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「いちばんすきな花」紅葉くんの“罪”に批判と共感

神尾楓珠(写真は10月撮影)


神尾楓珠(写真は10月撮影)

『いちばんすきな花』キャスト・出演者一覧、相関図【2023年10月期放送】

多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が主演を務める、フジテレビ系木曜劇場“クアトロ主演”ドラマ『いちばんすきな花』(毎週木曜 後10:00)のキャスト・出演者、相関図を紹介。

潮ゆくえ/多部未華子

新潟から上京し、妹のこのみ(齋藤飛鳥)と2人で暮らしながら学習塾『おのでら塾』の講師として働いている。他人や物事を一辺倒に見ないという意味で、ゆとりのある性格をしており、それによって周りに新鮮な意見を与える。一方で自身のことに関しては「こうしなきゃ」と思い込みがちな一面も持っている。子どもの頃から勉強も運動も人間関係も全部がんばってきたのだが、「がんばると嫌われる」ということも知っている。女友達にあまり本音を出すことができず居心地が悪い思いをしてきていた経験から、「子どもの頃から二人組をつくるのが苦手だった」という思いを抱えている。そんなゆくえには、学生時代から1人だけ気さくになんでも話せる男友達がいた。恋愛関係に発展することもなく、唯一気の許せる相手だったが、ある日「もう会えない」と言われ、突然、友情関係は終わりを迎えてしまう。男友達を失って、さすがに全部をがんばれなくなり、いつからか家族や妊婦やカップルを見ても「うらやましい」と思えなくなった。
【演】多部未華子

春木椿/松下洸平

出版社で働く会社員。実家が花屋を営んでいることもあり、“ツバキは花屋にないから椿”という理由で椿と名付けられたが、そのせいで下の名前を名字と間違えられることも。また、「花は好きだけど、花屋は嫌い」と口にして実家と距離を置くなど、花屋を営む家族に少し複雑な感情を持っている。会社ではパソコンが使えない上司の面倒を嫌な顔をせずにしてあげるほか、どんなに忙しくても後輩からの相談にはのるなど“いい人”だと思われている。しかし、実際は“人が良いのも仕事ができるのも、めんどくさいことを避けてきた結果でしかない”という思いを持つ。そんな椿には長年付き合っている彼女がいて、いよいよ結婚、新居での新しい生活をスタートしようとしていたある日、その彼女を“彼女の男友達”に持っていかれてしまう。“男友達”が友達ではなかったことを知った椿は、「男女の間に友情なんて芽生えるはずがない」ということを思い知らされる。傷心の椿だが、その後訪れたある出会いをきっかけに、自分が“友達”という存在に求めていたものに気付きはじめ…。
【演】松下洸平

深雪夜々/今田美桜

表参道の美容院『スネイル』で働く美容師。純粋に友達になろうとしても、男性からは異性というだけで勝手に恋愛ととらえられ、女性からはそんな姿をねたまれてしまうという経験をしてきたことで、「1対1で人と向き合うのが怖い」という思いを抱えるようになった。そんなことから周囲に合わせるために思っていないことを口にしたり、取り繕ったりするようになり、そのせいで態度を勘違いされてしまうことも。人間に性別がなかったら、きっと自分の悩みの大半は解決する気がすると考えることもしばしば。そんな夜々だったが、ゆくえ(多部未華子)や椿(松下洸平)、紅葉(神尾楓珠)の三人と出会ったことで…。
【演】今田美桜

佐藤紅葉/神尾楓珠

ゆくえ(多部未華子)の幼なじみで、現在は上京し、コンビニで働きながらイラストレーターの夢を追いかけている。小学生の時には、当時高校生だったゆくえとよく家族ぐるみで遊んでいたが、ゆくえの大学進学を機に地元・新潟から離れてからは年賀状のやり取りをする程度の間柄に。そんな紅葉は、周囲から“友達が多いやつ”というイメージを持たれ、自分自身もそのキャラクターを演じているが、本当は「昔から、一対一で向き合ってくれる人がいなかった」という思いを抱えるなど、大人になった今も嫌な記憶に縛られているようなところも。本音で悩みを打ち明けられるような友達もなく、表面的にしか人と関われない自分の薄っぺらさに気付きつつも、誰でも構わず“友達”と素知らぬ顔してやり過ごしてきてしまった紅葉。それでも夢を追いかけ、日々アルバイト先のコンビニでイラストを描き続けていたある日、ゆくえと再会。思いがけぬ再会に、かつて自分が抱えていた気持ちを思いだして…。
【演】神尾楓珠

潮このみ/齋藤飛鳥

ゆくえ(多部未華子)の8歳年下の妹。現在は地元・新潟から上京し、姉妹2人で一緒に暮らしている。子どもの頃からどこか落ち着きがあって常に冷静なこのみは、周囲の人の言葉に流されがちな姉を見て「自分はこうはならない」と思うようになり、いつも楽な方や波風の立たない方を選択しながら平穏に過ごしてきた。そのため、もともと大人びていたことも相まって、「愛想がない」とか「感情がない」など勘違いされることが多く、人間関係に苦手意識を持っている。一方で、他人の恋愛に興味がないわけではなく、冷静な目で観察するような一面も。椿(松下洸平)や夜々(今田美桜)と出会い、紅葉(神尾楓珠)と再会した姉・ゆくえの姿を一番近くで見守り、また、自分自身も彼らと触れ合うことで、クールなこのみの心にも変化が…。
【演】齋藤飛鳥

望月希子/白鳥玉季

ゆくえ(多部未華子)が講師として働く塾『おのでら塾』に通う中学生の生徒。少し大人びた雰囲気を醸し出しているが、普段はゆくえを「ゆくえちゃん」と呼び、さらにはゆくえの悩みも聞いてあげるなど、塾ではまるで友人同士のような関係性でもある。
【演】白鳥玉季

穂積朔也/黒川想矢

ゆくえ(多部未華子)や希子(白鳥玉季)たちが住む街に引っ越してきたばかりの中学生。希子と同じ中学に転校した朔也は、「教室移動がない教科は、好きです」という少し変わった理由から国語や数学、英語が好きと話す。ある日、偶然、希子が通っている『おのでら塾』に面談に行くことになり…。
【演】黒川想矢

白石峰子/田辺桃子

赤田鼓太郎(仲野太賀)の婚約者。峰子は普段から鼓太郎が友達の“潮さん”と2人でよくカラオケに行くことは知っていたのが、結婚が決まり式場探しをしていたある日、“潮さん”が気になるようになって…。
【演】田辺桃子

相良大貴/泉澤祐希

夜々が務める美容院『スネイル』で働く美容師。夜々(今田美桜)とは同期という間柄からか、彼女が職場で先輩美容師からいびられていることを日頃から心配しているようで…。
【演】泉澤祐希

