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なかなかできない行動、男前の中学生男子たち【青空と向日葵の会】

【なかなかできない行動、男前の中学生男子たち】
https://yuru2club.com/wp/?p=12976
これは昨年の受験シーズンのお話です。
福岡市舞松原という駅での出来事でした。
これから受験に向かう女子中学生が3人いました。
試験会場に向かう電車に乗ろうとしますが、
なかなか乗ることができません。
ホームに入ってくる電車のどれもが満員状態だったのです。
ふだんはこの時間、
この電車を利用していないのかもしれません。
慣れない女子中学生が、通勤の満員電車に
体当たりで乗り込むなどかなり難しい行動です。
3人は、もはや半泣き状態で、
あきらめモードさえ見えました。
そんな困惑した3人の様子を
瞬間的に察知したのでしょうか。
電車のドア、入り口付近にいた数人の男子中学生たちが、
ある行動を起こしました。
近くでそれを目撃した人の
ツイッターでのツイートが瞬く間に
多くのリツイートを呼び、話題になりました。
その男子中学生たちの行動とは

人の男子中学生たち。

彼らも同じく受験生であるように見受けられました。

入り口付近の彼らは、ぞろぞろと電車を降り始めたのです。

そうして、3人の女子中学生に言いました。

「俺ら走るんで、乗ってください」

この書き込みを読んだツイッターユーザーからは、 「何これ…男前すぎるでしょ…」とか 「ガチでイケメンです」 など称賛の声が数多く寄せられました。

この年ごろの男の子たちはシャイだし、 親からは何考えてるかわからん、 と言われるほど多くを語りません。

でも、多くの子どもたちは、 語りの優しさではなく、行動の優しさで おとなを見直させることがあります。

この場面でも、ことさらパフォーマンスで、 こんな行動をしたのではなく、 困ってる女の子たちを何とかしてあげたい、 そんな気持ちがごく自然に出たのだと思われます。

きっと親御さんたちも、スゴク偉い人たちではなく、 ごく普通の家庭の、普通のお父さん、お母さんなんでしょう。

人を押しのけるより、さりげなく譲ることを、 家庭教育の中でも実践されてる普通の家庭だと想像されます。

参考URL:http://info-komine.net/otokomae/