Apex product 【Blog-42】

初春の候、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。日頃は格別のお引き立てをいただき、ありがたく御礼申し上げます。 さて、このたび弊社は創立10周年を迎えるに至りました。 皆様方のご支援、ご厚情による賜物と深く感謝いたしております。
とうとう、10周年を迎えることができました。2013年の3月から数えて、10年が経ったわけです。どんなことでも、毎日10年やり続けられたら、一丁前になれるとある作家の方が言われていました。このことばを、一番信じていたのは、私達だったのかもしれません。大変なようで意外に短い期間のようでしたが、そして、とうとう待ち望んでいた10年に到達しました。これもひとえに皆様のおかげであると感謝をしております。の10年に向けて新しいスタートを切るにあたりどのようなことが必要になってきているかを日々考えてきました。私どもは伝えること、元気になること、頑張りたい人たちのきっかけとなり、力いっぱい背中を押す役割になることができますよう、幅広い視野を持ち常にチャレンジ精神を持って、皆様のご期待にお応えできるよう従業員一同最大限の努力をしてまいります。今後も格別のご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2023年 3月吉日 Apex product 代表 柳伸雄

2023年

8月

01日

2023/05/31 古紙問屋ミヤザキのゴミ収集車事故。安全運転で回収業務を行なって下さいね。私達の願いです。Apex product

JR有楽町駅前 交差点で…“ごみ収集車”がワゴン車に衝突 はずみで近くのトラックにもぶつかる

東京・有楽町駅前の交差点で、ごみ収集車とワゴン車など、車3台がからむ事故があり、1人がけがをした。 31日午前7時50分ごろ、東京・千代田区のJR有楽町駅前の交差点で、右折しようとしたごみ収集車が、直進していた白いワゴン車に衝突した。 そのはずみで、近くに停車していたトラックにもぶつかり、あわせて3台がからむ事故となった。 ワゴン車は、フロント部分が大きく破損し、運転していた男性は病院に搬送されたが、意識はあるという。 警視庁は、右折しようと交差点に入ったごみ収集車の運転手の前方不注意とみて、くわしい原因を調べている。

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2023年

6月

14日

【アレグリア】2023年6月に見に行きます。皆様も是非お見逃しなく。鼠小僧Zero吉。

東京公演

2月8日(水)~6月25日(日)
お台場ビッグトップ

TICKETチケット情報

(税込) SS席 S席 A席・
車イス席
SS席
オリジナル特典付
平日
公演
大人 12,800 10,000 6,800 21,000
学生 11,800 9,000 5,800
子供 8,800 6,500 4,800
土日祝
公演
大人 13,800 11,000 7,800 22,000
学生 12,800 10,000 6,800
子供 9,800 7,500 5,800

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2023年

6月

04日

自転車のロードレースで起きた前代未聞の追悼レース

【自転車のロードレースで起きた前代未聞の追悼レース】
https://yuru2club.com/wp/?p=4719
ツール・ド・フランスに代表される自転車のロードレースでは、
現在ヘルメットの着用が義務付けられています。
このきっかけの一つになったのが、
1995年のツール・ド・フランスで起こった悲劇的な事故でした。
イタリア出身のロードレーサー、ファビオ・カサルテッリは、
1992年にバルセロナオリンピックの自転車個人ロードレースで金メダルを獲得し、
プロのレーサーとして、将来を嘱望されていました。
その後、1993年にプロに転向した彼は、
1995年に自身初となるツール・ド・フランスに出場します。
このころ、まだレース中のヘルメット装着は義務付けられてはおらず、
カサルテッリもまた、ヘルメットをせずに出場していました。
しかし、それが悲劇を生んでしまいます。
それは、7月18日のピレネー山脈の山岳ステージで起こりました。
急勾配の下りカーブで、彼は他の数人の選手とともに落車し、
運悪く道路沿いの縁石で顔と頭を強打。
ヘリコプターで緊急輸送されるも、収容先の病院で死亡が確認されました。
さて、この事故の翌日は、ピレネーで行われるレースの最終日でした。
選手たちは、カサルテッリのために1分間の黙とうを捧げ、自転車を漕ぎ始めました。
そのとき、自転車レースでは、前代未聞の光景が繰り広げられました。
主催者側も観客もあっと驚くことになります。

転車レースといえば、1秒を争う競争です。

にもかかわらず、選手たちはアタックをしかけようとはしませんでした。

カサルテッリが所属していたチームが横一列になって走り、 他の選手たちはそれを追おうともしません。

そして、そのままゴールという異例の展開になったのです。

この結果を受けて主催者側は、全選手が同一タイムでゴールしたとして、 その日のレースを総合成績に加えないことにします。

ただ、そのレース自体の成績は認められ、優勝賞金などは予定通り、 1位になったカサルテッリ所属のチームに支払われることになりました。

そして賞金のすべてはチームによって、カサルテッリの家族に贈られたのです。

チームメイトはもちろん、彼のチームを追わなかった参加選手全員にとって、 このレースはカサルテッリの妻、そして3歳の子どものためのものだったのです。

参考本:ちょっといい話 佐藤光浩(アルファポリス文庫)

