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次の首相になってほしい議員ランキング!3位河野太郎、2位小泉進次郎を抑えた1位は?【自民党編】

来年9月末で終わる岸田文雄首相(66)の自民党総裁としての任期。岸田政権の支持率が直近の世論調査で相次いで最低を更新するなか、近づいてきた総裁選にますます注目が集まっている。

 

岸田首相への不満が渦巻くなか、国民としては、いったい誰に次の自民党総裁、すなわち首相になってほしいのか。20歳以上の500人を対象に、次の首相になってほしい人を聞いた。

 

3位に選ばれたのは、河野太郎デジタル相(60)。’21年9月の総裁選だけでなく、’09年の総裁選にも立候補しており、いまだその熱意は衰えてないといわれている。

 

外相、防衛相など要職を歴任してきたほか、コロナ禍にはワクチン担当大臣として、ワクチン接種を加速。デジタル大臣就任以降は、マイナンバーカード普及を促進した。現在はマイナカードをめぐって頻発したトラブルに対応中。来年秋に現行の健康保険証を廃止し、マイナ保険証に一本化する方針に関しては「今のところ、特に問題があるとは思っていない」としている。

 

はっきりとした物言いや、役所を動かす実行力が評価されているほか、米国ジョージタウン大学を卒業しており、英語が堪能な点も好印象なようだ。10月の記者会見で、来年秋に予定されている自民党総裁選への立候補について問われると「鬼が笑う」と否定も肯定もしなかった。寄せられた声は次のようなもの。

 

《信念を持って日本をリードしてくれそう》

《仕事をしているし、ハッキリと物を申すので、どういう方向に行きたいのかが分かりやすい》

《能力が高そうだから。英語ペラペラなだけでなめられないし》

《常識人。国民の立場になって考えてくれそう。ユーモアがある。印鑑の省略化など、これからも改革を起こしてくれそう》

 

2位に選ばれたのは、小泉進次郎元環境相(42)。父親は小泉純一郎元首相(81)である。

 

レジ袋の有料化では恨みを買ったものの、その若さと行動力に期待する声が多く寄せられている。今年9月には海洋放出された福島第1原発の処理水の安全性をPRするため、福島県南相馬市の坂下海岸でサーフィンを楽しむ姿を公開。“安全性が伝わる”と賞賛を浴びた。

 

現在は、「ライドシェア」の全面解禁に力を注いでおり、超党派の勉強会を開催している。この勉強会をバックアップしているのは菅義偉前首(75)だ。菅前首相は11月に出演した「Abema Prime」(ABEMA)で、小泉元環境相が総理大臣になる可能性を問われると「必ずその道を歩んでいくようになる。時期は分からないが、そういう政治家だ」とコメントし、期待していることを明かしている。

 

コメントでは、“若さ”を推す声が多く寄せられた。存在感のある議員の多くが60歳以上と高齢化が目立つ自民党。“若い人が首相になれば、何かが変わるかも”、そんな変化への期待が込められているようだ。

 

《若さがあり、行動力に期待ができる。認知度が高く、好感度もあるので、スムーズに政策が進みそう》

《正直、誰になってもほぼ変わらないと思うから少しでも明るい雰囲気や思いのあるように見える人にした》

《年功序列ではなく若い指導者になってもらいたい》

《若い人になってもらい、今までの政治に変革を入れてもらいたい。》

 

栄えある1位に輝いたのは、石破茂(66)衆議院議員。’21年の総裁選では河野デジタル相を支持したが、来秋の総裁選出馬の可能性については「ないと言ったらうそになる」と意欲を見せている。

 

防衛大臣、農林水産大臣などを歴任してきた石破氏。かねて世間からの人気は高く、この調査だけでなく他社の調査でも”次期首相にふさわしい政治家”1位の称号を多数獲得している。

 

しかし、世間の支持とはうらはらにこれまで立候補した4回の総裁選では、そのたびに国会議員票を集められず敗れてきた。現在、石破氏は派閥に属さず、党内での支持基盤はやはり薄い。とはいえ昨今は、自民党議員のパーティー券裏金疑惑から、派閥に属さない石破氏に対し”クリーン”な存在として期待する声もあがる。

 

批判されている岸田首相肝いりの減税政策についても、自身のブログで「安易に減税に走ると将来の財政的自由度が失われ、目の前の人気取り政策と言われても仕方ない」といちはやく反論。庶民の感情とのズレは少ないようだ。

 

《国民の意見を聞いてくれそうだから》

《以前から首相になってほしいと思ってた》

《今のパー券問題など関与しない人物になっていただきたい。議員に人気が無い石破氏ではあるが、頑張って、再生してもらいたい。》

《この中であれば一番庶民のことを理解してくれていそう。》

《一番国民の希望ややるべき政治の本質がわかってそう》

 

果たして次の首相は誰になるのか――。注意深く見守っていきたい。

【次の首相になってほしい国会議員ランキング 1~10位】

 

1位:石破茂 94票

《以前から首相になってほしいと思ってた》

《信念があり、今までの慣例、風習を突破をしてくれそう》

《岸田文雄とは別の路線だと思うから》

 

2位:小泉進次郎 86票

《若くてやる気がありそうだから》

《若返りが必要。老害議員はいらない》

《若くて、何か新しい風を吹かせてくれるのではないか》

 

3位:河野太郎 58票

《分かりやすい発言、新しい発想》

《SNSなどを駆使した政界情報やあまりわかっていない疑問などの発信を積極的に行っているため、透明性の高い政治をしてくれそうだから》

《行動力がありそう。》

 

4位:高市早苗 41票

《中国の日本に対しての領海侵犯や国際法違反の行動に対し遺憾では無く日本が行動すべきと語ったから1度やらせてみたい》

《日本の将来について一番真面目に考えていると思うので》

《女性で初の首相になってほしい》

 

5位:菅義偉 35票

《コロナで印象が悪かったが、国民のためによく頑張ってもらった》

《前回もなっていたが、あれだけコロナ禍の混乱した時期にワクチン接種など今思えばやるべき事をしっかりと信念を持ってやってくれたから》

《スガさんがたった一年でいろんな改革をしてくれたから》

 

6位:茂木敏充 31票

《日本の事を真剣に考えていそうだから》

《良い国にしてくれそう》

《頭の回転が良さそう》

 

7位:野田聖子 17票

《女性に期待したい》

《行動力と実行力が有る》

 

8位:上川陽子 16票

《政治家としての信念が見えるような気がする。法務大臣での実績もそれまでの大臣に比べ特出していると思う。今後に期待する》

《信念がある政治家に見受けられる。国際的にも日本の立場を明確に発信できる力量があると思う。原稿がないと質疑応答が出来ない閣僚が多い中、自分の意見をいえる数少ない政治家だと思う。是非国の舵取り役になり活躍してもらいたい》

 

9位:岸田文雄 12票

《そのまま頑張って下さい。応援してます》

《なんとなく今、一番しっくりくるかなと思う》

 

10位:林芳正 9票

《岸田文雄首相の後任は岸田文雄首相の続投か同じ岸田派の林芳正さんに担っていただきたいから。ただし上川陽子さんも支持しています》

 

【調査概要】

調査対象:20代以上の男女500人

調査方法:WEBでのアンケート

『WEB女性自身』調べ(クロス・マーケティングのセルフアンケートツール『QiQUMO』を使用)