ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)2023年大会で、話題となっている「ペッパーミルパフォーマンス」。

■ヌートバー選手に江川氏が…
9日に開幕したWBCを特集したこの日の放送。中国戦のVTRを見た関口は「私にはヌートバーという人がやたら見えたんですが、江川さん。大活躍だよね」と質問する。
江川氏は「メジャーリーガーですからね。まず守備がいいですね、この人はね。それからバッティングは思い切りがいいですね。決めたボールは全部振っていくと」とコメント。
関口から「この後も活躍するでしょう、この人」と声をかけられると「はい。センターが彼になったことによって、守備範囲が広がって、失点が減ってるということになりますね」と分析した。
■韓国戦でも活躍
番組は続けて10日の韓国戦を取り上げる。1点リードの5回裏には、ヌートバー選手がショートとセンターの中間地点に落ちそうなボールをダイビングキャッチ。
さらにヒーローインタビューにもヌートバー選手が登場し、「日本大好き、みんなありがとう」と拳を突き上げる様子も放送される。
VTRを見た関口は「やっぱりヌートバーが目立つんだけど、すごいね」とつぶやき、江川氏も「いい選手ですね」と同調した。
■原監督も称賛

この日は関西の遠征先から出演となった原監督は「全力プレーというかね、100%のプレーというものをつねに心がけている」と指摘する。
続けて「監督という立場であるならば、ちょっと怪我とかそういうものをね、心配しなければいけない選手のような気がするんですね。われわれファンという目線で見ていると、まあこの上ないファイターで素晴らしい選手ですね」と監督目線からヌートバー選手を解説した。
■人気急上昇中のヌートバー選手

ヌートバー選手は予選リーグ3試合全てに出場し、広い守備範囲とシュアな打撃、そして闘志を全面に出すスタイルで日本チームを牽引。また胡椒を挽く「ペッパーミルポーズ」も浸透しつつあり、人気が急上昇中だ。
そんな彼の活躍に、日本野球界のレジェンドも驚いているようだった。
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(文/Sirabee 編集部・佐藤 俊治)
ペッパーミルパフォーマンスの意味・由来は?ヌートバーWITH侍ジャパンで流行のセレブレーション

侍ジャパンの選手たちが、ペッパーミルで胡椒を挽くようなポーズをする理由とは?その意味と由来について注目してみた。
ペッパーミルパフォーマンスの意味・由来
侍ジャパンのチーム内で定着した「ペッパーミルパフォーマンス」は、「小さなことからコツコツと継続して進んでいけば、良いことが起きる」という意味が込められている。
打者自身がヒットやホームランを打つとペッパーミルで胡椒を挽くようなポーズをする。

それに呼応するようにベンチでは複数の選手が同じポーズで返す。侍ジャパンで行われるそんなやり取りがクローズアップされ、今や日本中でペッパーミルパフォーマンスが浸透しているのだ。
元々「ペッパーミルパフォーマンス」は、カージナルスでプレーするラーズ・ヌートバーによるパフォーマンスであったが、同選手がWBC日本代表合流後にチームの団結力を高めるために、このパフォーマンスを取り入れることになったという。
実際にカージナルス公式Twitterには、本物のペッパーミルを持ってパフォーマンスするヌートバーが収められている。
侍ジャパンに欠かせない存在となったヌートバー
日系選手としては初の侍ジャパン入りを果たしたヌートバー。代表初参加ながらその天真爛漫さで、早速チームに溶け込むなど適応力の高さを証明したが、試合では1次ラウンドで4試合連続安打を達成。守っては韓国戦でスーパープレーを披露。闘志あふれるプレーで瞬く間に、ファンの心を掴んでいる。
準々決勝以降もヌートバーの活躍に期待だ。
【侍ジャパン】ヌートバー母・久美子さんもペッパーミルポーズ!東京Dオーロラビジョンに映り、場内大盛り上がり

◆カーネクスト2023 WBC東京プール ▽1次ラウンドB組 オーストラリア―日本(12日・東京ドーム)
侍ジャパンのカージナルス、ラーズ・ヌートバー外野手がチェコ戦に「1番・中堅」で先発出場。3点リードの2回1死三塁、カウント1―1から147キロを捉えて中前へと運び、4点目をたたき出した。
3回表が始まる前、東京ドームのオーロラビジョンには、ペッパーミルポーズをしているヌートバーの母・久美子さんの姿が。これには場内も大盛り上がり。ベンチのヌートバーも笑顔を見せていた。
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