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「いつか」という人にいつかは永遠にこない!「いつかしあわせになりたい」ではなく、いまこの瞬間から幸せになろう!Apex product

【 いつかはこない 】
 
そのうちお金がたまったら
そのうち家でも建てたら
そのうち子供から手が放れたら
そのうち仕事が落ちついたら
そのうち時間のゆとりができたら
 
そのうち………
そのうち………
そのうち………と、
 
できない理由を
くりかえしているうちに
 
結局は何もやらなかった
空しい人生の幕がおりて
顔の上に淋しい墓標が立つ
 
そのうちそのうち
日が暮れる
 
いまきたこの道
かえれない
 
 
- 相田みつを -
 
 
 
そのうちなんて
あてにならないな。
 
今がその時さ
 
 
- スナフキン -
 
 
 
「いずれそのうち」
 という日はない。
 
 
- 西洋の格言 -
 
 
 
そのうちなんとかなる?
いや、ならないよ。
 
自分の人生は、
自分で切り開くんだ。
 
 
- スナフキン -
 
 
 
いつかはきっと
いつかはきっとと考える
 
いつかがくるまでは
実現されていないもの
 
かたちになっていないもの
いまここにないもののうちに
 
真実のなかでもっとも
真実なものがあるのだ
と信じる
 
いつかはきっと
いつかはきっとと
思いつづける
 
それがきみの冒した
間違いだった
 
いつかはない
 
いつかはこない
 
いつかはなかった
 
人生は間違いである
 
ある晴れた日の夕まぐれ
 
不意にその思いに襲われて
薄闇のなかに
立ちつくすまでの
 
途方もない時間が
一人の人生である
 
ひとの一日はどんな時間で
できているか?
 
- 長田弘 -
 

「いつか幸せになる」ではなく、 今、この瞬間から幸せになろう!

■ 「幸せになりたい」はNGワード?
 
 
人間だれしも「幸せになりたい」と願っています。しかし、「(いつか)幸せになる」ことが人生における究極の目標にしてしまうと、一生幸せに気づけないまま生涯を終えることになってしまいます。「そんなおおげさな!」と、思うかもしれません。
 
 
しかし、本当になんです。なぜなら「(いつか)幸せになる」という目標を立てた時点で、「今は幸せではない」と自ら宣言しているようなものだからです。幸せと不幸は表裏一体です。辛いこと、悲しい事、苦しいことの先に幸せがあります。


ですので、幸せになることを目標にしてしまうと幸せを本当の意味で実感できるころには、沢山の不幸、不運を乗り越えなければならなくなります。ですので、今日から「幸せになりたい」と言うのをやめて「幸せすぎる」を口癖にしてみてください。
 

 
■ 「今、幸せになろう!」
 
 
「幸せになりたい」をやめて「幸せすぎる」生き方を口ぐせにすると脳が活性化し、日常生活の中でこれまで無視していた小さな幸せに気づきやすくなります。つまり、本当に幸せになりたいのであれば、「今自分がどれだけ恵まれていて幸せであるか」を大切にしなければなりません。
 
 
幸せは心が決めるものなので、人それぞれですから、「何が幸せなのか?」は、一概には言えません。仕事だったり、旅行だったり、スポーツだったり、友達と遊ぶことだったり、好きな本を読むことだったりと、人の数だけ幸せの数もあります。
 
 
あなたには、あなただけの幸せがあります。それに気づけないのは、自分と他人を比較してしまっていることが原因であると考えられます。他人と自分を比較してしまうと他人の目が常に気になるので、自分の幸せに気づけなくなるばかりか、自分のダメな点ばかりが目につくようになります。
 
 
 
 
■ 笑顔を習慣にしよう!
 
 
しかし、いきなり今日から「自分は幸せだ!」と思いこもうとしても、これまでずっと自分と他人を比較して、他人の目を気にしてきた人にとっては、「そんなはずはない!」と心のどこかで反発します。ですので、「幸せすぎる!」と、笑顔で1日数回つぶやくところから始めてみてください。
 
 
無理して思いこむ必要はまったくありません。また、自分が幸せだと思うようなシチュエーションにいることを想像(イメージング)する必要もありません。強いて言えば「笑顔」を意識するといいでしょう。笑顔をつくる努力をすると、今までどれだけ怖い顔をしていたか、思い知らされます。
 
 
欧米のセレブ(俳優、モデル、スポーツ選手、企業家)たちの中には、専門のインストラクターについて笑顔をつくる努力をしている人もいるくらい、笑顔は重要なので、是非今日から鏡をみたときは必ず笑顔をつくることを習慣にしてみてください。
 
 
 
 
■ 根拠のない自信で突っ走る!
 
 
自分に自信が持てない人は、自信につながる根拠を求めます。ですので、十分優れた能力がありながら、「自分にはスキルも経験もなからだめだ」と自分で自分を低く評価してしまいます。ですので、いつまでも自信が持てません。これでは、チャンスを掴むことができません。
 
 
なぜなら自信が持てないので、例えば新しい仕事を任せられても及び腰になってしまい、上手くいくことも上手く行きません。それをまわりの人たちはしっかり見ているので、次のチャンスが他の人に流れてしまいます。これは非常にもったいないです。
 
 
自分に自信が持てないと周りの人たちが自信が満ち溢れているように見えます。しかし、彼、彼女らも最初から自信があったわけではありません。やっているうちに色々な知識を吸収し、人の助けを借りながら仕事をやり遂げて色々なことが出来るようになったんです。
 
 
ですので、自信に根拠はいりません。とにかくやり続ければ必ず前に進みます。ですので、これからは「上手く行かなかったらどうしよう」ではなく、「上手く行ったらどうしよう」と考えましょう。
 
 
 
 
■ 先延ばしすると後悔する!
 
 
身の回りのことを後回しにすると必ずといっていいほど後悔します。後回しにすればするほど「早くやならいと!」という精神的ストレスばかりが大きくなり、いつまでたっても取り掛かることができないため、好機を逃してしまうからです。
 
 
仕事を例にすると、仮に後回しにしている仕事がある場合、生産的な時間よりも無駄にダラダラとしている時間の方が多くなるので、生産性は落ちる一方です。とくに苦手な仕事を後回しにすると精神的な負担が大きくなるので、余計に生産性が落ちます。
 
 
先延ばししないためにも、1日5分からでいいので、自分にとっての幸せな時間を設けましょう。5分が10分、15分と増えていくと、あなたの中でそれをやるのが当たり前になってくるので、「いつか幸せになる」が「いつも幸せ」に変わります。
 
 
 
 
■ 「いつか」から「いま」に選び直そう!
 
 
「私の好きな○○」がつくものなら、当てはまることでしょう。今を精いっぱい幸せに生きることで、人生全体を幸せなものと変えていくことができるのです。繰り返しになりますが「いつか幸せになる」という考えでは、人生の一部だけが幸せということになりす。
 
 
時には、幸せを感じずに、人生を終えてしまうこともあるでしょう。未来も過去も、今の一瞬の連続で成り立っています。今、幸せになることを目標にすれば、人生全体を幸せに満ちあふれた時間にすることができるのです。幸せになるために、今、幸せになることを目標にしましょう。