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「どうする家康」ネット騒然「信長を殺す」本能寺は家康黒幕説?「まさか」道化えびすくいに涙も

 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は9日、第26話が放送された。話題のシーンを振り返る。

「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

 第26話は「ぶらり富士遊覧」。瀬名(有村架純)と松平信康(細田佳央太)の死から3年。織田・徳川両軍は甲斐へ攻め上り、ついに武田を滅ぼした。徳川家康(松本潤)は織田信長(岡田准一)を恨む様子もなく、従順に付き従う。本多忠勝(平八郎)(山田裕貴)ら家臣の一部に不満が募る中、家康は甲斐から安土へ戻る信長を接待したいと提案。家臣団に於愛の方(広瀬アリス)茶屋四郎次郎(中村勘九郎)も加わり、贅を尽くした“富士遊覧の饗応”が始まるが、気まぐれな信長に振り回され…という展開。

家康は駿河の国主に今川氏真(溝端淳平)を推薦。信長は「おまえは、たわけか」。明智光秀(酒向芳)は伊賀者の根絶やしも命じた。場の空気が悪くなると、家康自ら宴会芸「えびすくい」を披露した。

 信長と家康は仲良く乗馬。そして、信長は茶を飲みながら「家康よ、よい時を過ごした」「(安土城に)すぐに来い。今度は俺がもてなす」「またすぐに会おうぞ」と上機嫌。光秀が「わたくしめが、饗応役を務めさせていただきます」と名乗り出た。

「こうして君は、前代未聞の富士遊覧の旅を、見事大成功のうちに成し遂げたのでございます」(語り・寺島しのぶ)

 家康と別れた帰り道。信長は光秀に「あれは変わったな」「腹のうちを見せなくなった。化けおったな」と弟分の変化を見逃さない。

備中・高松。羽柴秀吉(ムロツヨシ)は羽柴秀長(佐藤隆太)に「弟よ、家康から目ぇ離すな。事によると、面白えことになるかもしれんがや」と真顔。秀吉も何かを察したのか。

 家臣団が家康に詰め寄る。平八郎は「左様な振る舞いをお続けになるなら、我らはもう付いていけませぬ」と迫り、酒井忠次(左衛門尉)(大森南朋)は「殿、お心のうちを、そろそろお打ち明けくださっても、よい頃合いでは」と促した。

 家康は「わしもそう思っておった。(障子を)閉めよ。(煎じ薬をすすり)信長を殺す。わしは、天下を獲る」――。本能寺の変まで、あと46日。

 “弱虫・泣き虫・鼻垂れ”だった家康が、最愛の妻と息子を同時に失い、ついに覚醒。SNS上には「まさかの家康黒幕説!」「ついに来るかも。大河でずっと見たかった家康黒幕説!」「これ、秀吉と家康の共同黒幕説、あるかもな」「家康が変を起こすみたいじゃんw」「実際はないような気もする。長期的な戦略で、健康で過ごしていく作戦。光秀を引き込む動きもなかったし、光秀にどう責任を押しつけるのか」「伊賀者を匿ったのは、信長暗殺のため?まさか」「2人の自害を無駄にしないため、信長を恨んでいないと必死に道化を演じる家康」「まさか、えびすくいで泣く日が来ようとは」などの声が続出。反響を呼んだ。

 「妻子を失う元凶となった織田信長を家康が恨んだため」などとする「家康黒幕説」もある。

 次回第27話は「安土城の決闘」(7月16日)。戦国最大のミステリー「本能寺の変」(天正10年、1582年)はどのように描かれていくのか。

【来週7月16日のどうする家康】第27話 饗応役は明智光秀→信長パワハラ“地獄の宴”「麒麟」悲劇再び

 嵐の松本潤(39)が主演を務めるNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜後8・00)は16日、第27話が放送される。

第27話は「安土城の決闘」。京の本能寺で織田信長(岡田准一)を討つ計画を家臣たちに明かした徳川家康(松本潤)。並々ならぬ家康の決意に、家臣団の意見は真っ二つに割れる。やがて家康たちは信長に招かれ、安土城へ。酒宴の席、家康は供された鯉が臭うと言い始める。激高した信長は接待役の明智光秀(酒向芳)を打ちのめし、追放。その夜、信長と家康は2人きりで対峙し…という展開。

