
【蓮の花は泥田の中にこそ咲く】
お釈迦さまをはじめとした仏さまのお姿は、蓮の花の上に座っていたり、立っていたりといった姿としてよく描かれます。
蓮の花はその性質が仏さまの慈悲を表わしているとされる花です。
慈悲とは、人々の苦しみを抜いて安楽な心にしてやりたいという心のことですが、その心と蓮の花にどのような関係があるのでしょうか。
蓮の花は、泥田の中に咲く花です。
東京・上野公園の不忍池などを見るとわかるように、蓮の花が咲くところは、
綺麗に澄んだ清流や湖ではなく、濁った泥水の中です。
泥田の中にありながら、花は泥にはまったく染まらず、美しい花を咲かせます。
【仏の慈悲は、苦あるものにこそ重くかかる】
「仏の慈悲は、苦あるものに偏に重し」といわれます。
これは、綺麗に澄んだ清水に住む人よりも、欲にまみれ怒りや恨みで苦しみ、泥水をすすっている人にこそ、仏さまの慈悲は強くかかっているということです。
岸辺でたわむれている子供たちなら、親は心配せず見守っていることができますが、沖に流されて溺れて苦しんでいる子供は、ほおっておけません。今すぐ、自分も海に飛び込んで、助けに行かねばなりません。
泥水をすすり苦しんでいる人の心にこそ、まことの幸せの花を咲かせてやりたいというのが、仏さまの願いであり、目的です。
このメールを読んでいる方の中には、傷つき、落ち込み、自分に自信をなくしてしまって、途方に暮れている人もあるでしょう。
あるいは、自分の弱さや醜さに気づき自己嫌悪に落ち込んで、消えてしま
いたいと思っている人もいるかもしれません。
厳しい差別に苦しんだ人も
欲や怒りで自分の愚かさに気がつけずにいた人も
純粋すぎたために多くの人を殺してしまった人も
そうした人々に分け隔てなく向き合い、導いていかれたのが、お釈迦さまです。
その仏の心は、今苦しみ悩んでいるあなたにこそ、強くかかっていることを、どうか忘れないでください。
私達はお釈迦様の御心をもとに出来るだけ分かりやすく皆様にお伝えしていきますので何かありましたらご連絡ください。
Apex product 命のメール 担当 吉田より


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さとる (木曜日, 15 12月 2022 10:05)
生きていれば必ずいい事あるよ
人生は暇つぶし
通りすがりの人民 (木曜日, 15 12月 2022 20:43)
うーん そうなんですね
難しい説法は分からないけど
この話はわかったよー