い取る上限を設けると言い出した。この裏側には、電力会社と政府が一丸となって進める原発再稼働の問題が潜んでいるのは明らか。この2月に安倍首相は「再生可能エネルギーの最大限の導入を進める」と国会で述べていたが、本気で取り組むつもりなどさらさらないのだ。

 ようするに、電力会社や政府、専門家などは原発の既得権益を守りたいということが最大の目的であり、そのためにわざと原発に依存する体制をつくり上げようとしているだけなのだ。これは、福島原発事故を引き起こした原子力ムラの利権構造の完全復活である。

 そして、これはマスコミも同様だ。彼らは電力会社の広告漬けになり、電力会社に仕事を世話してもらうという利権を守るために、再び原発の必要性を唱え、反原発の意見を封じ込め始めた。その最たるものが、武田鉄矢の「テレビが1日6時間放送をやめる覚悟がないなら原発再稼働反対をいうべきではない」発言だろう。

 この発言自体は前述したようになんの根拠もないが、背景に「原発の再稼働が止められたら自分たちの既得権益がおびやかされる!」という恐怖があることはひしひしと伝わってくる。

「決して損得だけで物事を考える人間になるな!」って、金八先生は言っていましたがね。
(田部祥太)


【週刊リテラシー】ロンブー淳が被災地報道に苦言「1~2日訪れて震災の今を報じるのは違う」「皆さんが自分から赴いてでも真実を伝えて欲しい」

東日本大震災から4年。多くのメディアが「被災地の今」を特集で報じるなか、ロンドンブーツ1号2号の田村淳が3月14日放送の情報番組『淳と隆の週刊リテラシー』(TOKYO MX)で、被災地報道のあり方に苦言を呈した。 

「僕も3.11のニュースは、いろんなところ(局)の見てたんですよ。そこで、津波で流されたお店に、 今は観光客がコレだけ来ているみたいなニュースがものすごく流れるんです。それも事実だとは思うんです。でも、そうじゃない部分が流れてこない。僕が福島に行って見たことを伝えているメディアっていうのがひとつもなかったんで、僕はそれがすごくショックでしたね」 

この日の放送では、田村が実際に福島に足を運び、仮設住宅の現状を取材した様子が流された。日常生活ではどのような復興がなされているのかをレポートする内容で、福島第一原発から10キロ圏内の富 岡町の住民が避難している仮設住宅を訪問。いまなお仮設住宅での生活を強いられている現状や、復興公 営住宅に入居できたとしても、家具やライフラインにかんする行政からの支援は一切ないという現実を、 取材を通して目の当たりにしていたという。 

そうした被災地のリアルを知ったことで、ニュースとの大きなギャップを感じたようだ。取材に協力してくれた現地メディアに対し、 

「僕が東京で見ているニュースって、伝えなければいけない部分が削がれて、大事な部分が見えてこない ニュースを見てたような気持ちになりましたね。僕みたいな人間が、1~2日くらいでこんな風に感じましたというのは本当の伝え方ではないと思うので、皆さんが震災で感じたこと、思ったことを、こうしなきゃいけないと感じたことを発信できる場所に、自分から赴いてでも真実を伝えて欲しいと思います」 

と、報道のあるべき姿を提言。震災から4年、報道の数も減り風化するなか、日本人として東日本大震災をもう一度考え直さなければいけない時期にきているのかもしれない。 
(取材・文/DMMニュース編集部) 
http://news.livedoor.com/article/detail/9889988/ 

福島の子供を描いたアニメが国際賞を受賞するも、日本のマスコミは一切報道せず!作者は日本人学生!「Abita(アビタ)」 

ドイツに在住している日本人学生が作ったアニメが国際賞を受賞しました。このアニメのタイトルは「Abita(アビタ)」で、福島原発事故の放射能汚染で苦しむ子供が主人公になっています。欧州だけではなく、世界中で様々な賞を受賞しており、色々な所で取り上げられているようです。

しかしながら、日本ではマスコミが報道した痕跡が殆ど見られず、完全に無視されているような状態となっています。アビタはユーチューブなどの動画サイトで見ることが出来るので、興味のある方は是非とも見てみてください。

☆Abita
URL http://vimeo.com/51297975

引用:
福島の子供たちが、放射能のため外で遊ぶことができない。
彼らの夢と現実について。

"Abita", animated short film about Fukushima children who can't play outside because of the radioactivity. About their dreams and realities.

Kinder in Fukushima können auf Grund der radioaktiven Strahlung nicht mehr in der Natur spielen.
Denn die Natur ist nicht dekontaminierbar.
Dies ist nur eine Geschichte von 360.000 Kindern, die zu Hause bleiben und von ihrer Freiheit in der Natur träumen und die Wirklichkeit erleben.

Graduate Thesis film by
Shoko Hara und Paul Brenner,

Sound Design and Music: Lorenz Schimpf

Academics:
Prof. Klaus Birk
Alexander Hanowski
Martin Hesselmeier

DHBW Ravensburg, Media Design

Awards:
Best Animated Film, International Uranium Filmfestival, Rio de Janeiro, 2013
Special Mention, Back-up Filmfestival, Weimar, 2013

Upcoming Competitions:
Eco-Filmtour, Potsdam, 2014 (nominated)
Winter Film Awards, New York City, 2014 (nominated)

Screenings:
International Festival of Animated Film ITFS 2013, BW-Rolle
Japanese Symposium, Bonn, 2013
Nippon Connection, 2013
International Uranium Filmfestival, Rio de Janeiro, 2013
International Uranium Filmfestival, Munich, 2013
International Uranium Filmfestival, New Mexico, 2013
International Uranium Filmfestival, Arizona, 2013
International Uranium Filmfestival, Washington DC, 2013
International Uranium Filmfestival, New York City, 2013
Back-up Filmfestival, Weimar, 2013
Mediafestival, Tübingen, 2013
zwergWERK - Oldenburg Short Film Days, 2013
Konstanzer Filmfestspiele, 2013
Green Citizen’s Action Alliance GCAA, Taipei, Taiwan, 2013
Stuttgart Night, Cinema, 2013
Yerevan, Armenien, ReAnimania, 2013
Minshar for Art, The Israel Animation College, Tel Aviv, Israel, 2013
IAD, Warschau, Gdansk, Wroclaw/Polen, 2013
IAD (BW-Rolle, Best of IC, Best of TFK) Sofia, Bulgarien, 2013
05. November 2013: Stuttgart Stadtbibliothek (BW-Rolle) , 2013
PISAF Puchon, Southkorea, (BW-Rolle, Best of IC, Best of TFK) , 2013
Freiburg, Trickfilm-Abend im Kommunalen Kino (BW-Rolle), Freiburg, 2013
Zimbabwe, ZIMFAIA (BW-Rolle, Best of IC, Best of TFK), Zimbabwe, 2013

Upcoming Screenings:
18. Dezember 2013: Böblingen – Kunstverein Böblingen (BW-Rolle)
21.-22. Dezember 2013: Schorndorf - Kino Kleine Fluchten (BW-Rolle, Best of IC, Best of TFK)
27. August 2014: Künzelsau - Galerie am Kocher (BW-Rolle)
Movie Night for the anniversary of the Fukushima desaster,Zurich, 2014
:引用終了