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2023年

6月

02日

「どうして息子が」闇バイトの果てに…


「普通に学校に行って、勉強もして、アルバイトもして、友達ともつながって…普通に生活してほしかった」

しかし、その願いはかなわなかった。
大学に入学してわずか2か月、息子は交通事故で死亡した。

一緒に車に乗っていたのは『闇バイト』で集まった窃盗事件のメンバーだった。

おとなしかった息子はなぜ、犯罪に手を染めることになってしまったのか。
父親への取材を通して見えてきたのは、親でも知らない息子の姿だった。

(大津放送局 記者 丸茂寛太)

突然の電話

おととし、2021年5月30日。
昼すぎ、突然、自宅の電話が鳴った。

「息子さんが事故にあって亡くなりました」

電話の相手は警察官だった。

「間違いであってほしい」

そう思いながら、指示された滋賀県内の警察署に妻とともに向かう。
身元確認のために遺体を見せられる。

「違う、息子じゃない」

安心したのもつかの間、もう1人確認するよう求められた。
そこにいたのは、息子だった。
「息子で間違いないと。もうがく然として崩れ落ちたという感じでした」
この日の早朝、当時大学1年生だった息子を含む5人が乗った軽自動車が、滋賀県の新名神高速道路のトンネル内で燃料切れのため停車していた。
現場のトンネル
そこに大型トラックが追突。
軽自動車に乗っていた5人のうち、息子を含む2人が死亡し3人が重軽傷を負っ
息子は、この年の4月に大学に入学して滋賀県で1人暮らしを始めたばかり。

なぜ事故に巻き込まれたのか、どこに行こうとしていたのか。
思い当たることは何もなく、頭の中は混乱していた。

息子の部屋にはSIMカード

その日のうちに、息子が住んでいた部屋に向かった。

そこで目にしたのは、大量のSIMカードや女性用の時計、それにサングラスなど。どれも息子と結び付かないものばかりだった。

息子の部屋にあったSIMカード
不審に思って警察に連絡すると、思いもよらない言葉が返ってきた。

「そのままにしておいてほしい、事件性があるかもしれない」
父親
「いろいろと出てきたものを見ると、何か嫌な感じがしました。(実家を)出て2か月ほどしかたっていないのに、どうしたんだろうな。なんか知らない世界をかいま見ちゃったという気もしました」
事故から2か月後、警察から何度目かの電話があった。

「軽自動車の車内から金庫が見つかった。名古屋市内の住宅で盗まれものだと分かった」

刑事からそう告げられた。
息子もこの窃盗事件に関わっていたという。
車内に残されていた金庫
一緒に車に乗っていた男女3人は窃盗などの罪で逮捕・起訴された。

息子は交通事故の被害者であると同時に、窃盗事件の加害者でもあったのだ。

一方、渡していた生活費はほとんど手付かずのまま残されていた。

“普通の大学生活を送っている”と思っていた息子は、なぜ事件に加担し、そのあげくに死んだのか。

息子は“ニシダ”と呼ばれていた

事故から5か月余りたって裁判が始まった。
真実を知りたいと、妻とともに通った。

事件は『闇バイト』によるものだったと明らかにされていった。
▼息子たち窃盗に関わった5人はSNSなどを通じて知り合い、時間がたつとメッセージが消える通信アプリ「テレグラム」で連絡を取っていた。

▼互いの素性は知らず、テレグラムのアカウントの名の「クイーン」や「キャット」などと呼び合っていた。

▼息子は「ニシダ」と呼ばれていた。偽名だった。

▼5人は大阪で集まってから名古屋で犯行に及び、その帰路に事故に遭った。

▼息子は盗みに入ろうとねらった家のインターホンを押して、住民の不在を確認する役割だった。

▼同乗者に携帯電話のSIMカードを取り上げられ「返してほしければ窓ガラスを割ってこい」と命じられていた。

▼金庫を盗んだ現場から逃走する際、置き去りにされそうになっていた。
さらに、3人の供述などから、息子が名古屋に向かう途中に犯行を嫌がって泣いていたことや、金庫を盗んだ現場で立ちすくんでいたことなどを知った。
同乗者の供述より
「(息子は)名古屋に向かっている道中等でも、ずっともう本当に帰らせてくださいよ等と言って、時には涙を流していました」

「同乗者は、盗みをする時等に(息子に対し)はよ行けや等と言っていました。別の同乗者は(息子)から携帯電話機を取り上げて勝手にラインを送ったりして遊んだりしていました」

