井岡が判定勝利で世界最速3階級制覇「悲願です」

<プロボクシング:WBA世界フライ級タイトルマッチ12回戦>◇22日◇大阪府立体育会館

【写真】井岡パンツ脱ぎ捨てジャストクリア

 元世界ミニマム級、ライトフライ級2階級王者の挑戦者・井岡一翔(26=井岡)がWBA世界フライ級王者ファン・カルロス・レベコ(31=アルゼンチン)を2-0の判定で破り、デビュー18戦目で世界最速3階級制覇を達成した。

 防衛8回の強豪王者に対し、リーチで勝るアドバンテージを生かした。自分の距離で左ジャブ、ボディーをヒットさせる。時折、相手のハードパンチの打ち終わりに右を合わせる場面もあり、着実にポイントを重ねた。

 元2階級王者の叔父弘樹氏(46)が4度挑んでかなわず、自分が2度目の挑戦でついに3階級制覇を手にした。「まだ信じられない。井岡家の悲願です。よかった、という軽い言葉では表現できません。判定は僅差でも、勝てたんでいいです」と笑顔を見せる。

 フライ級の壁を崩した戦いを「分厚い壁でも、この前やってカギはかかっていないとわかった。今日は自分のボクシングを見せられたと思う。この階級でも十分やれることを見せられたと思います」と振り返っていた。

最終更新:4月22日(水)23時39分

日刊スポーツ

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コメント: 1
  • #1

    クロスカウンター (木曜日, 23 4月 2015 23:03)

    良かったなぁ〜。見ていて汗でたよ。お疲れ様。おめでとうございます。