希望郷いわて国体・希望郷いわて大会 130万人で参加宣言! 宣言登録大募集
「来県者をおもてなししたい!」「国体・大会を盛り上げたい!」「開催を機に何か面白いことに取り組みたい!」というグループなら、どなたでも参加OK!
詳しくは→http://www.iwate2016.jp/16121

双葉中4年ぶり卒業式 ただ1人の旅立ち
2015年03月14日土曜日 河北新報

東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く福島県双葉町の双葉中(生徒8人)の卒業式が13日、いわき市の仮校舎体育館で行われた。双葉中の卒業式は東日本大震災当日の2011年3月11日以来、4年ぶり。ただ1人の3年生として、昨年4月に再開した学校を引っ張った高野祐一郎君(15)が学びやを後にした。

 伏見康弘校長は式辞で「高野君の頑張る姿が、下級生に目標を与えてくれた」とたたえた。2年生の小谷野潤人君(14)が送辞で「先輩が一人で土台をつくってくれた新たな双葉中を、精いっぱい引き継いでいく」と誓った。

 高野君は答辞で「充実した1年を決して忘れません。土台を十分につくれたとは思わないが、皆さんが新たな校風をつくり上げてください。双葉中が復興のシンボルとなり、発展することを祈ります」と述べた。

 双葉町は原発事故で町民が全国に避難し、昨年4月、3年ぶりに町立の小中学校をいわき市で再開した。当初は銀行の元支店の建物を借りて、間仕切りで仕切った空間で学び、2学期から現在の校舎に移った。

 高野君は避難で県内3カ所を転々とし、いわき市に落ち着いた。当初は市中心部の中学に通ったが、環境の変化に慣れなかったことなどから、地元の双葉中に編入した。式後、「最初は銀行の建物で大変だったが、双葉中に来て良かった。高校に行っても、双葉中の卒業生だということをしっかり自覚したい」と話した。

 父の小学校教諭正美さん(54)は「3年生が1人で当初は不安だったが、自分がやらなければ、という気持ちになり、成長できたのだと思う」と語った。

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卒業式で下級生と一緒に校歌を歌う高野君(上段中央)

SUGIZO 「子どもが安心して暮らせる未来を」 3・11に代々木で訴え

LUNA SEA、X JAPANのギタリスト、バイオリニストとして活躍するSUGIZO(45)が11日、東京・代々木で行われた「311東日本大震災市民の集い」に出演。地震が発生した午後2時46分には手に持ったりんを鳴らし、集まった1500人と黙とうをし犠牲者を追悼した。

 ミュージシャンの佐藤タイジ(48)と立ったステージでは、りんをバイオリンに持ち替え、空をなでるような穏やかな音で「Rest in Peace&Fly Away」を演奏し鎮魂を祈った。2人は佐藤が、太陽光発電を活用した電力のみでレコーディングをしたという「もう一度世界を変えるのさ」でも共演。ともにアコースティックギターを奏で、「見て見ぬ振りはしないで」と訴えた。

 歌手の加藤登紀子(71)らも出演。震災直後から現地でボランティア活動をするなど尽力してきたSUGIZOは、「3・11の地震で学んだことを未来に繋げなくてはとずっと思ってきました」と口を開くと、ステージ近くで側転をしている男の子を見つめ、「あの子たちの将来を守らないと。僕ら市民が団結して次の未来を作る子どもたちが安心して暮らすことができる未来を作ろう」と呼びかけた。

 会場に設置された献花台には、バラやチューリップなどたくさんの花が手向けられた。復興の火を絶やさぬようにと、テーブルにはろうそくの灯もともされていた。三鷹市から参加した女性(27)は「地震から4年が経つけれど、復興がまだ進んでいないところもあるし、原発事故も終息していない。絶対に忘れてはいけない」と力を込めた。

 中国出身で都内で暮らす女性(26)は「SUGIZOさんのファンなので、震災や復興支援活動に興味を持ちました。SUGIZOさんが出演するイベントに足を運ぶ中で、識者の話しを聞く機会もあって、自発的に勉強をしたりSUGIZOさんが出ていないイベントでも興味があれば参加するようになりました。知ることが、自分なりにできることを探すことにつながると思う」と話していた。

【神奈川新聞】

【陸前高田駅新駅舎・高田高校前駅の開業】

 東日本大震災により、市民の足として運行していたJR大船渡線は深刻な被害を受けました。JR東日本では、鉄道復旧の検討と並行して、安全で利便性の高い「BRT(バス高速輸送システム)」による仮復旧を進めています。
 本日、「陸前高田駅」の新駅舎と、「高田高校前駅」の開業セレモニーが開催され、約100人の市民の方々が会場に集...いました。
 オープニングアトラクションでは、県立高田高等学校の吹奏楽部の生徒たちが北島三郎さんの「まつり」などを演奏。
 主催者を代表して、JR東日本盛岡支社長の嶋誠治(しま せいじ)様は「地元の足としてBRTの利便性をますます高めていきたい」と述べました。
 「陸前高田駅」の位置は、これまでの市役所庁舎敷地内から、5月にオープンする「陸前高田市コミュニティホール」の向かいに移設となります。
 また、本日のダイヤ改正に伴い、4月から市内の新校舎で授業が再開する高田高校の生徒たちの利便を図るため、下校時間帯(17時~20時頃)に2便増発されます。

「損して得とる」の威力 無料化戦略で変わる観光地

観光による地方創生は、まず何より「人を動かす」ことが肝心。地方を体験し、そのファンになってもらうための導線の形成が求められる。その方法の一つとして、無料化戦略が注目を集めている。

「損して得とる」無料化戦略

東京駅、朝10時。平日にも関わらず、大きな貸し切りバスに、家族連れやカップルが続々と乗り込んでいく。約3時間の旅の行き先は、福島県いわき市のリゾート施設「スパリゾートハワイアンズ」だ。電車ならば往復約1万2000円かかるところを、スパリゾートの宿泊客に限り、東京や神奈川など首都圏10カ所から毎日、無料でバスを運行している。

ハワイをイメージした巨大施設でプールやホテル、ゴルフ場などを備え、「フラガール」でも有名なスパリゾートは、バブル崩壊に伴い客数が大きく落ち込んだ。そこで起死回生の策として打ち出した一つが無料送迎バスだった。

無料化で、とにかく現地に来てもらい、スパリゾートの魅力を体感してファンになってもらう。浮いた交通費の分を施設で消費してもらい、トータルで収益をあげる。顧客接点を増やしてマーケティングの精度を上げる――。