「(息子は)まだパニック状態なのか車に乗ろうとせず、家の前に立ち尽くしていました。すると、同乗者があいつもういいやん等と言い出し車を発進させたのです。私は、さすがに放っていくのはやばいやろう(息子が)捕まったら俺らも捕まってしまうやろうと思い、とても焦ったのを覚えています」
父親
「だんだんといろいろ話を聞いて、何とも言えない気持ちでした。利用されてたんだなっていうのはいろいろ後から分かってくるんですけども、やりきれない気持ちでした」
一方で裁判では、肝心の「なぜ息子が加担したのか」は分からなかった。
自分が知る息子の姿とまったく結び付かない『闇バイト』

裁判のあとも答えを探し続けた。

親子関係は良好だったが…

息子は元々、おとなしい性格で幼いころから電車が好きだった。
小学2年生の時の息子
中高一貫の私立に通い、中学時代は生徒会長も務めた。
数学が得意で、高校卒業後は大学の理系の学部に進学。
思春期を迎えても私と2人で旅行に出かけていた。

大学進学で1人暮らしを始めたあとも「その日何を食べたのか」など、LINEでたあいもないやりとりをしていて、関係は良好だった。

大学入学から1か月、5月の大型連休で帰省した息子は金髪になっていた。
大学生になった息子
そのときはあまり気に留めなかった。
「最近の大学生だとそんな人も多いので、人並みの変化かなという気はしましたけど。変わった様子はありませんでした」

息子が金髪になった本当の理由

しかし、その背後で、息子の生活には私の想像を超える変化が起きていた。

事故後、息子が住んでいた部屋には黒地に金色の文字が印刷された名刺が残されていた。

妻が書かれていた番号に電話すると、そこはホストクラブだった。
息子は、大学入学直後から大阪のミナミにあるホストクラブで働き始めていた。髪を染めたのもそのためだった。
当時を知る現役ホスト
「荷物をもって今日から出てきたみたいな形で、第一印象おどおどした感じの子だったなと思います。髪色以外はホストっぽくはなかったです。当時、僕も新人だったので一緒に頑張っていこうみたいな話をしました」
当時、コロナ禍で大学はオンライン授業。
息子はホストの寮から授業に参加していた。

それだけではない。
息子は高校時代から動画投稿を始めていて、ホストへの憧れなどを語っていた。

YouTubeで語る息子
「学校行って思ったことは、自分の会話力があんまり上がっていないなってことです。そういうのをつけるために、ホストになりたいって思いはある」

「人気になりたい。有名になりたい。とにかく登録者を稼ぎたい」

父親
画面の向こう側には、知らなかった息子の姿があった。
「そんな発信しているなんて思ってなかったし、びっくりしました。世の中にはそういうお金が稼げる方法があるんだみたいなことを言っていたので、なんかいろいろ探していたのかなっていう気がしましたけど」
しかし憧れていたはずのホストの世界も、息子は1か月もたたずに辞めていた。

スマホの検索履歴には“闇バイト”

ホストを辞めた直後、息子は“闇バイト”との関わりを持ってしまったとみられる。

事故後に見つけた息子のスマートフォンの検索履歴には、“闇バイト”の文字があった。

さらに、息子が写真を保存していたクラウドには、「テレグラム」のやり取りを記録したスクリーンショットが残っていた。
テレグラムのやり取り
そこからは、自分の名前や口座などの個人情報を送ったり、詐欺の電話をかける「かけ子」の台本のようなものが送られてきたりしていたことがうかがえた。

相手には、念を押すように何度も“働く期間は5月末まで”と送っていた。

相手に送っていたメッセージ
息子は、金庫の盗難以外にも犯罪に加担していたのだろうか。

息子のスマートフォンは警察に提出したが、何のやり取りだったのかはいまも判然としていない。
「信じたくはありませんが、詐欺のかけ子もしていたかもしれません…。割とそういったところ(犯罪)から遠いというか、避けて生きてきたんだろうに、自分の知らない面があったのかなと。なんとも言えないです」
事故前日の2021年5月29日、息子は大阪市内の本屋に向かい、そこで5~6時間待ったあと、ほかの4人と合流して車で犯行現場へと向かった。

