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和田アキ子「すいません、頭の悪いご意見番で」広末涼子と不倫騒動の鳥羽シェフに不快感

歌手・和田アキ子が2日、TBS系「アッコにおまかせ!」に出演し、女優の広末涼子との不倫を認めた鳥羽周作シェフに対して不快感を示した。

 和田は「普段めったにネットとか見ないんですけど」と前置きした上で「この方がわたしのことを『頭のあんまり良くないご意見番』っておっしゃって」と、一部で報じられた鳥羽氏のコメントを引用。「あれだけのシェフに言われたんですけど、すいません、頭の悪いご意見番で」とぶ然とした表情を見せた。

和田アキ子 鳥羽シェフへ激怒「なんで私を出すんですか?」

歌手の和田アキ子が2日、TBS「アッコにおまかせ」で、広末涼子のダブル不倫のお相手・鳥羽周作シェフに激怒した。

 鳥羽シェフが一部取材に応え、和田アキ子のこれまでのコメントについて不満を述べたことについて激怒。「私がご意見番って、頭悪いんじゃないの?みたいなことを言っていた」と切り出した後「私をなんで出すんですか?」とカメラに向かい怒りをあらわにした。

和田アキ子、広末涼子のW不倫報道に「必ず宣材写真出てくるのいいよね」

 歌手・和田アキ子が1日、パーソナリティーを務めるニッポン放送「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(土曜・午前11時)に生出演した。

 番組では、女優・広末涼子とシェフの鳥羽周作氏のW不倫問題で「週刊女性」が広末の夫・キャンドル・ジュン氏の過去の不倫、暴行疑惑を報じたことを伝えた。

 和田は「キャンドル・ジュンさんに暴行疑惑出たって言ってるじゃない?こんなん言い出したらキリがないねんけどね」と指摘した。さらに、一連の報道で「広末涼子のこの話題の時に必ず宣材写真出てくるのいいよね。素顔とかの写真と違って、必ずポーズ取っている良い写真」と指摘し「あれも何か策略あるのかな?」とコメントしていた。

広末涼子は肉筆のラブレターを公開されても仕方ないのか…元週刊誌編集長が抱く「文春報道」への違和感

開幕した第35回東京国際映画祭のレッドカーペットに登場した映画「あちらにいる鬼」の広末涼子さん(=2022年10月24日、東京都千代田区の東京ミッドタウン日比谷前)© PRESIDENT Online

ジャニー喜多川氏の性加害問題も、岸田首相の長男も…

女優・広末涼子のW不倫報道から、週刊文春一強時代の危うさが見えたように思う。

文春の情報収集力と取材力は、すべてのメディアの中でも群を抜いていることは間違いない。

連続追及している故・ジャニー喜多川氏による少年たちへの性加害問題では、次々に被害を受けた元ジュニアたちの告白をスクープしてきた。ついにはカウアン・オカモト氏のように実名・顔出しで告白してくれる元ジュニアを登場させ、日本外国特派員協会で会見させて、見て見ぬふりをしてきた藤島ジュリー社長を追い詰めている。

追い詰められたのはジャニーズ事務所だけではない。この問題に沈黙してきた新聞、テレビも濃淡はあるが取り上げないわけにはいかなくなった。

さらに文春(6月1日号)は、「岸田一族『首相公邸』大ハシャギ写真」とタイトルを打ち、昨年12月30日に岸田文雄首相の長男で秘書官の翔太郎氏が、親戚たちを公邸に招いて忘年会を開いていたと写真付きで報じた。フライデー(6月16・23日号)も岸田首相が寝間着姿で参加していた「ご満悦写真」を公開した。

当初は軽く考えていた岸田首相だったが、世論調査で支持率が激減したことにあわてて、翔太郎氏を更迭せざるを得なくなったのである。

ジャニー喜多川問題も岸田首相の長男の公邸の私利用も、新聞各紙が取り上げ、多くの社説に週刊文春の名が躍った。

「文春一強時代」に心配な兆しが出ている

この10年間を眺めてみると、スクープは常に文春から放たれてきたといってもいいだろう。新聞もテレビも文春の後追いをするか、黙殺するかしかなかった。

文春はさながら無人の野を行くがごとしである。だが、安倍政権のように一強時代が長く続くと内側から腐食する。メディアに限って、文春に限ってそんなことはないといい切れるのだろうか。

