コストゼロで幸せになる方法を教えます

柳さん
四月も後半になりました。
お元気ですか?

ここ最近、かなり忙しく、
メールの配信ができず申し訳ありませんでした。

今日は、コストゼロで幸せになる方法を教えます。

今日お話しするのは、
有名な、無財の七施(むざいのしちせ)
といわれるものです。

無財とは、お金やモノがなくてもということです。
七施とは、七つの施し、親切ということです。

お金やモノを持たない人でもできる
七つの親切があるのだと、お釈迦様は教えられます。

働くとは、「ハタをらくにする」といいます。
喜びと満足を与えることが働くということですね。

ちょっと打算的な、言い方になりますが、
無財の七施を心がけると、経費を全くかけずに、
お客さんの満足度をアップさせることができますから、
実践すれば仕事の業績アップも間違いありません。

今日は、7つの中でも最初の二つ、
眼施(げんせ)と、
和顔悦色施(わげんえっしょくせ)
についてお話ししましょう。

心がけ一つで、実行できるので是非やってみて下さい。

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眼施とは、優しい温かいまなざしで周囲の人々に接することです。
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「目は口よりも物を言う」「目は心の鏡」といわれるように、
人間の目ぐらい、複雑な色合いを写し出すものはありません。

人間の目にたたえられた和やかな光は、人々をなぐさめたり、
励ましたりする力があります。特に、落ち込んでいる人は、
優しいまなざしで見つめられるだけで、とっても元気になるのです。

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やすらぎ色ってどんな色か知っていますか?
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ある詩集に、こんな詩があることを
教えてもらったことがあります。

その詩は、

やすらぎ色があるのなら・・・

という出だしではじまるのですが、
みなさんはやすらぎ色ってどんな色か知っていますか?

セミナーの参加者にたずねると、緑色、水色、桃色と
いろいろな答えが返ってきますが、
実は、やすらぎ色という色はありません。

その詩は

やすらぎ色があるのなら、
そう、それはあなたの瞳の色ですよ

と続きます。

相手の幸せを思う気持ちが、眼に表われると
あなたの瞳の色はやすらぎ色になっているのです。

自分の瞳の色が「やすらぎ色」になっていると
思うとなんだかうれしいですね。

いつもよりも少しだけ丁寧に
相手の事を思いやって、それを眼に表してみましょう。

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「和顔悦色施」とは、優しいほほえみをたたえた笑顔をプレゼントすること
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だれでも、
心からの笑顔で迎えられるとうれしいですよね。

作り笑顔だとなんだか不自然な感じになりますが、
自然な笑顔は、相手の心を一瞬で穏やかにするものです。

では、どうしたら、自然で素直な笑顔ができるのでしょうか?

それは、相手と出会えた喜びがあるかないかなのです。
好きな人と会うときは、誰でも自然に笑顔になりますよね。
会うのがうれしいからです。

同じように、お客さんと会うとき、単に仕事だからではなく、
お客さんは、このお店を気にいってくれて、選んで来てくれたのだ、
と振り返れば、喜びの気持ちも深くなります。

折角、来てくれたんだから、喜んでもらおうという思いを
笑顔で表してみてください。
あなたの気持ちは必ず、相手に届くはずです。

無理して笑顔を作るのではなく、
相手に喜んでもらいたいという思いやりの気持ちを、
笑顔に表して伝えればいいのです。

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優しい眼差し、なごやかな表情は自分の心も穏やかにする
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「周りに合わせて笑顔を作ろう」と思うと疲れてしまいますから、
自分自身にほほ笑みかける気持ちで行うと、自然と楽にできます。

心理学でもよく言われることなのですが、
落ち込んでいるとでも、にこりと笑顔の表情を作ると、
表情につられて、心も前向きに穏やかになるそうです。

疲れている自分、寂しい思いをしている自分に向かって
思いやりの気持ちを込めて、笑顔をつくってみると、
気持ちは和みます。

周りのためにやるのではなく自分のためにやるんだと
思ったら無理なくできるのではないでしょうか。

周りの人も幸せな気持ちになり、何より、
あなた自身に幸せがやってきます。
是非、
仕事でも、プライベートでも実践してみて下さいね。


今回は、実践的な内容をメールでかきましたが、
セミナーでは原理原則から掘り下げて、どのように
考え、行動すれば幸せになれるのかということを
仏教の教えからお話ししてます。

今月は、東京・下北沢と京都で講座を開催します。
是非、お越し下さい。

4月23日 昼 東京・下北沢タウンホール

http://kokucheese.com/event/index/390702/

4月30日 夜 ウイング京都

http://www.kokuchpro.com/event/b7298ca16f77af81a679d49547bce64f/

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発行:岡本一志
目からウロコの東洋哲学
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コメント: 2
  • #1

    (金曜日, 22 4月 2016 09:21)

    働くという事は、はたをらくにする。周りを楽にする為に己は笑って仕事する。人の為にと思えば頑張れる。自分の欲だけでは続けられないのが商いなんだ。そう思います。

  • #2

    (金曜日, 22 4月 2016 09:22)

    やすらぎの色。大切ですね。