翌日の早朝、軽自動車が大型トラックに追突されたとき、息子は座席ではなくトランクに乗せられていた。そして車外へ放り出され死んだ。

なぜ闇バイトに加担したのか、なぜそんな死に方をしなければならなかったのか。

理由は最後まで分からなかった。
息子が死ぬ前日、私は彼を食事に誘っていた。

「明日予定なければランチしますか?」

LINEのメッセージは、今も未読のままだ。

「何の感情もわいてきません」

一緒に車に乗っていたメンバーは息子の死をどう思っているのか。

NHKの取材に対して同乗者の1人から送られてきた手紙からは、闇バイトで集まったメンバーの関係の希薄さがうかがえる。

同乗者からの手紙
「身内でもなければ友達でもありません。本名も年齢も知りませんでしたし、ぼうしを被ってマスクもしていたので、顔も大して分からず、夜に2回しか会ったことのない関係です。そんな赤の他人がトラックに突っ込まれて亡くなったところで、何の感情もわいてきません」
SNSを通じて誰でも簡単に手を染めることができる“闇バイト”。

その手軽さと裏腹にある危険性を忘れないでほしいと、父親は訴える。
「本来であれば、息子と一緒に被害者に頭を下げて、本当に申し訳なかったと謝罪したいと思っていますが、息子が死んでしまいそれもできなくなってしまいました」

「SNSで知らない人から勧誘があったり、それでついていったりして、もう引き返せなくなってしまう。トカゲの尻尾切りみたいな形でどんどん切り捨てられる。甘い言葉にのることなく、一人ひとりがしっかりと善悪の判断をしなければならない」
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2023年

6月

01日

大リーガーが空き缶拾いをしていた時代

【大リーガーが空き缶拾いをしていた時代】
https://yuru2club.com/wp/?p=4781
1880年代の大リーガー、シド・ファーラー選手は、
8年間の実働で生涯打率2割5分3厘、本塁打18本と、
名門チームのファーストをまかされる名選手ではありましたが、
記録に残る存在ではありませんでした。
しかし、彼の娘は、とても歌がうまいと評判でした。
ある試合の後、他の選手たちが帰り支度をしていると、
その娘が1人でロッカーの前にポツンと立っていました。
「パパはどうしたの?」と尋ねる選手たち。
すると彼女は黙って出入り口を指さします。
不思議に思った何人かが外へ出てみると、
シドは観客席で空き缶やビンを黙々と拾っている最中。
何か理由があると思った一人が、シドに聞いてみました。
すると思いがけない答えが返ってきたのです

「娘に歌の才能があるとみんなが言ってくれるから、  音楽学校に行かせようと思うんだ。でも金がなくてね。  それで学費の足しにと空き缶を集めているんだよ」

この話を聞いたチームメイトは、 彼の手伝いをすることにしました。

チームメイトは、娘思いの彼の姿を、 見てみぬふりなど出来なかったのです。

彼女の歌の魅力に気づいていたのはもちろん、 「子ども思いの彼のために何かしてあげよう」という気持もあったのでしょう。

そして、空き缶集めはチームの日課となり、 その結果、シドの娘は無事に音楽学校に入学することができます。

その子の名はジェラルディンといいました。

その後、ジェラルディンは、才能を認められ、 ベルリンでオペラ歌手としてデビューします。

そしてアメリカに凱旋すると、 ニューヨークのメトロポリタン歌劇場でプリマドンナとして活躍。

圧倒的な美声と美貌を武器に、歌手として、 そして14本の映画に出演する女優として、名声を得ることになったのです。

それにしても大リーガーが空き缶拾いをしていた時代。

そしてチームメイトまでがそれを手伝う時代。

今や隔世の感があります。

今、大リーガーは破格のサラリーで、 空き缶拾いをする必要などありません。

だけど、どちらが豊かな時代なのか、 ちょっと答えが出し難い気がするのは、変でしょうか。

参考本:ちょっといい話 発行:アルファポリス文庫 著者:佐藤光浩

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2023年

6月

01日

外傷ある“猫の死骸”相次ぎ見つかる 動物虐待事件か 埼玉

5月30日から31日にかけて、埼玉県ふじみ野市と川越市で外傷のある猫3匹の死骸が相次いで見つかり、警察が動物虐待事件の可能性も含めて調べています。 警察によりますと5月30日午後6時ごろ、ふじみ野市の施設で職員の男性が猫2匹の死骸を発見し、110番通報しました。1匹は施設の前の道路で、もう1匹は施設の地下駐車場の出入り口で死んでいて、2匹とも顔に傷があるということです。 また、5月31日午前9時ごろ、およそ8キロ離れた川越市の住宅の敷地内で首に傷のある猫の死骸が見つかりました。 警察は、今後3匹を解剖して死因を調べるとともに、動物虐待の疑いも含めて調べる方針です。

自分より弱い存在を、凶器を使って襲うところの何に快感を覚えてしまったんでしょう。そうこう社会に言われているうちに、人だって襲えるんだぞとサイコな考えでやはり自分より弱い子供、女性、高齢者から狙う可能性もあります。早く捕まってほしいです。人を殺す前に精神鑑定も受けて、しっかり治療されて欲しいです。まともじゃないことは分かりきってる。世直し桃太郎より