新聞、テレビ、週刊誌を含めた雑誌、将来的にはネットメディアが競い合い、相互に批判し合っていかなくては、この国の言論はやせ細るばかりだと、私は考えている。

文春に対しては厳しいいい方になるが、このところの記事を見ていて、いささか心配な兆しが出ているように思う。

広末涼子のW不倫報道(6月15日号)を見てみよう。広末は1980年、高知県で生まれた。芸能界入りのきっかけは中学2年だった1994年、CMオーディションでグランプリを獲得したことだった。1996年に出演したNTTドコモのCM「広末涼子、ポケベルはじめる」で大ブレイク。ヒロスエブームと呼ばれる社会現象を巻き起こしたといわれている。

1998年には早稲田大学に自己推薦入試で合格。以降、映画『鉄道員』(1999年)や『おくりびと』(2008年)などの話題作に出演した。

「すごくしんどかった時に、今の旦那さんに出会いました」

人気絶頂にあった広末が5歳上のモデル・岡沢高宏と結婚したのは2003年12月。当時23歳の“でき婚”で、翌2004年4月に長男を出産した。後に女性誌FRaU(2016年7月号)で彼女はこう振り返っている。

「ホントに、仕事を辞めたくて仕方なかったです。もちろん結婚なんて許されない時だったので(略)正直、確信犯ですよね。出来ちゃった結婚だと言われたけど」

しかし、岡沢との結婚生活はすぐに破綻を迎え、2008年春に離婚。その後、キャンドルアーティストのキャンドル・ジュン氏(49)と2010年10月に再婚して、翌年3月に次男を出産している。

「すごくしんどかった時に、今の旦那さんに出会いました。(略)彼と出会えてなかったら、息子がいなかったら、女優業はもちろんのこと、今こうして自分が存在できてなかったんじゃないかなと思う」(FRaU)

有名シェフと“道ならぬ恋”に

だが広末は、代々木上原のフレンチレストラン「sio」の人気シェフ、鳥羽周作氏(45)と“道ならぬ恋”に落ちていると文春は報じた。鳥羽氏も妻子持ちである。

2人が出会ったのは今年3月下旬。広末が鳥羽の店を訪れた時からだというから、「瞬間湯沸かし器」のような恋である。

会って約1カ月半後の5月16日、夕方6時。真紅のルージュを引き、大きなサングラスをかけた広末が、美脚も露わなショートパンツ姿で青山に現れた。向かった先は、鳥羽が経営する別のレストラン「Hotel’s」だったという。

広末が入店してから4時間ぐらいたった夜10時過ぎ、ようやく思い人の登場と相成った。モノクロのグラビアページには、広末の彼を見つめる表情が捉えられているが、まさに「恋する女性」のそれに見える。

広末らは店が閉店する夜11時頃まで食事を楽しむと、タクシーで恵比寿の高級創作和食店へと移動した。その後、店を閉めた鳥羽氏はスタッフ1人を連れて合流を試みようとする。だが、周囲を警戒してか、店の近くの電柱に隠れて様子を伺うなどした後、諦めた様子で帰っていったそうである。

「とにかく早くキャンドル氏と離婚したい」

2人が再び会うのは約2週間後の5月31日。鳥羽氏が夜8時頃に向かったのは、前回と同じ恵比寿の和食店。この日も店の周りを何周もして、時折物陰に隠れる警戒ぶりだったという。

ようやく広末の待つ個室へ入っていった鳥羽氏は、5時間も貴重なデートタイムを過ごした。広末が店の裏口から現れタクシーに乗り込んだのは深夜0時頃。ほぼ同じ時間に鳥羽氏は表から店を後にしたそうである。

その3日後の6月3日、夜9時半頃、広末は都心の高級ホテルにチェックインした。同じホテルに泊まっていたのは鳥羽氏だった。

チェックインから5時間ほどがたった深夜3時過ぎ、大きなスーツケースを引いてホテルを後にした広末。それから約6時間後の朝9時半、鳥羽氏は関係者とみられる男性とともにチェックアウトしたのを文春は見届けた。

5月に入り、広末は事務所関係者に対して、「とにかく早くキャンドル氏と離婚したい」と話しているという。

一方の鳥羽氏も周囲に、「お互い気持ちは通じ合っている。でも、きっと他人には理解してもらえない。奥さんとは離婚したい」と漏らしているというのである。

文春は6月4日夜、自宅から姿を現した広末に声をかけた。

――鳥羽さんとホテルでご一緒されていました?

「(目を見開いて)いえ!」

文春の直撃に「無いですね」と語っていたが…

――別の日も恵比寿の店でお二人で?

