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【鬼が逃げる】「渡辺さんは節分でも豆まきをしなくていい」の謎を解明

2月3日は節分ですね。

節分といえば豆まき。最近ではすっかり恵方巻きに押され気味ですが、豆まきをすることで、鬼(邪気)を払い、一年を健康に過ごせるといわれています。

しかし、この豆まきを“する必要がない人”がいるのをご存じでしょうか?

その人こそワタナベさん。ワタナベさんって誰?と思うかもしれませんが、渡辺、渡邊、渡邉、渡部etc……とにかく全てのワタナベさんです。

なぜかというと……。

時は平安時代。京都の大江山を拠点に、悪事を働いていた鬼たちがいました。そのリーダーこそが、鬼界の超ビッグネーム”酒呑童子”。

酒呑童子の乱暴狼藉に業を煮やした帝は、源頼光に鬼討伐の勅命を出します。源頼光は配下である『頼光四天王』を中心に討伐隊を組織し、鬼退治に向かいました。討伐隊はほとんどの鬼を倒しましたが、頼光四天王の一人、渡辺綱と戦っていた茨木童子だけは逃げました。

茨木童子は人間たちにリベンジを果たすべく、後日、渡辺綱を襲撃します。しかし、茨木童子は返り討ちに遭い、腕を切り落とされてしまいます。その後、茨木童子は何とか切り落とされた腕を回収しましたが、渡辺綱の強さは鬼の間で知れ渡り、以降、ワタナベ姓の人間には近づかなくなったという話です。

つまり、ワタナベさんは鬼を払うまでもなく、鬼の方が逃げるということ。実に凄い苗字なんですね。

あっという間に1月も終盤となりました。 この週末は、都内や九州北部でも積雪が予想されています。 東北、北海道の方々は大雪に十分お気を付けください。
さて、来週は節分ですね! 節分の夜に「鬼は外、福は内」と豆をまくのは、 豆を「魔滅(まめ)」と当て字にして 大豆には、わざわいや、病気などの「魔」を滅ぼす(ほろぼす)力が...ある信じられていたことからきているそうです。
この節分の豆まきについて、 「貴船神社が発祥の日である」という面白い説が 貴船神社の公式ホームページに掲載されている、 『貴船の物語』という書に記されています。 (無料で読めます。こちらから貴船神社のホームページへどうぞ) http://kifunejinja.jp/literature.html

朝廷の身分の高い青年が、鬼の大王の娘と恋に落ちて・・・ というドラマチックな話が、転生、五節句の始まり、へと展開していきます。
そんなに長くはない読み物です。 外に出られない雪の時間にぜひご覧ください☆ 

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コメント: 2
  • #1

    栃木のナベ。 (金曜日, 30 1月 2015 21:35)

    ナベちゃんです。お久しぶり。ヘェ〜。俺 節分関係無いんだ。強いんだね。渡辺万歳。

  • #2

    ラッスンゴレライ教えてね。 (土曜日, 31 1月 2015 08:11)

    ちょっと待て、ちょっと待て お兄さん。ラッスンゴレライって、なんですの❓