 次回予告。光秀に鉄拳制裁を加える信長の姿も。2020年の大河「麒麟がくる」第43話「闇に光る樹」のラストが思い出される。

武田を滅ぼした織田信長(染谷将太)は徳川家康(風間俊介)を安土城に招き、戦勝を祝う宴。饗応役は家康が明智光秀(長谷川博己)を指名した。

 光秀と家康の親しげな姿に、信長は不信感。宴が始まると、光秀に「膳が違うぞ」と難癖をつけ、蹴り飛ばした。光秀も鬼の形相で信長をにらみ返し、最終回(第44話)「本能寺の変」へとなだれ込んだ。

第25話(7月9日)のラスト。家康は家臣団に「信長を殺す。わしは、天下を獲る」――。戦国最大のミステリー「本能寺の変」(天正10年、1582年)まで、あと46日。今作はどのように描かれていくのか。

 「リーガル・ハイ」「コンフィデンスマンJP」シリーズなどのヒット作を生み続ける古沢良太氏がオリジナル脚本を手掛ける大河ドラマ62作目。弱小国・三河の主は、いかにして戦国の世を生き抜き、天下統一を成し遂げたのか。江戸幕府初代将軍を単独主役にした大河は1983年「徳川家康」以来、実に40年ぶり。令和版にアップデートした新たな家康像を描く。古沢氏は大河脚本初挑戦。松本は大河初主演となる。

【どうみる『どうする家康』】
家康(演:松本潤)の髪型が、初めて月代(さかやき)となって、三河・遠江・駿河3国を有する大大名の風格が感じられました。今宵の『どうする家康』第26回「ぶらり富士遊覧」、皆様はいかがご覧になられましたか?

本日の面白かったところは…、
冒頭に描かれた、武田家滅亡のくだり。特に、武田勝頼(演:眞栄田郷敦)の壮絶な最期のシーンは、戦国物語風に勇壮でありながらも、滅びゆく悲しさがあり、見応えがありました。

今回の放送では、本栖湖なのか? 湖面に映る逆さ富士を見せたり、信玄の隠し湯の準備をしたりと、信長接待で右往左往する家康の家臣団の姿が面白く描かれていましたね。一方で、冷ややかに家康を見る、本多忠勝(演:山田裕貴)と榊原康政(演:杉野遥亮)の姿もコントラストがはっきりして印象的でした。

一番盛り上がったのは、なんといっても家康のキレキレの「えびすくい」! 完全に酒井左衛門尉(演:大森南朋)のオハコを奪った形になりました。

また、森乱(演:大西利空)が登場したシーンでは、まさにアイドル系時代劇といった感じになっていましたね。アイドル好きの女性陣にとっては、眼福で喜んでいる方も多いことでしょう。

最後のシーンで、「信長(演:岡田准一)を殺す」と発言した家康…。遂に、後年評される“たぬき親父“の片鱗が垣間見えました。さて、「本能寺の変まで、46日」と表示されたことからすると、家康が本能寺の変に絡むかのような終わり方で、非常に気になりました。次週が、ものすごく楽しみです。

サライ.jp【どうする家康 満喫リポート】では、徳川家康の書籍を担当した月刊『サライ』元編集者と三河生まれのライターが、史実を元にさらに放映内容を深く読み解きます。ぜひご高覧ください。

記事はこちらから…
https://serai.jp/hobby/1140461

本日のキーパーソン「武田勝頼」「岡部元信」について紹介しております。合わせてご参考にしてください。

武田勝頼:https://serai.jp/hobby/1124110
岡部元信:https://serai.jp/hobby/1136309

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コメント: 30
  • #1

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:34)

    今回の大河ドラマ「どうする家康」で注目されたのは、徳川家康が最後に述べた「(織田)信長を殺す」という発言だろう。今回の家康これまでのようになよなよしていなかったのは、そういうことだったのだろうか。ドラマの中で、家康は自身の判断で妻の瀬名と子の信康を処分したと明言した。しかし、それは本意ではなく、本心では信長を恨んでいたようだ。

     言うまでもないが、たしか史料によって、家康が信長に殺意を持っていたことを示すものはない。それどころか、家康は武田氏滅亡後に駿河国を与えられ、順風満帆だった。つまり、家康の「(織田)信長を殺す」という発言は、脚本による演出ということになろう。

     家康が今後、いかに本能寺の変に絡んでいくかが楽しみでもあるが、やはりあまりに史実を無視したことは、SNS上でも賛否両論だった。今回のドラマはあまりに突拍子な演出が多く、それが視聴者離れに繋がっていないか心配でもある。

  • #2

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:35)

