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数秘術で読み解く2024年の運勢。2024年は“繁栄”と“衰退”が現れる「8」の年

2024年を数字で読み解く ともこ式数秘術 

 

「すべての数字には意味がある」という原理のもと、古代ギリシャの数学者・ピタゴラスによって体系化された“人類最高の智慧”といわれる数秘術。なかでも、西洋占星術やタロットカードの起源になった「カバラ数秘術」をベースに、行動心理学を取り入れたのが「ともこ式数秘術」です。数字の告げるメッセージを積極的に活用して、2024年の開運へとつなげてください。

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2024年は“繁栄”と“衰退”が現れる「8」の年

 

社会サイクル「8」が告げる2024年の運勢

社会や自然には宇宙のリズムがあり、それを社会サイクルと呼びます。西暦を1桁になるまで足すことで導き出され、2024年は2+0+2+4=8です。

社会サイクル「8」の年には、8のプラス面である繁栄とマイナス面である衰退という、2つの対立するものが生まれやすくなります。世の中の流れに合っていないものは、引き続き自然と淘汰されていくでしょう。



社会サイクルは9年周期で考えますが、8は結実を意味し、これまでの努力の結果が表に出る年で、本質の審判ともいえる年です。個人の単位でも、2023年までの過ごし方の結果を受け取ることになるでしょう。

2024年は、何かを頑張るというよりは、その結果を真摯に受け止め、その結果がどこへ行き着くかを見極め、流れに逆行しないこと。そうして、2026年に始まる新たな9年周期に向けて、態勢を整えることが大切です。

8の意味や形から読み解く運勢の波に乗るキーワード

次の9年周期に向けた開運のために、8の意味である目標達成や願望実現を活用しましょう。思い切った行動が、後で何倍もの喜びや豊かさを運びます。諦めていたことへの再挑戦や行きたかった場所への旅がおすすめです。2000年代は共生を象徴する「2」の時代であることを活かして、誰かと一緒に何かをするのもよいでしょう。

また、8という形にも、運気を上げるヒントが隠されています。

2つ円が重なる8の形は、上が陰、下が陽。2024年の十二支である辰(龍)のように、昇り龍と下り龍という相反するものがセットとなることでバランスが取れる形です。そのため、エネルギーをどう循環させるかが開運の決め手。人間にたとえるなら、上にあるハート(心臓)の部分を、中央のみぞおちでつなぎ、下にある丹田で地に足をつけて踏ん張っている形です。

重要なのは地球のリズムと一緒に生きるように心がけること。ふと空を見上げれば、龍雲を目にするなど宇宙からのメッセージを受け取ることも。いつの間にか集まった縁起物を必要なものだけ手元に残すのもエネルギー循環をよくします。

人に振り回されることなく、自分を信じて、つねに冷静に過ごすことも開運のカギに。自分軸をしっかりと持つことで、エネルギーをうまく循環できれば、8を横にした形である無限大で、よい運気を取り込むことができます。

2024年・開運のカギ

●心のバランスを整えることを意識する
●冷静さを保つことを心がける
●アクティブな旅に出る
●諦めていたことへ再チャレンジしてみる
●共生共創を大切にする
●オレンジ色、サーモンピンク、ターコイズブルー

ともこ(磨雲木)
数秘研究家・コラムニスト。カバラ数秘術をもとにした「ともこ式数秘術」を提唱。数秘の智慧を生活に活かし、より豊かな人生を送るためのヒントを伝えている。本誌連載「日本の聖地を訪ねて」、個人セッションやカルチャースクールでの講義も人気を呼んでいる。著書『誕生日が教えてくれる本当のあなた』(世界文化社)も好評。公式ホームページ「SuhiLife」https://www.tomoko635.jp