· 

【お父さんビデオ】子供たちから愛されるわけは?【青空と向日葵の会】

【お父さんビデオ】子供たちから愛されるわけは?
https://yuru2club.com/wp/?p=11572
映像の専門業界には独特な用語が多いようです。
例えば、「わらう」とは「撮影に邪魔な物を片づける」という意味だし、
「八百屋にする」とは「被写体を斜めにする」という意味です。
最近よく使われる用語に「お父さんビデオ」というものがあります。
ホームビデオは、今やプロ級の機能を備えています。
実際にテレビ局のカメラマンが、
ホームビデオを使用して撮影する場合すらあるそうです。
このようにプロさえ重宝するホームビデオなので、
一般家庭への普及率も高くなっています。
お父さんたちが子供の入学式、運動会、発表会などで
ビデオ撮影する姿は、当たり前の光景となりました。
プロであれば、被写体を引き立たせる背景や
構図を考えながら撮影をします。
しかし多くのお父さんたちは、
ただひたすらわが子だけを撮影します。
つまり「お父さんビデオ」という用語は、
「機材は一流だが、構図も何も考えず、
 がむしゃらに被写体だけを撮影する」という意味であり、
カメラマンの腕が悪いときに使う業界用語なのです。
そんな「お父さんビデオ」ですが、
プロが真似したいポイントがあるそうです。
それは何か?

画されたビデオを見るとき、 子供の反応をはかったデータがあります。

それによると、そのビデオを見る子供たちは、 必ずしも撮影された「自分の姿」に喜ぶわけではないとのこと。

むしろ「自分と親がコミュニケーションをとっているシーン」 に喜んでいたそうです。

ママが赤ちゃん時代の子供たちをあやしているシーン、 パパと怪獣ごっこをしているシーンなどに、敏感に反応していました。

つまり、単なる「自分の姿」ではなく、 「自分が親から愛される姿」を見て、聴いて、喜びを得ているのです。

また自分の撮られた映像からは、 そこに懸命に自分を追っているだろう父や母の姿が、 見えざる映像として子供には見えてくる、 見る、聴くを通して愛情を確認している、 専門家はそう語ります。

そして、その点はどんな専門家も 「お父さんビデオ」に勝てないといいます。

だから子供が大きくなればなるほど、 そのビデオは子供にとって、何よりの宝になります。

プロのように撮る必要はないのです。 むしろありのままの「お父さんビデオ」だからいいのでしょう。

これからもお父さん、そしてお母さん、 どんどんお子様方の動画を残して差し上げてください。

上手でない方がいい、と聞き すごく安心するのは私だけじゃないと思います。