各会社のトップの
2015年の年頭所感から、
社員に求める「◯◯力」の部分を...
抜粋してきた記事です。
今、必要な力とは
どんなものでしょうか。
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それぞれのトップがあげる
会社が求める“○○力”という言葉。
そこから、今年の経営のトレンドを探ってみたい。
●「現場力」「グループ力」
混沌とした時代を勝ち抜いていくには、
やはり「現場力」が不可欠になる。
丸紅の國分文也社長は、
社員が自分の仕事に対する
オーナーシップ意識を持って欲しいと訴えたうえで
「当社にとって最も重要だと考える現場力の原点も、
このオーナーシップ意識にあると思います」
と語りかける。
三井住友銀行の國部毅頭取も同様に
「現場力を発揮し、
達成感、やりがいを皆で共有する」ことを強調。
同行の強みは、フロント、事務、本部の力に裏打ちされた
チームワークだと述べる。
この日本企業が伝統的に大切にしてきたチームワークは
「グループ力」と言い換えてもいい。
オリックスグループの井上亮CEOは、
自社のビジネスモデルに最も重要な要素と特長をここに求める。
そして
「グループ力の元をたどると社員一人ひとりに行き着く。
一人ひとりが柔軟性を持ち、
臨機応変に対応できる知識を身につけ、
チャレンジ精神を持ち続けることが必要である」
と語った。
●「個の力」を「組織の力」に
グループ力というのは総和であり、
それを形づくるのは「個の力」にほかならない。
住友商事の中村邦晴社長が
「我々の底力を見せるには、まず、
我々自身の『個の力』を存分に発揮すること。
そして、『個の力』を余すところなく、
『組織の力』に繋げていく必要があります」
と話しているとおりだ。
一騎当千の個人のパワーを求めるのは、
明治安田生命である。
根岸秋男社長は
「挑戦意欲あふれた人財の育成・確保をめざす
『人財力革命』」
という表現を使っている。
そうして高めていくのが
「稼ぐ力」ということになるだろう。
経済同友会の長谷川閑史代表幹事の
「経営者は経営のプロフェッショナルとして、
企業の成長と発展に対し責任がある」とし、
今年が継続的経済成長を実現する年だと位置づけている。
後任の代表幹事の小林喜光三菱ケミカルホールディングス社長も
「なによりも、スリムでリーンな企業体質をつくり上げ、
収益力を底上げすることが喫緊の課題である」
とした。
●「失敗力」
ユニークなところでは、
楽天の三木谷浩史会長兼社長が、
新経済連盟代表理事として発表した年頭所感で
「失敗力カンファレンス」という新たな取り組みに触れている。
そこでは
「誰もが何度でも挑戦でき、
そこから未来を切り拓く革新的な価値を生み出していく社会」
の実現を提唱する。
●「目利き力」
豊田通商の加留部淳社長が示した
「目利き力」も目を引く。
燃料電池車など先端技術が製品化される
自動車業界を得意とする同社ならではの発想かもしれない。
いずれにしても、
今後の日本経済の活性化は、
アベノミクスの“第三の矢”、
すなわち成長戦略が具体化しないと本物にはならない。
そして、その切り札が民間の活力である。
このなかから、
いくつかの成功例が登場してくることが望ましい。
そのためにも、
ここで紹介した各社が目指す力が、
全社的な総合力にまで昇華し、
経済の牽引力になっていくことを期待したいものだ。
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あなたはどんな力を身につけたいですか?
お子さんにはどんな力を身につけさせたいですか?
参考記事:2015年版・企業が社員に求める「○○力」って何だ?
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人生を楽しむ無名人 (日曜日, 15 2月 2015 20:56)
人間力が、試される時代。人と、同じ事をやっていてもつまらない。リーマン なんてつまらん。つまらん。