こういった狙いは大当たりし、2013年度は日帰り部門150万人、宿泊部門は過去最高の45万9000人を記録。東日本大震災の危機からV字回復を成し遂げた。

3/16(月)25:00~26:00】
MUSIC SAVES TOMORROW SPECIAL
東北ライブハウス大作戦~繋ぐ~2015

スペースシャワーTVが、2011年4月より「私たちにできること」を掲げ行っているキャンペーン「MUSIC SAVES TOMORROW」。

4年目となる今年2015年は、2013年3月11日に放送した「東北ライブハウス大作戦~繋ぐ~」の続編番組をお届けします。

2011年よりスタートしたプロジェクト「東北ライブハウス大作戦」。

東日本大震災で被災した宮古、大船渡、石巻の3ヵ所での活動を、活動当初からライブハウス完成まで追った前回のドキュメンタリーから2年。

今回の番組では各ライブハウスが完成してからの動向を紹介。

移転やスタッフ不足といった問題に直面しながらも、日常の運営に励む店舗や、そこに訪れるアーティスト・お客さんの姿をお伝えします。

また、2012年より新プロジェクトとして進めている「東北ライブハウス大作戦 with LIVE福島」の模様も紹介します。

東日本大震災より4年。

「人と人を繋げる」という目的のもとに現在も継続しているこのプロジェクト、そして被災地の「いま」をご覧ください。

<LIVE映像・コメントでの出演>
ASPARAGUS / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND / Ken Yokoyama / NAMBA69 / the band apart / BRAHMAN / locofrank ※50音順

<コメントでの出演>
後藤正文(ASIAN KUNG-FU GENERATION) / ダイスケはん・ナヲ(マキシマム ザ ホルモン) / 細美武士(the HIATUS) / 渡辺俊美 / ONE OK ROCK ※50音順

<ナレーション>
TOSHI-LOW(BRAHMAN / OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND)

<収録内容>
locofrank TOUR 2012-2013 "ONE" EXTRA FINAL!!
2013.3.17(日)岩手: LIVEHOUSE FREAKS

Ken Yokoyama“Nippon Its Tour”w/NAMBA69
2013.8.12(月)岩手: KLUB COUNTER ACTION MIYAKO
2013.8.13(火)岩手: LIVEHOUSE FREAKS
2013.8.15(木)宮城: BLUE RESISTANCE
2013.8.16(金)宮城: RENSA

"BONGO e.p."release live SMOOTH LIKE BUTTER TOUR
2014.6.29(日)岩手: LIVEHOUSE FREAKS

BLUE RESISTANCE 2nd ANNIVERSARY LIVE
~東北ライブハウス大作戦石巻支部も2周年だっちゃ~
2014.10.30(木)宮城: BLUE RESISTANCE

細美武士 ACOUSTIC LIVE
2014.12.26(金)宮城: BLUE RESISTANCE

OVERGROUND ACOUSTIC UNDERGROUND
TOUR 2014-15「FOLLOW THE DREAM」-FINAL OF THE FINAL-
2015.1.12(月・祝)岩手: KLUB COUNTER ACTION MIYAKO

リピート放送
4/5(日)24:00~

スペースシャワーTVの視聴方法はコチラから↓
http://www.spaceshowertv.com/about/howto/

東日本大震災で日本を案じてくれたバヌアツの危機

今月13日に巨大台風が直撃した太平洋の島国「バヌアツ」が、その被害により壊滅的な被害を受け、危機となっています。
死者は16人に上っており、さらに多くの地域に救助隊が到達することで、今後も増える可能性が高いと言う。

80以上の島が連なるバヌアツの、22島が大きな被害を受け、人口の約半分の16万6千人が被災しました。

食料や飲料水の備蓄は枯渇しており、今後2~3週間ももたないと国連人道問題調整事務所(OCHA)は警告しているようです。

一時避難所を必要としている住民は約6万5000人。全国で学校500校が被害を受け、生徒7万人に影響が及び、500の学校に被害を受け、7万人の生徒に影響。

燃料源も底をつき始め、電気はほとんど不通、発電機が不可欠となっており、住民の多くは自給自足で生活をしており、産業の乏しい中、ココナツとバナナの農園の被害は壊滅的で、長期的な悪影響」が予想されています。

当然家屋などの復興にも危機的状況を迎えています。
国連防災会議出席のため、仙台に来日中だったロンズデール大統領は、取材に対し「非常に破壊的なサイクロン。まるでモンスターのようだ。防水シート、飲料水、医薬品などすべてが不足している」と、緊急援助の要請を世界中に訴えました。

日本政府も早々に災害支援調査団を派遣し、国際緊急援助隊医療チームの派遣が決まり、今後の様々な支援を行っていくようです。


バヌアツはとても親日的な国です。

ロンズデール大統領からは,日本のODAによる支援に感謝の意が表され、日本の文化を尊重し、日本から多くを学ぼうとする国民性には、胸を熱くさせられます。

そんなバヌアツは、東日本大震災の時、

当時の首相、大統領が真っ先に支援を表明してくれたほか、「日本のマグロはえ縄漁業関係者と関係地域の復興に役立てて欲しい」と、マグロはえ縄漁船船主グループなどの民間団体(33名)から、日本鰹鮪漁業協同組合へ、4,910,000円も義捐金を送ってくれました。

 

バヌアツの船主グループからは、「東日本地震で被災した日本のマグロはえ縄漁業関係者と関係地域の復興に役立てて欲しい。バヌアツの同業者として、長年の日本の友人が立ち直る日を待つ」とのメッセージが寄せられている。
バヌアツの平均月給は、日本円に換算して約\10,000 (首都のポートビラででは約\30,000、地方では\5,000)と言われています。

そんな中、日本の為に送ってくれた義捐金を考えると、そのあたたかい想いに涙が出てきます。


そして感謝だけでなく、今こそ日本からバヌアツへ恩を返す時が来ました!!

ほんの少しの何かで良いのです。

私達の小さな支援は、バヌアツの仲間達の大きな助けになるはずです。

寄付に対する基金や窓口は、色々と問題もあり難しいのですが、Tポイントやクレジットカードなどでも寄付が出来るようです。↓↓↓
http://cards.hateblo.jp/entry/vanuatu-kifu-yahoo/

また、黒柳徹子さんが大使を努める国連児童基金(ユニセフ)でも当日から支援が始まっています。

また日赤などもありますが、ご自分が信用出来る支援機関からお問い合わせ下さい。

間違っても反日偽善団体の日本ユニセフ協会などにはご注意を!

