殉職警察官ら追悼=踏切で救助の女性も―東京

職務中に亡くなった警察職員と、他人を助けようとして命を落とした民間人の慰霊祭が23日、東京都内で営まれた。遺族や職員ら約250人のほか安倍晋三首相も参列し、冥福を祈った。
 新たに祭られた警察官は、取り締まり中の交通事故や過労による病気で死亡した4人。民間人は、昨年10月にJR横浜線の踏切で倒れていた高齢男性を救助して電車にひかれた横浜市の村田奈津恵さん=当時(40)=と、石川県の海で溺れた小学生を助けようとして亡くなった男性ら3人で、合祀(ごうし)者は計6181人となった。