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「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」、作家の畑正憲さん死去 4/6(木) 11:05産経新聞

記事を見てびっくりしました。
人の命は永遠ではないと知っていても、ムツゴロウさんはずっと生きてくれるような気がしていました。昔、「ムツゴロウと愉快な仲間達」が大好きで、自分はペットを飼えない環境だったので、羨ましく楽しく拝見しておりました。
ムツゴロウさんの著書の中に「傷んでるかもしれない食べ物はまず人間が食べるんだ、それで大丈夫だったら動物に分け与える、動物は調子が悪くても喋れないけど、人間ならすぐ病院に行けるから」と言う感じの言葉がありました。
動物に対する愛が感じ取れる今でも大好きな言葉です。
今までありがとうございました。
あちらでも、たくさんの動物たちと過ごしてくださいね。
ご冥福をお祈りいたします。さようなら。

作家のムツゴロウさんこと畑正憲さん=2004年7月27日、東京・あきる野市

 

テレビ番組「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」などで知られた動物研究家で作家の畑正憲(はた・まさのり)氏が5日、心筋梗塞(こうそく)のため病院で死去した。87歳だった。

昭和10年、福岡市生まれ。小学生時代は旧満州で暮らし、大分県日田市で中学、高校時代を過ごす。東大理学部を卒業後、東大大学院を経て学研映画局に入り、学習映画の製作にあたった。43年に同社を退社し文筆業に専念。同年、「われら動物みな兄弟」で日本エッセイスト・クラブ賞を受賞した。45年に「ムツゴロウの博物志」を著し以後、動物との交流を描いたムツゴロウシリーズを次々と刊行する。

46年には家族とともに北海道に移住し、1年間の無人島生活を経て北海道に「動物王国」を開設した。52年、菊池寛賞を受賞。55年から21年間にわたってフジテレビ系の番組「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」に出演し、61年には映画「子猫物語」で監督・脚本を手がけ、約750万人の観客動員を記録した。

平成16年に東京都あきる野市の東京サマーランド内に「東京ムツゴロウ動物王国」を開園したが振るわず3年後に閉鎖している。趣味はマージャンでプロ顔負けの強豪として知られた。

晩年までテレビ出演や講演など、活発な活動を続けた。産経新聞連載をまとめた「ムツゴロウの東京物語」など、著書多数。

昔の映像見ると、コンプラ薄い昭和の番組でディレクターから無理難題吹っ掛けられてるんじゃないのかって思う内容が多い印象でした。
でも、多分芸人でも素人でも愛が無ければ出来ない芸当ばかり。
多分唯一それが出来そうなエガちゃんでもキツそうな内容あるし。
晩年は動物愛からは離れた静かな生活だったそうですが、少なくともかつての彼はまぎれもなく動物王国の王だったと言えると思います。
ご冥福お祈りいたします
動物が好きなので夢中で読みました。テレビのムツゴロウとゆかいな仲間たちも楽しみでした。

説明 

レビュー

製作: 日枝久/角谷優 監督・脚本: 畑正憲 協力監督: 市川崑 音楽: 坂本龍一 詩の朗読: 小泉今日子 ナレーション: 露木茂
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内容(「CDジャーナル」データベースより)

Amazonより

   親からはぐれてしまった子猫のチャトランが、子犬のプー助たちの力を借りながら親探しの旅を続けていく。北海道の大自然を舞台に繰り広げられる、ドキュメンタリー・タッチの動物冒険映画。 
   動物王国のムツゴロウとして広く人々に親しまれている畑正憲が監督を務めている。その他音楽に坂本龍一、劇中にたびたび登場する詩を谷川俊太郎、その朗読を小泉今日子が担当。さらに巨匠・市川崑監督が監修の任に就くなど、豪華なスタッフで編成されている。 
   公開時は、製作のフジテレビによる物量宣伝が大いに功を奏し、子猫たちの可愛らしい姿が評判となって、空前の大ヒットを記録。80年代後半の日本映画界に動物映画ブームを築かせるきっかけともなった。(的田也寸志)

ムツゴロウさんが監督・脚本の映画「子猫物語」、坂本龍一さんが音楽を担当…「偶然だけど寂しい」ファン惜しむ 2023年4月6日 12時32分スポーツ報知

 動物との交流を描くテレビ番組などに出演し、「ムツゴロウ」の愛称で親しまれた作家の畑正憲(はた・まさのり)さんが5日午後5時53分、心筋梗塞のため北海道中標津町の病院で死去した。87歳だった。

 ムツゴロウさんは、1980年に放送が始まったフジテレビの「ムツゴロウとゆかいな仲間たち」シリーズで大人気に。1986年公開の映画「子猫物語」では監督・脚本を手がけ、約750万人の観客動員を記録した。子猫の冒険映画で、親からはぐれてしまった子猫チャトランが、子犬のプー助たちの力を借りながら親探しの旅を続けていく…というストーリー。北海道の大自然を舞台にしたドキュメンタリーのような動物冒険映画だった。

