全日本プロレスなど日米マットで活躍したプロレスラーで「テキサスの荒馬」と呼ばれたテリー・ファンクさんが死去した。23日(日本時間24日)、米プロレス団体WWEが発表した。79歳だった。ジャイアント馬場、大仁田厚らと対戦した姿を写真で振り返ります。
- 70年、ジャイアント馬場(左)の16文キックを浴びるテリー・ファンク
77年 全日本 世界オープン・タッグ選手権
93年 FMW ノーロープ有刺鉄線電流爆破超大型時限爆弾デスマッチ
- 93年、激闘の末、肩を抱き合い健闘をたたえ合う大仁田厚(右)とテリー・ファンク
- 93年、テリー・ファンク(左)と大仁田厚(右)はミスター・ポーゴにショルダーアタックを決める
01年 新日本 東京ドーム大会
02年 全日本 宮城大会


- 13年、伝説のタッグチーム、ザ・ファンクスのテリー(左)とドリー(右)が西村にダブルラリアットを決める
14年 東京愚連隊 後楽園ホール大会
- 14年、試合後に写真に納まる前列左からカズ・ハヤシ、NOSAWA論外、船木誠勝。後列左から藤原喜明、ミル・マスカラス、テリー・ファンク
15年 天龍プロジェクト 天龍源一郎引退試合
テリー・ファンクさん79歳で死去「ザ・ファンクス」で活躍 「キン肉マン」超人モチーフにも
「テキサス・ブロンコ」の愛称で知られ、兄ドリー・ファンク・ジュニアとのタッグ「ザ・ファンクス」などで活躍した人気プロレスラー、テリー・ファンクさんが亡くなったことが24日までに分かった。79歳。米団体WWEの公式X(旧ツイッター)が公表した。 【写真】テンガロン・ハットの勇姿 テリー・ファンクさん死去を伝えたWWEの公式X WWEのXは、おなじみのテンガロン・ハットをかぶったテリーさんの画像を掲載。「WWE殿堂入り選手のテリー・ファンクさんが79歳で亡くなりました。WWEはファンクさんの家族、友人、ファンに哀悼の意を表します。」と伝えている。 テリーさんは父ドリーさんの教えを受け、プロレスラーとしてデビュー。何度も来日し、日本でも大人気だった。ゆでたまご氏の人気コミック「キン肉マン」に登場するキン肉マンの親友テリーマンはテリーさんがモチーフと言われている。 ベビーフェイスのレスラーとして人気が高かったが、攻撃を受ける姿も印象的だった。1977年のファンクス対ザ・シーク&アブドーラ・ザ・ブッチャー組の試合ではブッチャーのフォーク攻撃を受け、血だらけにされたことも。81年には新日本プロレスと契約していたはずのスタン・ハンセンがセコンドとして全日本プロレスの会場に登場。場外でテリーさんがハンセンのラリアットのえじきとなり、KOされるという驚きのシーンもあった。2009年にWWE殿堂入りしていた。
「キン肉マン」作者「ゆでたまご」の嶋田隆司氏がテリー・ファンクさん追悼 テリーマンの原点
ゆでたまごの嶋田隆司氏


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名無し (日曜日, 27 8月 2023 08:18)
相手からの重い技や凶器攻撃を受けて受けて受けて、観客のヒートとフラストレーションを高めるだけ高めて一気に左の顔面パンチやヘッドバットで反撃していく、外国人レスラーには珍しい試合運びをするレスラーだったなぁ。
ブッチャーやブロディ、弟分ハンセンとのマッチメイクには子どもながら心躍ったものでした。
稀代のプロフェッショナルレスラーの御冥福をお祈りします。
名無し (日曜日, 27 8月 2023 08:19)
オープンタッグ、世界最強タッグ決定リーグ戦優勝と、兄のドリーと共に年末の顔でしたね
ファンクスと言えば、入場曲のスピニングトーホールドが有名ですが
NWAを獲ったローリングクレイドルの使い手でもあり、小橋建太に受け継がれましたね
名無し (日曜日, 27 8月 2023 08:19)
お兄さんのドリーは地味なテクニシャンのイメージだったけど、意外にタフで打たれ強くいすごいレスラーだった。テリーはガッツの固まりのテキサスブロンコ、華があったね。
70年代ってあんな血が吹き出す残忍な凶器攻撃を平気で地上波放送し子供も見てたんだから飛今考えると冷や汗。まあ、ショーだからギリギリ危ない急所は外しとんだろうけど、顔面をフォークで刺すとか..もうカオス
ザ.シークは棒状のもので刺したり火吹いたりもしたし、ブッチャーは胡椒を撒いたりして本当信じられんかった。日テレってよくあれでお咎めなかったよなあ
名無し (日曜日, 27 8月 2023 08:20)
昭和のスーパースターですね。昔蔵前国技館でブッチャーにフォークで手を刺されて、その後その刺された手でブッチャーの顔面にパンチをする。これがテレビ中継された、今ではあり得ないですがを思い出します。ご冥福をお祈りします。
名無し (日曜日, 27 8月 2023 08:21)
テリーさんを初めて観た頃、既に「最初の引退発表後」だったかな。
自らがブッカーとして獲得に貢献した、スタンハンセンから、徹底的に攻められボロボロになるも、立ち上がる姿最高だった!