小岩井純恋/臼田あさ美

椿(松下洸平)の婚約者。椿とはもともと高校時代の同級生で、卒業後しばらくしてから、別の同級生の結婚式で再会したことをきっかけに交際。結婚も決まり幸せそうな2人だったが、椿はたびたび聞かされる純恋の“男友達”の存在が気になっている。そして、新居への引越しを迎えた日…。
【演】臼田あさ美

赤田鼓太郎/仲野太賀

高校時代に通っていた塾でゆくえ(多部未華子)と知り合い、いつしかお互いの愚痴や悩みだけでなく、たわいもない会話ができる仲になり、性別を超えてお互いをわかりあうことのできる唯一無二の“友達”となった。価値観や常識、正義といった感覚がゆくえと一致し、共有できたので、度々2人で会ってはいたのだが、そこに恋愛感情はいっさい無く、互いに“友達”としての居心地の良さを感じていた。しかし、ある日、付き合っていた峰子(田辺桃子)と結婚することになったのを機に、ゆくえとの関係に変化が生じることに…。
【演】仲野太賀

スタッフ・主題歌

脚本

生方美久(『silent』、第33 回フジテレビヤングシナリオ大賞 『踊り場にて』)

音楽

得田真裕(『silent』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『グッド・ドクター』、『監察医 朝顔』シリーズ、 『アンナチュラル』、『MIU404』他)

主題歌

藤井風『花』(HEHN RECORDS/UNIVERSAL SIGMA)

プロデュース

村瀬 健(『silent』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう 』、『信長協奏曲』、映画『キャラクター』 、映画『約束のネバーランド 』 他)

演出

髙野 舞(『silent』、『アライブ がん専門医のカルテ』、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』、『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』他)

制作・著作

フジテレビ

【いちばんすきな花】女にとって「彼氏の女友達」がムリなワケ。赤田(仲野太賀)再登場で修羅場に? ゆくえ(多部未華子)との会話に詰まる...

TVerのお気に入り登録者数が、今期放送のドラマのなかで1位になるなど、大きな話題を集めている『いちばんすきな花』(フジテレビ系)。今回は、第5話までを観て気になった部分をピックアップして、深掘りしていきたいと思います。 


女が“恋人の女友達”を受け入れられない理由


ゆくえ「そのネクタイ、ダサいよ」

赤田「知ってるー」

ゆくえ「じゃあやめなよ」

赤田「くれたやつ」

ゆくえ「あ、彼女? ダサいって言ってごめんなさい」

赤田「ふふ、いいよ」

ゆくえ「ダサいから嫌だとか、言えないのー?」

第1話、潮ゆくえ(多部未華子)と赤田鼓太郎(仲野太賀)のやりとりを聞いたとき、“恋人の女友達”を受け入れられない理由が詰まってるわ……と思いました。ゆくえが赤田に対して、恋愛感情を持っていないのは分かるんですよ。いい奴だし大好きだけど、恋愛として好きになることはない異性の友人っていますよね。

この問題は、両者の気持ちが分かるだけにしんどい。


わたしは、どちらかというと赤田の婚約者・白石峰子(田辺桃子)に感情移入をしていました。「潮がね」と言っているから、てっきり男の友達だと思っていたのに、女友達だったと知ったときの衝撃。さらに、定期的に2人でカラオケという名の密室に行き、自分には分からない話をしている。おそらく、赤田と出会ったのも峰子よりゆくえの方が先だったんじゃないかな。しんどい、想像しただけでしんどいです。

本編を見る前は、「ゆくえと赤田、どうせなにもないんだから。2人の様子をモニタリングでもしてみなよ。そしたら、安心できるからさ」なんて思っていましたが、冒頭のような会話が繰り広げられているので、峰子からしたら余計に「会うな!」となってしまいますよね。男女の関係があるとかいう以前に、自分よりも恋人のことを分かっていて、なおかつ2人にしか分からない話をしている女が存在することが、苦痛なんだと思います。

ただ、ゆくえの気持ちも分からなくはない。赤田が「(婚約者に)2人で会うなって言われた」と報告したとき「なにそれ、しょーもな」と言ったゆくえには「そういうところが嫌なんだよぉおおお!」と思ってしまいましたが。峰子からしたらゆくえは“敵”かもしれないけれど、ゆくえにとっても峰子は大事な男友達を奪う“敵”なんですよね。ただの友達なんだけど? なんで「会うな」とか言われなきゃいけないの? とムカついてしまうのも理解できます。

しかし、赤田が選んだのは友達ではなく恋人だった。峰子よりゆくえの方が大事だと思ったら、ゆくえではなく峰子と縁を切ってもよかったはずです。でも、赤田はそれをしなかった。ダサいと思いながらも峰子からもらったネクタイを大事そうにつけて、おそろいのマグカップを買って、ハッピーな買い物かごに2人の思い出を詰め込んでいく。2人組を求める人生のなかで、赤田が出した答えはそれだった。ただそれだけのことだけれど、ちょっぴり胸が苦しくなりました。

“元カノ”よりも“女友達”の方がダメージがでかいのはなぜ?


現実世界でも、ドラマのなかでも、絶対に敵わないと思わせるポジションとして出現するのが“元カノ”。よく、倉科カナさんや小林涼子さんが演じていますよね。明るくてカラッとしていて、元カレの今カノとも仲良くなってしまうような無敵のキャラ。ただ、『いちばんすきな花』第5話を観て、受けるダメージがでかいのは、元カノよりも女友達なのでは? と思うようになりました。

インテリアショップで買い物をしていたときに、赤田と峰子にばったり遭遇したゆくえ。ゆくえと赤田の間には、別れた恋人同士のような空気感が漂っていました。「わたしはいま全然幸せだからね」と強がってしまうゆくえと、「そう、よかったね」と言いながらもちょっぴりジェラシーを感じてしまう赤田。そんなやりとりを(おそらく)遠くから見ていた峰子が、元カノだと勘違いするのも無理はありません。

 

ただ、峰子が「大丈夫、妬いてないよ。ちゃんと別れてる感じあったし。元カノでしょ? 大丈夫、気にしてないから。昔の人とか、負ける気しないし」と勝手に解釈をして、勝手に飲み込もうとしていたとき、赤田はなぜ「元カノじゃないよ。友達だよ」と否定しなかったのか。最初は「元カノよりも、友達って言った方がいいに決まってるじゃん!」と思っていたけれど、赤田は元カノよりも女友達の方が、峰子が受けるダメージがでかいと悟っていたのかもしれません。

たしかに、元カノにはちゃんと区切りがあります。「別れよう」という言葉があるし、一度付き合って別れた以上は、ベタベタすることもできません。お互いに、ちゃんと一線を引くことができる。「女友達と仲良くしないで」と言うのはちょっとトゲがあるけれど、「元カノと仲良くしないで」は、「それはそうだよな」と納得できるだろうし。それに、女友達はちゃんとした別れがないからこそ、受け入れるのがむずかしいんですよね。

赤田×峰子は、椿×純恋になりかねない?
 