「“お二人で”なんてありえません」

――不倫の事実はない?

「(さらに興奮して)はあ、ありません! 絶対にありません! 子ども三人いるんです。ありません!」

――離婚の予定も?

「ありません! どこを情報源にそういうこと言ってるんですか。聞いた話で真実だと思わないでください。失礼です! 私、政治家なんですか、公人なんですか。プライベートないんですか。プライバシーないんですか……」

文春は鳥羽氏にも話を聞いている。

――広末さんと再婚?

「フフ(笑)。そうですね、無いですね。四十五になりますけど、当時ど真ん中のアイドルだったんで、みんな世の中の男性はそういうこと思うことはあるかもしれないですけど、ないですね。具体的にそういう話は」

最後に、

「そうですね、逆にそういうことが正式に発表できることがあれば、連絡するんで、ちゃんと撮ってもらったら嬉しいですけどね」

鳥羽氏には余裕が感じられる。広末が裏切ることはないという自信があるのだろう。

それは文春が次号(6月22日号)で公開した、2人の不倫日記を読むとよく分かる。

広末はホテルのポストカードに赤裸々なメッセージを綴っていたという。

交換日記を掲載することに問題はないのだろうか

〈淋しくて悔しいけれど、でも私は、あなたのおかげで愛を諦めない覚悟を知りました。もしかしたら、こんな風に本気でぶつかり合って求め合って、ひとを好きになったのは初めてなのかもしれません〉

2人が密に交わしていた交換日記には、まるで彼らの寝屋を覗いているようなきわどい表現のものもあるが、文春はご丁寧にその日記の一部を写真に撮って掲載している。

広末の夫のキャンドル・ジュン氏は自身が開いた会見で、日記の存在は知っていたが、文春に渡したのは私ではないと否定している。だが、その前の福島県二本松市の龍泉寺で行われた東日本大震災の月命日のイベントでは、「プライベートなことで世間をお騒がせしてしまって、申し訳ございません」「自分自身の家族はいま大変なことになってます。しっかりとこの後、けじめをつけますので、皆さんお楽しみに」という思わせぶりなコメントを発表している。

鳥羽氏の妻である可能性は低いと思うので、日記を文春に渡したのは夫のジュン氏である可能性が高いと、私は思う(その後、文春の7月6日号で、鳥羽氏がインタビューに答える中で、「ノート(交換日記=筆者注)を僕の家に持って帰ることはない」といい切っている)。

ところで、広末と鳥羽のあけすけなやりとりを書いた日記風のものを、誌面で報じることに問題はないのだろうか。広末は文春の直撃に対して、「私、プライバシーないんですか……」と訴えている。

元週刊誌編集長の私がいえた義理ではないが…

たしかに彼女は有名な女優だから不倫を報じられることは致し方ない。だが、不倫相手との肉筆のやりとりは、第三者には知られたくないプライバシー情報が詰まった「私信」である。

同じようなことをやってきた私がいえた義理ではないが、プライバシー侵害といわれても致し方ないのではないか。

私が、いま現場の編集長だとしたら、ここまで載せることには抵抗感があっただろうと思う。

生前の三島由紀夫からの私信を本に掲載しようとした作家が、三島の遺族から出版差し止めを求める訴訟を起こされた裁判の判例を持ち出すまでもなく、私信の公開には慎重であるべきこというまでもない。

たしかに文春は、2012年6月21日号で「小沢一郎 妻からの『離縁状』」というスクープを掲載した。亡くなったノンフィクション・ライターの松田賢弥が苦労して、小沢の妻が有力後援者に送った私信を手に入れたのだ。

文春は手紙の全文を誌面に載せた。私は、当時の編集長、新谷学氏は決断力のある人だと感心したものだった。

だが、これは小沢という有力政治家の妻の手紙で、地元の有権者たちを含め国民には「知る権利」があった。

肉筆の私信は報道の域を超えていないか

では今回はどうか。広末は公人に準ずる存在ではあるし、その彼女がW不倫をしていたと報じることは「公共的関心事」といえるだろう。

これがLINEのやりとりだったら、出されても仕方ないと思っているが、肉筆の私信を公開することは、報道の域を超えていないのだろうか。これをおもしろがって放送したテレビも同様である。