 その音楽を担当した一人が、今年3月28日にがんのため71歳で死去した音楽家の坂本龍一さんだった。ネット上のファンは「偶然だけど寂しい」「ムツゴロウさんまで…」と2人の別れを惜しんでいた。

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コメント: 7
  • #1

    名無し (木曜日, 06 4月 2023 13:26)

    ムツゴロウさんと言えば動物王国、ムツゴロウとゆかいな仲間たちですね。
    晩年BSで北海道の自宅で奥様とバーニーズと猫と住んでて時々庭に来るリスに餌をあげて過ごしてると言ってました。
    TVで見かけなくなってからは講演会や執筆活動をしてるとの事。
    犬猫は勿論ですが熊のどん兵衛や馬、牛等沢山の動物を飼いばんえい競馬?で奮闘する姿をTVで観て楽しませていただきました。
    海外へ行き象やライオン、大型の蛇と絡む姿には圧倒されました。
    ムツゴロウさんの動物に対する姿勢は素晴らしかったです。
    お疲れ様でした。ご冥福をお祈り致します。合掌。

  • #2

    名無し (木曜日, 06 4月 2023 13:26)

    87歳、といえばまあ大往生ですね。
    あれだけ人生を謳歌されたのでご満足なのではないでしょうか。

    よくあのかわいがり方は不衛生だとか賛否両論でしたけど
    他人にもそうしろ、とすすめていた覚えはありません。
    あくまでもご本人がやりたいようにやっていた、という事なのかな、と
    おもっています。実際にはあれは誰でも出来る事じゃないし。

    実際には色々とダークな面もあった方だと思いますが
    例えば病気の動物を安楽死させるにしても自分が行う、
    というような覚悟を常にお持ちだったように思います。
    これはやはり戦前の生まれ、満州での経験、なども大きいのでしょうね。

    ご冥福をお祈りいたします。

  • #3

    名無し (木曜日, 06 4月 2023 13:27)

    近年のインタビューを読んでまだまだ長生きされると思っていました。
    「東京ムツゴロウ動物王国」で名前を使われ、借金3億円を背負わされて、経営者は逃亡という70歳を過ぎて、打ちのめされるような出来事があり。
    それでも完済して、北海道でまた立ち上げなおしたというのは、本当に畑正憲さんの逞しさを感じましたし、その姿に勇気をもらいました。

    動物を愛し、世界中を飛び回り、好きなことを追求し、没頭する事の幸せ、絶対に折れない不屈の精神。非常に自由で、稀有な方でした。
    子供の頃は沢山の楽しい映像をありがとうございました。

  • #4

    名無し (木曜日, 06 4月 2023 13:28)

    生物のいのちとの関わり方や生き方、影響力はとても大きいものでした。発信力というのはとても大事だと思います。
    晩年はいろんな心労もあったのかな、最近はメディアでも目にすることもなくなりましたが、ぜひ過去の書籍とか映像でも、もっとたくさんの人の目に触れてほしい。
    ムツゴロウさんしか知らないこと、知りえなかったことが本当にたくさんあると思うので、もっと教えてほしかったです。時間は足らないなと思います。
    どうぞ安らかに。

  • #5

    名無し (木曜日, 06 4月 2023 13:28)

    大好きでした。
    子供の頃、ムツさんの本は全て読みました。
    北海道のご自宅で急に…というと
    純子さんやあすみさんの傍で…ということになるのでしょうか?
    自然と動物を愛し、潔く生きたムツさんらしい逝き方も、逆にとてもお幸せに感じます。

    最近ずっとInstagramも楽しく、懐かしく拝見しておりました。
    どうぞ虹の橋のたもとで待っている動物たちとの再会を果たして欲しいと思います。

  • #6

    名無し (木曜日, 06 4月 2023 13:29)

    ムツゴロウさんの番組にかなり影響を受けて育った世代です。
    将来はムツゴロウ王国で働きたいと小学生の頃夢を持った時期もありました。
    動物の知識や触れ合いについて、子供ながらかなり勉強になりそして、たくさん感動させてもらいました。今はこのようか番組が減ってしまい、テレビ自体見る機会も少なくなってしまいましたが、また違った形で、自分の子供達にも影響を与えて欲しいです。
    ありがとうございました。

  • #7

    名無し (木曜日, 06 4月 2023 13:31)

    昭和の終わりから、平成の前半……いわゆるバブル期から、バブル崩壊して就職氷河期ってあたりが全盛期として活躍された方ですかね。
    それ自体に意味があるとは思えないが、現代的な感覚や見方だとヘビースモーカーだし、動物の接し方も独特のルールを持っておられたり中々に破天荒な方なので、何とか学会とかかんとか愛護団体なるカルト集団みたいのに訴えられたり、炎上したんだろうなと思うが、本人が何よりイキイキして居られて、平均寿命より長く生きられたので、人生を謳歌されたのかなぁと思うと、少し羨ましくも思う。
    先に旅立って行った動物や仲間の人たちと合流できることをお祈りしております。