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SUPER BEAVER 渋谷龍太はなぜ多方面から愛される? 長渕剛や木村拓哉らも魅了するロックミュージシャンとしての技量と求心力


The Documentary of SUPER BEAVER 『東京』 Release Tour 2022 -東京ラクダストーリー

The Documentary of SUPER BEAVER 『東京』 Release Tour 2022 -東京ラクダストーリー

 WOWOWでは、7月からYOASOBI、back number、SUPER BEAVER、sumikaのライブや、ドキュメンタリーの放送・配信が目白押し。7月8日にはYOASOBIの『YOASOBI ARENA TOUR 2023 “電光石火”』さいたまスーパーアリーナ2DAYS公演の最終日をノーカットで放送・配信。7月22日には、back number初の5大ドームツアー『in your humor tour 2023』東京ドーム公演の模様を独占で放送・配信。7月23日にはSUPER BEAVER自身最大規模となる富士急ハイランド・コニファーフォレストでのライブ『生中継!SUPER BEAVER 都会のラクダ SP ~ 真夏のフジQ、ラクダにっぽんいち ~』を生中継するほか、sumikaが2022年~2023年にかけて行った最新ツアーと、結成10周年を記念して行った横浜スタジアムライブの裏側に迫るドキュメンタリー『Documentary of sumika 2022-2023 ~Starting Over~』も放送・配信。本稿では、その4つのライブ作品の見どころと注目ポイントを紹介していきたい。(編集部)

『YOASOBI ARENA TOUR 2023 “電光石火”』

 最新曲「アイドル」が米ビルボード・グローバル・チャート“Global Excl. U.S.”やApple Musicグローバルチャートで1位を獲得するなど、世界的なブレイクが目前に迫っているYOASOBI。4月から6月にかけて行われた全国アリーナツアー『YOASOBI ARENA TOUR 2023 “電光石火”』でikura(Vo)とAyase(Comp)は、さらなる進化を遂げた音楽性、ライブパフォーマーとしての類まれな魅力を示してみせた。

 7月8日の放送では、ツアーのファイナルとなるさいたまスーパーアリーナ2DAYSの初日公演を放送・配信。オープニングはド派手なレーザービームと強烈なエレクトロサウンド。「YOASOBI、はじめます!」というikuraの宣言からはじまった攻撃的なアッパーチューン「怪物」によって、会場のテンションは一気に上がっていく。「さいたまの声、聞かせてくれ!」(ikura)の煽りに反応し、“Hey!Hey!”と声を出し、体を揺らしまくって楽しむオーディエンスの姿も印象的(大人から子供まで年齢層がとにかく広い!)。冒頭から画面にグイグイと引き込まれ、YOASOBIのステージを生々しい臨場感とともに味わえる映像に仕上がっている。

 さいたまスーパーアリーナでテイラー・スウィフトのライブを観て、「いつかこのステージに立って歌いたい!とずっと思ってました」(ikura)というMCの後に披露されたのは「アンコール」。音楽を鳴らすこと、歌うことに対する真摯な思いが伝わる演奏と、スマホのライトを照らす観客の思いが響き合うシーンは、この日のライブの大きなポイントだったと思う。

 そして、何よりも心に残ったのはikura、Ayaseの笑顔だった。“小説を音楽にするユニット”というコンセプトをもとに、YouTubeで楽曲を発表するところからはじまったYOASOBI。“声出しOK”となった今回のツアーで二人は“ダイレクトに観客をつながった”という感覚を初めて得たのではないだろうか。しっかりと時間をかけてオーディエンスとコミュニケ―ションを取り、ひとりひとりに手渡すように歌うikuraの姿も印象的。AssH(Gt.)、やまもとひかる(Ba.)、ミソハギザクロ(Key.)、仄雲(Dr.)という凄腕ミュージシャンによるハイクオリティな演奏にもぜひ注目してほしい。

 ライブ終盤の「祝福」では、心地よい疾走感に溢れたサウンド、ポジティブな意志を刻んだボーカルによってライブのハイライトを演出。さらに「群青」が生み出した圧倒的な一体感、新たな代表曲「アイドル」の素晴らしさなど、全編がハイライトと言っても過言ではない。YOASOBIの最新ツアーをぜひ、心ゆくまで堪能してほしいと思う。

『back number “in your humor tour 2023”』

 2023年3月から4月にかけて行われた、back number史上初の5大ドームツアー『in your humor tour 2023』。4月16日の東京ドーム公演で彼らは、このバンドの根本的なスタンスと新たな表現を同時に体現してみせた。

 2020年に中止となったインターハイ(全国高等学校総合体育大会)に関わる高校生たちから受け取った手紙をきっかけに制作された名曲「水平線」。日常の素晴らしさ、大切な人との何気ない関わりの美しさを描いた「アイラブユー」(NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』主題歌)など、コロナ渦以降も質の高い楽曲をリリースしてきたback number。これらの楽曲を収めたオリジナルアルバム『ユーモア』は、彼らのキャリアハイを告げる充実作となった。