赤田は、峰子のことが好きだからたくさんの我慢をしているんだと思います。言いたいことがあっても、波風を立てたくないからグッと堪える。ゆくえのことだって、できることなら失いたくなかったはず。峰子の前ではいつも作り笑顔……というか、自分に言い聞かせるように笑っている赤田を見たとき、春木椿(松下洸平)と小岩井純恋(臼田あさ美)の関係みたいだなぁと思いました。

春木は純恋に婚約破棄されたあと、「純恋には嫌われない配慮をずっとしてて好かれる努力をできなかった」と謝罪をしていました。これって、むずかしいですよね。好きだから、嫌われたくない。好きだから、嫌な自分を見せたくない。でも、そうしているうちに、本当の自分が分からなくなってしまったり、相手に「本心でぶつかってきてくれない」と寂しさを感じさせてしまう可能性もある。

赤田×峰子も、椿×純恋のようになってしまうのでは? と不安が募ります。さらに、11月16日放送の第6話では、ゆくえにとっての“部室”みたいな場所である椿家に、なんと赤田が現れるようです。ゆくえは赤田のことを忘れようと頑張っていたのに。それで、ようやく自分らしくいられる居場所を手にいれることができたのに……とモヤっとしてしまいますが、物語がどう展開していくのか気になります。

 

最後に、1点。ゆくえ×佐藤紅葉(神尾楓珠)、椿×深雪夜々(今田美桜)に恋のフラグが立っているけれど、『いちばんすきな花』の4人には、友達のままでいてほしい……。男女の友情ってありだよね! と思わせてくれる存在でいてほしいと願ってしまいます。

『いちばんすきな花』“椿”松下洸平&“美鳥”田中麗奈の再会に反響「胸がぎゅーっとなった」「泣けた」


ドラマ『いちばんすきな花』第8話より

ドラマ『いちばんすきな花』第8話より

「いちばんすきな花」“椿”松下洸平の“美鳥”田中麗奈への優しさに涙  「『初めて帰りたいと思った家なんでしょ』のひと言が泣けた」


(C)フジテレビ

 多部未華子松下洸平今田美桜神尾楓珠がクワトロ主演するドラマ「いちばんすきな花」(フジテレビ系)の第9話が、7日に放送された。(※以下、ネタバレあり)  本作は、ドラマ「silent」(2022年10月期)を手掛けたチームが再集結したオリジナル作品。4人の男女が紡ぎ出す、新たな時代の“友情”の物語。  春木椿(松下)の家で佐藤紅葉(神尾)は、自分が表紙のイラストを手掛けた小説を椿に渡そうと声を掛けると、椿は大きなダンボール箱を開けていた。「荷造りですか?」と紅葉が聞くと、椿はニコニコしながら箱の中を紅葉に見せてきた。  そこには、紅葉が表紙を描いた本が大量に詰まっていて、椿は全部自腹で買ったとうれしそう。そこにやって来た潮ゆくえ(多部)と深雪夜々(今田)に、椿は本を渡そうとするが、2人共すでに買ったと、うれしそうに断るのだった。  ゆくえ、椿、夜々は紅葉を褒めて、一緒に読もうと誘うも、紅葉は照れて2階に行ってしまった。紅葉がいなくなったことを確認した椿はゆくえに、紅葉は志木美鳥(田中麗奈)と2人で会えたのかと聞く。ゆくえは「約束はしたみたいですよ」と、2人はまだ会えていないようだと答えた。  ある日、ゆくえは美鳥と会うことになり、ファミレスで食事をしながら、美鳥が東京に戻ることになった経緯を聞かされる。すると、美鳥は突然「こっちいるうちに、会いたい人いて」と切り出して…。  放送終了後、SNS上には、「伏線回収がすさまじかった。美鳥ちゃんの人生がみんなとつながっているのが本当にすてき」「美鳥ちゃんの視線で4人を見せてくるなんて、生方美久さんの脚本にグサグサきた」「9話も泣けた。美鳥ちゃんに『初めて帰りたいと思った家なんでしょ』という椿のひと言は、あまりにも優しくて温かくて涙が出た」などの感想が投稿された。  また、美鳥がゆくえに「私ね、2人って好きなんだよね。2人組、安心する。自分のためだけに相手がいるって感じが安心する」と語った場面にも反響が集まり、「私も美鳥ちゃん寄りだな。2人が好き、安心する」「2人組が嫌いだった4人と、2人組に救われてた美鳥さんの対比がうまい」「4人への共感から始まったけれど、美鳥ちゃんに共感した。私も1対1が落ち着く」といった声が寄せられた。

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コメント: 58
  • #1

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:37)

    地味で目立たなかったしのみやが世間に才能を認められ立派なアトリエを構える売れっ子画家となり、昔、優しくしてくれた紅葉を指名した裏には秘かなマウント願望という厭らしさがないとは言い切れないように感じた。
    紅葉は粉々に崩れ落ちそうなプライドを、反射的にしのみやを傷付けることで辛うじて支えようとしたことを後悔したけれど、あの瞬間、最も正直に自分の本音を吐露したともいえる。

  • #2

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:38)

    けっこう
    このドラマの批判とか
    共感できないって人の意見を見るけど

    その人たちは
    どんだけ頭平和な人生を過ごしてきたんだろう

    生きるのが上手で羨ましい

    あ、言い過ぎました

    本当にひとりひとりの
    行動やセリフが
    細かく丁寧に描写されていて
    自分の気持ちを代弁してくれてるかのようになり
    毎回どの人物にも共感して感情移入してしまうくらい
    楽しみにして観ています

  • #3

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:38)

    誰しも学生時代は人気者になりたい、友達が多いと思われたい願望があっただろう。一人ぼっちになるのが怖いから自分より下の人間を見つけて偽善的に振る舞う。覚えのある人は多いと思う。紅葉もそうだったから篠宮に近づいた。優越感と罪悪感を胸に。
    ところが、かつて自分より下に見ていた同級生が売れっ子になり、同情するかのように仕事を与えようとしている。プライドがグチャグチャになりそうになって昔の本心を曝け出しアトリエを出てから激しい自己嫌悪に襲われた。篠宮に影響されて自分も絵を描くようになった思い出も踏みにじってしまったことに気付いたから。篠宮だって薄々気付いていたはず。紅葉が自分を下に見ていたことを。
    私もそうだが、今回の紅葉のエピソードで自分の遠い過去を思い出して胸が痛んだ人は多かったろう。

  • #4

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:39)

