まだ200世帯以上も孤立状態が… 解消の見通しは…

 徳島県の山間部では孤立状態が続いています。1人が亡くなった徳島県つるぎ町半田から高橋大作アナウンサーの報告です。

 (高橋大作アナウンサー報告)
 (Q.町の孤立状態、今、どんな状況?)
 8日午後4時の最新情報で、約300世帯だった孤立状態が200世帯に解消されたという情報が入ってきました。除雪作業などは進んでいますが、街には深い傷痕が残っています。雪の重さで完全に潰れてしまった家やあるいはビニールハウスなどがあちこちにあります。ただ、かなり気温も上がってきました。雪は自然に解けている、道が見えているという状況もありますが、山あいの地区になりますと、まだまだひざ上のあたりまで雪があり、山あいの町を中心に200世帯ほどの孤立状態が続いているという状況です。
 (Q.解消への見通しは?)
 このつるぎ町自体が、ここまで孤立状態が起きるような雪というのが初めてのことで、正直、本当に分からないということです。この後、8日午後5時半から自衛隊がつるぎ町役場に帰ってきて会議が開かれ、9日からの対策が話し合われるということですが、見通しはまだ立っていないということです。

最終更新:12月9日(火)0時31分

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