    今日のは今までで一番良かった。光の加減や当て方などで家康の中に生まれた二面性を上手く描いてた。えびすくいの舞の場面も家康が放つ見えない刃が飛び交ってるようで、松潤も非常に良かった。この回からガラッと雰囲気が変わったので、ここからの展開が面白くなった。

  • #3

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:36)

    すっかり変わってしまった家康の振る舞いを、「腹の内を見せなくなった」と信長が見通していた所が印象的でしたが、ラストで家康が「信長を殺す」と語ったシーンは衝撃的でした。
    次に信長が家康をもてなす際に接待役の光秀が信長の怒りを買い、それがやがて本能寺の変へと結び付いて行く…と知られており、また家康と秀吉が共謀を連想させるようなシーンもあったので、この先どのような解釈でドラマが進行するのかが楽しみです

  • #4

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:36)

    家康化けましたね。松潤家康の本領発揮というところでしょうか? いろいろ言われてますけど、松潤の演技は悪くないですよ。月代が似合わないだろうなんて揶揄されてましたけど、全くそんなことはありませんでした。
    いよいよ本能寺の変。明智光秀はあまりにも怪しさ満載ですが、今回の秀吉がかなり曲者として描かれているので、なかなかの見ものだと思います。

  • #5

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:37)

    自らが道化師になり、海老すくいを笑顔で踊る家康は見ていて痛々しかった。信長を憎くて憎くて仕方ないはずなのに、二人の死を無駄にしないという強い意志の現れがそうさせるのでしょう。安寧の世にしたいという強い想いが原動力となって、これからの家康は強く、虎視眈々と天下を治める機会を伺うのではないかと思います。

  • #6

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:38)

    昭和の時代に中井貴一さん主演で『武田信玄』という大河ドラマがありました。序盤は若々しい信玄だったのですが、徐々に感情の起伏を見せず、かつ凄みを効かせるような武田信玄になっていきました。

    中盤で、桶狭間の戦いを迎える前の回に山本勘助を呼び寄せ、その感情を表に出さない表情で織田信長に味方し、今川義元を討ち取れと命じました。

    あのときの中井さんの凄みは、30年以上経ったのに忘れられません。

    今回の家康も、瀬名さんと信康を喪ったことで、腹の内を見せない家康になったような気がしました。

  • #7

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:38)

    本能寺の変について北野武監督の「首」では秀吉が黒幕となるようだが、こちらは家康?あらかじめ伊賀者を仲間に引き入れるあたり用意周到さを感じますが、事によるともうひとひねりして信長を暗殺しようと思ったら予想外の事態が起こってパニック、なんて展開もありそうだ。いずれにせよここのところ評価がた落ちの武田の最後も描かれ、来週以降怒涛の展開になりそうな予感もあっていままでの批判を蹴散らしてくれそうな展開に期待しかない。

  • #8

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:39)

    史実の事よく分からないが、今回の大河の家康なら、
    前回の妻と息子を死に追い込ませた、信長を相当、
    恨んでいるだろうなとは思っていた。
    家臣が詰め寄り、そこで「信長を殺す」といきなり
    言い放った時は、すごく衝撃的だったが、
    恐らく頭の中には、その事とどんな手段を使おうと
    天下を必ず取るという事以外は無かったんだろう。
    人が変わった家康が、どんなやり方で天下人に
    なって行くか凄く楽しみです。

  • #9

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:41)

    50代です。
    史実史実と言われますが、その史実自体が確実な記録でもなく、確からしいものを読み解いて判断しているはずです。
    ならば、今回の大河ドラマのような可能性も否定はできないと思います。
    ましてや、家康が心の中でどう考えていたのかなんて、誰にもわからないはず。
    だから、今回の大河ドラマも一つの解釈として楽しめば良いのではないかと思います。
    少なくとも私は、3年前の麒麟が来るを思い出しながら、楽しんで見てますよ。

  • #10

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:41)

    今回の家康のしたたかさ具合は、劉備が曹操の詰問に雷に悪態を晒し虎口を脱したイメージでしたね。ようやく家康らしい辛抱強く(かつ執拗に狙う)耐える人間像になった。

    そしてクライマックスの信長を討つ、というのが、本能寺の変家康主犯説を映像に描いた感じ。多分ミスリードで一波乱ありそうだけれど。

    というのも信長を殺したい人物はたくさんいるから。光秀も次回で一気に恨みのボルテージを上げていくだろうし、秀吉も前から信長の高転びを狙っているようだし。信長を誰が殺したのか、を描いていく過程が楽しみになってきた。

