
多くの子供たちは、ママやパパの顔をそれぞれの個性で 描きあげています。
だけど、ひとりの子供の絵には、ママの顔の輪郭だけが描かれ、 目も鼻も口も描かれてませんでした。
その子は、イジメのママ友集団のうちの1人の子供さんでした。
先生が、●●クン、どうしたの?
と聞いたら、その子が先生に問い返したのです。
「ボクたちは、○○クンと遊んだらダメですか?」
一瞬、教室内に異様な沈黙の時間が流れました。
続いて、他の子供たちも発言します。
「ボクたちのママが○○クンとしゃべっちゃダメって言います」
「なんでか教えてください! ○○クンにも先生にも誰にも言っちゃダメだって。 でも、ボクたち、○○クンと遊びたい!!」
この発言で、ママ友たちが自分たちの子供を使って、 ○○クン、つまり私の子供をいじめようとしていたことが 明るみになったのです。
保育園では、かなり大きな問題となり、 他の保護者からは、このママ友集団に非難が集中。
ママ友集団も、まさか自分の子供たちにバラされるとは、 思いもよらなかったのでしょう。
そのときの彼女たちの顔は、まさに顔面蒼白状態でした。
子供たちは、母親よりも ”イジメという陰湿な行為”に対して、 素直な気持ちで向き合っていたのですね。
○○クンを孤立させるのは、悪いことなんだ、 と素直な気持ちで気づいてくれたのです。
私は、この一件で心の底から救われましたし、 ある意味、ママ友集団も救われたのかもしれません。
その後、ママ友集団から謝罪を受けた後は、 私に対する執拗な嫌がらせは、ピタリと止まりました。
彼女たちも、イジメという行為を、止めたくとも止められない、 ある心の状態にあったのかもしれません。
子供たちが、それを止めるきっかけを作ってくれたのだから、 私だけでなく、彼女たちも感謝すべき出来事だったと思います。
参考URL https://www.youtube.com/watch?v=74AGvXBVCa8

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