「こいつはワガママやし、気が強い! でも本当はめっちゃ思いやりがある子や! だから……表面だけ見ないで、内面も見つめてやって欲しい! 子供のころから苦労ばっかりしてるから、 これからは幸せにしてやってくれ」
そう言って頭を下げてくれた。目は真っ赤に潤んでいた。
それを見て、私も今までのことを思い出して泣いてしまった。
義理の娘だから…義理の父親だから…と勝手に被害者ぶって 父に真正面からぶつからなかった自分が恥ずかしかった。
父はちゃんと私を理解してくれてたんだ。
一生懸命、私の父親になろうと努力してくれてたんだ。
そのことに目をそむけて、 ヒドイことばかり思ってた自分が恥ずかしくて情けなかった。
それから父と私は本当の親子になれたと思う。
私に子供が出来た時も「俺もじいちゃんになるんやな」と喜んでくれた。
出無精だったくせに、子供に会うために仕事の帰りに、 私の家に寄ってくれる。
そのくらい子供のこと、孫のことを心底可愛がってくれている。
参考:泣ける2チャンネルより
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