    今作だと、主犯は光秀で恨み最優先。秀吉は謀反を待ってた人。家康は謀反を予定していたが、上手くいかず、堺に行くことになり、そこで本能寺。服部半蔵、茶屋、そして本田正信の助けを借りて脱出と予想。

    本能寺の変は別人による偶然の一致の結果、幾重にも巡らされた計略になり成功してしまった、と描きそう。

  • #11

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:42)

    家康黒幕説はどうかなとは思いますが、常々不思議だと思うことはあります。
    お江は信長の姪でありながら、その子の家光の乳母に光秀の重臣斎藤利三の娘が乳母に選ばれたこと。
    外様潰しの家光の代に光秀の孫である外様の細川忠利が小藩から大藩の肥後をもらう。
    徳川家は明智光秀に深い恩義でもあったのかなと思わせますねぇ。

  • #12

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:43)

    家康黒幕説は以前からありましたね。
    実際、日光東照宮に三葉葵だけと思いきや、奥に進むと桔梗の家紋が存在します。
    桔梗と言えば明智家の家紋です。
    当然諸説ありますが、生存していた可能性は否定できません。
    戦で命を落としたのではなく、敗走中に落ち武者狩りの土民に竹槍で襲撃され、自刃後、家臣により首が埋められた。それが掘り返され、ほかの首級とひとまとめで、検視していた首の山の中から発見とされてます。
    信長を討ったほどの武将にしては、あり得ない検め方です。
    そのため、家康に仕える要人でありながら、前半生は詳細に知られていない天海説が浮上しました。
    日光の東照宮に行く途中に明智平という地名があるのも、不思議です。

  • #13

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:43)

    本能寺の変を題材にしたドラマ等で殆ど取り上げなかった「信長が伊賀甲賀征伐した際に家康が匿った」事に明確に触れている。
    流石に驚いたが当の信長がそのことを黙認していたとは思えない。信長もまた光秀に家康を殺せと命じた説も捨てきれない。
    細川家には光秀が武田に内通していたという文書が残されているらしいが、家康を暗殺せよと厳命されて、更に穴山梅雪が家康側に寝返ったことで信長の周辺で起こっていることを全て認識してしまった家康が、信長に殺されるフリをするから殺してくれと光秀と内密を交わしたかもしれない、真実は。

  • #14

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:44)

    主人公家康を本能寺黒幕になりそうな展開は意表突かれた。
    本能寺の変はどの説をベースにしようと不思議とどれも完全否定出来ない歴史ミステリーだし、あくまでドラマだからここはマンネリじゃない説で楽しめればもいいと思う。が、今作は基本みんなどこか人間味を持たせてるのに光秀が今回終始嫌みなキャラで最後はピエロで終わりそうなのは残念。実際、信長からの信頼厚かった光秀、光秀自身も信長に恩義を感じているという関係性に、家康の策で肴にケチつけさせられて怒られただけで謀反という展開にするのはちょっと無理があるかなあ。
    まあ来週どの様に描かれるか楽しみだけれど、麒麟がくるの家康と光秀の関係性の方が個人的にはしっくりくる。

  • #15

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:45)

    今までは月9大河って感じでしたけど、ようやくここからNHK大河らしくなるかもですね。
    まだ判断は早いですが、とにかく今回の話はこれまでで一番面白かったです。
    ここに持ってくるために瀬名絡みでかなり無茶をしたなとも思いますが、後半戦でそれが報われることを期待します。

  • #16

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:45)

    家康は、明智からの安土城での接待中、皆の前で明智が信長から酷い叱責を受けて恥をかかせた上、その明智に同情心を見せてそそのかして信長に恨みを抱かせ、我がの手を汚さずに信長を撃つつもりだという流れなのかな?と考えたよ。そして次に秀吉を焚き付けて明智を撃たせる。今回の大河はこんな展開を予想します。

  • #17

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:46)

    また史実ではないと騒ぐ歴史家気取りの輩が多そうでもあるが、結果として残っている史実をどういうストーリーで描くか、史実同士をどう結びつけるかがドラマとしての見せどころ。
    次回、家康による復讐のストーリーが描かれるのであれば、これはこれでどのように明智を使うのか、伊賀者がそこに絡むのか、展開が読めないだけに楽しみだ。
    信長を殺す、家康がここまでハッキリ言ったのは衝撃的。

  • #18

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:47)