ファンサービスも良く、一緒に写真を撮ってもらったな。全てが思い出です。
テリーさんありがとう!
名無し (日曜日, 27 8月 2023 08:21)
ブッチャー・シーク組との試合がどうしても語り草になるけど、もう一つ大阪でのハンセンとのシングルマッチも凄惨な試合でした
血みどろのテリーがハンセンのブルロープを首に巻かれ、トップロープから宙吊りにされハンセンがなおもそれを引っ張る、いわゆる「絞首刑」にされた試合。初回放送ではあまりの凄惨さに「この間30秒経過」のテロップを表示して宙吊りのシーンがカットされたくらいです。後年ノーカットで再放送はされましたが
カットされなかったロープを首に巻く場面で実況の倉持アナウンサーが「ハンセン!やめてくれ!テリーは牛じゃない!人間だ!」と絶叫したのが今でも耳に残っています
テリー、安らかにお眠りください。ありがとう
名無し (日曜日, 27 8月 2023 08:22)
全日であれだけのお茶の間のスター選手だったテリーが後年、日本のインディー団体の火炎・有刺鉄線・電流爆破等々の強烈なデスマッチに参戦したのは衝撃でした(カクタス・ジャックakaミック・フォーリーとのデスマッチは有名ですよね)。「A面のテリー」「B面のテリー」、どっちもめちゃくちゃかっこよくて好きでした。これからもテリーの思い出と共にプロレスを楽しんでいきます。グッバイテリー
名無し (日曜日, 27 8月 2023 08:23)
残念ながらあちらの方がはるかに豪華な顔ぶれが揃ってしまった。
さすがに他ならぬテリーが来たとなると大物たちも大集結して
労いの宴が長々と続いてると思う。
シニア、マードック、スレーターらのファンク一家大勢に
エリックやコックス、
馬場、鶴田らの全日本勢、レイス、ローデス、ブリスコ、ブロディらの
ライバルたち。で途中から猪木のサプライズ登場。
シニアが余興でガチンコ大会を始めなければ良いが…。
名無し (日曜日, 27 8月 2023 08:24)
テリーファンクは負け試合にもドラマがありましたよね。ハンセン乱入もですが鶴田、馬場組との優勝戦で時間切れ寸前でリングアウト負け…思い出すのは引退前の事ばかりだけど勝った時も負けた時も華があったなぁ…ホントいい思い出です( ´-`)
名無し (日曜日, 27 8月 2023 08:25)
アラ還です。
思えばザファンクスとブッチャーシークの壮絶なフォークの試合を見て以来約半世紀。
学校の先生、就職してからの上司、お客さん、理不尽なこと、無理難題に直面したとき、いつも心の中で「もう充分だ、もうやめてくれ」と叫んでいた。これって、あの試合の倉持アナの実況なんですよねぇ。
そう思うとテリーたちと歩んできた人生なんだなぁ。
合掌。
名無し (日曜日, 27 8月 2023)
テリーの試合はとにかく面白かった。
勝っても負けても面白かった。
年末の最強タッグは楽しみだったなぁ。
ブッチャーは毎試合流血してたし、テリーもよく血だるまにされてた。
昔は普通に地上波で放送されてたのに、なぜ今はダメなんだろ?
オープタッグの決勝を見て、子供が真似をして腕にフォークを刺すとでも言うのか?
暴力、性的、差別的な表現に対してうるさく言うけど、民放なんだから見たくなければ見なきゃいいだけなのに。
あの頃のテリーの試合をもう一度地上波で見たい。
多くの人にあの感動を見てもらいたい。
あの試合を見れば、多くの人がファンクスのファンになるだろうなぁ。
名無し (日曜日, 27 8月 2023 08:28)
私をプロレスにのめり込ませるきっかけだった、オープンタッグ選手権大会最終戦。
あの試合との出会いにより、45年以上プロレスファンを続けています。
テリーさん、ありがとうございました。
R.I.P…
名無し (日曜日, 27 8月 2023 08:29)
厳密にはテリー&ドリーのファンクスの技と魂、ディックマードックの容姿を合わせるとテリーマン、超人にしては渋い技(笑)と熱い心が大好きでした。
名無し (日曜日, 27 8月 2023 08:30)
これには原田泰造、堀内健も哀悼の気持ちを表明。