知られざる豪華絢爛な「デコトラ」の経済事情! 名車「光豪徹丸」の改造費を聞いてみたらスーパーカーが買えるレベルだった!!
素人目には改造費がいくらかかるかまったくわからないデコトラ
“デコトラ”と言えば、ド派手な飾りとペイントでアートアップを施したトラック。と誰もがイメージできるハズ。では、“バイザー”や“カスタムバンパー”などのステンレス製の架飾パーツやエアブラシで描いたペイントなどの改造費、いくらかかるか想像つくだろうか? 普段知ることが出来ないデコトラのあるカーライフの意外な事実を紹介しよう。
【写真】究極のラッセル戻し! 200万円以上するバンパーとは
取材に応えてくれたのは、奈良県で家業の家屋解体業に精を出す早見将太さん。愛車の日野自動車製、17レンジャープロは現役バリバリで仕事こなすアームロールダンプ車だ。ニックネームを「光豪徹丸」と名付け、デコトラ仲間も一目置く、怒涛のスーパーアートを展開するデコトラだ。 2017年に新車購入したレンジャープロの車体本体価格は、荷台部分抜きで約700万円。これはトヨタ・アルファードやメルセデスベンツCクラスのミドルレンジグレードに匹敵する価格帯。ノーマルの4トン車トラックが高級乗用車と大差ない価格というのも意外と知られていない話かもしれない。 純正では“バンパーライト”の現行モデル日野レンジャーを、果敢にカスタムバンパーに交換し、類を見ないドレスアップを施している光豪徹丸。このバンパーは“ラッセル戻し”という複雑なデザインを眩いばかりの鏡面ステンレスで製作。蛍光灯を内蔵してイルミネーションが光るアンドンは8枚セットし、レーザー加工で星型を抜いたりと、細部まで抜かりの無い逸品。 このバンパー本体だけで220万円(!)と度肝を抜かれるカスタマイズだ。
改造費用の総額は2100万円オーバー
一方、キャビンを彩るパーツ群の充実も目を見張る光豪徹丸。前衛的なバイザーと3本角オコシのパイプで構成したミラーステーのセットは100万円。ルーフに鎮座するロケットはレーザー加工で幾化学模様を抜き加工。これも左右2本で110万円。キャブハシゴは本来の使用目的をなくし、縦長のアンドンをセット。抜群の華やかさを誇るアイテムで約30万円。いずれも大阪のステンレスアートG-1が製作したワンメイクものだ。 アンドン板はすべて宮城の慈望堂謹製。昼は黒いボディカラーとシルバーのステンレスパーツに、赤を基調とした多色使いの華やかさをプラス。文字だけでなく、桜の花びらや星柄、サイドバンパーに昇る龍などの図案も芸術的な仕上がりを見せる。 ナイトシーンの美しさも特筆ものだ。アンドン板一式で180万円の代物だ。ボディ側にそびえ立つプロテクターの背面には、エアーブラシトモヒロ謹製のペイントが睨みを効かす。50万円の費用が掛かった大作だ。 光豪徹丸のハイライトはじつは内装。250万円もの大金を投じてVANTACが手腕を揮ったインテリアは、総生地張りに留まらず、ダウンライトやモニター増設とカスタムカーの流儀。 オーディオシステムも本来ベッドの位置にKICKERのスピーカーをインストールしたウーハーボックスを組むなど、サウンド面も一切の妥協がない作り込みで、並みのデコトラとは一線を画す極上空間だ。 その他、説明を省いたパーツを含めて、改造費用の総額はなんと2100万円(!)。車体価格の3倍もの費用を投じたデコトラ界を騒がす大作が光豪徹丸だ。 オーナーの早見将太さんは、当初は軽くカスタムをするつもりだったが、気づいたらすっかりのめりこんでしまったそうだ。それだけに理想の姿を追求するワンメイクのデコトラを創り上げるとは大変な工程だ。 現在はさらに130万円をかけてバスフェンダーを装着。今後もさらに飾りを付け加えるというから、トラックアートに掛ける情熱は、凡人には理解できないレベルの達人だ。
トラック魂編集部
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名無し (月曜日, 01 1月 2024 20:11)
