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盗品金属類の買い取り規制条例を検討、橋名板や側溝蓋の盗難相次ぎ千葉県警

 千葉県内で金属類の盗難被害が止まらない。15日には、成田市内の二つの橋で青銅製の橋名板が計6枚盗まれていたことが判明。芝山町でも、側溝蓋(グレーチング)20枚が被害に遭ったことが明らかになった。

 県道路環境課によると、成田市芦田の地蔵橋で2枚、同市東和泉の東和泉橋で4枚が盗まれた。被害額は計39万2000円相当。橋を点検する業者から4日、「橋名板がない」との連絡を受け、13日に成田土木事務所が現地を確認した。15日に成田署へ被害届を出した。

 芝山町は15日、町道の側溝に設置された格子状のグレーチング20枚が盗まれたと発表した。被害は36万3000円相当。町は山武署に被害届を提出した。

 町まちづくり課によると、グレーチングは縦500ミリ、横400ミリ、厚さ100ミリで、14日に工事業者がなくなっていることに気づいた。町では今年度、グレーチングの盗難は11度目。計65枚が盗まれ、100万円以上の被害が出ているという。

 金属類の盗難急増は、金属価格の高騰を背景に、売却して利益を得るのが目的とみられる。県警は、盗品の金属類の買い取りを規制する新たな条例の制定を検討している。

ブロンズ製の橋名板6枚盗まれる 被害額39万円 千葉・成田の県道


盗難された橋名板(千葉県提供)

 千葉県は15日、成田市内の県道上にある地蔵橋と東和泉橋で橋や川の名前などを示すブロンズ製の橋名板計6枚が盗まれたと発表した。被害額は計39万2千円。橋のたもとに取り付けていた板を工具類を使って盗み出したとみられる。県成田土木事務所は成田署に被害届を提出した。  県道路環境課によると、地蔵橋では縦15センチ、横40センチ、厚さ1センチの板(1枚5万2200円)が2枚、東和泉橋では縦15センチ、横55センチ、厚さ1センチ(同7万1900円)が4枚盗まれた。  県が委託している橋の点検業者から同事務所に連絡があり、発覚した。県は盗難被害拡大防止のため、巡回を強化する。

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コメント: 4
  • #1

    名無し (火曜日, 19 12月 2023 08:54)

    盗むのは論題だけど、こういう怪しいもので身分証明書を確認・控えるなどの盗品対策もしないで当たり前のように買い取る業者も問題。

    簡単に売り捌くルートが塞がない限りこういう盗難は減らない

  • #2

    名無し (火曜日, 19 12月 2023 08:54)

    橋の名板の他に最近は水門の竣工板なんかも盗難が多いそう

    こんなもの解体するなんて特定の業者しかやらないんだから、解体時に処分証明出してもらって工事の提出項目にして、民間で個人での持ち込み禁止にすればいい

    グレーチングとか敷鉄板とか銅線とか明らかに個人が持ってくる量じゃないものを買い取ってる屑鉄屋も共犯よ

  • #3

    名無し (火曜日, 19 12月 2023 08:55)

    県内の買取業者を片っ端から調べれば見つかるだろう。こういうやつらはすぐに換金したいために、足が付きにくいように橋名を削り落とすこともせず、なんなら同じ市内で売る大馬鹿だ。犯人見つけたら額に橋の名前を刻んでやればいい。

  • #4

    名無し (火曜日, 19 12月 2023 08:56)

    昭和40年代からある橋が今まで何も被害がなかったなか、ある意味で盗む奴の目の付け所が凄い。成田近辺は中国、スリランカ系、東南アジア系の住民が爆発的に増えており、恐らくはそう言った人の仕業かと思う。