こんな疑問は、ふた昔前なら他のメディアから出ていたはずだ。だが文春一強時代の今、そうした素朴な疑問さえ投げかけないのは一体どうしたことか。

だいぶ前になるが、大手新聞の敏腕記者がテレビの報道番組のキャスターに抜擢され、歯切れのいい話ぶりでたちまち茶の間の人気者になったことがあった。

その記者が付き合っていた不倫相手が、テレビの人気者になって彼が冷たくなったと、文春で告白したのである。なれそめやベッドの上でのやりとりを明かし、その中に、彼にバナナを使われたという「ひと言」があった。

私は、その記者をいささか知っていたので、これを読んだ時、ここまで書く必要があるのかと疑問に思った。文春が発売されるとその人間はキャスターを降り、東北の地方支社に異動していった。

“不倫文春”といわれるくらい文春は昔から不倫報道が多い。表現もえげつなく、武士の情けが感じられないと思うことが何度かあった。

今回はどうも文春らしくない

話を広末に戻せば、文春(6月29日号)では、記者に広末自ら電話をかけてきて、彼女の所属している事務所に対する批判を延々話している。だが、誌面を読む限り、何をいいたいのか皆目見当がつかない代物である。

文春の記者も、あなたのいっていることはこういうことか? なぜ今、事務所批判をするのか? 女優を辞めようと決意したのか? 子供の親権はどうするのか? などの質問をどうしてしなかったのか。どうも文春らしくない。

ところで、4月19日に最高裁である判決が出た。「国税に口利きで100万円」と文春に書かれた片山さつき参院議員が名誉毀損で訴えていた裁判で、文春側に賠償金330万円を払うよう命じたのである。

2018年に文春は片山氏が事務所ぐるみで財務省に口利きを行い、100万円を受け取った。決定的証拠とともに爆弾証言を公開すると、連続追及していた。

週刊文春電子版には今(6月29日現在)でも、「片山さつき事務所に新疑惑『2000万円口利き』スッパ抜き」という見出しで、「『国税100万円口利き疑惑』、『消えた政治資金』につづき、またしても片山事務所を舞台にした口利き疑惑が発覚した」と載っている。

だが、その報道内容が事実ではなかったか、事実に近いことはいくらかあったが、名誉毀損は成立したということであろう。

多くの週刊誌が“原点”を忘れてしまっている

私が見たのは朝日新聞だが、メディア欄に小さく出ていただけだった。だが、今の文春のネームバリューなら、社会面で大きく扱ってもいい“事件”ではないのか。名誉毀損の賠償金で330万円はかなり高額である。私だったら事の詳しい経緯と名誉を毀損された片山議員のインタビューを載せる。

私が見逃しただけなのか、文春誌上で片山議員に対する謝罪文を読んだ記憶がないのだが。

このまま文春一強時代が続くということは、文春が取り上げない問題は大きな話題にもならず、忘れられていくということにならないか。

文春とて神羅万象すべてを取り上げることはできない。誌面を見て感じるのは、原発新増設や異次元の防衛費増額、憲法9条改悪にはあまり関心がないようだ。マイナンバー問題も週刊新潮のように熱心ではない。自民党の個々の政治家のスキャンダルには熱心だが、自民党独裁体制を根底からひっくり返してやろうという、強い“意志”はないように思える。それは発行元の文藝春秋がやや保守的な体質だからだろうか。

かつて丸山邦男氏は週刊誌の役割をこういった。「週刊誌の今日に期待するものは、管理社会のなかで口や眼を封じられているふんまんを、弱き者の味方となって自分たちの眼の壁を破ることではないか」。多くの週刊誌が忘れ去って、顧みようとしない“原点”である。

メディアに一強はいらない。お互いが批判し合い切磋琢磨(せっさたくま)しなければ、この国の言論・表現の自由はさらに危ういものになる。

広末涼子のW不倫騒動を読みながら、そんなことをぼんやりと考えた。

---------- 元木 昌彦(もとき・まさひこ) ジャーナリスト 1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任する。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『編集者の教室』(徳間書店)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)、近著に『野垂れ死に ある講談社・雑誌編集者の回想』(現代書館)などがある。 ----------

広末涼子「不貞奇行」と封印されたラブレター(1)変装もせずに男と手を繋ぎ…

元アイドル女優の不倫劇が泥仕合の様相を呈している。まるで少女のような交換日記を交わし、許されざる快楽に溺れた2人が不貞行為を認めたわずか4日後、サレ夫が前代未聞の緊急記者会見を開いたのだ。そこで語られたのは周期的に暴走を繰り返す愛妻のウラの顔だった─。その原点とも言うべき、秘め事の私信を発掘スクープする!