    今回端的に紅葉くんを表してたのは、あそこで五千円払うかどうかだと思った。4人の中で一番共感できないのが紅葉くんだったんだけど、あんな理不尽な五千円を払ってしまうのが紅葉くんなわけで。
    自分の罪悪感を人に押し付けるのは弱さだと思う。押し付けられた方は傷つく。篠宮くんは成功して、理不尽な羨望や嫉妬や嫌なこときっとたくさん見てきたと思う。
    篠宮くんにお腹痛いって言える相手がいてよかった。紅葉くんにも椿さんがいてよかった。
    自分が傷つくことには超絶敏感なのに、人を傷つけることにはすごく鈍感で、しかも内輪だけを大事にするってあるあるだと思う。この脚本家さんはそういう場面を切って見せるのが本当に上手い。

  • #5

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:40)

    いい人で生きてきた人ほど、偽善なのか心からの優しさなのか分からなくなることありますよね。
    心の中が何であろうと、私は人の気持ちを少しでも救うことがあったなら偽善でもいいと思う。
    でも紅葉みたいに自分の心のバランスが崩れて、後から心の内を話して相手を傷付けてしまうような不器用さは辛くなりますね。
    見ていて色々と心が痛くなることも多いドラマだけど、今回は椿さんがお父さんみたいにあったかくて優しい気持ちになりました。
    回を重ねるごとに優しさの比重が増えてきたような気がして、また来週も楽しみになってます。

  • #6

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:41)

    今の若い方って ほんとに全方位に細心の注意を払って空気を読みならがら常に自分の立ち位置とか考えて生きてるように思えて疲れるだろうなと思う。
    誰とも仲良く、とか 万人に好かれる、とか 絶対無理なのに。
    そもそも そんな人、友達って言わないし。とか突っ込みどころ満載なんだけど、共感をよんでるって事は みんな生きづらいんだろうなと気の毒になる。

  • #7

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:41)

    これまでは自分に嘘をついて自分をいいように利用する周りに人と友達関係を演じてきたけど、今回のしのみや君との決別?を皮切りに偽りの関係を清算するようになっていくのでは?バイトの後輩の誘いをドタキャンしたのも一歩前に進んだ感じだったし。もう本当の友人ができたから。とはいえ今後4人の中で恋愛感情が現れてくると大きな波になりそうですけど。
    なんにせよいいドラマだと思います。

  • #8

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:42)

    紅葉は自ら、好きでもないのに目立つ奴と一緒にいて虚勢を張り、自分は大丈夫な人間なんだよと周りに認知されたかっただけなんでしょうね
    逆に言うと、独りぼっちでいて、クラスメートに可哀想とか暗い奴とかのレッテルを貼られるのが怖かったのかもしれない
    だから、無理して強い人間のフリをして目立つ人間に合わせていた
    これは、相当精神的に疲れる行為だと思う
    そして心のバランスを取る為に、優しいフリして、ボッチでいる人間に近付いて実は自分がちょっと上の気分になれてホッとしたかっただけなのかもしれない
    そんな偽善者の自分に恩義を感じて仕事を振ってくれた事に、学生時代とは逆の立場になって、イラストレーターとしてパッとしない自分を憐れんで、破格の契約を提示してきてくれてるんだろうと心が苦しくなったんでしょうね

  • #9

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:42)

    ほんと切なくさせるドラマ。
    中年になっても子供の時と同じ空虚な人間関係に嘆いたり、これはたぶん一生背負っていくものなのでしょう。
    それは、私一人だけじゃなくて色んなパターンで見せてくれてある意味自分だけじゃないと救われた気もするけど、結局これを伝えたい人を探してもいなくて、ここで呟いてる。
    紅葉くんは、傷付けてそして自分も傷付けて、でもそれを癒やしてくれる誰かがいて、やっぱりドラマだなと思う。

  • #10

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:43)

    純粋なのかな、と思った。紅葉くん。「自分はそれほど優しい人ではない」と。
    ただその裏には、有名になっていたシノに対する嫉妬が 本人も手に負えない形で 湧いてきてしまった。 だから椿さんに話すことでバランスを取ったのかも…。
    自分の才能や好きなものを理解し、職業にしている三人と、まだその途上にいる紅葉くんは少しだけ自信をもてないのでしょう。
    きっとこれから、自分の良さに自信が持てる様になったら紅葉くんにも 変化が起きるかな~。

  • #11

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:44)

    ドラマチックに展開する方がヒットの可能性も高いでしょう。日常のちょっとした闇とか思いが伝わりづらいとか何となーく感じて来ていた事を表現していて素晴らしい脚本だと思いました。内容的には地味かも知れませんが多くの共感も得られると思います。この作品に否定的とか何も感じない人って周りの気遣いとかストレスなく、周りにどう思われてるとか気にならないタイプの人なんじゃないかと思う。どこかで気づきがある人もいれば一生天真爛漫の人もいるでしょう。
    私もリーダー格という訳では無いが誰とでも分け隔てなく話は出来る学生時代だったが親友と呼べる心を許せる人はいなかった。どこか他人とは一線を引いてしまう生まれつきの性分だと思う。

  • #12

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:44)

    高校時代1人残される側の人間だったけど、一時的にでも、気にかけて声をかけてもらうのはやっぱりうれしいもの。
    マウント返しなのかどうかは置いといて、その後社会に出て成功して、あなたのおかげで今ここにいるよって感謝を伝え共有したかったのもしのみやくんの本心だと思う。
    「実はあの時こうだった」と言われても、今自分が充実してれば裏切られたなんて思わないから、しのみやくんの涙は芸術家ならではの繊細さなのかな。

  • #13

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:45)

    33万円も貰える仕事。凄い!と思ったけど、会ってみたら罪悪感と、相手が大成してて嫉妬のようなものもあるのかな。いろんなコメントを読み色々な見方の意見があり道徳の授業みたいだなと思った。
    初回から自分は紅葉タイプだと思っていたけど、本当にそうで私も泣けてきた。
    自分から声は掛けないが、誰とも仲が良いし同じように接するからイジメられてたり一人になってる子が困った時寄ってくるけど、その後一緒にいる事はないし私は卑怯な人間だなと。

  • #14

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:46)

    前回の夜々も、その前の椿も、そして今回の紅葉も、まるで相手の心臓に刃物で斬りつけるように言葉をぶつける。その時、相手から血が出ている事に気付いていない。自分の気持ちが解放されている最中だから。
    特に前々回、椿が純恋に最後に気持ちを語った時、「いつもずっとすみれと話すのしんどいなって思ってた」「俺が聞かなくてもいい話ばっかりで・・」「他の誰かと幸せになってください」等々・・・酷いなあと思ったし、仮にも結婚まで考えた相手に、言っちゃいけないような言葉のオンパレードだと思った。
    繊細で溜め込みやすい人間の、気持ちが弾けた時の物言いは、割と辛辣で無神経で残酷になりがちというは、まあ経験上分からなくもないが。
    結局この3人(4人?)も別の見方をすれば、自分の無神経さ・残酷さに気づいていない”反対側”の人間と同じなんじゃないかと思ってしまう。