 ドームツアーの中心を担っていたのもアルバム『ユーモア』の楽曲。生々しいバンドサウンドを軸に、さらに表現の幅を広げた新曲群がドームという晴れ舞台でどう表現されたのか? まずはそこが大きな見どころになるだろう。また、「クリスマスソング」「高嶺の花子さん」「スーパースターになったら」といった既存の代表曲と新曲が絡み合い、“2023年のback number”をリアルに体感できることもポイントだと思う。

 「秘密のキス」は女性を主人公にした映像とともに披露。ライブ中盤ではアリーナ後方に設置されたサブステージに移動し、清水依与吏(Vo/Gt)、小島和也(Ba/Cho)、栗原寿(Dr)の3人だけで演奏するなど、このバンドの多面性を実感できる演出もたっぷりと施されている。レーザーを駆使したド派手なステージングにも目を奪われるが、根底にあるのはやはり、一人ひとりの観客と正面から向き合う真摯な態度だ。

 ライブハウス、ホール、アリーナと少しずつ段階を上げながらライブバンドとしての地力を蓄えてきた彼ら。すべての音、すべての言葉に全身全霊で思いを込めーー清水依与吏はライブのなかで「当たり前なんだけど、一生懸命、1曲1曲、命がけでやっていくので」と語ったーーオーディエンスの心と身体に直接届ける。それこそがback numberのライブの醍醐味であり、そのスタンスは東京ドーム公演でも微塵も揺らいでいない。

『生中継!SUPER BEAVER 都会のラクダ SP ~ 真夏のフジQ、ラクダにっぽんいち ~』

 1月にアコースティックツアー『アコースティックのラクダ ~ 突然シリーズ~』、1月末から2月にかけて自主企画ツアー『現場至上主義2023』、3月にはファンクラブ“友の会”限定ツアーを行い、4月17日にはZepp Shinjuku(TOKYO)のこけら落とし公演、そして4月から7月にかけて全19公演のホールツアー『都会のラクダ HALL TOUR 2023 ~ ラクダ紀行、ロマン飛行 ~』を開催。今にはじまったことではないが、SUPER BEAVERのライブの本数は尋常ではない。しかし、彼らにとってはこれが日常。筆者が取材の際に「ライブの数、すごすぎないですか?」などと聞くと渋谷龍太(Vo)は、「バンドですからね。ライブがないと、何していいかわかんないので」と涼しい顔で答えるのであった。

 しかもこの間には、新曲も次々と発表。シングル「グラデーション」(4月19日リリース)、「儚くない」(6月28日リリース)はいずれも映画『東京リベンジャーズ2 血のハロウィン編』(前編・後編)の主題歌に起用され、バンドの知名度をさらに引き上げている。持ち前のライブバンドとしての力をしっかりと鍛え上げ、音楽的な表現も濃く、強くなっている彼らの2023年最大のイベントが、7月22日、23日に山梨 富士急ハイランド・コニファーフォレストで開催される『都会のラクダ SP ~ 真夏のフジQ、ラクダにっぽんいち ~』だ。

 柳沢亮太(Gt)、上杉研太(Ba)、藤原“35才”広明(Dr)による生身のバンドサウンド、剥き出しの喜怒哀楽をダイレクトにぶつける渋谷のボーカル。SUPER BEAVERのライブはまさにストロングスタイルだ。メンバー自身の生き様が直接的に反映された歌がステージの上で空気に触れ、会場全体に波及し、観客全員に真っ直ぐに突き刺さる。筆者も何度なく彼らのライブを観ているが、全身を鼓舞され、「もう少しがんばってみるか」と背中を押してもらえるパワーは着実に向上している。その瞬間の感情と直結した渋谷のMCーーまるでフリースタイルラップのようなーーもこのバンドだけの強みだ。SUPER BEAVER史上最大規模となる『都会のラクダ SP ~ 真夏のフジQ、ラクダにっぽんいち ~』でも4人はまちがいなく最高を更新してくるはず。できればリアルタイムで“自分事”として体感してほしい。

『sumika 10th Anniversary Live 「Ten to Ten to 10」』/『Documentary of sumika 2022-2023 ~Starting Over~』

  2023年5月14日、横浜スタジアムで開催された結成10周年記念ライブ『sumika 10th Anniversary Live 「Ten to Ten to 10」』はsumikaのキャリアにとって、きわめて大きな意味を持つイベントとなった。

 全国ツアー『sumika Live Tour 2022-2023「Ten to Ten」』を終えた直後、sumikaは途轍もなく悲しい出来事を経験した。しかし、彼らはバンドを続けること、音楽を止めないことを選んだ。まずは『ARABAKI ROCK FEST.23』をはじめとするフェスへの出演。そのなかで彼らは新たな体制でのライブのスタイルを模索し、横浜スタジアム公演の準備を少しずつ進めてきた。

