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「5つの元号を生きてきた」県内最高齢112歳の三浦ヱミさん 元音楽教師の元気の秘訣は“歌うこと” 宮城【敬老の日】

9月18日は敬老の日です。宮城県内の100歳以上の高齢者の人数は1589人で。過去最多を更新しました。こうしたなか、長寿を祝い県内最高齢112歳の女性に記念品が贈られました。元気の秘訣とは?

県内最高齢、112歳の三浦ヱミさんです。敬老の日のきょうは、介護老人保健施設で暮らす三浦さんのもとを伊藤副知事、郡仙台市長が訪れ長寿を祝いました。記念品として県からは仙台箪笥の文箱、仙台市からは仙台城が描かれた玉虫塗の置物が贈られました。

郡市長:
「お元気の秘訣はなんですか」
施設の職員:
「よく食べることと良く寝ることと唱歌を歌うことです」

三浦さんは1911年、明治44年に仙台市で生まれ、宮城女学校卒業後、音楽教師として青森県の高校に勤務。3人の子どもを育て、ピアノ教室も開きました。孫3人、ひ孫1人がいて歌うことが大好きだといいます。

三浦さんの長女 坂上元子さん(81):
「5つの元号を生きてきたわけですから、すごいなと思います。母は越えられない。大変おめでたいことですので、みなさんにお祝いしてもらって光栄に思っています」

ところで県によりますと、9月1日現在、県内の100歳以上の高齢者は1589人で去年の同じ時期より48人多く、過去最多を更新しました。このうち男性は179人、女性は8倍近い1410人となっています。また、今年3月末現在、65歳以上の高齢者は65万4169人で、総人口に占める割合は29.1%と年々増加しています。
県内の男性の最高齢は108歳です。