  • #15

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:47)

    本当は一人でいるのも平気だし、時々苦しくなった時に話を聞いてくれる人さえいればいいんだけど、友達がたくさんいるように思われること、利用されているとしても人の役に立つことで、自分の存在価値を見出そうとしている……紅葉はそんな人なんだと思う。
    マウントをとるというよりは、日陰の人間とでさえ自分は友達になれる、そして、その人間の役にだって立てる……そう思って満足していたはずなのに、気づいた時には、日蔭側の人間同士が、自分は持っていない本当の友情を育んでいて、しかも、絵描きという同じ分野ではるか上の立場にいて、自分に仕事を回そうとまでしてくれた……偽善?同情?自分が良かれと思ってやっていたことって、結局こういうことだったのか?と気づいた時、紅葉はたまらない気持ちになって自分の思いを吐露したんだろうね。
    優しさって、与えている側は気づかないものだけど、与えられた側は素直に受け取りにくいから、難しい。

  • #16

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:47)

    現在私は親ですか、子供の同級生の母と話すことがあります。
    紅葉みたいな誰とでも仲良くなれる子は人間関係問題ないんだろうなと思ってたら、その子達の親から、グループみんな同じことしないとハブられるから無理してるみたい、って聞きました。
    うちの上の子は小学生高学年の頃にグループうまくいかなくてハブられそれからぼっち極めてますが、ごく少数の友達ができて楽しそうに中学に行ってます。
    下の子は運動できるから小学生の今は人気者ですが、今後どうなるのか心配はしてます。

  • #17

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:48)

    紅葉くんはカッコいいが自分から行動するようなタイプじゃなくて、クラスの上位グループにパシリにされていた状態だったと感じる。居場所があるだけで自分の意思がない、可哀想な学生時代だったのよね。
    社会人になってもその立場から抜け出せずにいたところ、ひょんなことから4人の出会いから物語が始まる。

    アトリエで同級生に発した言葉は傷つけてしまう一言だったかもしれない。自分の気持ちを押し殺して生きている人って、それだけで大変なことよね。いい人でいたい、嫌われたくないって…。
    社会人になり「人は人、自分は自分」と見極めて行動できる人って素敵だなって思う。
    人にどう思われようと、自分を大切にしないとね。

  • #18

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:48)

    あんな言い方してしまったけれど、しのみやくんのことが好きだったし、いい思い出だったよね。それは学年が変わってからのシーンで分かる。
    ただ成功した彼と友情や同情から仕事をコラボすることは、仮にもプロのイラストレーターとしてプライドが許さなかった。それが、あんな言い方になってしまった。そこが彼の弱さでもあり、不器用さでもある。
    同じことを告白するにしても、自分の当時の状況とかを言いながら伝えれば、あそこまでしのみや君を傷づけることはなかったと思う。
    本当に生きることに不器用なメンバーなんだけど、4人のうちゆくえちゃんだけが不器用さとはちょっと違う包容力があって、視野も広い。それがこのドラマの救いになっていきそうな予感。

  • #19

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:49)

    集団の中の孤独は誰にでも多かれ少なかれある。紅葉もかつてはシノミヤに救われた筈だから、あれは言わなくてよかった言葉だと思った。でもシノミヤもまた連絡をくれましたよね。皆、誰かと繋がりたいのは同じ。
    しかし彼ら4人がみんな繊細過ぎる人と思っていたのが私の中で徐々に変わって来た。人との距離感が分からなくて、意外と相手をも傷つけてしまう人たちなのかも、と(これも一種のヤマアラシのジレンマ?)。
    ゆくえもカラオケで仲野さんのネクタイを「彼女?趣味悪いね」と言っていた。近しい人に何を言ってもいい訳じゃない。
    そんな4人が椿の家を秘密基地のようにして繋がることは素敵だけれど、傷の嘗め合いの場にはして欲しくないな、と感じた昨夜。

  • #20

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:49)

    観る人によって感じ方が分かれる内容なんで、批判と共感があっていいと思います。今日の紅葉くんのこのシーンは、とか、部分的に共感しない感想を批判するのもおかしいと思います。そもそも全く共感できないなら、既に離脱してるだろうし、観続けながら、批判と共感を感じていくのは自然な事かと。

  • #21

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:51)

    集団の中の孤独とか、実は使いっぱとか裏あだ名とか・・めっちゃわかる。本当の友だちがいない孤独や絶望も。集団にいると思いきや実は違うってめっちゃくちゃ孤独だよね。その孤独の人が自分より孤独な人を見つけて「フリ」をするのも分かるし罪悪とまで言わなけど結局本当にはつながって無かったのはめちゃくちゃ孤独を感じただろうな~でも友達になるきっかけ何て何でも良いと思うけどね。卒業後紅葉君だけが繋がって無かったことが分かって切れちゃったって感じがする。。。彼は正直なんだろう。けど言わない優しさも持ち合わせた方が良いかもね。綺麗(多少認識が違ってても)な思いでは、そのままにするのも一つの方法だ

  • #22

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:51)

    自分より下に見てた同級生が、恩義によって仕事に誘ってくれたことに、学生時代の友達を紹介した事への恩義など感じなくていいんだと、自分の恥部を曝け出したのかと思った、そして自分も更に傷ついたように思う
    傷ついたことを椿と話すことで癒やされて、更に他の2人も加わり安息を得たのだろうな
    もう自分を利用してると判ってる誘いにも、乗らなくていいんだと思ったのだろう、安心してしゃべれる友達が出来たのだから

  • #23

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:52)

    上手く生きたい。上手く生きてるように思われたい。と誰しも思ってるけどそう簡単ではなくみんな必死なんだなとドラマを見て思った。
    年をとり今ではほどほどでいいと感じるようになり人の目もあまり気にならなくなったが若い頃ってみんなそうだと思う。
    何かにいつも背伸びしたり無理したりしてましたね〜
    4人の生きづらさどれにも共感します

  • #24

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:52)

    いま我が子が中学生だけど、まさにこんな感じなんだろうなぁ、って思いながら観てました。
    グループに属していてもなんとなく1人というか。周りを見れば1人で過ごす子もいるけどそこには属したくないのか、属せないのか。
    大して話が合う訳でもないのに、そのグループから外れるわけにも行かず…みたいな感じかな。自分も中、高校生はそんな事ばっかりだったなぁ。紅葉くんは学生時代、シノミヤの前でもっと素直に自分を出せていたらまた違ったのかな。
    きっかけは何であれ、あのチャラチャラしたグループの子たちと居るよりは楽だったはずなのに。

  • #25

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:53)

