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成田山節分会に大河出演の吉高由里子さん、柄本佑さんら登場へ 豊昇龍関や高安関も豆まき 新勝寺で2月3日

成田市の成田山新勝寺で2月3日、毎年恒例の節分会(せつぶんえ)の豆まきが行われる。大本堂正面に特設舞台を設け、今年のNHK大河ドラマ出演者や大相撲力士ら著名人が参加し、福を呼び込む豆をまく。

 3部制(3回)に分けて実施する。1、2回目には、NHK大河ドラマ「光る君へ」に出演中の吉高由里子さん、柄本佑さん、岸谷五朗さん、吉田羊さん、大相撲の大関・豊昇龍関や小結・高安関、前頭・朝乃山関らが参加する予定。

 前頭・御嶽海関や前頭・遠藤関、歌手の島津亜矢さん、新浜レオンさんは全3回とも登場する見込み。

 3回合計で大豆約860キロ、殻付き落花生約400キロを使う。1年間の日数と同じ数をまく「剣守」は、うるう年の今年は1回ごとに366体用意する。成田山では本尊不動明王の慈悲で鬼すら改心するとのいわれから「福は内」とのみ繰り返すかけ声で豆をまく。

 各回の開始時間は午前11時、午後1時半、午後4時となっている。

吉高由里子さん威勢良く「福は内」 成田山新勝寺で節分会 岸谷五朗さん、大関・豊昇龍関も豆まき

成田山新勝寺の節分会で「福は内」のかけ声に合わせて勢い良く豆をまく吉高さん(右)と岸谷さん=3日、成田市

 

 

豪快に豆をまく大相撲力士の朝乃山関(左)と豊昇龍関

 

 成田市の成田山新勝寺で3日、五穀豊穣(ほうじょう)や能登半島地震の被災地復興の祈りを込め、恒例行事「節分会」が行われた。吉高由里子さんらNHK大河ドラマ「光る君へ」出演者や大相撲力士が参加し、「福は内」の威勢の良いかけ声に合わせて豆をまいた。

 朝から大勢の参拝客が訪れ、境内を埋め尽くした。新勝寺によると、コロナ禍前並みの人出となった。大本堂前の特設舞台に吉高さんのほか、柄本佑さん、岸谷五朗さん、吉田羊さんら大河ドラマ出演者が登場すると歓声が上がった。大相撲からは大関・豊昇龍関や小結・高安関、いずれも前頭の朝乃山関、御嶽海関、遠藤関が参加し、豪快に豆をまいた。

 豆まきは3回あり、大豆計約860キロと殻付き落花生計約400キロを使用。参拝客は参加者が勢い良く投げた豆をつかみ取ろうと、快晴の空に向けて手を高く伸ばした。

 新勝寺の豆まきでは、参加者は「福は内」とのみ発した。本尊不動明王の慈悲で鬼すら改心するとのいわれがあるからだという。

 毎年参加している歌手の島津亜矢さんは「マスクを取った参拝客が昨年より増え、晴れやかな笑顔が見られてうれしい。一方で被災した皆さんが1日も早く暖かい場所で過ごせるようになることも願って豆をまいた」と話した。

 船橋市から夫婦で訪れた五十嵐拓哉さん(29)と麻璃菜さん(27)は豆をつかみ、「家を建てる節目の年なので福をもらえてうれしい。健康第一で一年を過ごしたい」と声をそろえた。

節分会

立春前日の2月3日、国土安穏、万民豊楽、五穀豊穣、転禍為福を祈願する節分会を奉修しました。特別追儺豆まき式には、年男をはじめ大相撲力士、大河ドラマ『光る君へ』出演者の皆さまが参加。豆まき式では「福は内」のかけ声のもと盛大に豆がまかれ、大勢の方々が1年の福を授かりました。
ご来山いただきました皆さまに心より感謝いたしますとともに、今年1年、お不動さまのご加護のもと、たくさんの福に恵まれますようお祈りいたします。

 元横綱の貴乃花光司氏(51)と元フジテレビアナウンサー河野景子さん(59)の次女で女優の白河れい(21)と子役の永尾柚乃(7)が3日、千葉県成田市の成田山新勝寺で行われた節分会に参加した。

 

 この日は、気温7度ながら暖かい日差しが降り注いだ。大本堂正面特設会場には身動きが取れないほどの参拝客が集まった。白河は紺色の和服に赤の袴を羽織って登場。永尾は水色の着物姿で、頭には大きな赤い花の髪飾りをつけて会場を彩った。

 

 2人は「福は内~!」と目を合わせからまき始めた。永尾は、台に乗りながら近くの人へ向けてまいた。白河は少し遠くまで届かせようと体を使ってまいた。時折、2人で顔を合わせて、笑顔を浮かべた。

 

 成田山新勝寺の企画課長の小川照力さんは「コロナ前に近い、それ以上にたくさんの方にいらっしゃっていただいている」と語った。

 

 

 

 NHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)に出演する女優の吉高由里子、俳優の柄本佑、岸谷五朗、女優の吉田羊、大相撲の大関・豊昇龍、朝乃山、高安、御嶽海、遠藤、歌手の新浜レオンも参加した。