 筆者も横浜スタジアム公演を現場で観ているが、メンバーは渾身にして圧巻のステージを繰り広げた。「Lovers」「ファンファーレ」「Shake & Shake」など10年のキャリアのなかで生み出された名曲の数々、この記念すべきライブを全力で支え、祝福しようとするオーディエンス。そして、強い意志を持ってステージに上がったメンバー3人の姿。約4時間に及んだライブは、降り注ぐ雨や様々なアクシデントーー予定外の楽曲も披露されたーーを含め、横浜スタジアムに足を運んだすべての人の記憶に強く刻まれたはずだ。

 7月23日には全国ツアー『sumika Live Tour 2022-2023「Ten to Ten」』初日から横浜スタジアム公演まで、10周年イヤーを追いかけたドキュメンタリー番組『Documentary of sumika 2022-2023 ~Starting Over~』が放送・配信される。

 同ツアーはコロナ禍の規制がある中でスタートし、途中からは声出しが解禁。横浜スタジアム公演では3万3千人の大合唱が起こるなど、ツアー/アニバーサリーライブの中でsumikaは、本来のライブの姿を徐々に取り戻してきた。片岡健太曰く“ten to ten”は、sumikaの足跡を点として捉え、それを結びながら次へと繋いでいく、これまでの10年から次の10年を見据えたタイトルだという。観客と共に作り上げた横浜スタジアムの裏側、そして未来へ向けた力強い一歩を感じさせる新曲「Starting Over」のレコーディング模様などが収められた本映像は、sumikaの軌跡をきわめてリアルに追体験できるドキュメンタリーと言えるだろう。

■オンエア情報
『YOASOBI ARENA TOUR 2023 “電光石火”』
さいたまスーパーアリーナ2DAYSの初日の模様を全曲ノーカットで放送・配信。
収録日:2023年6月3日
収録会場:さいたまスーパーアリーナ
★放送:7月8日(土)21時〜  
★配信:7月14日(金)23時59分まで
https://www.wowow.co.jp/detail/191830
※7月8日(土)19:30~はYOASOBI初の有観客ライブとなった2021年の日本武道館公演『NICE TO MEET YOU』も放送・配信。

『back number “in your humor tour 2023』
back number初の5大ドームツアーから東京ドーム公演の模様を独占で放送・配信
収録日:2023年4月16日
収録会場:東京ドーム
★放送:7月22日(土)20時30分〜   
★配信:8月11日(金)23時59分まで
https://www.wowow.co.jp/detail/189431

『生中継!SUPER BEAVER 都会のラクダ SP ~ 真夏のフジQ、ラクダにっぽんいち ~』
SUPER BEAVER、自身最大規模となる富士急ハイランド・コニファーフォレストでのライブを生中継で放送・配信。
収録日:2023年7月23日
収録会場:山梨 富士急ハイランド・コニファーフォレスト
★放送:7月23日(日)17時30分〜
★配信:8月21日(月)23時59分まで
https://www.wowow.co.jp/detail/191050
※8月30日(水)にバックステージでのメンバーに迫るスペシャルプログラムも放送・配信。

『Documentary of sumika 2022-2023 ~Starting Over~』
sumika、結成10周年となる2023年5月に横浜スタジアムライブの裏側に迫るドキュメンタリー。
★放送:7月23日(日)21時〜 
★配信:8月21日(月)23時59分まで
https://www.wowow.co.jp/detail/187233
※8月23日(水)に横浜スタジアムライブ『sumika 10th Anniversary Live 「Ten to Ten to 10」』のリピートも放送・配信。
https://www.wowow.co.jp/detail/187232

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 12月25日、SUPER BEAVERの4都市8公演にわたる全国アリーナツアー『都会のラクダSP  ~東京ラクダストーリービヨンド~』の最終公演が、ポートメッセなごや 新第1展示館にて開催された。ありふれた言葉であることを承知の上であえて言い切ってしまえば、まさに全編がハイライトのような凄まじい一夜だった。この記事では、WOWOWでも生中継された本公演の模様を振り返っていく。

 開演と同時に、柳沢亮太(Gt)、上杉研太(Ba)、藤原"34才"広明(Dr)がそれぞれ奏で始めた音が一つに重なっていき、それを受けて渋谷龍太(Vo)がゆっくりとステージイン。昂るバンドアンサンブル。その上に重なる一人ひとりの観客の手拍子。会場全体の熱量が次第に高まっていく。そして、渋谷がステージ中央から伸びる花道の先頭に立てられたスタンドマイクのもとへと辿り着き、そのままオープニングナンバーの「東京流星群」へ。渋谷は、〈僕の宝だ〉という歌詞を〈俺たちの宝だ〉と替えて叫んだ。なんてドラマチックな幕開けだろう。立て続けに披露された「スペシャル」では、〈何があっても  何がなくても  あなたがいないと〉と歌い、「証明」では、〈大袈裟なことを言うと  結局あなたがいないと僕の全部/意味を持たないとわかった〉と歌う。〈あなた〉とは、ライブ会場に集まった一人ひとりの観客、また画面の向こうからライブに参加する一人ひとりの視聴者のことだ。他でもない〈あなた〉に向けた4人の想いは、この夜、何度も繰り返して歌い鳴らされていくことになる。