    うーん今回もまた胸ぐら捕まれた感じでしたね。それいっちゃう?みたいな。普通だったらそうありがとうみたいに出来るんだろうか?でも一番感じたのは泣きながら電話する二人のシーン。なんでも無くても電話出来る相手がいたからこそ本音が言えたみたいな。沢山の友達よりそんな電話が出来る友達が一人いれば人生は無敵なんだけどね。

  • #26

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:53)

    紅葉くん優しすぎるしNOが言えない。
    もう裏切られる気持ちになりたくないから1人の人を選んで優しくしたみたいな感じだったが本当は親友になりたかったんだと思う。

    紅葉くんは友達多いけど気持ちは1人きりで自分と重ねて1人の子に優しく声をかけていたように感じる。

    4人の中で一番紅葉くんが切ない。
    もう4人で住んだら幸せそうだなと見てる。

  • #27

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:54)

    紅葉くん、孤立するのが怖いのかな。イヤな言葉でいえば無償の便利屋さんだよ。相手は困る時だけ頼んできて、困った時は助けるからとギブアンドテイクしない関係。優しいというか断らない対応に付け込まれている感じで歯がゆい。篠宮君、純粋に紅葉くんの事を恩人と思っているようで、黒崎君まで紹介してくれてたんだ。「優しいふり」をするのも罪悪感を伴って反面ツライことも生じてると見抜いてくれた篠宮君、優しい。最後は篠宮君自身が悪者を演じて「優しいふり」をしてくれて、五分五分に帳消ししてくれたんだと思います。深い。

  • #28

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:55)

    切なくなりました。
    紅葉くんは優しく穏やかな人だと思っていたから、驚いた。

    誰の中にも、嫉妬やトラウマがある
    自分が持っていない名誉と学生時代からの友人が彼にはいると思ったのでしょうね。
    貴方にも、何でもなくても電話できる友人がいるじゃない…
    今回は彼に謝ったほうがいいと思った
    イヤな思いさせられると、どんな気持ちか…よくわかっていると思うから。

  • #29

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:55)

    こりゃ恐いとこ切り込んだな。実際あるんだよな。自分より「下」と思うからこそ積極的にかまうってのが。んでその下に見られてる人間が何かで成功すると急に敵意が発生するとか。
    そういう、潜在的な上下の意識がある人間関係ってのは世の中に多いと思うわ。

  • #30

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:56)

    紅葉は人からチヤホヤされたり人気者だと思われたいような見栄がある人なんだろうか。
    何であんな都合のいいヤツを演じてるんだろう。
    そうしていれば皆に必要としてもらえるからって、そこまで他人に構われたいものかね。
    紅葉みたいな病的な表向きお人好しは現実にもいそうだけど。
    初回か2話目でその辺りの真意を説明してたのかな、もう一度見てみないとよく分からなくなってきた。

  • #31

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:57)

    一人でいたくないから、一人でいる子に声をかけるって、普通のことじゃないかな。
    私が篠宮くんの立場だったら、
    「そうだったの!?なーんだ、あの頃紅葉くんも実は寂しかったんだね。僕と同じだったんだね。結果、僕は一人じゃなくなって楽しい高校生活を送れたから、感謝してるよ。」
    って思うけどなぁ。

  • #32

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 09:58)

    1人でいる子に優しい気持ちで(可哀想だから同情して)声をかける=良いことで、自分も実は集団の中で孤独だから自分の都合で声をかける=良くないこと、というのがよくわからなかった。
    むしろ前者の方が嫌な感じに思える。
    優しいんじゃなくて自分勝手な人間だよってことなんだろうけど、自分が声かけたくてかけて友達になるの普通じゃない?
    シノくんは「それ違いがあるの?」と言ったから、どんな理由にしろ声かけてもらって嬉しかったんだから感謝してるよ、という流れかと思ったら違ってシノくん傷ついてたし…。
    「ほんとは嫌いだったけど一緒にいた」とか言われたんなら傷つくのわかるけど…。

  • #33

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 10:00)

    シノミヤくんわかってくれよ
    ぼっちに近づいてくる奴は自分自身もぼっちになるのが怖い奴なんだよ
    ひとりになりたくないからひとりでいる人と一緒にいて淋しくないと思いたい
    たくさんの「友達」は自分を良いように利用したりやりたくない面倒な事を押しつけたりする人ばかり
    見た目の良さだけを評価されて本当はバカにされていて
    きっと紅葉くんはシノミヤくんやクロサキくんといる時安心していたはずなんだ
    シノミヤくんも本当は同じ理由で一緒にいたんじゃないだろうか?

  • #34

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 10:00)

    初めのうちは登場人物ほぼ全員悪人の激辛料理系ドラマ{「ゆりあ先生の赤い糸」(テレビ朝日)}の後に見る、登場人物全員善人のスイーツ系ドラマという感覚だったのだが、回が進んで登場人物の素性や過去が明らかになるにつれて一筋縄ではいかない話になってきた。

  • #35

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 10:01)

    批判してる人が多いのか
    自分は共感してしまった
    シノミヤ君の中で膨れ上がってる崇め奉られてる自分と
    自分が思っている自分
    その差が大きすぎて、本当の自分を知られて失望された時が怖い
    それなら先にその妄想の自分を壊してしまった方が安全
    ただ口下手なので、自分の心を晒すときは、
    相手に対して強い言葉で出てしまう
    それで相手を傷つけてしまう、
    そして後でそれを反省して、また人と接し人を傷つけるのが怖くなり殻にこもる

  • #36

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 10:02)

    自分に罪悪感があるから雑に扱ってる友達風の人たちにはにこにこしてるのに、自分をすごく褒めてくれて良い思い出にしてくれた友達にはそんなんじゃないって言ってしまう。

    いやー、そこは正直に言わなくていいのに。
    言うなら友達風の使ってくるやつに本音を言いなよって思うけどそこが紅葉くんの不器用なとこなんだねー。

  • #37

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 10:03)

    今週は紅葉くんの回でした。自分の偽善に嫌になったのか、大人になって立場が逆転したシノミヤくんにちょっとマウント取りたかったのか、その両方の心理が働いたのか。結構自分は嫌な奴なんだと学生時代の友達に今更ながら告白して、自己嫌悪しちゃいましたね。
    でも紅葉くんは基本優しい人だと思います。何かあれば他人が悪いのではなくて、自分悪くて原因があると思える人だから、バイトの後輩にドタキャンのキャンセル料を払っちゃう人。
    なんでもかんでも他人のせいにしちゃう人より、自分が責任かぶってしまう人の方が私は友達になりたい。紅葉くん、自分の良さにも気づいて欲しいな。

  • #38

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 10:04)

    今日の紅葉くん回は辛かった。全然最低やないと思うけど、自分を最低と思ってしまうのがさらに辛い。もちょっと自分を評価してやって欲しい。独りぼっちを救ってやるのは、いやらしい気持ちじゃなくて、自分がいつも気持ちの上で独りぼっちやから目に付くだけなんやって!
    それで言ったら、元友達の成功した画家さんのが嫌味やと思う!紅葉くんがイラストレーターとして大成してないの知ってて高額な報酬で釣ってアトリエまで呼んで、はい!実はあの時の僕でした~!昔のお礼に一緒に仕事したかったんだよね~って事よ?
    何でか分からんけど実力で売れっ子の画家に呼ばれたと思ってる紅葉くんにこの上ない仕打ちやと思う。だからあんたは親友に電話してメソメソ泣くな、と言いたい!牛丼なんかもってのほかやで!くそぉ腹立つ!