『ユニセフと日本ユニセフは全く別の団体だった』↓↓↓
http://ameblo.jp/kousyoku-labo/entry-11977176719.html

 


被災された方々に、心から哀悼の意を捧げたいと思います。

そして一日も早く、南国の楽園に戻れる事を心からお祈りします

ガザの子供たち、日本の被災者へ強い連帯感を込めた祈りを捧げる

紛争地のガザ地区に住むパレスチナ人の子供たちは、彼ら自身が数えきれないほどの問題に直面している。しかし、3月9日、彼らは2011年に日本で発生した東日本大震災の犠牲者を強い連帯感を込めて追悼する集会に集まり、遠い国で犠牲となった人たちの苦しみを悼んだ。

2011年3月11日、マグニチュード9.0の地震で巨大津波が発生し、日本の海岸を飲み込み、福島の原子力発電所のメルトダウンを引き起こした。9日、1000人を超えるガザ地区の子供たちが日本語の単語や、絵で彩った凧を揚げるために、ガザ地区南部の都市ハーンユーニスに集まり、震災から4年を迎えた日本を追悼した。

凧揚げのイベントは国連パレスチナ難民救済事業機関 (UNRWA) が主催しこの津波から壊滅的な被害を受けた日本の釜石市合同開催された。UNRWA は 2012 年以来、日本で起こった大震災の追悼式典を毎年ガザ地区で主催している。

UNRWAオペレーション ディレクターのロバート ターナー氏は声明で「今日参加している子どもたちは、彼ら自身が恐ろしく、また悲惨な状態を日常的に経験しているのに、他者に共感するというパレスチナ人の寛大な精神を具体化しているのです」と述べている。

 仙台市で開催されている「第3回国連防災世界会議」の関連事業として、「高齢者・障がい者と防災シンポジウム」が陸前高田市コミュニティホールで開催されました。
 陸前高田市は、障がいのある人もない人も、若者も高齢者も、地域で暮らす人も観光で訪れる人も、誰もが生きがいと役割をもちながら、笑顔で普通に生活できる「ノーマライゼー...ションという言葉のいらないまちづくり」を目指しています。
 これまで市役所若手職員のワーキンググループを中心に進めてきた「ノーマライゼーションという言葉のいらないまちづくり」のための「アクションプラン」を発表しました。プランの内容には、障がい施設や地域女性団体協議会など関係団体と重ねた議論が盛り込まれており、陸前高田らしい地域交通の実現や誰でもわかる避難路の整備などについて説明しました。
 シンポジウムの中で市長は、「高齢者や障がい者など、社会的弱者と言われる人でも普通の人と同じように生活できる社会を目指す。陸前高田市に暮らす子どもたちが、笑顔で未来に夢を描くことができるまちづくりに挑戦していきたい」と述べました。
 また、シンポジウムに先がけ、会場となったコミュニティホールの整備に多大なご支援をいただいたシンガポール共和国からK. シャンムガム外務大臣兼法務大臣をはじめ、関係者の方々を招待し、感謝状を贈呈しました。
 大臣は挨拶の中で「2016年には、日本とシンガポールの国交が結ばれて50周年を迎える。コミュニティホールが両国のかけ橋となり、交流が深まることを祈念する」と述べました。

大企業「免税特権10兆円」アベノミクスはやっぱり嘘だった!14年賃金は名目も実質も減っていた! 巨大企業が適正に納税をしていれば、消費増税も全く必要ない!


大企業の法人税は中小企業よりも軽い!低所得者や中間層に厳しく、富裕層に優しい消費税増税!増税必用なし!税経新人会全国協議会/ゆがんだ不公平な税制をただし、応能負担原則に基づいて、やるべきことをやれば、消費税の増税は必要ありません!

日本は金持ちの税金は低い!金持ちが先進国並みに税金を払ってさえいれば、消費税の増税は必要なかった! 大村大次郎氏、 志賀櫻氏…

巨大企業が適正に納税をしていれば、消費増税も全く必要ない!ソフトバンク納税=500万円、純利益788億8500万円/驚くべき税負担の軽さだ。



復興予算はなぜ被災者支援に

届かなかったのか?

復興を食い物にする政治家、官僚


東日本大震災から4年。ハコモノやインフラ整備など表面上の復興は一見進んでいるようにみえるが、いまだ約23万人もの人々が避難生活を続けている。

災害公営住宅にしても着工したのは計画の半数ほどで、住宅地の高台移転も宅地造成の完了は3割程度だといわれている。このように被災者の視点、目線での復興は遅々として進んでいないのが現状だ。

 そんななか、今後の復興予算の行方に注目が集まっている。3月に入り竹下亘復興相が復興予算の「全額国費負担の見直し」を示唆したからだ。国が集中復興期間としているのは震災から5年間の今年2015年度まで。

しかし、多くの人々が避難生活を送っていることからも分かるように、復興予算は人々の仕事や生活への現状復帰、住宅支援には十分に活用されていない。そんな状況の中での竹下復興相発言は「自治体の過大な負担」と受け止められ、被災地に大きな衝撃を与えている。

 実際、これまでも復興予算はまともに活用されていたとは決していえないものだった。その典型が復興予算の流用問題だ。

 この問題を「週刊ポスト」(小学館)誌上でスクープしたジャーナリスト・福場ひとみによる『国家のシロアリ』(同社刊)は、復興予算がどう流用されたかを追ったルポルタージュだ。

そこから浮かび上がってくるのは25兆円という莫大な復興予算を巡る省庁、官僚たちの予算ぶん捕り合戦と、被災者を無視したあまりに杜撰でいい加減な予算流用の実態である。

・国会議事堂のステンドグラス代 1億2000万円
・霞ヶ関合同庁舎4号館改修費 12億円
・シーシェパード対策費 23億円
・金融庁職員の基本給 5205万円
・沖縄県の道路整備 22億円
・国際交流基金の芸術家の海外派遣など 1億2000万円

 本来、被災地の復興という目的のはずの復興予算が、全く別の目的に、そして被災地とは何ら関係のない地域にその大半が充てられていた。しかもなかには天下り法人にまで。

 なぜこんなことが起こっているのか。著者は政治家、担当省庁への取材を開始する。そこで浮かび上がってきたのが日本の予算を支配する官僚たちの権力構造と、癒着、そして共犯関係にある政治家の存在だった。

 長きに渡り国の各省と財務省の“あうんの呼吸”で決まっていたという日本の予算。しかし震災前、政府の財政緊縮方針で査定が厳しくなり、要求が受け入れられない状況になっていた。そこに降って湧いてきたのが復興予算だ。

「財務省は2011年8月の時点で、各省庁に『復興関連予算は青天井だ。遠慮しないで要求してくれて構わない』と太っ腹な姿勢を見せ、(当時の)野田首相も9月20日の閣僚委員会で『青天井でいい。しっかりと要求していただく』と財務官僚たちと全く同じ言い方をした」
 
 予算を一手に握る財務省、そして時の首相がともに「青天井」というのだから、省庁も要求し放題になるのは当然のことだった。しかも“復興”に少しでも関連づければ(実際は全く関連づけてすらいなかったが)要求が通ってしまう。各官庁は大喜びで復興予算に群がった。ある省の課長は著者にこう証言したという。

「実は財務省の主計官から、“欲しい予算があったら、復興名目で出したら付けてやるから、復興に関連があるように書いて要求しろ”と言われたので、本当はこんなもの復興予算で要求するなんてまずいと思っていたけど、供給したんです」

 国の予算を、いや国民の血税をこんな乱暴に、しかも目的外に使っていた。これは国家ぐるみの詐欺といわれても仕方がない所業である。

「彼ら官僚にとって、その事業の予算が、何の名目の予算であるかはさして重要ではない。復興予算だろうが、本予算だろうが、自分たちの計画した予算が無事に通るなら、どちらでも構わない。つまるとこと、財布の違いでしかないということだ」

 一方で、被災地の石巻市が防災無線整備のために復興交付金を要望したが、「緊急性が乏しい」とはねられていたという。一体何のための復興予算なのか、著者もなぜ官僚たちがそんなことをしたのか本音は伺い知れないとしたうえで、こう記している。

