独居死20年で1000人超す 阪神・淡路大震災仮設、復興住宅で

阪神・淡路大震災の災害復興住宅で、1人暮らしの入居者が誰にもみとられずに亡くなった「独居死」が、2014年の1年間で40人だったことが9日、分かった。データの残る00年以降では計864人。同年に解消された仮設住宅でも233人が確認されており、この20年間で両住宅での独居死者数は少なくとも1097人に上っている。

兵庫県警の検視結果などを基に、神戸新聞社がまとめた。仮設から復興住宅への転居が進んだ1998、99年は復興住宅での独居死者数のデータがないため、総数はもっと多い可能性が高い。

 独居死は95年3月、尼崎市内の仮設住宅で63歳の男性が病死から2日後に発見されたのが最初。長引く仮設暮らしや失業などが被災者の負担となり、自殺も相次いだ。仮設住宅の解消後は02年の77人が最多。11年にいったん36人まで減ったが、入居者の高齢化に対応した見守り態勢強化が課題となっている。

 昨年1年間に確認された40人(男性27人、女性13人)は42~93歳で平均74・7歳。死因は病死が最多の30人で、自殺が4人、浴槽でおぼれた事故死が2人などだった。神戸市中央区の男性(87)は部屋からの異臭で死亡して約70日後に見つかるなど、発見までに1カ月以上かかった人が2人いた。

 近年は復興住宅に一般の居住者も住んでおり、独居死とされた人の全てが被災者とは限らないとみられる。
神戸新聞NEXT 1月10日(土)8時2分配信 
(井関 徹)

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コメント: 1
  • #1

    はい論破 (火曜日, 13 1月 2015 23:45)

    死んだら終わりやで〜〜。死んだらあかんのや。己の寿命をまっとうせえや。ほな、さいなら。