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かあちゃんどうもありがとう Apex product

  1. 今でもそうだが人付き合いの苦手なオレは、
    会社を辞め一人で仕事を始めた。
    車に工具を積み、出張で電気製品の修理や取付の仕事。...
    当時まだ携帯電話は高価で 俺は仕事の電話をポケベルに転送し、
    留守電を聞いてお客さんに連絡するという方法しか取れなかった。
    生活さえギリギリだった。
    ある日 母親が九州の実家から関東の俺の家まで訪ねてきた。
    遠くから来た親をいたわることもせず、無愛想な俺、
    ホントにバカだ。
    俺を心配し、掃除、洗濯 料理を作り
    山ほど食糧を置いて母は帰郷した。
    バカ息子は見送りもしない。
    仕事から帰宅した俺は母の手紙を見つけた。
    「仕事頑張って下さい、少しですがこれで
    携帯電話でも買って声を聞かせて下さい。」
    手紙にはお金が同封されていた。
    手紙を手に俺は、わあわあ泣いた。 
    カメラやメールなんて出来ない。
    メモリーも50件しか入らない初期の電話。
    でもこの電話にどれだけ助けられただろう。
    俺には最高の宝物。
    母の日に電話を送った。
    ちゃんとお礼をいわなければ。
    「おかあさん どうもありがとう」と。
    -----------------------------------------------------------------------子供はそうまで思いませんが、
    親は子供のことが、いつまでたっても気になります。
    有難い事だとおもいますね。
     

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コメント: 1
  • #1

    カナリア (土曜日, 20 9月 2014 20:34)

    母さんありがとう。へっへっ。言えないよ。でもありがとう。