「まず国側が優先して事業を行うことが復興に役立つと思ったのだろうか。それとも、復興予算も「国家予算」なのだから、我々の金だというのが、彼らの感覚だったのだろうか」

 そしてもうひとつ、本書は、復興予算流用の裏に、政府による景気対策の思惑が存在したのでは、と指摘する。

その舞台となったのは東日本大震災復興構想会議だ。これは首相の諮問に基づき復興構想について審議を行う政策会議だが、当時の菅直人首相の「諮問書」には「被災地のみならず」という言葉が2回も登場する。

さらに「被災地域の復興なくして日本経済の再生はない。また、日本経済の再生なくして被災地域の真の復興はない」という文言も謳われている。これらは「復興のための経済対策なら日本中どこでやってもいい」とも解釈できる。とすれば、復興予算の「青天井」化のお墨付きが政府から下されていたことになる。

「当時の資料をもとに改めて振り返ってみると、被災地以外や、復興と直接関係性のないものに拡大して復興予算を使っていきたいとする、明確な意図が見て取れる(略)復興予算を被災地外に使う流用のシナリオが、官邸中心に進められていたことは間違いない」

 官邸主導で作られ、各省庁が実行したのが復興予算の流用だった。さらに当時の野党・自民党もこれを押し進めたという。

もちろん利権に関しては民主党より自民党が一枚も二枚も上手だから当然のことでもある。

さらに復興特需の恩恵をこうむることができる関係企業も諸手をあげて賛成し、政財界による復興を名目にした“被災地無視の景気回復プロジェクト”が完成したというわけだ。

 復興増税により国民から巻き上げた金で、無関係な事業に膨大な金がバラまかれる。しかも一方では、本当に困っている被災者に復興資金が支払われないケースも存在する。

「被災地に住む50代の男性は、飲食店を開業直後に被災したため、二重ローンを抱えている。ところが過去に一度だけ税金の滞納があったために、復興関連の制度を使うことはおろか、復興予算関連の補助金を一度たりとも貰っていないという」

 何度でもいうが、復興予算は私たち国民の血税によって捻出されたものだ。被災翌年の13年から25年間の長期にわたり所得税の2.1%アップ、そして14年からは住民税に1000円が復興税として徴収されている。

国民は決して景気対策や復興とは無関係な事業のためにこれを支払っているのではない。被災者の生活、そして被災地の復興を願い、そのために使われると信じているからこそ払っているのだ。

 しかも震災後3年間で、約25兆円の復興予算のうち9兆円もが未消化や返還されていたことも判明している。その理由として、住民と自治体の調整の困難さや、除染等の人手不足など、被災地の実情を考慮していないことが指摘されている。

 結局、復興予算は津波や原発事故で家や故郷を失った被災者たちのためではなかったということだろう。そして恩恵にあずかったのは復興特需に群がる政治家、官僚、そして一部企業だった。そんな杜撰な使い方をされている復興税を私たちは今後21年間も支払い続けさせられるのだ。否応なく。

 震災から4年、杜撰な復興予算の使い道、行方を今後もチェック、監視する必要がある。
(伊勢崎馨)

LITERA/リテラ(SP)より

「日本も脱原発すべき」メルケル独首相が来日前にメッセージ
http://www.huffingtonpost.jp/

台湾で反原発デモ=福島事故から4年

 【台北時事】台湾・台北市で14日、大規模な反原発デモが行われた。参加者は「原発は要らない」などと声を上げながら練り歩いた。

 東京電力福島第1原発事故を受けて始まったデモは、今年で5回目。主催の市民団体は、台湾で稼働中の原発3カ所の即時廃炉を訴えた。

...

 福島の原発事故後、台湾では反原発の世論が高まった。馬英九総統は昨年4月、市民運動の要求を一部のむ形で、台北近郊の第4原発の建設を凍結する方針を表明した。

 デモは台北のほか、高雄、台南、台東などでも行われた。(2015/03/14-18:03時事)


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14日午後、台北市内で行われた反原発デモ

脱原発を最後の仕事に 大江健三郎さん会見

 東日本大震災による東京電力福島第1原発事故について、ノーベル賞作家の大江健三郎さんが10日、日本外国特派員協会(東京都千代田区)で記者会見し「原発がない世界を実現するほかない。声を発し続けることが、自分にやれるかもしれない最後の仕事だ」と語った。

 大江さんは、原発の再稼働を推し進める日本政府の姿勢を「大事故への反省、再出発という意識がない」と批判。アジア諸国との関係悪化などにも触れて「戦後最大の危機を迎えている」と現状を憂えた。

 その上で「絶望的な状況で、楽観的であること」の重要性を説き、「窮地にあるが、新しい動きを始めないといけない」と決意を述べた。

  2015/03/10 16:30   【共同通信】

【ヤバイ】泊原発、計570兆ベクレルの放射性トリチウムを放出していたことが判明!過去25年間で!他の原発も同じように海洋放出! 

*泊原発
北海道の泊原発などでは今まで膨大な量の放射性トリチウムを放出していることが判明しました。報道記事によると、泊原発では過去25年間の間に累計で570兆ベクレルの放射性トリチウムを放出していたとのことです。いずれも海に流され、他の原発でも放射性トリチウムは「他の放射性物質に比べ人体に影響が小さい」というような理由で海に捨てられていました。年間の放出量は30兆ベクレル以上で、日本中の海が知らない間に放射性トリチウムだらけになっていたと言えます。

泊原発だけで570兆とかとんでも無い値ですね。原発の周囲ではクラゲが異常発生したりしていましたが、ここまで放射性物質を垂れ流し続けていれば、自然環境も変化することになるでしょう。原発周囲の住民の白血病や発がん率が高いというデータもありますし、こんな物は今直ぐにでも全部潰すべきです。


☆福島第1で大量貯蔵のトリチウム 泊原発は海に放出 過去25年で計570兆ベクレル(10/19 09:31、10/19 09:47 更新)
URL http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/569401.html

引用:
 東京電力福島第1原発の汚染水に含まれる放射性物質のうち、処理装置で除去できない放射性物質トリチウム(三重水素)について、同原発では地元の反発を受け膨大な量が現地に貯蔵されているが、北海道電力泊原発(後志管内泊村)など全国の他の原発では、発生した同物質は海に放出されてきた。他の放射性物質に比べ人体に影響が小さいとして国は一定量の海洋放出を認めているものの、放出量は泊原発で過去25年間で計570兆ベクレル。福島で放出が控えられる中、専門家の中にはこれまでの大量放出を問題視する声もある。

 トリチウムは国内すべての原発で運転中に発生する。北電によると、泊原発では1号機が運転を始めた1989年度以降、毎年トリチウムを日本海に放出している。3号機が運転開始した2009年度は30兆ベクレル、11年度は最多の38兆ベクレルを出した。運転停止に伴い12年度は8兆7千億ベクレル、13年度は5700億ベクレルに減少している。
:引用終了

