落語番組「平成紅梅亭 ~今絶対見るべき!女性落語家SP~」(読売テレビ)が明日9月12日(火)深夜に放送される。
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今回は桂二葉が「牛ほめ」、露の棗が「大安売り」、
平成紅梅亭 ~今絶対見るべき!女性落語家SP~
読売テレビ 2023年9月12日(火)26:09~28:11
<出演者>
蝶花楼桃花 / 桂二葉 / 林家つる子 / 露の棗 / 安部若菜(NMB48)
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笑点レギュラー大喜利に女性として初出演! 蝶花楼桃花さんが巻き起こす新風
男性中心の落語界で昨年、女性で10人目の真打ちに昇進した蝶花楼桃花さんをご紹介。『エル・ジャポン』4月号より。
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女性の先輩たちが道を切り開いてくれたおかげで今がある
2023年3月1日〜10日、浅草演芸ホールの夜の部は「桃組」として、出演者が全員女性になった。首都圏の寄席定席では初めての試みだ。このトリを務めたのが、昨年落語協会における女性で10人目の真打ちに昇進した蝶花楼桃花さん。
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ミュージカルや宝塚などが好きだった桃花さん。専門学校のミュージカル学科を卒業し、劇団の研究生として活動していたとき、講義の一環で日本の伝統芸能に触れ、落語に魅了されるとともに、女性も落語家になれると知り可能性を感じた。「落語って懐の深い芸なんです。着物を着た人が座布団に座ってしゃべれば全て落語。極限までシンプルでありながら幅が広い芸能だと思いました」
落語に触れるうち、なんとしても春風亭小朝さんに入門したいと思い、思い切って小朝さんが出演する楽屋に飛び込んだ。「弟子入りしたいんです!
と意気込んで言うときちんと話を聞いてくれて、マネージャーさんにいきなり“この子、とるよ〜”と。翌日から鞄持ちとして師匠についてまわり、2カ月後には初の高座を経験していたんです。人生にはタイミングがあるといいますが、そのタイミングと正直な思いが運良く重なった気がします」
女性落語家が増えることで多様な個性が生まれる
とはいえ男性社会であることに変わりはない。トイレも着替えも男女一緒。食事の量も男性と同じで、さらに若手は最後に食べ始めて誰よりも早く完食しなくてはいけない。あっという間に10kg近く太った。「お客さんの中にも女性落語家を嫌う人はたくさんいました。“女が落語やるな”“カワイコぶってんじゃねえよ”と野次られ、私が座った途端わざとらしく席を立つ人も。腹も立つし悲しくもなりましたが、笑顔でかわしつつ、認められるまではと頑張ってきました」
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そんな桃花さんを支えたのが師匠の小朝さん。「女性に落語は難しい面もあると言いつつ、その上でさまざまなチャレンジを許してくれましたし、技術的なことや作法は厳しく指導してくれます」
時を経て、世の中の空気も変わってきたという。「“お嫁に行けない”など女性であることを前提にした自虐ネタはお客さんのほうが引く傾向も出てきています」。女性の落語家が増えたことも嬉しい、と桃花さん。「バラエティ豊かな女性落語家が増えることは、性別ではなく個性に注目していただけるということにつながります。これは自分自身にとっても落語界にとっても、豊かなことだと思います」
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