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自分の心の中に自分を監視してい る目を持っている どうして人生は不自由になるのか?今すぐ自由になれる生きるブッダの教え【Apex product 青空と向日葵の会】

 

今日はどうして人生は不自由になるのか
あなたの人生を自由自在に生きるブッダの教えについて
お話したいと思います。

生きているといろんな不自由が
あります。

お金の不自由    
体の不自由     
見た目に恵まれない  

こんな不自由はたくさんあります。

思い通りにならないということですね

どうしたら、この人生を
自由自在に生きてくことができるのでしょう?
ブッダはすべての人は自由自在に生きていくことができる
と教えていかれました。

まず、ブッダは人生は苦なりといって
ここでいう苦とは思い通りにならないということです。

どんな人生も思い通りにならないので
必ず、苦になりますから、

お金や健康、ルックス、恋愛、なんでも自分の思うようにことが進む
ということを自由と言われているわけではありません。

では、仏教でいうところの自由とか自在とはどういうことでしょうか?

【他人を理由に生きていませんか?】

実はこのことが本当にわかれば私たちは
自分の人生を自由自在に生きていくことができるんです。


自由とは・・・・自らに由る

これをもっとかみ砕いていくと
自由とは、自分を理由に生きるというこうことですが、
私たちは他人を理由に生きてはいないでしょうか?

・他人を理由に生きるとは

親がこうしろと言ったから
皆がこうしているから
世の中の常識は
空気を読まないと
周りの目が気になる

このようなことで自分の生き方を決めているとしたならば
あなたは他人を理由に生きていることになります。
ここまで言うと確かに人生は不自由ですね。

もちろん好き勝手していいということではありませんから
周りがどう思うかを考えながら、自分の行動を決めることは大事なことですが、
自分自身の在り方や、自分自身の生き方を自分で決められないのはとても不自由ではないでしょうか?


ブッダは他人のしたことと

 「他人の過失を見るなかれ。
 他人のしたことと、しなかったことを見るな。
 ただ自分のしたことと、しなかったことだけを見よ」
 (参照:『ブッダの真理のことば 感興のことば』
中村元・訳/岩波文庫)

と言われていますが

自分が何をしたいのか、
自分がどうしたいのか、についてはあまり考えないのに、

他人からどう思われるかばかり考えています。

【ウサギは亀を見て亀はウサギを見た】

ウサギと亀というイソップ童話があります。
皆さんもコツコツ頑張った亀さんがウサギを追い越したというお話
だから努力が大事というお話を聞いたことがあると思いますが、
このお話にはもっと深い教訓があるんです。

それは、
ウサギは亀を見た。亀はゴールを見た
ということです。

ウサギは、亀を見て自分が足が速いことをひけらかそうとしました。
ところが、亀はウサギなんか見ていません。ゴールだけ見てだから、ゴールにたどり着く
という結果を得たんです。

私たちも、他人よりも優れているとか、劣っているとか
そういうことばかりを気にして、結局自分がホントは何をしないといけないか
何に向き合うべきかがここを見失っているんですね。

だからいつまでたっても、自分の人生を生きることができない。

なのでブッダお釈迦さまは

「他人の過失を見るなかれ。
 他人のしたことと、しなかったことを見るな。
 ただ自分のしたことと、しなかったことだけを見よ」
 (参照:『ブッダの真理のことば 感興のことば』
中村元・訳/岩波文庫)

と言われています。

もう一つ、大事なことは
そんなに他人のことを気にしても、
実は、他人はあなたのことをほとんど気にしていないということです。

考えてみてください。
あなたは、他の人のことを四六時中気にしてい生きているでしょうか?
そんなことありませんね。みんな自分のことで一生懸命です。
ですから、自分が気にしている100分の1ぐらいしか相手はあなたのことを
気にしていないのです。

では誰がそんなに他人の目をきにしているのでしょおうか
それはあなた自身です。

これも仏教では

心の奥底に末那識という心の働きがあって、
その心の特徴は寝ても覚めても、自分を追い続けている心です。

他人の目があるわけでなく、常に自分の心の中に自分を気にする目があるですね。

このことが分かれば、後は簡単、自分の中の自分で自分を気にする目を閉じるだけです。
そうすれば、他人がどうしたかどうであるかが、気にならなくなります。
そして、自分自身の自然な気持ちで生きていくことができます。

一般社団法人 
全国仏教カウンセリング協会

代表 岡本一志