ドイツと日本 戦後70年目の違い 
―原発と歴史認識―

2015年3月16日 09:15 HUNTERより

東日本大震災と、それに伴う福島第一原発の事故発生から4年が経過した。HUNTERの立ち上げは、2011年3月10日。震災の前日にスタートした記事配信は1,000回を超えた。この間、民主党政権から自・公政権へと移り、国の姿はすっかり変わってしまっている。遅々として進まぬ震災復興を横目に、日本は「戦争ができる国」へと変貌しつつある。

 特定秘密保護法の制定、武器輸出三原則の放棄、集団的自衛権の行使容認――いずれも現行憲法を軽視する安倍首相の仕業だが、総選挙で自・公を勝たせたことで、結果として日本は平和国家たることを放棄してしまった形だ。
 そうしたなか、ドイツのメルケル首相が来日し、首相など政界関係者と会談したことが報じられた。日本とドイツは、かつてイタリアを含めた「日独伊三国同盟」を結び、米・英を中心とする連合国側と第二次世界大戦を戦った関係。浅からぬ縁がある。
 戦後70年、同じ敗戦国でありながら、両国に対する国際社会の見方はあまりに違い過ぎていないか――。


★脱原発のドイツ 原発推進の日本

 ドイツはメルケル政権下、2011年3月時点で17基あった原発を、2022年末までにすべて廃止することを決めている。長い期間、国をあげての議論があったことは確かだが、「脱原発」を国家の方針として定めるきっかけとなったのは、福島第一原発の事故である。

 一方、日本はといえば、民主党政権下で2030年代までの「脱原発」を決めながら、安倍晋三の再登場とともに方針転換。原発を「重要なベースロード電源」と位置付け原発推進を宣言し、時計の針を元に戻してしまった。停止中の原発について再稼働を急がせているだけでなく、積極的に原発を輸出するという恥知らずぶりだ。

 原発について、ドイツと日本を同列に論じることはできないという主張もある。しかし、これは強弁だ。脱原発に踏み切るかどうかの判断は、政治が行うもの。要は宰相の「覚悟」と「人間性」の問題なのである。ドイツはメルケルという女性首相が決断を下し、日本では安倍が原発擁護に走った。何がその違いを生んだのかというと、二つの要因が挙げられる。

 まずは原発マフィアと政治との距離。自民党政権は、財界の主流派を占める電力会社や原発メーカーとべったりの関係。野党・民主党の中にも、原発推進の方針を変えようとしない電力労組の手先がいる。原子力ムラの裾野は政・官・産・学に広がっているうえ、読売、産経、日経など一部の大手メディアに至っては、原発推進の旗振り役。脱原発についての広範な議論を阻害する要因がそろっているのだ。かたやドイツにはそこまで腐敗した構図が存在しない。さらに、安倍首相が原子力の素人であるのに対し、メルケル首相は物理学者。宰相二人の、原発との距離感が違いすぎることも見落とせない。

 だが最も大きな違いは、過去に学ぶ姿勢のある、なし。スリーマイル、チェルノブイリ、フクシマという原発事故を直視すれば、「原発は安全」などという世迷言が口から出ることはないはず。しかし、安倍首相や自民、公明の政治家たちは、「政界一厳しい安全基準」に合格したのだから大丈夫などと、新たな安全神話を創り出すことに躍起となっている。

 「安全」を保証できる技術がないことは、既に証明済みだ。福島第一の事故処理をめぐっては、汚染水をたれ流していたことが度々報じられている。東京電力は先月、福島第1原発2号機の原子炉建屋の屋上にたまっていた高濃度汚染水が、外洋に流出していたことを公表した。流出の事実を10カ月間も隠していたことが分かっており、相変わらずの隠ぺい体質を露呈した格好。電力会社を中心とする原子力ムラを信用しろというのは、泥棒に家の鍵を預けろと言っているに等しい。

 東京オリンピック招致の最終プレゼンテーションで、安倍は福島第一原発の影響について次のように明言している。「私が安全を保証します。状況はコントロールされています」。直後の各国メディアとの質疑では、汚染水漏れについて聞かれ、こうも言った。「結論から申し上げればまったく問題ない。新聞のヘッドラインでなく、事実を見て下さい。汚染水の影響は福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメートルの範囲内に完全にブロックされています」、「福島の青空の下、サッカーボールを蹴っている子供たちがいる。彼らの未来に責任を持っている」――安倍の発言は、なんの根拠もない口からのでまかせだったということ。国際舞台で平然と嘘をついた政治家を、世界が認めるはずがない。ドイツがフクシマの事故を受けて、脱原発に舵を切ったのとは大違いなのだ。


★歴史を認めるメルケル 否定する安倍

 原発に対する姿勢もさることながら、日本とドイツでまったく異なるのは、歴史と向き合う宰相二人の姿勢。来日したメルケル首相は、「第ニ次大戦後の独仏の和解は、隣国フランスの寛容な振る舞いがなかったら可能ではなかった。ドイツもありのままを見ようという用意があった」と語ったという。

 大戦後、東西分断を経て統一国家となったドイツは、ホロコースト(ユダヤ人虐殺)やナチズムと真摯に向き合い、驚異的な経済復興を遂げた。この過程は、平和憲法を順守する姿勢を保ち、世界有数の経済大国となった日本の歩みとも重なる。しかし、戦後70年を迎えたいま、安倍は「戦後レジームからの脱却」「美しい国」などと言うキャッチコピーを振りかざし、「戦争ができる国」に向かって暴走を続けている。ことあるごとに日本の戦争責任を否定する姿勢を示しており、中・韓との亀裂を拡げることに専念しているかのようだ。しかし、ドイツ国家は先の大戦で犯した自国の罪について、否定するような愚かなマネはしていない。

 一部の政治家や右派の論客は、中・韓政府が日本に対して強硬な態度を見せるたび、「自国のナショナリズムを煽ることで支持率の浮揚に利用している」などと批判してきた。しかし、安倍首相がやっていることは、それとまったく同じ。“日本の安全が脅かされている”として危機を演出し、あらゆる批判を矮小化しているに過ぎない。まさにマッチポンプ。こうしたみえみえの詐欺的手法を、国際社会が評価するとは思えない。

 安倍首相の原発対応と歴史認識で通底しているのは、過去に学ぼうとせず、他者に自説を押し付ける幼稚さ。メルケル首相の来日は、理念で他国の尊敬を受けることのできない安倍政権の実相を浮き彫りにしたと言えよう。理念なき政府がやる事はひとつ。カネで歓心を買うことだ。これまでに行われた首相の外遊は計31回。60か国以上を訪れ、総計6兆4,477億円にのぼる支援を表明した形となっている。14日には、仙台で開催されたの国際防災会議で、40億ドル(約4,900億円)を途上国に拠出すると表明。防災先進国としての日本の知見と技術を提供するのだという。原発の始末は終わっていないはずだが……。

坊主が引導を渡すのか・・・

福井地裁で、関西電力に対し大飯原発再稼働差し止めを勝ち得た、
原告訴訟団の代表。

...

