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天地真理、2年連続で主演映画が初DVD化 共演の森田健作とともに『愛ってなんだろ』リリース決定を祝う

10月15日(日) 東京・池袋のHUMAXシネマズにて、女優・天地真理のイベント『真理ちゃん映画祭り2』が開催。併せて、天地真理主演映画第2作『愛ってなんだろ』が2024年3月27日(水) に初DVD化されることが発表された。

上映に伴い、舞台挨拶&トークショーも開催され、共演者・森田健作も登壇。同作の初DVD化を天地と共に祝った。

森田は、「私が真理さんと出会った頃は、まぁ私も人気あったのですが(笑)、真理さんは私よりももう超スーパースター、とにかく超多忙でした。再会できて嬉しい!」とコメント。天地は、「長い芸能生活の中でも今がいちばん幸せです。あと、森田さんはかっこいい! 本当にそう思ってますよ(笑)」と続けると、森田は「過分なお言葉を、ありがとうございます(笑)」と感謝の言葉を述べた。


映画『愛ってなんだろ』(1973年) は、おもちゃメーカーのデザイナーを演じる天地や森田ほか共演した若者たちの夢や仕事を明朗快活に描いた、ちょっと悲しい恋の物語。主題歌「若葉のささやき」、挿入歌「ふたりの日曜日」「虹をわたって」「ひとりじゃないの」「ある日、突然」といった、天地真理のヒットパレードとも言うべき歌曲の数々が物語を彩っている。

なお、本作は天地真理デビュー50周年記念として今年3月に初DVD化された、初主演映画『虹をわたって』に続く2年連続の初DVD化作品となる。

<映画『愛ってなんだろ』初DVD化に寄せて>
■天地真理 コメント 
映画『愛ってなんだろ』の初DVD化を大変喜んでおります。
当時、撮影を終えて、映画館で封切られた時、私は歌のお仕事が忙しくて完成したこの作品を、ゆっくり見ることが出来ませんでした。
今回、改めて作品を見た感想は、森田健作さんがとても素敵だなと思いました。
そして、私が覚えていた大好きなシーンは、エンディングのところで、子供たちと手を繋いで歩いているシーンです。
田中邦衛さん、井上順さん、尾藤イサオさん、小松政夫さん、小鹿ミキさん、谷啓さん他、豪華な俳優の皆さんが個性のある役柄を演じておられて、笑ったり、じっと見入ったりしました。
私は最終的に失恋してしまうのですが、コメディー作品ですので、全体的に楽しい作品です。
広瀬監督は気配りをされる方で、大変お世話になりました。
是非、たくさんの皆様にこのDVDをお手にしていただきたいと思います。
最後に、「愛ってなんだろ」の答えを私なりに考えました。
誰にしても同じではないかと思いますが、「愛」は人間の持っている“優しさ”。
それが根本ではないかと思います。
皆様はいかがですか?

<リリース情報>
『愛ってなんだろ』

2024年3月27日(水) リリース
価格:4,620円(税込)

■ストーリー
浅見麻里子(天地真理)は、おもちゃメーカーのデザイナーで、会社のフォークバンドで歌のリーダーもしている。専務の息子の青木(小松政夫)がしつこく麻里子を誘うが、麻里子は企画部に新入社した河村俊二(森田健作)に好意を抱いていた。だが、俊二は音楽嫌いで、そのことでいつも麻里子と衝突していた。新製品開拓会議の席上、俊二は、素朴で心のこもったおもちゃを、と熱弁し、認められた。そして、そのデザインは麻里子がすることになった。だが、麻里子のデザインに俊二はなかなかOKを出さなかった。そんなある日、青木といやいや山奥にドライブにでかけた麻里子は、道端のお地蔵さんの顔にひと目惚れして夢中でスケッチした。この麻里子の自信作は俊二に気に入れられ、早速製作に取りかかる段取りとなった。その頃、二人の間には仕事を通して、いつの間にか愛が芽生えていた。ある日、麻里子はふとした事から俊二の暗い過去を知る……。

■スタッフ
監督:広瀬襄
脚本:田波靖男
主題歌:「若葉のささやき」
挿入歌:「ふたりの日曜日」「虹をわたって」「ひとりじゃないの」「ある日、突然」

■キャスト
天地真理、森田健作、小鹿ミキ、尾藤イサオ、小松政夫、岩崎和子、中川加奈、佐藤蛾二郎、レッツゴー三匹、井上順、田中邦衛、谷啓

1973年 / 松竹・渡辺プロダクション提携作品 / カラー / 約87分

(C)1973松竹株式会社