 この日初めてのMCパートで渋谷は、「本日がツアーファイナルだからといって、特別なことをする気は残念ながら一切ないです」「今まで俺たちがやってきたみたいに、18年目の新人として、今夜を歴代で、過去最高の夜にすることしか俺たちにはできません」「だからこそ、俺たちだけでやる音楽ではなく、あなたとつくる音楽をやりたいと思っています」と力強く語った。SUPER BEAVERというバンドのライブに対するスタンス、そしてファンへ向けた想いは、やはりブレない。バンド史上最高の一夜をつくりあげるために、4人は、愚直に、懸命に、一つひとつの音と言葉を〈あなた〉に向けて送り届ける。「ラヴソング」も「突破口」も「VS.」も、ライブ前半とは思えないほどの熱量を放っていて、観ていて何度も胸が熱くなった。

 

 「あなたがそこにいる意味を、この場所に来てくれた意味を、俺たちにもちゃんと教えてください」という渋谷の言葉を受けて披露されたのは、この秋にリリースされた新曲「ひたむき」だ。間奏のシンガロングパートでは、観客は声を出せないぶん全力で両手を上げ、2番のAメロでは熱い手拍子を重ねることで4人の歌と演奏を彩っていく。まさに4人とリスナーが一緒に作り上げた音楽。最高だ。続けて、昨年のリリース以降、SUPER BEAVERの新しい代表曲となった「名前を呼ぶよ」へ。渋谷は広い会場を見渡しながら、一人ひとりに向けて真摯に語りかけるようにして〈名前を呼ぶよ/あなたの意味を  僕らの意味を〉と歌う。ステージとフロアの熾烈なコミュニケーションを通してお互いの存在を確かめ合うような、まさにライブの場だからこそ味わえる感動的な時間だった。

 あなたたち、ではなく、〈あなた〉に。SUPER BEAVERの観客に向き合う姿勢は終始一貫していて、渋谷は時に高らかに、そして時に一つひとつの言葉を余すことなく伝え切るために集中力を研ぎ澄ませるようにして丁寧に歌う。曲と曲の合間に、渋谷が昂る感情を堪えるようにしながら、「めちゃくちゃ一緒に音楽ができている感じがします。ありがとうございます」と感謝の想いを伝え、フロアから温かな拍手が巻き起こる一幕もあった。

 ライブもいよいよクライマックスへ。「美しい日」「アイラヴユー」「秘密」。出し惜しみなく次々と放たれるライブアンセム。この日一番のピークを何度も更新し続けていく怒涛の展開、熱すぎる。観客が自由にジャンプしたり手を上げたりする光景を見ながら、喜びと充実感を噛み締めるような表情を浮かべるメンバーたち。それでもまだまだ足りないと言わんばかりに、「束になってかかってくんなよ、お前が一人でかかってこい」「1対1で音楽やりましょう」とアジテートする渋谷。その声に必死に応えていくフロア。それに負けじと、まるで全てのエネルギーを絞り尽くすように渾身の歌と演奏を通して、「東京」「青い春」を披露する4人。ラストナンバーは、一人ひとりが自分の足で明日を歩むためのロックンロールアンセム「最前線」だ。〈情熱に幸あれ〉という熱いメッセージがもたらす深い余韻が、いつまでも消えない。そしてアンコールの「ロマン」を通して、一人ひとりと〈それぞれに頑張って  また会おう〉〈それぞれに頑張って  また笑おう〉という熱い約束を交わして、この日のライブは大団円を迎えた。

 なお、アンコール前には、2023年7月にバンド史上最大キャパのワンマンライブとして、2日間にわたり富士急ハイランド・コニファーフォレスト公演を開催することが発表された。SUPER BEAVERにとってかつてない大きな挑戦となるが、たとえどれだけライブの会場が大きくなったとしても、これからも変わらずに、ただひたむきに目の前の〈あなた〉に向き合い続けていくはずだ。この日のライブを観て、その確信はより深いものになった。

 コロナ禍で主戦場であるライブがままならない中、メジャー再契約という自分たちの物語と、バンドのメッセージのエッセンシャルな部分を全力でぶつけた前作『アイラヴユー』から1年。この状況下で、2021年に83本のライブをやり切ったSUPER BEAVERが今歌うべきテーマを昇華しきった、最高のニューアルバムが完成した。