東京・世田谷の閑静な住宅街に佇む3階建ての邸宅。高さ約2メートルの門扉と大型のミニバンが2台は収納できそうなガレージは、周囲の豪邸と比べてもひときわ壮観だ。2階が子供部屋なのだろう。人気キャラクターのシールが出窓に装飾されている。今にも家族団欒の笑い声が聞こえてきそうだが、実際に耳に入るのは近隣アパートの換気扇の音のみ。人気女優の〝愛の巣〟は暗鬱たる静寂に包まれていた─。

「次男坊の小学校進学に合わせて、数年前に都心部のマンションから引っ越してきたみたい。ダンナさんと奥さん両方とも子煩悩で、自宅の前を通りかかると子供の笑い声が聞こえることもあった。てっきり、仲良し夫婦だと思っていたんだけどね」

こう神妙な面持ちで話すのは、女優・広末涼子(42)の自宅近くに住む住民である。

6月8日発売の「週刊文春」で、ミシュラン1つ星の有名シェフ・鳥羽周作氏(45)とのW不貞スキャンダルが報じられたのは周知の通り。当初こそ双方が報道内容を真っ向から否定していたが、14日に一転して事実を認める謝罪文を発表。そこにさらなる〝爆弾〟を投下したのが広末の夫・キャンドル・ジュン氏(49)だった。スポーツ紙芸能デスクが解説する。

「18日に緊急記者会見が開かれました。報道陣を約100人集め、1時間弱にわたるスピーチでした。その中で『過度なプレッシャーや不条理なことに出くわすと、濃い化粧をして派手な格好をして‥‥』と広末の〝奇行〟についても触れられました。どうにも、2年ほどの周期で睡眠障害に陥り、夜通し誰かに電話をしたり、常に何かを書かずにはいられない衝動に駆られてしまうんだとか。そして現在、2人が別居していることも明かされました」

同会見では、広末が過去に別の男性と関係していたことも暴露された。14年に佐藤健(34)との不貞が報じられているが、

「会見で挙げられたのは、佐藤とは別の男らしい。ささやかれているのは舞台俳優の成河(42)。12年に舞台『ぼくに炎の戦車を』で共演して男女の仲に発展したといいます。佐藤も10年にNHK大河ドラマ『龍馬伝』で共演したのをきっかけに親密となった。もはや共演者キラーというか、〝不倫依存〟と言ってもいいでしょう」(スポーツ紙デスク)

とはいえ、不貞を含む一連の〝奇行〟こそが広末の芸能人生そのものなのだ。芸能ジャーナリストの佐々木博之氏が回想する。

「かねてから〝プッツン女優〟と呼ばれてきましたが、とにかく恋愛体質で開けっぴろげな性格なんです。広末が出入りしていたクラブで顔を合わせたことがあるんですが、『もっと飲みなよ〜』と初対面にもかかわらず本人から気さくにお酒をすすめられた記憶があります。あと、最初の夫との公園デートを目撃した時もびっくりしましたよ。何も変装せずに手をつないで歩いていたんですからね。警戒心のないところは、いつまでも田舎の女の子のままなのかもしれませんね」

大物になっても変わらない天然の魅力は、罪つくりと表裏一体なのだ。

広末涼子「不貞奇行」と封印されたラブレター(2)手紙に「毎日婦天しています」

そんな広末が交換日記で鳥羽氏に想いを綴った、赤裸々な文面を白日の下にさらしたのは文春の続報記事(6月15日発売号)だった。

〈出会ってくれて、会ってくれて、合ってくれて、くっついてくれて、入ってくれて、泣かせてくれて、きもちくしてくれて、いつもどんな時もあなたらしく居てくれて、対峙してくれて‥‥〉

実に、男女のくんずほぐれつを連想させる官能的な文面が生々しい。ただし、その筆まめな性格は一朝一夕で培われたものではない。なんと、25年前の若かりし頃に生々しいラブレターをしたためていたというのだ。

当時の事情を知る、早稲田大学のOBが言う。

「98年から01年まで交際していた伊勢谷友介(47)とのアツアツな内容が記された手紙が、彼女の早大在学時代に同級生の間で出回ったことがありました。そのハイライトは『毎日婦天しています』という、一見すると意味不明な文章なんですが、前後の文脈から〝彼氏との交わりの中で骨抜きにされている〟という解釈ができるものだったんです。大学時代の友人に送られた10センチ四方程度の手紙で、周囲から失笑を買っていたそうですよ」

