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11月はおかもん札幌に行く 岡本一志

柳さん
おかもんです。
寒くなってきました。

10月末までバタバタしており
かなり忙しかったです。

コロナも落ち着き、
セミナー活動も徐々に増えてきました。

最近では
2年以上続けている毎朝のライブ法話でご縁のあった方が
講座を開催してくださり、メルマガ読者の皆さんにもご案内させていただきたいのですが
まだ、コロナも心配な点と、定員の関係でご案内がなかなかできない状態です。

今月は23日に北海道札幌でセミナーを開催予定です。
読者のCHIEさんが開催してくださいました。

縁ある方とお会いしたいと思います。
5名ほどまだ空きがあるので参加をご希望の方は
下のフォームからお申込みください。

https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSeVC9rqWJ25JtxhGCYVIVRj7Kwwu44sA_noqgtl3BiMzIBmkw/viewform


【人はパンのみによって生きるのではない】

キリスト教の聖書の言葉に、
「人はパンのみによって生きるのではない」
という有名な一説がありますが、

仏教にも同じような教えがあります。

四食(しじき)という四つの食事と言われていますが、

1,段食(だんじき)
2,触食(しょくじき)
3,意思食(いしじき)
4,識食(しきじき)


この4つです。

さて、どんな食事なのか簡単に説明しましょう。

1,段食(だんじき)

これは普通の食事です。ご飯を食べることです。
段は階段の段です。
一口一口、かみしめて大切に食べ物を頂くことですね。

おかもんは、かなり食べるのが早く、
一緒に食事をしても、先に食べ終わることがほとんどなのですが、
作ってくださった方、また、魚や動物の命を頂くことを考えると
バクバク、何も考えず味合わずに食べるのは、申し訳ないなと
この教えを聞いて思いました。

一口一口、階段をのぼるようにくださった方の気持ちを考えて
いただきたいと思いながら、食欲に勝てない今日この頃です。


2,触食(そくじき)

これは、人と人、または動物など他者とのかかわりや触れ合い、つながりのことです。
「人は一人では生きていけない」これはまさしく真理だと思います。

もし、だれとも関わることがなければ、働くことも、努力することも、
考えることも、歌うことも遊ぶことも、まったく意味を感じることは
ないでしょう。

お金があればという人もありますが、
お金があっても誰とのかかわりもなければ、お金を使って楽しむことのできないと思います。

人と関わることは、自分自身の存在を確認することです。

赤ちゃんは、お母さんや周囲の人が微笑みかけたり、自分が笑ったり、泣いたりすることで
周囲の人が反応することで、自我を確立していきます。

大人になっても同じです。
誰かと関わることは、

「自分はここにいるんだ」

ということを確認することでもあるのです。

一人一人の存在が希薄になりがちな現代は
人とのつながりがまた希薄になっていると言えるのかもしれません。

ブッダは、縁起といって
あらゆるものごとはつながりの中に起きている
と説かれました。

孤独を感じることはあっても
孤立している人はありません。


つながり(縁)に目を向けていきましょう。
孤立感から解放されます。


3,意思食(いしじき)

これは何事も、意思(主体性)を持って望みましょう。
意思の力は、それだけで、生きる活力になるということです。

仕事でもなんでも、「やらされている」と思うとすごくストレスですね。


人生には、避けたくても避けることができないことが山ほどあります。
極端にいえば、それは、老いや病や死です。

愛する者との別れ、苦しいこととの出会い
これらも、避けることができないでしょう。

どうせ避けられないことならば、覚悟を決めて、受けてみる。

そして、自らがそれを望んだのだと主体的に取り組んでみることで
たくましく乗り越ええていくことができます。

覚悟(かくご)とは本来、悟りを意味する言葉

人生には苦しみがつきもの、避けることはできない

と悟ったなら、よし、来るなら来い!という覚悟がきまりますね。


4,識食(しきじき)

識は物事をとらえる心の働きです。

仏教では、ものごとをとらえる6つの心の働きを教えています。

・眼識(げんしき)・・眼で見てとらえる。

・耳識(にしき) ・・耳で聞いてとらえる。

・鼻識(びしき) ・・鼻で嗅いでとらえる。

・舌識(ぜっしき)・・味でとらえる。

・身識(しんしき)・・体で触れてとらえる。

・意識(いしき) ・・あれこれ考えをめぐらしてとらえる。


この6つは皆さん日々行っていることですね。

さて、仏教ではこのように体や心で物事をとらえると
それが世界を生み出す力(業力)となって、私たちの本心、
阿頼耶識(あらやしき)に蓄えられるのだと考えます。


見たり聞いたり、感じたり、考えたりするままが
この世界を生み出す力となって取り込んでいるということですね

うーん どんなのを日々取り込んでいるかちょっと
ぞっとします💦汗


さてこの四つですが、ライブ法話で解説しましたので
ぜひ詳しく知りたい方はご覧ください。

人はパンのみによって生きるのではない 四つの食事

https://www.youtube.com/watch?v=kH6hQLRFYMM#t=5m15s

解説は20分ぐらいです。


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この度、心がほっとする仏様の50の話(三笠書房)
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コメント: 1
  • #1

    通りすがりの名無し (月曜日, 14 11月 2022 10:33)

    おかもん 本読みましたよー