が、この坊主。

【写真】
なかじま・てつえん 1942年生まれ。真言宗御室派明通寺(みょうつうじ)住職。原発設置反対小浜市民の会から反原発運動に参加。現在、原子力発電に反対する福井県民会議代表委員(共同)。2012年3月大飯原発再稼働に反対して県庁で7日間ハンスト実施。明通寺の三重塔は国宝。

この人こそが、国宝だ。

「原発を作るお金を貸せと言われたらお断りする。」

のは、城南信金だけではない。

世銀も、国連も、原発新設のための融資は一切しないことを決定している。...
(下記に2014年の記事と、最新記事)

再確認:(最新)
「投資対象にしない」 世界銀行が突きつけた原発への“絶縁状”
2015年3月14日(土)1

 国連防災世界会議に出席するため来日した世界銀行のキム総裁が13日、外国特派員協会で会見を開き、反原発の姿勢を鮮明にした。

「難しい問題だが、原発はリスクが未知数なため、世銀は投資の対象にはしない。炭素税導入で、火力発電によるCO2排出量を抑えると同時に、地熱、水力などのクリーンエネルギーへの投資を拡大するべきと考えている」

 キム総裁は9日にもワシントン市内で原発の危険性に関し、懸念を表明。福島原発事故について、「フクシマの技術は最先端ではなかった。新しい技術で本当に安全な原発ができるのか。核廃棄物の貯蔵や取り扱いを安全にできるのか。その証拠を示せなければ国民の納得を得るのは難しい」と語り、原発の安全性を強調し、再稼働に突き進もうとしている安倍政権を批判した。

■原発向け融資は控えたまま

 途上国が原発を建設する場合、先進国の企業がセールスをかけ、発注する国は受注した企業などからの資金を受けて建設する。その後、発電所の電気料金の収入で債務を返済していくケースが一般的だ。受注者の多くは米国、ロシア、中国、韓国などの企業だが、もちろん日本も名を連ねている。昨年4月にはトルコ、UAEへの原発輸出を可能にする原子力協定が参院本会議で承認され、安倍首相がセールスに意欲満々なのは周知の通りだ。

 ところが、世銀は1959年にイタリアの原発施設に4000万ドル貸し付けて以来、原発向けの融資は控えている。この日のキム総裁の発言は縁切り宣言みたいなものだ。今や反原発が世界の潮流であることを国民も知るべきだ。

2014年の声明:
【11月28日 AFP】世界銀行(World Bank)と国連(UN)は27日、最貧国に電力網を整備するため数十億ドル規模の資金援助が必要だと訴えるとともに、いずれの国においても原子力発電への投資は行わない考えを表明した。

世銀のジム・ヨン・キム(Jim Yong Kim)総裁と国連の潘基文(パン・キムン、Ban Ki-moon)事務総長は、2030年までに世界中の全ての人が電力の供給を受けられるようにする取り組みについて記者団に説明した。その中でキム総裁は「われわれは原発は行わない」と明言した。

キム総裁によると、世銀は来年6月までに42か国の発電計画をまとめる予定。電力網の整備やエネルギー効率の倍増、再生可能エネルギー比率の倍増などを掲げ、目標達成には年間およそ6000~8000億ドル(約61兆~82兆円)が必要になるとしている。

しかしキム総裁は、集まった資金は新エネルギー開発にのみ使用すると報道陣に明言。「原子力をめぐる国家間協力は、非常に政治的な問題だ。世銀グループは、原発への支援には関与しない。原発は今後もあらゆる国で議論が続く、たいへん難しい問題だと考えている」と述べた。(c)AFP

原発再稼働の反対集会
2015年03月15日 19時03分  NHK鹿児島放送局
http://www3.nhk.or.jp/lnews/kagoshima/5055963471.html…

薩摩川内市の川内原子力発電所で再稼働に向けた手続きが進められる中、鹿児島市で市民団体が集会を開き、あらためて再稼働反対を訴えました。

...


集会は県内各地で原発再稼働の反対を訴えているあわせて93の団体がJR鹿児島中央駅前で開きました。

はじめに実行委員会の事務局長を務める向原祥隆さんが「私たちは鹿児島に住む者として、ずっと暮らす者として、九州電力が原発再稼働を諦めるまで戦っていきたい」と述べました。

続いて川内原発から30キロ圏内にある5つの自治体の住民たちが報告を行いました。

このうち、日置市の女性は「周囲には高齢者が多く住んでいて、原発で事故が起きたときには、被ばくする恐れがある中で安全に避難することはできないと思う。私たちは自分たちの力で自分自身を守っていかなくてはならない」と述べました。

このあと、参加した人たちは「さよなら原発」と書かれたのぼり旗などを持って鹿児島市の中心部を練り歩き、原発再稼働の反対を訴えました。


主催した委員会の事務局長の向原さんは、「福島の原発事故から4年がたつ中で、原発の再稼働に反対している人は多く、今後もそういった声を九州電力に伝えていきたい」と話していました。

原子力発電の割合はどれくらい?

 参院選の争点のひとつに原子力発電所の再稼働がありますが、そもそも発電の現状はどうなっているのでしょうか。
 
国内の原子力発電所は17カ所、原子炉は計50基あります。2011年3月の東京電力福島第一原発の事故後、各地の原発が相次いで稼働を停止し、現在稼働しているのは関西電力の大飯原発(福井県)の2基のみ。日本の原子力発電が激減したのです。

再生エネルギーの割合はどれくらい?

 資源エネルギー庁によると、日本の総発電量に占める原子力の比率は、震災前の2010年12月に32%だったのが、2012年12月は2%まで減少。代わりに石油等とLNG(液化天然ガス)の火力発電が、それぞれ4%から19%、33%から47%に増加しています。ほぼ割合の変わらない石炭(24%)を含めると、火力発電全体の比率は6割から9割まで上昇しました。水力発電は6~7%です。

 火力発電は燃料費がかさみます。2010年と2012年の燃料費を比較すると、約3.6兆円から約6.8兆円に増加。電気料金の値上げにつながっています。

最終更新:2月22日(日)2時45分

THE PAGE

老朽原発の廃炉決定=地元・福井に説明―関電と原電

関西電力は17日午前の臨時取締役会で、美浜原発1、2号機(福井県)の廃炉を正式決定した。日本原子力発電も同日午前、敦賀原発1号機(福井県)の廃炉を決めた。東京電力福島第1原発事故後、同原発以外で原発の廃炉が決まったのは初めて。関電と原電は17日中に福井県などに廃炉の決定を報告。いずれも運転開始から40年を超えており、経済産業省が存廃の判断を急ぐよう求めていた。
 同様に老朽原発を抱える中国電力と九州電力も18日に廃炉を決める。廃炉にするのは中国電島根原発1号機(島根県)、九電玄海原発1号機(佐賀県)。電力4社は19日に経産省にそれぞれが保有する原発の廃炉を届け出る。
 関電の八木誠社長は17日午前、福井県の西川一誠知事と会談し、廃炉の決定と今後の対応について説明した。
 2013年7月施行の改正原子炉等規制法は、原発の運転期間を原則40年に制限しているが、原子力規制委員会が認可すれば最長20年延長できる。電力会社は、原子炉などの健全性を調べる「特別点検」を行った上で、規制委に延長を申請しなければならない。ただ、3基は出力が小さいため、関電などは再稼働を目指しても投資を回収できないと判断した。 