    戦乱の世の中を平定し戦のない世の中したいというのはあくまでも建前で自分がトップになりたいという欲望の副産物が「平安な世の中」だという事が良く分る回でもあったと思われる。人間とは本音と建前で作られている生き物です。特に戦国時代はそれが顕著な時代だったという事でしょう。

  • #19

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:47)

    今まで徳川家康を主人公に描くドラマは
    初めから秀でていた人物として描かれる事が多かった

    その為に築山殿事件をどのように扱うのが良いのかわからず
    正室/嫡男の死という重大事件にもかかわらずスルーしてきたように思う

    それは本件の資料/研究家が少ない事も影響して
    なかなか描けない内容だから

    女城主「直虎」のとき浜松市冨塚の親類宅へ行った
    その時 史跡「太刀洗いの池」に行ったけど
    その扱いの小ささに驚いた

    ここまで研究者が少ないと「史実」としての佐鳴湖畔での死を押さえておけば
    エンターテイメントとして許容できる振れ幅であると思う

    明智光秀や吉良上野介の様に「悪役」とされてきた歴史上の人物も
    地元では「名君」であることが多い

    江戸時代に書かれた伝聞資料に頼らざるを得ない築山殿

    当時代の資料が発見され研究がなされなければ
    今回の大河脚本を史実と違うと断定するには根拠が薄い

  • #20

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:48)

    信長は「浅井長政の裏切り」から、身内・部下の扱いが変わったと思っている。
    北陸方面は「浅井長政」に任せ、東海道方面は「徳川家康」に任せる「権限移譲型」の考えから、力を持った武将は部下でも潰す、嫡男の織田信忠のライバルになりうる大名は悉く潰す、子供たちの家老に据えていない大名は潰すような、「中央集権」的な考えに大きく変わったのだと思っている。
    まず、重鎮の佐久間氏を追放し、次のターゲットが徳川家康で「正妻と嫡男に死を」で反乱を促し、そのピンチを潜り抜けたら、次に安土城と上方招待で、「明智光秀」に暗殺を指令していたと考えている。徳川家を潰したら、次のターゲットが「明智光秀」で、既に領地を召し上げている。恐らくその次が「羽柴秀吉」だったと思っている。
    薄々、大名たちは「徳川家と同じように、潰されるぞ」感じていたので、本能寺の変の後に、自分のもとに大名たちが馳せ参じると信じていたのだと思っている。

  • #21

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:48)

    今回は面白かったですね
    ここまでで屈指の回かもしれない
    松潤もいい顔になってるし家臣らの月代姿もいい
    それ故に岡崎クーデターから築山事件のファンタジー路線への
    残念な気持ちが増しましたね
    家康と築山殿の仲がいいと設定するとしても
    ファンタジー構想にのり最後まで助けようとする姿より
    泣く泣く処断した姿を強調したほうがこの変化は際立ったのでは

  • #22

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:49)

    本能寺の変「家康黒幕説」採用ということは、やはり家康は自らの妻子を死に追いやったことに関して信長を恨んでいたと考えても良いのかもしれまんね。つまり実際には家康は妻子を愛していたと…確かに嫡男:松平信康は武勇に優れたし、瀬名も名門今川の血を引く姫君。本能寺の変から天正壬午の乱を経て第一次上田合戦へ。もしも、この時点で信康が生きてたら上田合戦で徳川軍が敗北することもなかったかも。

  • #23

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:51)

    はっきりと天下と取ると言い切りましたね。
    信長、秀吉、家康のドラマはいつどこでどういう理由で天下を意識するかがポイントになることが多いのですが、今回の家康は妻子を失ったことでもっと力を持たないといけないと思って、それが天下を取ることに繋がったのでしょうか。
    それにしても秀吉が凄いですね。信長ですら、腹の内を見せなくなった、どまりなのに、どでかいことが起こるとまで見越している。
    それに対して、このドラマの明智ときたら……本当にこいつが信長殺せるのかよと思ってしまいます。

  • #24

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:51)

    光秀が家康をもてなす饗宴で、信長が「鯉の腐ったにおいがする」みたいないちゃもんを光秀に言っていたという話を聞いた事があるが、ドラマの予告で、鯉料理(お吸い物だったか?)の紹介をするシーンがあった。
    となると、この鯉がキーになってきて、家康毒殺のために鯉に毒が入っていた、それを変なにおいがすると気付いて回避したという事が考えられる。
    誰が誰を暗殺しようとしたか、には、いろいろあり過ぎて難しい。
    信長を暗殺しようとしたのか、家康を暗殺しようとしたのか。
    1番あるのは、光秀が家康を暗殺しようとしたが、信長が気付いた、かなぁ。