  • #39

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 10:05)

    黒崎くんと篠宮くんが本当の友達になったことへの嫉妬かな?とも感じた。
    言わなくても良かったとも思ったけど…紅葉くんはあの気持ちで一緒に仕事は出来んよな、それを分かりやすくやり返してみせた篠宮くんも理解早すぎだし…薄々気付いていたのだろう…だとしたら仕事したいのも純粋な気持ちか疑いたくなる…やっぱり成功者のマウント取りに行ってるのかな〜。。。

  • #40

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 10:06)

    このドラマは苦手で今は見てません。

    自分の思考の中で、悪い方ばかり捉えて、
    現実の中でちょっと人と違うという自覚を持つ自分が、
    どうやったら幸せになれるかな、という発想なく、
    ずーーーーっと、子供時代から今までの、
    周りから受けた傷つく言動に拘っている。

    そして彼らの今の言動は驚くほど、
    勝手気ままで、やられたら、こちらが驚く、
    何で人の気持ちが分からないんだろう、と思うし、
    常に被害者意識でこじれてる、
    関わるとこちらのエネルギーまで吸い取られそうだから、関わるの止めようと思わせます。

    今日の記事読んで、相変わらず、不幸の歴史の中にいるんだと思いました。

  • #41

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 10:07)

    ぼっちで声をかけられてた側ですが、マウントとか偽善的なものに薄々気づいてました・・・いや本当にそんな意図なくて私の性格が悪いだけかもですが
    でもそれでも私は嬉しかったので、過去のことであっても心当たりのある人は言わないであげてほしいなと思った。「そっちの勝手な罪悪感でこっちのいい思い出塗りつぶさないでよ」←まさにこれ

    嬉しくない人もいるかもですが、これは告げられても誰も幸せにならないやつ・・・

  • #42

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 10:08)

    キャストのメンバーが、良かったので観始めた。独特な感性を持った4人が出会って意気投合してみたいなドラマで、観てるうちに私には共感出来ないモヤモヤで気分が悪くなる感じで、せっかく好きなキャストなのに、嫌いになりそうで、あまり観たくないけど気になるので録画して飛ばして観てます。紅葉の役は、他の人でも良かったんじゃないかと思う。自分が孤独だと思っていても、他人を傷つけ結局自分で落ち込んでるなんて観ててムカついてくる。

  • #43

    名無し (月曜日, 13 11月 2023 10:10)

    なんかこの4人はいつまでも中2病こじらせたままの人達って感じ。紅葉の台詞は普通の神経の人なら絶対言えないよね。パンダにされてる友人には何にも言えないのに久しぶりの篠宮にはあんな事言えるって今でも篠宮を下に見てるっぽい台詞。
    ある意味凄い世界観だわ。

  • #44

    名無し (月曜日, 20 11月 2023 00:13)

    ドラマだからこの設定を受け入れても良いと思う。
    他の記事でも出会いが不自然とか、登場人物がとか有るが現実とドラマは違うし制作側が伝えたい事が何か、それをどう受け取るかではないだろうか?
    赤田の複雑な感情を押し殺し謝って出ていった時の顔。その後の峰子との会話含みが隠せない感じ良かった。
    今の所ゆくえはまだ何もない感じだ。割り切っているのか?
    他の3人とはまた違う何か有るのではと思ってしまう。
    後何話かで終わってしまうと回収することが多くて忙しくなっちゃうかが心配だ。

  • #45

    名無し (月曜日, 20 11月 2023 00:14)

    色々賛否両論あるけど、有り得ない設定だとしてもあくまでドラマだからいいんじゃないのかな?って思ってます。椿さんが遂に引越しすること決意したみたいだけどあの家でみんなでまったりしてるのが好きだったから、ちょっとだけ寂しいですね。

  • #46

    名無し (月曜日, 20 11月 2023 00:15)

    今日、どんな展開になるか分からないけれど…
    恋愛の時はまだしも、結婚すれば言いたいことを飲み込んだり、相手の地雷を踏まないような努力は必要です。それは他人がひとつ屋根の下に暮らして家族になってゆくのだから。友達なら、それがないから好きなことを言えるのかな?ネクタイをダサいとは、私は友達でも言えないですが。
    前回の夜々を見ていて思ったのですが、椿と二人でコンビニに行きたいために「冷蔵庫に好きなアイスがない」と言いましたよね?
    これも友人の家の冷蔵庫を覗いて、私には言えない。失礼だと思ってしまう。なので夜々は意外に策士だなというか、積極的な面があってびっくりしました。
    遠慮がないのが友達というのは、同性間でも違うと個人的には思う。大人の人間関係や距離の取り方はやはり難しい。彼女たちがそこを乗り越えて家族に近い関係を築いて行くには、まだ危う過ぎて先が見えません。

  • #47

    名無し (月曜日, 20 11月 2023 00:15)

    先々週、紅葉→ゆくえの恋ベクトルが分かったとき、「一般的な話だとこのまま紅葉→ゆくえ→椿→夜々→紅葉の全員片思いだけど、この話はそう単純じゃないだろうな?」と考えました。
    で、先週分かった夜々→椿。
    もしこれで椿⇔ゆくえになったとして、紅葉と夜々はそれ(つまり失恋)を受け入れて二人を祝福し友達を続けられるかな…?
    これもしやそう来る話?“男女の友情はあり得るか”って…!?
    と思ったけど、私に思いつくくらいだから違うなきっと。もっと捻って来るかも?LGBTQとか??
    できれば4人はこのまま友情で、誰とも付き合ってほしくないなあ…

  • #48

    名無し (月曜日, 20 11月 2023 00:16)

    もろに女目線の記事で読んでて苦しいよ〜私は女だけど、そこまで露骨に女を意識してなくても良いんじゃないかと、肩のチカラもうちょっと抜いてみ?と記事書いた人に言いたくなる。
    今日の赤田がお似合いの奥さんとソファーでトロけた顔でお話ししてるの見たら、どう考えてもゆくえさんは友達やん。赤田はちゃんと友達と好きな女性との線引というか差別化出来てるヤツだと思う。あのダンナの顔見てまだ疑ってたら奥さんの精神状態が心配。
    束縛されてもあの女性に今んとこメロメロやから、今日の椿くんに対する態度はちゃんと、元親友はこいつと付き合ってんのか大丈夫か、オレは親友と会えなくなってダメージキツイのにもう付き合ってるヤツいんのか、の友達としての嫉妬と心配やったと私は思った。