 収録曲のひとつから『東京』と名付けられたこのアルバムは、その名前に象徴される通り、複雑に重なり合い入り組んだ、人間の心と心の網目模様を描き出す。再び観客と向き合い、音と感情のキャッチボールを繰り返してきたからこそ歌える人間の姿と、そこに向けられた力強い肯定性は、2022年を生きる我々にとって1つの道標になるだろう。昨年感じたことを糧に生み出したこのアルバムを提げて「今年は昨年以上にライブをしまくる」と意気込むメンバー4人に話を聞いた。(小川智宏)

「ライブはステージとフロアで一緒に作り上げるもの」

ーーまたしても素晴らしいアルバムができました。

渋谷龍太

渋谷龍太(以下、渋谷):作り始めたときにはわりと手探りの状態だったんですけど、作っていくうちにどんどん全貌が見えてきて、でき上がってみると、聴いてくれる方の感情とか、その人の背景とかを、ものすごく投影しやすいアルバムになったと思います。聴いた人によって、聴こえ方とか染まり方が違うアルバムができたんじゃないのかな。

柳沢亮太(以下、柳沢):前作に閉じ込めたエネルギーも相当なテンションではあったし、しかも『アイラヴユー』まで言ってしまって、次に何があるんだろうって考えてたんですけど、曲ができてレコーディングが少しずつ進んでいく1個1個の段階を経ていくごとに、自分たち自身でもこのアルバムの顔が見えてきたような気がします。これまで以上に、アルバムが届いていろんな反応を自分たちで味わわせてもらうことで、思うことがすごくたくさんあるんだろうなって思います。

上杉研太(以下、上杉): 2021年は83本ライブをやったんですけど、僕らにしてみたらライブが全然できない2020年を経て生み出した『アイラヴユー』から、またライブがちょっとずつできるようになってきてからの歩みとか、そこで感じたことも余すことなく今回の作品に入れることができたので。そういう意味では紛れもなく今のSUPER BEAVERの姿勢であったり、何を大事にして今生きているのかということが入っているアルバムだと思います。

藤原“33才”広明(以下、藤原):今までがそうじゃなかったわけではないんですけど、今回は特に聴いてくれる方の気持ちに近くなれたかなっていう感じはしていて。今どういう音が必要で、どういう歌詞、どういうメロディ、どういう肌触りのサウンドが欲しいのかということを、今までで一番強く想像しながら作った気がしますね。ステージからどういう音楽を投げるかっていうよりは、そのフロアに自分たちも行って、そこでどんな音楽がスピーカーから流れてきたらいいかなってみんなで考えていって。

ーーそれはやっぱり、2021年にお客さんの前でたくさんライブをやれたことが大きかった?

藤原:お客さんの前でやれない状況があったから、またやれるようになって気づくこともたくさんあったと思います。例えば無観客で生配信をやったから、ライブを初めてちゃんと観ることができましたっていう言葉とかもいただいたりして、そういうパターンもあるんだなと知ったし、配信だと聴く環境が違うから音楽の感じ方も違うんだろうなとも思ったし。どこでどういう気持ちで聴いても、ちゃんといい音楽を届けるにはどうしたらいいかなっていうことは考えましたね。音作りも、楽器の鳴らし方もグルーヴも、シビアに詰めました。

ーー『アイラヴユー』とはやっぱり違う感覚がある?

柳沢:そうですね。『アイラヴユー』は、メジャー再契約っていう自分たち自身のストーリーにプラスアルファで、コロナ禍という、みんなが一緒に味わった未曾有の出来事に対する想いが相まって、SUPER BEAVERの歌とか歩み、SUPER BEAVER自体が発しているエネルギーやメッセージを最高潮まで磨き上げられた1枚だった。それを経たからこそ今回、「自分たちの話だけじゃない」っていうところに結果として行けたのかなって。聴いてくださる方の中で変わっていく余白もこれまで以上にあるなと思います。

藤原“33才”広明

ーー今言ってくれた通り、『アイラヴユー』はメッセージをSUPER BEAVERからいかに届けるか、伝えるかっていう矢印が強い作品だったし、あのタイミングではそうすることが必要だったと思うんですけど、今回のアルバムはもっと矢印が入り組んでいますよね。一方通行でもなければ、双方向というだけでもない。立体交差になった感じがするというか。

渋谷:そう言われてみれば、そうだなと思います。すごく多方面から感情や状況を切り取っている曲が多いので。シチュエーションも1つじゃないし、自分たちが何かに挑む姿勢だけじゃなくて、聴いてくださる方が何かに挑む姿勢とか、それぞれの立場、それぞれの角度から見られるような曲がすごく多いなと感じますね。

ーーそういう感覚はステージに立って歌っているときも感じますか?

