マック、11月売上高12%減…10か月連続

 日本マクドナルドホールディングスが8日発表した11月売上高(既存店)は前年同月比12・3%減となった。

 昨年11月に比べ、土日、休日が2日多かったにもかかわらず、客数は12・0%減で、苦戦が続いている。

 既存店売上高の前年実績割れは、今年2月以来10か月連続。チキンナゲットなどの仕入れ先だった上海の企業で品質保持期限切れの肉を使った疑いが発覚した7月からは、5か月連続で10%以上のマイナスになっている。

 以前に比べて割安な昼のセットメニューを売り出したり、人気アニメ「妖怪ウォッチ」のカレンダーを販売したりして集客を図ったが、売り上げが本格回復する状況にはなっていない。

 同社は、12月までは前年同月比で15%程度のマイナス幅が続くと見込む。円安の長期化で一段と業績が悪化しかねず、「季節感のある新メニューの投入で品ぞろえを強化し、巻き返したい」(広報)としている。

最終更新:12月8日(月)18時42分

読売新聞

『妖怪ウォッチ』ギネス記録を超える! マックコラボカレンダー、2週間で150万部突破

現在、全国のマクドナルド店舗(一部店舗除く)にて販売中の「マクドナルドオリジナル 妖怪ウォッチカレンダー2015」が、11月7日の発売から2週間で150万部の売り上げを突破した。これは、同社が保持する“1年間で最も売れたカレンダー”のギネス世界記録147万6442部を超える数字であり、店舗でのカレンダー販売が終了次第、ギネスワールドレコーズに世界記録として申請を行う予定だ。

 「マクドナルドオリジナルカレンダー」は、長年に渡りファミリー層を中心に好評を博している人気アイテム。毎年、ハッピーセットに登場するキャラクターの中から、男児・女児共に人気の高いキャラクターが採用される商品だが、今回は現在社会現象級の大ヒットを巻き起こしている『妖怪ウォッチ』とのコラボレーションが初めて実現。11月7日よりマクドナルドメニューとセットで、メニュー価格+400 円(税込)で数量限定販売を行っている。

 同社は、このカレンダーの発売を記念して10月29日より「マクドナルド×妖怪ウォッチ」コラボキャンペーンを展開。「DX 妖怪ウォッチ タイプ零式」や限定グッズが当たるプレゼント企画(実施中)や、都内フラッグシップ店舗の期間限定オープン(11月11日に終了)などを通じて、「マクドナルド×妖怪ウォッチ」コラボならではの魅力を発信。その結果、発売から2週間という短期間で150万部を販売するに至った。

 本キャンペーンでは、“ジバニャン”ら数々の人気妖怪たちの描きおろしイラストが毎月楽しめるカレンダーだけでなく、TVアニメ『妖怪ウォッチ』の第1話も収録されているスペシャルDVDやスケジュールシールも付属する点なども評判を呼んでいる。

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コメント: 1
  • #1

    屍の匂い (日曜日, 21 12月 2014 19:36)

    妖怪ウオッチブームは、凄いパワー持ってましたね。やっぱり子供には勝てないね。