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2023年

6月

01日

記念日にディズニーシーでの素敵な出来事

【記念日にディズニーシーでの素敵な出来事】
https://yuru2club.com/wp/?p=4788
夫婦そろって還暦を迎えた年の春。
私は主人を誘って、ずっと行ってみたかったディズニーリゾートを訪れました。
「ディズニーランドとディズニーシー、どちらがいい?」と聞くと、
「お酒が飲めないところなんだろう?
 行っても楽しめないんじゃないか」
行楽にはお酒がなくては始まらない、というタチの私たち。
「ならば、シーがよさそうね。シーだとお酒が飲めるのよ。
 それに夜景がキレイらしいから、食事をしながらゆっくり過ごしましょうよ。
 還暦のお祝いにディズニー!
 デートみたいで素敵じゃない」
「ふーん」
あまり気乗りしない様子の主人でしたが、
「おまえがそんなに行きたいというのなら」
と付き合ってくれることになりました。
「せっかく行くのだから、ホテルに泊まってゆっくりしよう」
主人からの嬉しい申し出に、ウキウキしながら、
アンバサダーホテルを予約しました。
当日、荷物を置いて身軽になってからパークを散策しようと、
まず、ホテルに向かいました。
エントランスの前では、制服をパリッと着こなしたドアマンの男性が、
にこやかに微笑んでいます。
「こんにちは。ディズニー・アンバサダーホテルへ、
 ようこそお越しくださいました」
さわやかな笑顔での出迎えに、私たちまで頬がゆるみます。
そして、流れるようなしぐさで荷物を受け取り、
「こちらへどうぞ」とフロントまで案内してくれました。
チェックインを済ませ、部屋に荷物を置き、
さあ、今日は一日楽しむわよ!とフロントに向かうと、
先ほどのドアマンが目に入りました。
そうだ。彼におススメのアトラクションやショーを聞いてみよう。
あの青年のセレクトだったら信頼できそうだわ。
思いついた私は、彼に話しかけました。
「私たちディズニーシーは初めてなの。
 どこかおススメの場所やショーはありますか?」
すると、青年はニッコリ微笑み、
「加藤さま、初めてでしたら……」
と私たちの名前を呼んだのです。
もうびっくり。
ディズニーが初めてなのですから、
当然、このホテルに宿泊するのも初めて。
なのに、顔を見ただけで、名前を呼んでくれるなんて……。
驚くなというほうが無理です。

い微笑みを絶やさず、丁寧にアドバイスしてくれる 彼の顔をじっと見てしまいました。

どうやら主人も同じだったようで、 「……といったところがおススメでしょうか。ご参考になれば嬉しいです」

そう言い終えた彼に、 「ありがとう。参考にさせていただくよ」 とお礼を述べた後、間を置かずに、 「ところで、どうして我々の名前を知っているんだい?」 と質問しました。

まさか、そんな返しが来るとは思っていなかったのでしょう。 青年は、あわてた顔をして、 「あ、すみません!先ほどフロントにご案内させていただいたときに、  受付の者が加藤さまのお名前を呼んでいたもので、  つい覚えてしまいまして……。  ご不快に思われたら、大変失礼いたしました」 と頭を下げます。

「いやいや感心したんだよ。  私は仕事で全国のホテルをあちこち宿泊しているけれど、  ホテルのドアマンの方から名前を呼ばれることなど、  ほとんど無かったからね。  毎日、たくさんの宿泊客が泊まるホテルで、  いちいち名前を記憶して呼びかけるって、  なかなかできることじゃないと思いますよ。  そういう努力、  こちらをもてなそうという気持ちが嬉しかった。  ありがとう、和田さん」

「えっ!」

驚いているドアマンの青年に、 主人はいたずらっ子のようにクスリと笑いました。

その瞬間、彼の胸についている名札が、キラッと光ったような気がしました。

やるわね!さすがわが夫。

「じゃあ、行ってきますね、和田さん」

私も彼の名を呼び、 私たち夫婦の還暦記念日をスタートさせたのでした。

出典元:ディズニーシーであった心温まる物語 著:吉田よしか(あさ出版)

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2023年

6月

01日

年間4,000頭もの犬が殺処分…一頭でも多く助けるためにLINE友だち追加でできる無料支援とは?


年間4,000頭もの犬が殺処分…一頭でも多く助けるためにLINE友だち追加でできる無料支援とは?

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みなさんは『犬の殺処分問題』を知っていますか?
 
環境省の調査によると日本では2020年度、年間4,059頭もの犬が殺処分を受けていることがわかりました。
 
私たちがこうして何気なく生活している間にも、毎日約11頭の犬が殺処分により命を落としていることになります。

今なら「LINEの友だち追加をする」だけで、殺処分対象の犬を救う活動をする団体へ10円分の支援金を届けられます。
※費用は本記事を執筆しているgooddoが負担するため無料でご参加いただけます
2023年4月末時点で、7万人を超える方が友だちになってくださっています!