渋谷:そうですね。2021年、83本ライブをやってみて……俺、ライブの良し悪しを絶対フロアのせいにしちゃいけないと思っていたんですよ。でも、それって逆にどうなんだろうって最近ちょっと思うようになってきて。“フロアのせいに”とか“フロアのおかげに”できないんだったら、俺たち4人だけでやってるのと同じことだなと。そうじゃなくて、すごく純粋にフロアとステージで気持ちの交換をし合っているわけだから、いいライブはフロアと一緒に作り上げたものだし、うまくいかなかった日っていうのは気持ちの往来がうまくいかなかったんだなと。それで、勝手に全部の責任を背負うのはやめようと思ったんです。自分たちが思っているよりも、音楽ってもっと多角的なのかなと思うようになりました。

ーーアリーナツアー『都会のラクダSP ~愛の大砲、二夜連続~』ファイナルのさいたまスーパーアリーナでも「これからもお世話になります。そしてお世話します」っていうMCをしていましたよね。

渋谷:俺だったら言って欲しいなと思ったんですよね。お互い責任を持っていた方が楽しいし、ライブって一方的に俺たちが何かをやるだけの場じゃないんだよっていうことを今一度認識してほしくて、お互いの責任感を強調したかったんです。「なんであなたがそこにいるのか?」に対する理由を作らないと、ライブって、音楽って、面白くないんだよっていうことをどうにか言語化できないものだろうかと思って。

シンボリックなタイトル『東京』に込めたもの

ーーその言葉と、このアルバムに込められている感覚はすごく近いものがあると思いますね。それにしても、83本ライブをやった2021年があって、たぶん「このご時世にそんなにライブをやってすごいね」とみんな言うと思うんです。でも、それってSUPER BEAVERにとっては日常でもあるわけですよね。

渋谷:むしろ、いつもより少ないくらいですね(笑)。

上杉:でも、こんな状況下においても、自分たちが思ったことの上で活動していくっていうスタンスを変えずに去年もできたことが、やっぱり一番良かったなと思います。「ちゃんとバンドできたな」っていう感じですね。

柳沢:今言っていただいて思い出したんですけど、そういう感情をちゃんと訴えたかったのが「スペシャル」の最初の部分だったんですよ。

ーー〈「普通」が普通であるために 努力している人がいる〉っていうところですね。

柳沢:はい。俺らにとってライブをするっていうことは確かに日常で、でも特別なものであると改めて自覚できたんですけど、それはやっぱりライブを作ってくれる人たちがいるからこそで。「普通にやったよね」の「やったよね」を作ってくれる人がいないと成り立たないし、裏を返すとSUPER BEAVERがライブをしない限りその人たちが動くことはないから。それは別に音楽に限った話じゃないと思うんですけど、改めてやっぱりそうだよなって思ったというか。そういうことの上に「普通」が成り立っているんだよなって、改めて強く思えたので、それを丁寧に歌にしていきたくて書いたのが「スペシャル」の冒頭だったんです。

ーーこのフレーズは、わかってはいるけど言えない言葉だと思うんですよ。言われてみればそうだよなっていう。それをわざわざ言ったっていう意思は感じるし、もっと言えばこの意思がこのアルバムを貫いている気がするんですよね。人の弱い部分とか、人と比べて別に特別じゃないと思ってしまうもの、すべてをちゃんと肯定していくというか。

柳沢:ありがとうございます。

ーーそれを総括するタイトルとして『東京』という言葉が選ばれたわけですが、これはどうしてでしょう?

柳沢:このタイトルになったのはレコーディングのほぼ後半、終盤も終盤くらいのときだったんです。さいたまスーパーアリーナ公演でアルバムリリースを発表したいねっていう気持ちがあったので、そのときにタイトルまであったほうがいいよねと思っていたんですけど、そのときにぶーやん(渋谷)が「『東京』かなと思ってたけど」って言って。

ーー渋谷さんはなぜ『東京』という言葉を思い浮かべたんですか?

渋谷:このアルバムにとって最もシンボリックで、かつ自分が手に取りたい名前は何だろうって思ったときに、やっぱり『東京』っていうのはキラーワードだし、アルバムのタイトル然としているなと思ったんです。「東京」っていう楽曲名は、自分たち4人が東京出身だからつけたんですけど、別にどの地名をつけていただいても大丈夫かなって思うんです。その人の軌跡、その人の歩み、その人の思うことを、一番投影しやすい地名がここにボンと入ったらすごく素敵なアルバムになるかもしれないなって。ずっと「東京」を自分たちも口にしてきたから、2回目のセルフタイトルみたいな意味合いもあるし、このタイミングで、必殺をここで出すっていうのは清々しいなと思いました。

ーー要するに、この『東京』というのは東京のことじゃないんですよね。みんなの心の中にある東京、「東京たるもの」というか、いろんな人がいて、その中で生活を営んでいて人生を送っている、その営みのことを指しているんだなと。

渋谷:うん、生活とか人生とか、そういうことだと思うんですよね。

音楽を鳴らす尊さから生まれた〈人間冥利〉という言葉

ーー東京といえば、SUPER BEAVERには「東京流星群」という名曲があって、去年シングル『名前を呼ぶよ』のカップリングで新録もされましたけど、あのときの「東京」とこのアルバムでの「東京」というのは違うと思いますか?

