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「私、世界で1番のブスです」いじめられている中学生からの葉書に対する中島みゆきの言葉に涙が止まらない…

「私、世界で1番のブスです」いじめられている中学生からの葉書に対する中島みゆきの言葉に涙が止まらない…

1975年、シングル『アザミ嬢のララバイ』でデビューした
シンガーソングライターの中島みゆきさん。
4つの年代にわたってオリコンシングルチャート1位を獲得した
唯一のソロ・アーティストで幅広い世代に愛されるアーティストです。
暗い・せつない歌が多い中島みゆきさんですが、
ラジオのパーソナリティでは軽妙な語り口で人気を集めました。
月曜のパーソナリティを務めた
『中島みゆきのオールナイトニッポン』は
1979年から8年間続き、歴代5位の長さです。
2013年には月に1度の放送で
『中島みゆきのオールナイトニッポン月イチ』として復活。
2018年9月まで放送されました。
多くのリスナーの心に残った1枚の葉書
中島みゆきのオールナイトニッポンでは
番組の最後にリスナーから寄せられた葉書を読むコーナーがあります。

その中で多くのリスナーの心に残っている1枚の葉書がありました。

ペンネーム「生きるのって辛いね」という
女の子から寄せられた葉書の内容は
「わたし、世界で一番のブスです。
誰がみたってブスです。自分でもわかっています。」
という言葉から始まります。
中学3年生でブスが原因でいじめられ、
死にたいと思ったこともあるという彼女は辛く苦しい思いと吐露し
みゆきさん、こんなわたしでも
生きてて良かったと思うことありますよね。
堂々と人前歩けるようになる日、きますよね。
その日を夢見て頑張ります。
そして、みゆきさんのコンサートの日には、
今のわたしでないわたしになって見ようと思います。
と綴っていました。
この葉書を書いた少女に向けて贈った中島みゆきの言葉とは・・・
葉書に対する中島みゆきの言葉
1984年2月7日に放送
日本中で今のこの番組を聴いてる人…、
誰が一番醜く見えるかわかると思います。
このハガキをくれたあなた、それくらいのことが分かる人は
日本中にイッパイいると思います。
今あなたの周りにいる学校の、そういうことを言う、
あなたを傷つけた仲間だけが人間だと思わないで欲しいと思います。
これからいろんな人に逢っていくと思います。
世の中狭く見ないでくださいね。
女の子は、金さえかければある程度美人になれると私は思います。
顔ってのはいくらでも造れます。金さえかければ…。
でも、金かけてキレイになれないものもあると思います。
コンサートの日には、あんたのままの、あんたでおいでよね・・・
放送時の声を震わせながらのコメントを聞くと涙が出てきます。
中島みゆきのオールナイトニッポンが長く続いた理由がよくわかりました。
ネットでの反応
・涙が出ました このリスナーさん、どうされてるかなぁ?
・中島みゆきさんの歌が胸を打つ理由はこういうことなのかも
・自分にも当てはまって、そして励まされてるみたいで涙が出ました
・人間としての中島みゆきの魅力が詰まってるね