現在も行われている殺処分の現実、そして殺処分をゼロにするための活動とは?

ぜひ記事を読んであなたもLINE友だち登録をして、一頭でも多くの犬の命を救うためにご協力いただけませんか?

安楽死とはほど遠い…『ドリームボックス』による殺処分の現実

身勝手に捨てられた犬の大多数は、全国の動物愛護センターなどに連れて行かれ、『ドリームボックス』と呼ばれる部屋で命を奪われています。とても楽しそうな雰囲気の名前ですが、実際は犬や猫を殺処分するためのガス室(殺処分機)のことです。
 

ボタンひとつで動く壁に押され、狭い通路を通って『ドリームボックス』に追いやられ、室内が徐々に炭酸ガスで満たされ呼吸ができなくなり、最終的に窒息死で命を落とします
 
この『ドリームボックス』には、最期に苦しんだ犬や猫たちの爪あとが残っていると言います。テレビなどのメディアで報道される「安楽死」とはほど遠く、苦しみながら殺されているのが現実です。
 

日本の殺処分ゼロへのチャレンジ!
認定NPO法人によるピースワンコ・ジャパンの活動

このような犬や猫の殺処分を日本全国でゼロにするために活動している「ピースワンコ・ジャパン」というプロジェクトがあります。

ピースワンコ・ジャパンとは、広島県から認証を受けた「認定NPO法人ピースウィンズ・ジャパン」が、2012年から始めた「日本の殺処分問題」の解決などに取り組むプロジェクトの名前です。

認定NPO”とは、都道府県などから活動内容が認められたNPOのことで、日本全国でたったの2%しかありません。また、認定NPOによる、ピースワンコ・ジャパンへ寄付をすると「寄付した人」は税制優遇(税額控除)を受けることができる」のです。

ピースワンコ・ジャパンの始まり
きっかけは殺処分寸前のある1匹の子犬との出会い

ピースワンコ・ジャパンのスタッフが、広島県の動物愛護センターを訪れたときの話です。その日は殺処分が行われる日でした。そんな時、スタッフはドリームボックス前に置かれたケージの中で、震えている1頭の子犬に出会いました。

生後3ヶ月くらいのその子犬は、その日、ガス室が満杯となり殺処分が延期されたところでした。まさに命を奪われる寸前だったのです。

スタッフはこの子犬を引き取ることを決め、ガス室から生還した彼に夢と希望を託す意味を込めて「夢之丞(ゆめのすけ)」と名付けました。この「夢之丞」は、のちに災害救助犬として活躍することになります。

殺処分寸前の「夢之丞」の状態

スタッフが「夢之丞」を抱き上げたときに、震えながらおしっこを漏らしてしまったと言います。犬はとても賢い動物です。きっと自分の死を覚悟したんでしょう

『次は僕の番だ』と。

生まれて間もない子犬が、冷たいケージと殺風景な景色の中で抱いた「死を待つ恐怖」は想像もつきません。そこには安楽死という言葉では到底ごまかせない不安と絶望がありました

ピースワンコ・ジャパンは「殺処分機をもう二度と稼働させてはいけない」という信念のもと始まったのです。

災害救助犬として活躍する「夢之丞」

最初は人に怯えて、懐くこともありませんでした。しかし、周りの人々の温かい想いに触れ、徐々に心を開くようになり、信頼関係を築くようになったと言います。

やがて、災害救助犬候補として訓練を受けるようになり、トレーナーと一緒に日々の厳しい救助訓練をこなし、「夢之丞」は強くたくましく育っていきました。

2014年8月の広島土砂災害でレスキューチームとして出動した時には、行方不明者1名を発見することができたのです!国内だけではなく、フィリピンやネパール、台湾、また2016年4月の熊本地震にも出動して活躍しています!

もう、人に怯えて震える子犬の面影はありません。「夢之丞」は多くの人々の支援を得て、多くの命を救う災害救助犬へと立派に成長したのです!

この物語は24時間テレビでも取り上げられ、ピースワンコ・ジャパンの活動内容が日本全国に紹介されました。

ピースワンコ・ジャパンの活動内容とは?

ピースワンコ・ジャパンでは、「夢之丞」のような殺処分前の犬を引き取り、獣医師による診断やワクチン接種などの健康管理、ドッグトレーナーによるしつけを行っています。

ピースワンコの活動は動画サイトやSNSなどでも広まり、2023年4月末までに、3,700頭以上の犬を里親さんへ譲渡、または元の飼い主さんへ返還してきました。

殺処分数が全国ワースト1位の広島県で殺処分ゼロを実現!

