
「親父も俺が子供の頃同じように思ったんだ・・・」
考えてみると まだ一度も二人で呑んだ事はない・・・。
もちろん小学生の頃から手を繋いだ事もない・・・。
48歳になる自分でも、 80歳になる父とっては 永遠に子供・・・。
きっかけを作り 「手を繋いでみよう・・・」と思った。
親父の好きな八代亜紀を見に行き、 その後居酒屋で呑んだ。
酔った親父を介抱するふりをして 階段で手を繋いでみた・・・。
40年ぶりの親父の手は やわらかくて、 小さくて、 しわくちゃになっていた・・・。
ふと子供の頃を思いだした・・・。
その瞬間涙があふれてきた・・・。
ぬぐっても・・・ぬぐっても・・・
自分でもわけがわからないくらい・・・。
自分はあの日から 少しやさしい人間になれた気がする・・・。
あと何回息子と手を繋げるだろう・・・。
あと何回親父と手を繋げるだろう・・・。
親と手を繋いでみてください。
引用元URL:http://cyoiyomi.taskrich.com/?p=148

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