その同時期には、広末が大学で書いたとされるレポートも流出していた。その一部を以下に─。

〈先日『人間の存在価値』『地球レベルの見解』『物質と死』などという行き所のない、結論なんて勿論ない、が故に、難しく単純で、美しく楽しい会話をする機会がありました。(中略)この選択が、一番、万物にとってHappyではないですか。Don't you?(中略)いぇい〉

現在に至るまで、燃え上がったり、煮詰まったりすると何かを書き綴ることに没頭してしまう行動様式は変わっていないようだ。

一方、不貞トラブルが報じられる直前には、離婚して鳥羽氏と一緒になることを夢見ているかのような広末の姿が目撃されていた。芸能関係者が耳打ちする。

「今年の3月に高知城を訪れると、ハイテンションで笑う広末さんを目撃しました。一緒にいたのは女性でしたが、かねてから初恋の相手とデートした思い出の地と公言していた場所だけに、てっきり当時を振り返っていたんだと思っていました。ところが、ちょうど同じ時期に鳥羽シェフと接触しているんですよね。まさか新たな恋愛に舞い上がっていたのかと‥‥」

関係修復を求めてやまない夫と、引退やむなしの強硬姿勢でW不倫の相手にのめり込む元アイドル女優。いくら夫が彼女の「育児放棄」を否定しても、不憫なのは子供たちだろう。

このまま禁断の愛の熱が冷めずに〝プッツン引退〟しないことを祈るばかりである。

*週刊アサヒ芸能7月6日号掲載

鳥羽周作氏 W不倫報道で和田アキ子に不快感「ご意見番って何なのかな」

女優広末涼子とのダブル不倫を認めたミシュラン一つ星店の人気シェフ・鳥羽周作氏が1日、新店舗「NAGANO」(長野・小谷村)のオープン初日に姿を現した。

記者ら3人が同店で食事していたところ、鳥羽氏が気さくに話し掛けてきた。「記者だと思った」。素性を確認した上で、鳥羽氏は〝芸能界のご意見番〟和田アキ子にも不快感をあらわにした。

発端は1日放送の和田のラジオ番組「ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回」(ニッポン放送)。広末の夫キャンドル・ジュン氏が、妻の過去の不倫相手と示談していたことについて語った。

「前にもあって『示談にしました』とか。1人で行って示談にしたって怖いと思わない? 彼女の知らないところで。ということは広末さん何回もあるってことでしょ」

広末は鳥羽氏から週刊文春記者の連絡先を聞き、直接電話した。鳥羽氏も文春のインタビューに応じ、現在妻と連絡を取っていないことを明かしている。

和田は「(鳥羽氏は)家族とは会えてないけど、広末さんとは連絡とってるの。どないなってんの?」と疑問の声。このやりとりに鳥羽氏は黙っていられなかった。

「今日も和田アキ子さんがなんか、彼女(広末)と連絡取ってて自分の彼女(妻)と連絡取ってないのはおかしいって言ってたけど、それは奥さんの気持ちもあって。例えばの話ですけど、彼女が全く会いたくないっていうんだったら連絡は取れないんですよ。だから謝罪してないするとかの話じゃないし。そこらへんの事実確認もないのにそれを当たり前みたいに書いてるのはムカつくし。でもそういう世の中だし。別にいいけど」

和田のような〝大物〟が私見を述べることで、それが既成事実化してしまう恐れもある。

鳥羽氏は「和田アキ子さんとかも、俺が広末と連絡取ってて家族と取ってないからどうだとか言ってるけど、俺は取りたいけど向こうが今とってほしくないって言ってるからとってないってだけの話で。しかも広末さんと連絡取るの普通じゃん。文春の話とかで事実ベースで連絡取るでしょ。これどうなってんの?とか。俺だって慰謝料請求されてどうだって話をするわけで」と吐露。

その上で「頭悪いよなって思いますよね。ご意見番って言ってるけど何なのかなって思いますけどね」と率直な感想を口にした。

広末涼子とダブル不倫の鳥羽周作氏「sio」代表辞任 映画の配信・劇場公開変更はなし

広末涼子(42)とのダブル不倫を認めた人気シェフ鳥羽周作氏(45)が30日、レストラングループ「sio」代表を辞任するとツイッターで発表した。

「報道の事実を重く受け止めsioの代表を辞任します 経営を退き改めて全てのことに誠心誠意向き合ってまいります このたびは申し訳ございませんでした」と謝罪。同社は辞任について「リモートワーク中につき」とだけ答え、肯定も否定もしなかった。一方で、同氏を描いたドキュメンタリー映画「sio/100年続く、店のはじまり」(森田雄司監督)の配信開始日が7月31日に決定し、愛知・刈谷日劇でも7月7日から上映する。関係者は「辞任にともなう配信・劇場公開の変更はありません」と説明した。