2016年4月、ピースワンコ・ジャパンは広島県で殺処分対象となった犬の全頭引き取りを始めました。

これは日本中でも前例のないチャレンジで多くの困難にも直面しましたが、懸命な努力の結果、犬猫の殺処分数がワースト1位だった広島県「殺処分ゼロ」を実現することができたのです!

今も維持しており、さらに今後、これを全国に広げ、日本の犬猫の殺処分をゼロにするという目標を掲げています。簡単な目標ではありませんが、広島県での経験を元に、同様の成果を上げてくれるでしょう。

たった10秒!gooddoのLINEを友だち追加して無料でできる支援に参加しよう!

日常生活で「殺処分」とは、直接関係の無いところで生きている私たちにとって、身近に感じられない問題だと思いますが、現実で起きているのです。

犬や猫は飼い主を選ぶことはできません。生まれたところが違っただけで、生後間もなく「殺処分」により命を落としてしまう犬や猫がいるのです。

そんな犬・猫の「殺処分をゼロにする」ために活動をしているのがピースワンコ・ジャパンです。このような活動を支えるために、現在3万7千人以上の人々が、1日約30円で始められる『ワンだふるサポーター』として支援に参加しています。

★たったの10秒!無料でできる支援に参加しよう!

今なら、gooddoのLINEに友だち追加するだけで、10円の支援金をピースワンコ・ジャパンさんに届けることができます。

▼支援の流れ

  1. 『gooddo』のLINEを友だち追加する

  2. 『gooddo』から「ピースワンコ・ジャパン」へ、10円の支援金をお届け!

  3. LINEで送られてくるアンケートに回答(所要時間10秒)

  4. 『gooddo』から「ピースワンコ・ジャパン」へ、さらに10円の支援金をお届け!

つまり、LINE友だちになったうえでアンケートまでご回答いただけると20円のご支援金をお届けすることができます。

支援にかかる費用は、サポーター企業であるgooddo(※)が負担するため、あなたには一切費用はかからず個人情報なども必要ありません!
※gooddo株式会社は、株式会社セプテーニ・ホールディングス(東京証券取引所 スタンダード市場)のグループ会社

2023年1月末時点で、なんと160万人を超える方が参加してくださり、一千万円以上の支援金をピースワンコ・ジャパンさんにお届けできています! 

ここまで関心を持って読んでいただき、ありがとうございました。
 
「殺処分される犬を助けたい!」
「1匹でも多くの命を救いたい」
「日本の殺処分を無くしたい」
 
このように少しでも思った方は、「殺処分をゼロ」を実現するために、LINEで友達追加して支援に参加してみませんか?
 
あなたの約10秒で救われる命があります。

★実際に無料支援に参加した人のメッセージ

図書館で保健所で死を待つ動物の写真集を見ました、とても悲しい目をしていました、
お金の支援を沢山できることが出来ませんが、10円なら私でもお役に立てられるかなと思いました。
動物が好きだから
こんな姿は見たくない
でも自分ではなにもしてあげられない
10円でできることがあるならしてみたい
私も犬を飼っています。学生なので直接お金を送ったりという大きなことができません。
そんな時にこの活動を知りました。自分の行動が少しでも寄付につながるのならばと協力をさせていただきました。
生まれてきた命を大切にしたい。
人間じゃないから、人間の都合で殺処分されるなんて、耐えられない。
皆、幸せな一生を送れますように。
たくさんの、いぬ、ねこ、のらちゃんが、いると、おもいます。いっぴきでも、たすかる、いのち、必死でいきようと、しています。
何もできないけど、10円のきふできればと、おもって、さんかしました。
1匹でも多くの犬を助けたいと思います。たかが10円、されど10円。
ピースワンコ・ジャパンさんの活動がもっと沢山の人に知ってもらえますように。

 

情報提供:特定非営利活動法人ピースウィンズ ・ジャパン
※LINE友だちに追加いただくと、gooddoよりご支援のお礼や、その他の無料支援のご案内、様々な団体の活動内容に関して定期的にご報告をさせて頂きます。
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2023年

6月

01日

「人間のエゴで博打の駒にして...都合良すぎ」 スキルヴィング急死、競馬ファンに元騎手激怒「偽善者大嫌い」

「人間のエゴで博打の駒にして...都合良すぎ」 スキルヴィング急死、競馬ファンに元騎手激怒「偽善者大嫌い」© J-CASTニュース

2023年5月28日の日本ダービーで、2番人気のスキルヴィングが17着でゴール入線後に倒れ、その後急死したことをめぐり、元騎手で競馬予想家の瀧川寿希也さんが展開した持論が物議を醸している。

瀧川さんは同日のツイッターで、スキルヴィングの死を惜しむ競馬ファンに向け、「なんでお前ら金掛ける対象にして人間のエゴで博打の駒にして死んだら悲しんでんの じゃあレースに出すの辞めさせろよ」などと怒りを露わにした。