柳沢亮太

柳沢:出所は一緒だと思うんです。それはやっぱり変わらない。ただ意識の持っていき方は違ったと思います。年齢とか自分たちが当時置かれた状況とかもあると思うんですけど、「東京流星群」は思い切りカウンターを打ちたいという気持ちで作ってる曲だと思うんです。東京には、何かがある場所とか、夢を求めに行く場所っていうイメージがある中で、自分たちは東京生まれ東京育ちの人間として、いやいや、東京には普通の生活があり、俺たちにとっては故郷なんだよっていうことをカウンターとして表現したかった。言いたいことは同じでも、そのやり方が全然違ったんですよね。だからこそ、フラットな目線で「東京」という歌を作りたいっていう思いは漠然とあの頃からずっとあったんです。

ーー「東京流星群」も長年やってきたことで、ライブでの響き方が全然変わりましたよね。以前の「東京流星群」はもっと儚くて、切なかったと思うんですけど、今は力強いものになっている。

渋谷:歌っていても全然違いますね。何本も何本も「東京流星群」をオンステージでやってきたことによって、楽曲の一人称が大勢になっているなってかなり感じています。〈僕の宝〉という言葉も“僕ら”になっている気がするし、一人称が一人称じゃなくなってきている感じを、ことさら2021年に強く覚えたので。そういうふうに変化してきた「東京流星群」があったその先で、この「東京」という曲とアルバムがあるっていうのは、すごくいいストーリーだなって思いますね。

ーそれはやっぱりすごく人間的な物語だと思うんです。このアルバムでも冒頭の「スペシャル」、そして次の「人間」という曲で、〈人間〉という言葉がキーワードとして出てきますが、意外と日常会話で使わない言葉だと思うんですよね。それが立て続けに出てきたのはどうしてですか?

柳沢:これは先に〈人間冥利〉という言葉がステージでぶーやんから出たっていうのがデカかったですね。それが1つのキーワードになるなと思っていました。去年は「音楽」もキーワードになっていて、ぶーやん(渋谷)も「バンドマン冥利に尽きる」「音楽家冥利に尽きる」とよく言っていたんですけど、それがある日突然「というかもはや、人間冥利に尽きるのかもしれない」って言ったときに、「人間冥利って何だろう?」と思いつつも、「でも、そういうことかもな」みたいに腑に落ちた感じをすごく覚えたんですよね。

ーー〈人間冥利〉という言葉に対して、見つけたっていう感覚はありましたか?

渋谷:ぱっと出ちゃった言葉なので、見つけた感覚は全然なかったですけどね。でもライブをたくさんやらせていただくなかで、誰かの前で音楽をやるっていうことがいかに尊いことなのかを再認識していって。自分たちが感じる音楽、鳴らしてる音楽というのは一方通行では成り立たないし、自分たちの気持ちを受け取ってもらって、それをその人の気持ちにしてもらった上で投げ返してもらうーーその往来を何度も何度もやれるっていうことはバンドマン冥利に尽きるし、これぞ音楽だと思っていることをやらせてもらえているのは音楽家冥利に尽きるなってすごく思って、口にしたんです。でもその後に「じゃあ自分たちにとっての音楽とは何なんだろう?」って思ったら、やっぱり人生のことだよなと思って。それで「ああ、これこそまさに人間冥利に尽きる」っていう言葉になった。すごく純粋な言葉なのかなと思います。

ーーだから、きっと「音楽家冥利」じゃ足りなかったんだと思うんですよね。

渋谷:そうですね、その先をもうちょっと言いたくてウズウズしてたっていうのは覚えていて。それ以外には言い表せないなと思ったんです。

藤原:ぶーちゃん(渋谷)がその言葉を言ったときのことはすごく覚えていて。言い切ったなと思ったし、そのときのライブのステージもフロアもが、そこまで言ってもみんなが納得するような空気だったというか。その空気って、もう本当に人間冥利に尽きるじゃないですか。このなんとも言えない気持ちに名前をつけてくれたと思って、ものすごく感動したんですよね。

上杉研太

「それぞれ頑張って、その先で会おう」

ーーライブを観ても感じるんですけど、今のSUPER BEAVERは、メッセージもテーマもどんどんデカくしようとしている気がするんですよ。アルバムも『人間』じゃなくて『東京』なんだ、〈音楽家冥利〉じゃなくて〈人間冥利〉なんだっていう、デカい視野で見て、それを全部肯定しようよっていうムードですよね。それを象徴しているなと思ったのが、「人間」の〈嫌いになれないな 人間〉っていうフレーズで。〈愛しています 人間〉じゃないんですよね。嫌な部分もあるし目を背けたいところもあるけど、それでも嫌いになれないなっていうことで。