広末涼子と再婚本気・鳥羽周作シェフは小学校同僚婚妻と離婚意向!GLAY・TERUら大物歌手続々…「糟糠の妻」を捨てた有名人

女優の広末涼子(42)とのダブル不倫、さらには愛の手紙や交換日記の中身まで報じられてしまったミシュラン一つ星の人気レストラン「sio」のシェフ・鳥羽周作氏(45)が、6月28日配信『文春オンライン』と翌29日発売の『週刊文春』(文藝春秋)に現在の心境、広末や家族への想いを赤裸々に告白した――。

6月8日発売の『週刊文春』が広末と鳥羽氏のダブル不倫を報じ、翌15日の同誌では2人が交わしていた手紙と交換日記の内容が明らかになったことで、大騒動へと発展した今回の一件。

18日には広末の夫でアーティストのキャンドル・ジュン氏(49)がたった1人で記者会見を行ない、さらに翌22日の『週刊文春』には広末本人から記者に連絡があり、彼女が所属事務所社長とジュン氏がつながっているのではないかと疑念を抱いていると告白。加えてジュン氏の独占インタビューも掲載された。

さらに、ジュン氏による元スタッフへの苛烈な暴行と不倫疑惑を6月26日配信の『週刊女性PRIME』が報じるなど、事態が混迷を極める中、ついに鳥羽氏が口を開いたのだ。

「詳しくは『文春オンライン』と『週刊文春』を読んでいただきたいのですが、鳥羽氏は最初に自分が広末さんに好意を抱きアプローチしたこと、交換日記も自分の提案だったこと、広末さんへの率直な想い、不倫報道後に大きなプロジェクトの話がなくなり、会社に大きな損害が出ていること、社長から退く考えであることなどを話しています。

また、下積み時代から支えてくれた妻への謝罪の言葉も述べていますが、それ以上に広末さんへの想いが大きくなっているようで、今も連絡を取り合っているとも明かしていますし、すべての障壁をクリアできるのであれば、広末さんと結婚したいという意思も垣間見せたんです」(ワイドショー関係者)

■下積み時代を支えてくれた妻ではなく広末涼子との再婚に一直線……

鳥羽氏は幼い頃からサッカーを続け、Jリーガーを目指していた。仙台大学体育学部卒業後は練習時間を確保するために臨時採用枠の小学校教員となったが、限界を感じて27歳のときにJリーガーの夢をあきらめたという。

その前後に出会ったのが同じ小学校の教員だった現在の妻で、約7年の交際を経て結婚。鳥羽氏が教員を辞めて料理人を目指すと決意した際にも、「できると思います」と優しい言葉をかけ、下積み時代は妻に食べさせてもらっていたと、鳥羽氏自身が自著で明らかにしていた。

「そんな“糟糠の妻”を捨ててでも広末さんと一緒になりたい、ということなのではないでしょうか。すでに鳥羽氏は自身の会社『sio株式会社』の代表を辞任。広末さんと彼女の子どもたちと海外に行く、という報道もあり、現在の奥さんとの離婚、広末さんとの再婚へと動き出している感じです。

鳥羽氏ではないですが、芸能界には下積み時代を支えてくれた糟糠の妻を捨てて一緒になったというカップルも少なくないですよね……」(前同)

■GLAY・TERUは糟糠の妻からPUFFY・亜美に「乗り換え」

人気ロックバンド・GLAYのヴォーカル・TERU(52)もその1人だろう。

TERUはインディーズ時代の1993年にファンだった女性と結婚し、長男と長女をもうけているが、その後、数年間でGLAYは日本を代表する国民的バンドへと成長。そんな中、出会ったのがPUFFYの大貫亜美(49)だった。

1999年2月の『FRIDAY』(講談社)が、6年間連れ添った糟糠の妻と子を棄てて、TERUが亜美と泥沼不倫の末、翌2000年に元妻と離婚、その後は同棲期間を経て2002年4月に亜美との再婚を発表した。

「当時はインターネットやSNSがそれほど普及していなかったため、今ほどのバッシングは起こりませんでしたが、それでも亜美さんには厳しい声が飛びましたよね」(前出のワイドショー関係者)