  • #25

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:52)

    昨年の大河と同様闇落ちしたようだ。
    だが昨年も今年も主人公が目指すべきところは全く変化していないことをしっかり理解する必要がある。昨年は北条義時は「全ては鎌倉のため」という首尾一貫した目的のため行動してきた。一方で今年も家康は初回から「厭離穢土欣求浄土」という崇高な精神に基づいていることは今も変わっていない。ただやり方が変わったということだ。
    要するに北条義時と徳川家康は非常に似た人物だ。家康が吾妻鏡を愛読していたようだが、源頼朝や北条義時を参考にしていたのではないだろうか?全ては鎌倉のためだとする義時と厭離穢土欣求浄土という崇高な精神のためなら手段を選ばないとする家康は非常に似ているように思う。両者は精神的には非常に似ているように思えてならない。
    やはり天下を統一した人物には色々と共通点があるのだろう。家康と義時以外でも他の天下人と比較してみると意外な共通点があるかもしれない。

  • #26

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:53)

    今回の光秀は信長に怨みを持っているように描かれていない。
    家康が家臣や伊賀者と一緒に信長を殺す。(100人程度の軍勢がいれば可能か?)
    それを知った光秀が京に入り治安回復と家康追討を行う。(伊賀越え)
    瀬名に感化された穴山が家康に望みを託し身代わりになる。
    信長の死をいち早く知った秀吉が戻って来て、「光秀が信長を討った」ことにして光秀を討つ。(光秀は謀叛したつもりはないから呆気なくやられてしまう。)
    信長を殺して天下を取るつもりが秀吉に先を越されてしまう。

  • #27

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:53)

    今回の家康の姿は「おっ!」っと思いましたね。
    家康黒幕説は、実は興味あるので見てみたいです。
    ただ、その理由は今のままだと「怨恨」になってしまいますが、、、

    明智光秀をあんなにイヤな人に描くし、伏線っぽいものも見つけられないので、光秀と連携をとるのはちょっと無理があるのかなぁ
    一番切ないのは、光秀怨恨単独犯で、家康は先を越されてしまったパターン。

    まぁ、本能寺の変はどんな説でも、それなりの説得力があれば「このパターンで来たか」って思えるんですが、今までの前科もあるから今回も説得力は難しいのかな。
    ただし、家康の豹変っぷりが今までと一味違う気がして、私の持つ家康のイメージに近寄っていってるので、ここからゴリゴリに盛り返して、差し馬ばりの加速度で面白くなってくれることを期待します。

  • #28

    名無し (月曜日, 10 7月 2023)

    家康は妻と息子を同時に失った事で、家康も喪失感から腑抜けになったかのごとく、信長の行脚でお茶らけた接待部長に徹していた。
    しかし、実はその裏にどす暗い復讐心で周到な暗殺計画を立てていた家康の人生初、しかも一世一代の腹芸は、天下取りの野望への狼煙が見えてくるようだった(;・∀・)
    まぁ信長や秀吉はそれを見抜いてはいたが、この後の明智光秀の乱で一気にカオスに突き進むんですな( ̄ー ̄)b

  • #29

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:56)

    本能寺の変の家康黒幕説は、歴史としては荒唐無稽かな。
    流石に家康が黒幕なら間抜けすぎます。まぁ今回の大河はかなり荒唐無稽なので何でもありなのでしょうけどね。

    確かに家康が歴史の表面通り信長に従順な腹積もりだったかと言えばそうではなかったでしょう。煮え湯をたくさん飲まされてるだけにタイミングが合えばあるいはとは思いますが、本能寺の変を仕組んだのなら、明智と組むか、明智を表向き討つかしないと帳尻が合いませんから。

    だとするならば、さてその辺の辻褄をどう合わせるか見ものですね。

  • #30

    名無し (月曜日, 10 7月 2023 11:58)

    武田滅亡の後は、徳川は織田にとって一番警戒すべき存在になった。
    本能寺の変の当日の夜に予定通りなら、家康は本能寺に宿泊していた筈が、堺衆に接待されて帰れなくなって、難を逃れたという歴史上の(白々しい)事実。
    光秀の部下は本能寺に討つ敵は「徳川家康」と思わされていたという事実。
    家康一行の警戒心を解くために、信長の供揃えが極めて少なかったコト…。

    NHK、化けたな…。