  • #49

    名無し (月曜日, 20 11月 2023)

    同性の友達であろうが異性の友達であろうが、友達の付き合っている相手に対して「私は(俺)のほうが付き合い長いんだよね」とか「俺(私)のほうがこいつのことよく知ってる」みたいなマウント取る人は無理だよ。
    同性の友達でもさ、友達の彼女(彼氏)につべこべ言いたがるバカもいるし。

  • #50

    名無し (土曜日, 02 12月 2023 08:01)

    めちゃくちゃ良かった。
    ずーっっっとドラマの世界に浸かってたいと思ったなー。早く続きを知りたい気持ちと、このまま終わらずにこの世界を味わっていたい気持ち両方ありました。
    全部が繋がっていて、最初からもう一度、いや何度も見直したい。
    中高生時代のみどりちゃんの女優さんもよかったけど、やっぱり田中麗奈さん良いわー。ドキドキしながら、息をつめながら表情を追ってしまった。
    いや、すごく良い回だった。

  • #51

    名無し (土曜日, 02 12月 2023 08:01)

    私にとって今回は神回。

    ずっと登場人物の会話を楽しみに見続けてきて今回はもう…ひと言も漏らさず記憶に残したい。

    ゆくえの塾での生徒さんとの会話、

    辛いよね。
    みんなと違うこと、思ったり考えたりって
    辛いんだよね。

    私の中の中学生だった自分が号泣しています。

  • #52

    名無し (土曜日, 02 12月 2023 08:02)

    田中麗奈さんにとっても、おそらくどんな女優さんにとっても、美鳥さんの役は難しかったろうなと思う。少女役の上坂樹里さんに、一番いいとこ持っていかれた感もあり、一介の視聴者としては、もっとクライマックスの劇的なことを期待したとこもあったので、あんまりに普通に過ぎていったので結果的に、焦点が美鳥さんの過去に当たって、そこを演じた上坂樹里さんの好演が光ってしまった。「目で演技する」というと変だけど、上坂さんの何も喋ってなくても目で感情を表現する演技力は、たまたまなのか、演技なのか分からないが、とても良かった。田中麗奈さんは上坂樹里さんに嫌らしい言い方だけど喰われたような感があった。

  • #53

    名無し (土曜日, 02 12月 2023 08:02)

    山田太一氏が亡くなった。群像劇で各々の為人を丁寧に書いていて、時代やキャラクターを反映した独特の台詞回しが個性的な優れた脚本家でした。その系譜が坂元裕二氏だと思うが、人の暗部や危うさ、おかしみをこれまた気の利いた台詞回しで表現する脚本家。そして坂元氏を目指したのが「いちばんすきな花」でしょうかね。残念ながら気の利いた台詞や会話、視聴者の心に残る台詞を言わせたいという脚本家の意思が強く出過ぎて、主要人物全員が同じような台詞回しで現実感が無くなってしまい、結果興醒めしてしまうというのが個人的感想です。ストーリー自体に劇的な展開を期待するものではなく、ちょっとした日常の不条理や滑稽を描く作品だと思うので、もう少し登場人物が自ら発した言葉に聞こえるようにしてほしかったなぁと思います。

  • #54

    名無し (土曜日, 02 12月 2023 08:03)

    これは実話ではないけど、実際美鳥ちゃんのような子供が世の中にいるんだと思ったら、かわいそうで涙が出た。
    一番愛してくれるはずの親に虐待されて、邪魔扱いされるなんて悲しすぎる。

  • #55

    名無し (土曜日, 02 12月 2023 08:04)

    このドラマ設定が矛盾してめちゃくちゃだよ、詰め込みすぎ。駅からバスとは言えサザエさんの本拠地桜新町のあの豪邸に残業もなく明るいうちに帰ってる超絶ホワイト企業勤務の椿。あの家買ったら億単位だよ。美鳥ちゃんだって喧嘩してるの見ただの親戚一同から嫌われてるだのギラギラしてただの、全然違うし。みんな不自然な物の言い回しは渡る世間は鬼ばかりより酷い。
    ポジティブワードの『生まれ変わったら夜々ちゃんになりたーい』って。。繊細な人の集まりどころかみんな無神経の集まり。
    脚本スベってると思う。出てる俳優が良いからとりあえず最後まで見るかな。

  • #56

    名無し (金曜日, 08 12月 2023 21:57)

    美鳥が北海道に戻る時にゆくえに連絡せずに戻ったから、ゆくえの好きの度合いと美鳥の好きの度合いは異なるようで。4人との始まりも、椿が歩み寄って近づいてくれたから、紅葉が近づいてくれたから、ゆくえが近づいてくれたから、夜々が近づいてくれたからと受け身的だし。そんな積極的に来てくれた4人の中に入るのも躊躇もするかも。花も毎日気にかけて水を注がないと枯れてしまうように、美鳥の心にも4人との時間の隔たりを感じて遠慮の気持ちが出そうで。お互いに本音を伝え合ってない間柄だけど、思いやりも感じあえる仲。かといって、4人組もまた恋人ができたら、簡単には集まれるかはわからないし、人間関係は流されるしかないかな。例えば母校が綺麗にリフォームして、中の雰囲気も用具も変わっていたら、懐かしい気持ちは減るもんだしね。椿が言った言葉は、そうだけど、実際は「生活」を伴うから、引越し先って環境や人間模様は大切だよね。

  • #57

    名無し (金曜日, 08 12月 2023 21:58)

    あと2話で完結らしいけれど、さてどういうオチが用意されているのやら? 主人公4人が各々「いちばんすきな花」を見つけられて、なおかつ恋愛とは違う今の関係性も保ったままで、更には部室が部室として残り、そして美鳥さんは「初めて帰りたいと思っていた場所」に戻れる……これらすべてを満たすエンディング(つまり究極のハッピーエンド)にするにはもう、結構な荒技を使うしかなさそうな気が(例えばメタフィクション的な物語構造にしてしまうとか)。しかし安易にそれをやっちゃうと、恐らく今まで着いてきた視聴者から大ブーイングが起こるだろうし……いよいよ先の読めない展開だけに、視聴者を大満足させてくれる見事な結末が待っているのかどうかは、制作チームのまさしく腕の見せ所。楽しみです。

  • #58

    名無し (金曜日, 08 12月 2023)

    5人で集まった時の美鳥ちゃんの様子見てて4人のために家を買い戻すのを辞めないか心配になった
    美鳥ちゃんが繋いだ縁を自分が壊してしまうと考えそうな気がして
    「初めて帰りたいと思っていた場所」なのに自分は5人目にはなれない
    2人組が良いんだよね