さあ、革命を起こしましょう!! 

坂本龍馬には、           
こんな逸話が残っています。
       
          
当時、土佐藩では
長刀が流行していましたが、
龍馬は短刀。
    
      
「なぜ短刀なのか?」
と友人が聞くと、
「実戦では短い刀のほうが
取り回しがよいから」
       
と龍馬は答えました。
     
       
友人はさっそく短刀を差し、
龍馬に会いに行くと、
彼は懐から拳銃を出し、
     
「銃の前には刀なんて役に立たない」
    
と言いました。
    
          
納得した友人は拳銃を買い求め、
再び彼に会ったところ、
龍馬は何と言ったか?
万国公法(国際法)の
洋書を取り出し
         
「これからは
 世界を知らなければならない」
      
龍馬はまず土佐藩藩士をやめ、
自分を縛っていたものから
脱け出しました。
    
     
そして、
日本初の株式会社となる
亀山社中・海援隊を結成し、
貿易をはじめます。
       
「鎖国」という枠の中で
暮らしていた時代に、
龍馬は自由の身になり、
異国の智恵を取り入れたのです。
     
                
龍馬は視野が違った。
      
見えている風景が
圧倒的に違ったのです。
       
だから世の中の流れが見えた。
        
流れが見えた人だけが
革命を起こせます。
         
さて、古い自分を倒すためには
どうするか?
     
それは「出会う」ことです。
         
「こんなふうに
 生きている人がいるのだ」
       
「こんな考えがあるのだ」
        
と、自分の常識を蹴飛ばしてくれる
異邦人と出会うことです。
       
それが自分維新の鍵を
握っています。
     
異邦人は教えてくれます。
        
自分はこんなに狭い
価値観に縛られていたのかと。
       
そこに気づくこと。
       
いつだって、
革命はそこからはじまります。
        
「命」を「革(あらた)にする」
と書いて「革命」です。