最終更新:3月17日(火)11時1分

時事通信

5基廃炉は既定方針。原発を「重要なベースロード電源」と位置づける現政権の「選択と集中」的対応に注意が必要と思います。尚、福島第二原発の廃炉はまだ確定していません。
<廃炉決定原発>
玄海原発1号機  (2,3,4号機は残る)
敦賀原発1号機  (2,3,4号機は残る)
美浜原発1,2号機  (3号機は残る)...
島根原発1号機  (2,3号機は残る)

「廃炉後」の放射性廃棄物処分方法(高レベル&低レベル)は何も決まっていません。低レベル放射性廃棄物は、例えば核燃料制御棒、原子炉の圧力容器の鋼材、建屋のコンクリート廃材からネジ一本、雑巾までいろいろあります。高レベル放射性廃棄物は核燃料本体です(再処理します)。

映像:2015年3月17日NHKお昼のニュース

参考:昨年末のニュース
【老朽化5原発 廃炉に向け検討へ】 NHK 2014年12月24日
http://www9.nhk.or.jp/nw9/marugoto/2014/12/1224.html

<核のごみ 現と幻>新方針の波紋(上)/再処理遅れ貯蔵が拡大

福島第1原発の乾式貯蔵容器。原子力規制委員会も各電力会社に乾式貯蔵を促している=2011年3月17日(東京電力撮影)

政府は、原発の高レベル放射性廃棄物の最終処分に向けた基本方針を近く改定する。改定案の検討過程では、新たに盛り込まれた「使用済み核燃料の貯蔵能力拡大」「原子力委員会の役割強化」をめぐり、異論が出た。背景に何があり、課題はどこにあるのか。二つの新機軸を検証する。(東京支社・若林雅人)



<委員ら違和感>

 


 最終処分への取り組みの間も生じる使用済み核燃料の貯蔵能力を拡大する。原発の敷地内外を問わず新たな地点を幅広く検討し、中間貯蔵や乾式貯蔵の施設建設・活用を促進する。(基本方針改定案から要約)

 


 「最終処分の基本方針なのに貯蔵の話か」。2月中旬、経済産業省総合資源エネルギー調査会の作業部会。基本方針改定案を示された委員らは違和感を口にした。「作業部会の領分なのか」との声に、同省担当者は「国として正面から扱う問題だ」と理解を求めた。

 


 全国の原発での使用済み核燃料の貯蔵量と容量は表の通り。貯蔵能力の拡大は、政府が昨春策定したエネルギー基本計画にも明記され、原子力政策で最重要課題の一つとなっている。

 


 当面の搬出先となる青森県六ケ所村の使用済み核燃料再処理工場は稼働が大幅に遅れ、先行きが見えない。「貯蔵」と「最終処分」をセットで考えざるを得ない状況は、誤算続きの再処理路線を象徴している。

 



<協議会「頓挫」>

 


 経産省は2012年、使用済み核燃料対策を都道府県と話し合う協議会の設置を表明したが、参加の意思を示したのは福井、茨城の2県だけ。「今後は全く未定」(経産省)とされ、事実上、頓挫した。

 


 同省は16日、都道府県を対象に、原子力政策に関する説明会を都内で開いた。出席者によると、国側は最終処分について「国が前面に出る。都道府県と情報共有を図りたい」と話したものの、使用済み核燃料の貯蔵を含め、具体的な協力要請はなかったという。

 


 東北のある県の担当者は「原子力施設が立地する県と、そうでない県の温度差を感じる」と指摘する。「新たな地点」で貯蔵が実現するには、前提として世論の関心の高まりや必要性への理解が欠かせない。

 



<試行錯誤続く>

 


 電力会社も試行錯誤が続く。中部電力は1月、浜岡原発(静岡県)で使用済み核燃料の乾式貯蔵施設を建設すると国に申請した。ウラン換算で400トンの使用済み核燃料を六ケ所再処理工場に搬出するまで最長50年間、貯蔵する計画だ。

 


 金属容器に入れる乾式貯蔵は、プールでの湿式貯蔵に比べて安全性が高いとされる。東京電力福島第1原発事故でも、乾式貯蔵容器は津波に遭っても無事だった。中部電は「必要に応じ増設も検討する」と話す。

 


 関西電力は管内の電力消費地で、中間貯蔵施設の建設に向けた説明会を繰り返し開いている。だが、電気事業連合会の八木誠会長(関電社長)は20日の記者会見で「なかなか理解を得られない」と焦りを見せた。

 


 貯蔵と処分の境界が揺らぎ始めている。

 

 

2015年03月29日日曜日  河北新報

原発湾内の魚から4万4千ベクレル!福島県沖“放射能汚染”の今

11年3月11日の東日本大震災、それに続く福島第一原発事故から4年、福島県沖での“放射能汚染”はどうなっているのか。2月下旬、本誌記者が訪れた福島県いわき市の小名浜港からのぞむ海は、汚染問題を感じさせないほど美しく輝いていた。一見、復興も順調に進んでいるように見えたが、巨大な魚市場に集まっていたのは、地元漁師や漁業協同組合(漁協)の職員をあわせても7~8人ほど。以前は水揚げされたヒラメやタコのセリが活発に行われていたが……。この日、タコを1匹だけ持ち込んだという漁師は言う。

「震災から4年たったけど、ちゃんとした漁なんてできないよ。私がやっているのはタコ籠漁。タコをエサで誘って、籠で獲るわけ。震災前はウチの船だけで300籠も仕掛けていたけど、いまは“試験操業”だからね。数も決まっていて、たった30籠だけだよ」

 試験操業とは、小規模な漁と販売を行い、“福島の魚”が仲買業者や消費者に受け入れられるかを調査することなどを目的としている。現在、福島県の海は福島第一原発から半径20キロは操業禁止区域になっており、そのほかの海も試験操業だけが許されている状態だ。

「タコ籠をたくさん仕掛けたとしても、もし“出荷制限の魚”がかかれば、結局廃棄しなきゃならないしね。廃棄っていっても海に捨てるわけにもいかないし、廃棄費用もかかるんだよ。いまも(原発から)汚染水が出ているからね。ふつうに漁ができるようになるのは、いつのことになるのやら……」(前出の漁師)

“汚染水”という言葉を発したとき、漁師の顔がよりいっそう厳しくなった。福島第一原発の取材を続けているフリージャーナリストの村上和巳さんは言う。

「原子炉に注入されている冷却水や、原発周辺を流れる地下水など、いまも大量の汚染水が毎日、海に流れ込んでいます。そのため1日に300億ベクレルの放射性物質が海を汚染し続けているのです。その量は1年で実に10兆9千億ベクレルにものぼります。汚染水が流れ込み続ける限り、周辺海域に住む魚介も汚染され続けることになるのです」

 今年1月6日に福島第一原発港湾内で採取されたタケノコメバルからは、なんと基準値の440倍、1キロあたり4万4千ベクレルが検出された。原発事故から、すでに4年。福島の生産者に光がさすのはいつのことに――。

最終更新:3月11日(水)6時39分

女性自身


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