柳沢:そうだね。例えば失恋したときに悲しい歌を聴きたくなるような心境というのも、すごく人間的だなと思うんです。そういうところまでもう一度思い出したというか。だからこそ今回、いわゆる恋愛がモチーフになった曲も今まで以上に自然に入ってきていると思うし、いろんな角度から人間を歌っていて。友達とかに対して、「あいつまたやってるよ」とかよく言うけど、そこで即座に縁を切るわけじゃないじゃないですか。そういうところを〈嫌いになれないな〉で、もう1回ちゃんと歌えたらいいなっていうのはすごく思っていました。

ーー「ロマン」という曲も、渋谷さんがステージで言っていることとすごく繋がっていますよね。

柳沢:まさにその通りです。〈それぞれに頑張って〉というのは2021年、ステージでよく言っていて。この曲は最後に滑り込みで入れたんです。これ以外の曲はもう揃っていて、「これで行こうか」という空気になっていたんですけど、「それぞれ頑張りましょう。ありがとうございました、SUPER BEAVERでした」っていう感じが2021年のツアー中はすごくあったから、それは歌にしないとダメだよなって最後まですごく思っていて、それで書いたんですよね。

渋谷:2020年にいろいろ事態が変わってきたときに、「頑張り過ぎるな」とか「頑張るな」っていう言葉を耳にしてめちゃくちゃ違和感を覚えたんです。「いや、やるときはやらなきゃダメじゃない?」って思ったんですよね。それで「頑張ろうぜ」とか「頑張れ」っていう言葉を口にしたいなと思って。でも「一緒に頑張りましょう」という言葉にもやっぱり違和感があって、表面的には優しそうな言葉に聞こえるけど、それぞれ歩んでる速度も道も違う中で、踏ん張らなきゃいけないタイミングはそれぞれ違うはずなのに、「一緒に頑張ろうぜ」っていう言葉は果たして正しいのかなと思っちゃったんです。もっとそれぞれの人生を尊重したいなって思ったんですよね。なので、俺たちも頑張る、あなたも頑張るーーそれぞれ頑張って、その先で会おうぜっていうことだなと。

ーー「背中を押すためにやれることは何でもやるよ、でもその先はあなたが頑張るんだよ」っていう、SUPER BEAVERの音楽の在り方自体がきっとそういうものなんですよね。

柳沢:そう思う。自分らが書いている曲は、結局きっかけになればいいなっていうことをすごく思っていて。もし救える人がいるなら救いたいっていうのは年々強くなっていて、それがこの『東京』というアルバムにも出ていると思うんですけど、やっぱり仙人でもないし(笑)、僕らがすべてを知っているわけじゃないから。単純に「俺はこう思う」「こうだったら素敵だよね」というのをバンドマンとして出しているところは変わらないんですよね。その中で、もっと細かいところまで気にしたいなってだんだんなってきているのが、『アイラヴユー』と『東京』の圧倒的な違いなのかなとも思います。

ーーそのアルバムを持って、今年も『SUPER BEAVER「東京」Release Tour 2022 〜東京ラクダストーリー〜』でいろいろなところに会いに行くわけですが、去年よりもライブの本数は確実に増えますよね?

柳沢:ツアーだけでも去年より2本多いので。

渋谷:現状で70数本あって、さっきの打ち合わせでも6本増えるかっていう話になっているので。例年のペースで行くと、100本は超えるんじゃないかなって。

柳沢:100本に届かなかったら、年末のライブで帳尻を合わせる可能性もありますし(笑)。

渋谷:去年も12月だけで14本ライブやったんですよ。

ーーそれは、何のための帳尻なんでしょうか?(笑)

渋谷:「何のため?」って思うんですけど(笑)、やりたいライブは全部詰め込みたいんです。そういう動きをしたいバンドだし、そういう動きを支えてくれるチームがいるから。だからやりたいものは全部やるつもりでいます。

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<締切:2022年3月17日(木)>


SUPER BEAVER『東京』

■リリース情報
SUPER BEAVER『東京』
2022年2月23日(水)リリース
【初回生産限定盤A(CD+BD)】¥5,000(税込)
【初回生産限定盤B(CD+DVD)】¥4,500(税込)
【通常盤初回仕様(CD)】¥3,300(税込)

<Disc1 収録曲>
1. スペシャル
2. 人間
3. 名前を呼ぶよ
4. ふらり
5. 愛しい人 
6. VS.
7. それっぽいふたり
8. 318
9. 未来の話をしよう
10.東京
11.ロマン
12.最前線

<Disc2収録内容>
・2021.6.24 LINE CUBE SHIBUYA LIVE映像
『SUPER BEAVER「アイラヴユー」Release Tour 2021 〜圧巻のラクダ、愛のマシンガン 〜』
1.今夜だけ
2.歓びの明日に
3.ハイライト
4.美しい日
5.閃光
6.irony
7.mob
8.自慢になりたい
9.予感
10.正攻法
11.突破口
12.アイラヴユー
13.東京流星群
14.時代
15.名前を呼ぶよ
16.愛しい人
17.さよなら絶望
・『東京』制作ドキュメント映像
・Music Video

SUPER BEAVER 公式HP