■イエモンの吉井も……

同じく国民的ロックバンド・Mr.Childrenも、ヴォーカルの桜井和寿(53)の不倫問題が原因で、活動を休止した時期がある。

桜井は1994年に一般女性と結婚し、同年に女児が誕生している。妻はレコード会社関係者で、無名時代から桜井を公私ともに支えていたという。しかし1997年2月、アイドルグループ・ギリギリガールズの吉野美佳(51)と桜井の不倫が発覚。

これが原因でミスチルは1997年3月から1998年10月まで活動を休止。その後、2000年5月に前妻と離婚した桜井は、同年6月に吉野と再婚。3人の男児をもうけているが、長男の櫻井海音(22)は俳優やドラマーとして活躍している。

「桜井さんサイドはバンドの活動休止は不倫報道が原因ではないと否定していますが、タイミングがタイミングだけに、そういう見方をされてしまいました。ミュージシャンではTHE YELLOW MONKEYの吉井和哉さん(56)と眞鍋かをりさん(43)も“略奪婚”だと報じられています」(前同)

吉井はイエモンのデビューと同時期に一般女性と結婚し、4人の子どもをもうけている。しかし、2012年2月に眞鍋との交際が『FRIDAY』に報じられ、同時に吉井の離婚も明らかに。2015年6月に吉井と眞鍋は結婚と妊娠を発表しているが、かねてから2人の交際は“略奪愛”だと報じられた。

眞鍋は中学時代からのイエモンファンで、吉井のライブの打ち上げに押しかけたのが2011年の秋頃だとされ、眞鍋と知り合った前後で前妻と離婚し、眞鍋が略奪したのではないかとささやかれた。

■宮崎あおいと離婚した高岡蒼佑は超意味深ツイート

ミュージシャンだけではない。俳優の岡田准一(42)と宮崎あおい(37)も、不倫関係から結婚に至ったと報じられている。

宮崎は10代の頃から7年にわたって交際していた元俳優で元格闘家の高岡蒼佑(41)と2007年6月に結婚したものの、4年半の結婚生活を経て2011年12月に離婚に至っている。

高岡と宮崎が離婚を発表したのとほぼ同時期の2011年12月に『週刊文春』(文藝春秋)が、宮崎と岡田の“不倫温泉旅行疑惑”を報じた。

離婚発表から約3か月後の2012年3月、高岡が《旦那が海外に行っている最中に人妻に手を出す不倫男もいる。闇。これが芸能界》とツイートしたことも波紋を広げたが、それから5年後の2017年12月、岡田と宮崎は結婚を発表。2018年10月には第1子となる男児が誕生している。

「結婚が近いと言われている竹内涼真さん(30)と三吉彩花さん(27)も、その交際は略奪愛のような感じから始まった、とも報じられていますよね」(女性誌編集者)

■竹内涼真は『龍が如く』後に三吉彩花とゴールインか

竹内と三吉は2020年5月に『FRIDAY』で交際がスクープされ、2021年2月には三吉が一人暮らしをしていた自宅から引っ越していたことから、竹内と同棲を始めたのではないかとも報じられた。

しかし三吉との交際前、竹内は女優の吉谷彩子(31)と交際・同棲しており、結婚も秒読みと言われていた。ところが2020年5月に三吉との交際が発覚すると同時に、竹内が同棲中だった吉谷に一方的に別れを告げてマンションから追い出して直後に三吉との交際をスタートさせたことが報じられ、批判が殺到してしまった。

「彼女の三吉さんというより、竹内さんの吉谷さんとの“別れ方”のほうに厳しい声が寄せられましたよね……。

竹内さんといえば、Huluで配信中のドラマ『君と世界が終わる日に』のシーズン4が配信中で、シーズン5の製作も発表されました。シーズン5は玉城ティナさん(25)と飯豊まりえさん(25)のダブル主演ということで、竹内さんは出ないようですが、大きな仕事をやり遂げたといったところではないでしょうか。

さらに国内外で人気のゲーム『龍が如く』の実写映画がハリウッドで製作されることが発表されていましたが、竹内さんが主人公の桐生一馬役を演じると、6月22日配信の『週刊女性PRIME』が報じました。

大きな仕事が動いているようですが、これが落ち着けば三吉さんとのゴールインというのも十分に考えられる。しかし、いざ結婚となったら吉谷さんとの一件が蒸し返されるかもしれませんね……」(前同)

不倫で猛バッシングを受けてしまう昨今であっても、芸能界から“略奪愛”と“略奪婚”はなくならない!?