なんでもそうだけど金かければいいってもんじゃないよ。
自分で色々工夫したり有名ショップじゃなくて近所の鉄骨屋であーでもないこーでもないしながら物を作るのもすごく楽しい。
ショップのブランド料金の半分くらいで作れますからね。
あと、ホントに仕事してるトラックは
あまり突起の激しいアホみたいなパーツは付けませんよw
狭い現場や積載量の問題がありますので。
飾りのせいであの現場は入れない、
この荷物は積めないなんて言うのはトラックではなくただのおもちゃです。
名無し (月曜日, 01 1月 2024 20:11)
自分もトラック乗りです。
たまにコテコテなトラックとすれ違う事あるけど、仕事に少なからず支障でるだろうなって思う。
支障ない様なカスタムは全然良いと思うし「あぁ、センス良い仕事車だな」ってなるけどね
とは言えデコトラは好きです。
デコトラが好きだからトラック乗りになったくらいだし。
名無し (月曜日, 01 1月 2024 20:12)
鋭利な突起と爆音
個人の趣味でドレスアップするのは結構ですけど、車両法は順守してほしいです。
バンパーの鋭利な部分はやっぱり怖いですし、灯火も点滅するモノを装着していたり、何より爆音改造は本当にやめていただきたいです。
全員が全員違法というわけではないでしょうけど。
名無し (月曜日, 01 1月 2024 20:12)
昔はこんなデコトラなんかでも稼げる時代だったが、最近は現場に乗り入れる車輛や搬送車輛、輸送車両などのチェックや規律なども厳しく、大手の下請けどころか孫請けであってもこんな車輛だと仕事がもらえない時代になりました。
名無し (月曜日, 01 1月 2024 20:13)
いつも思うのですが、デコトラは危なすぎます。
あんなバンパーに当てられたら、低速でも、良くて大けが、普通に死亡事故になるでしょう。トラックですから、その威力は乗用車の比ではありません。
デコトラを持ち上げるような記事は止めていただきたい。
名無し (月曜日, 01 1月 2024 20:13)
最近はデコトラとか派手なトラックは敬遠される傾向にあるので現場には向いていないので個人で楽しむ趣味的な事になっている。下請けだと仕事で使用するのは難しい世の中になってしまった
名無し (月曜日, 01 1月 2024 20:14)
クルマいじりを趣味にするのは構わんけどさ、
こうやって値段まで出してこんなに掛かったのよーってやって大丈夫なのかね。
税務調査入ったらボルト一本まで否決されるぞ。
そんなにアームロールで稼げる気もしないしねぇ…
不思議だよ。何処からお金が出てくるのか。
名無し (月曜日, 01 1月 2024 20:14)
昔に比べて半チクな『デコトラ』が増えたなと思う。見せられる事があるが『その程度で?』となる車ばっか。記事の写真みたいな車はイベントでも行かん限りお目にかかる事は無くなった。その写真の車でさえ3、40年前の車に比べたら数段落ちる
名無し (月曜日, 01 1月 2024 20:15)
とうとうWEB CARTOPの記事は…旧車の次のネタはデコトラか(笑)
アームロールこんなに飾ったらさすがに仕事にならないだろ。いくらフロントバンパー上昇キットでバンパーをあげてもね。
名無し (月曜日, 01 1月 2024 20:15)
しかしまあ、行燈にでっかく「人妻に横恋慕」「男一匹」とか、よく恥ずかしくないよなあ。でも真っ暗な高速をデコトラが走ってると、なんとなくほっこりしたのも事実。いまは配送/出荷先によっては改造トラックは出入り禁止が多い世の中になっちまったね。
名無し (月曜日, 01 1月 2024 20:17)
このミラーステーで100万?話盛ってるよね?
フロントバンパーもステンレスなら半額ちょいで作れるだろ!
メッキなら納得の金額だけどステンレスじゃそんなにしない!
もし本当にその金額ならボラれてるよ笑