録画されたビデオを見るとき、 子供の反応をはかったデータがあります。
それによると、そのビデオを見る子供たちは、 必ずしも撮影された「自分の姿」に喜ぶわけではないとのこと。
むしろ「自分と親がコミュニケーションをとっているシーン」 に喜んでいたそうです。
ママが赤ちゃん時代の子供たちをあやしているシーン、 パパと怪獣ごっこをしているシーンなどに、敏感に反応していました。
つまり、単なる「自分の姿」ではなく、 「自分が親から愛される姿」を見て、聴いて、喜びを得ているのです。
また自分の撮られた映像からは、 そこに懸命に自分を追っているだろう父や母の姿が、 見えざる映像として子供には見えてくる、 見る、聴くを通して愛情を確認している、 専門家はそう語ります。
そして、その点はどんな専門家も 「お父さんビデオ」に勝てないといいます。
だから子供が大きくなればなるほど、 そのビデオは子供にとって、何よりの宝になります。
プロのように撮る必要はないのです。 むしろありのままの「お父さんビデオ」だからいいのでしょう。
これからもお父さん、そしてお母さん、 どんどんお子様方の動画を残して差し上げてください。
上手でない方がいい、と聞き すごく安心するのは私だけじゃないと思います。
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