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【前にも進めないような時も諦めなかった】辰吉丈一郎(元プロボクサー)

【前にも進めないような時も
         諦めなかった】

後ろに下がることもできないという状況は

誰にでも起こることだ。

そんなときはまずできることから

手をつければいいのではないかと思う。

なにもできないということは、

まずありえないはず。

大事なのは、どんな小さなことでもいいから

自分にできることから始めてみることだ。

風向きが変わるのを根気強く待つのも

ひとつの方法。

でも状況によっては逆風であっても

突き進まなければならない時がある。

たとえゆっくりであっても足を前に出せば

確実に前進するはず。

逆風が吹いているとき、

前に出ようとすると、

絶対になにかが変わる。

そこには意志があるからだ。

ボクは自分の力で変えようとする。

絶対に変えるという自信がある。

辰吉丈一郎(元プロボクサー)