· 

生きて人を導き、死して人を動かしたガンジー【青空と向日葵の会】

【生きて人を導き、死して人を動かしたガンジー】
https://yuru2club.com/wp/?p=4394
天才喜劇役者・藤山寛美は娘さんにこう言いました。
「これから先、お前の人生の中で3人くらいは
『殺してやりたい』と思うヤツが出てくるだろう。
 そやけど、その『なにくそ!』と思う気持がお前を成長させてくれるねん。
 せやから、その人らを恨んだらあかん。最後には感謝せなあかん」
誰しも、許せない人っています。
でも、もしその人を許すことができたら、どうでしょう。
たいへん難しい感情の処し方ですね。
でも、「もしもそれができたら強くなる」
インドのガンジーはそう言いました。
非暴力・不服従運動のガンジー、
彼の最期は暗殺されるという悲しいものでした。
銃で撃たれた彼の姿を見て、
インドの人は悲しみとともに、大きな感動を受けたそうです。
偉人・ガンジーの死は人々を深い悲しみに陥れましたが、
それにしても、「その姿」が人々の感動を呼んだ
とはどういうことでしょう。

で撃たれたとき、ガンジーは胸に手を当てて倒れたのです。

「胸に手を当てる」という行為はインドでは 「あなたを許します」という意味だそうです。

ガンジーは自分を殺した人をも許したのです。

死ぬまで非暴力の精神を体現したガンジーの姿に、 多くのインドの人々が感動しました。

僕ら凡人はそこまでは無理だとしても、 まず、第一歩、許せない自分を許してあげるのはどうでしょう。

日常茶飯事、自分を許せない思いに陥ることってありますよね。

僕の場合は、日夜、老いた母ちゃんの介護にあたってますが、 正直なところ、ときに感情が出る場面があります。

そんなとき、自分を許せない思いに陥ります。

それでも、やはり自分にはこう言ってあげます。

「自分を許します」「自分を許します」「自分を許します」・・・

10回ほど。

自分を許せると、人を許せるようになりますよね。

だから、まず自分を許してあげます。

最後に、偉大なガンジーの言葉です。

『弱い者は、許すということができない。  許すことができるのは、強い者だけだ』

参考本:HAPPY名語録 ひすいこたろう・よっちゃん(三笠書房)