「競走馬に産まれた段階で可哀想なんだよ」

瀧川さんは1995年生まれの元騎手だ。2019年8月に引退し、現在はSNSやYouTubeで競馬評論家として活動している。ツイッターのフォロワーは10万人超を抱える。

瀧川さんは28日のツイッターで、「スキルヴィングで悲しんでる奴への怒りがあるよ なんでお前ら金掛ける対象にして 人間のエゴで娯楽の博打の駒にして死んだら悲しんでんの?」などと切り出した。

さらに、人気ギャンブル漫画のエピソードを引き合いに、

(以下引用)

「カイジに出てくる鉄の橋渡らせといて落ちてから悲しむとか 都合良すぎ......被害者ヅラしすぎ 虫酸が走る......頭痛い サイコパスかよ......」

(以上引用)

と怒りを爆発させた。この投稿は30日10時までに削除されている。

元となった投稿にリプライする形で、競走馬についての持論をつづった。

(以下引用)

「競走馬に産まれた段階で可哀想なんだよ もっと可哀想な馬はたくさんいるんだよ 勝てない牡馬なんてすぐ動物の餌(肉) 乗馬クラブに行けばご飯全然もらえず お客さんを危ない目にあわせない為にガリガリにして 余生を幸せに暮らせるのは出世した馬だけ そーゆー現実を理解してほしい」

(以上引用)

「都合良すぎだろ悲しんでる奴ら」

その後、元騎手である瀧川さんこそ、今回の悲しみを理解できるはずではないかとする指摘が寄せられると、

(以下引用)

「悲しさより悲しんでる奴への怒りがあるよ なんでお前ら金掛ける対象にして人間のエゴで博打の駒にして死んだら悲しんでんの じゃあレースに出すの辞めさせろよ 牛は食べて魚釣り上げて喜んでるんだろ 都合良すぎだろ悲しんでる奴ら 悲しんでる奴らが1番ウザイ」

(以上引用)

と競馬ファンを猛烈に批判した。

「最後に本当に心から悲しむ人は 是非1円でも募金してあげてください そのような心が腐っていない人にしか 悲しむ権利なんてないと思ってます 自分がスキルヴィングだったら 悲しんでる奴を考えたらぶちギレます」として、引退馬協会への寄付を呼びかけた。

瀧川さんは「今回僕はダービーで的中した金額の半分を引退馬協会に寄付させていただきます」とも伝えていた。

「可哀想とか言って死にかけの馬の動画Twitterにあげて...」

瀧川さんは翌29日にも、この件について持論を展開している。

故障時の様子を捉えた動画がSNSで拡散されていることには、「馬だからって舐めすぎ 人間と同じ感性持ってあげろよって感じ そんなやつが悲しんでるのが怖いんよ」と指摘。続けて、

(以下引用)

「可哀想とか言って死にかけの馬の動画Twitterにあげて...... 人が車に跳ねられてもがき苦しんでる所動画で撮影してSNSに普通あげないだろ」

(以上引用)

と怒りをあらわにした。

「偽善者大嫌いなんでね」とも伝えた瀧川さん。このような持論を繰り返し伝える理由については、騎手時代の事故を仄めかす投稿もている。騎乗した馬がレース中に故障し、予後不良になったことがあったとして、

(以下引用)

「そこで悲しむのは偽善者 ごめんなさい......ごめんなさい......永遠に謝罪しかない......今でも申し訳ない、早く止めてあげられたらと思う......」

(以上引用)

と回顧。そのうえで、

(以下引用)

「騎手やってる以上故障は自分が殺したのも同じ 殺した本人が悲しんでたら相手の遺族に殴られるよな...... 命掛けて走ってる対象を人間の娯楽にして遊んでるんだから 死んだ馬からしたら競馬買ってる人全員殺してやりたい気持ちになるよな」

(以上引用)

としていた。

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2023年

5月

30日

年金月6万円・75歳のおひとり様「もう、働けません。」貯蓄ゼロの悲惨…家族は金持ちでも「生活保護」は認められるか?

年金も生活保護もお金の話なので生きていく上では重要な制度ではあるけど、法律も違えばその背景にある考え方も違うので、そもそも両方をごっちゃにして記事にするのはいいのか?と思います。
国民年金だけだと老後が不安…というのは昔から言われ続けていることです。年金受給額がいくらになろうがそれは自分が若い頃から積み上げてきたこと、疎(おろそ)かにしてきたことの結果だから、誰の責任でもありません。少なければ補填のため働くしかないですし、働けなくなったら誰かに頼るしかありません。
「困ったら生活保護がある」と考える人もいますが、現実はそう甘くはありません。申請すれば必ず通るわけではありませんし、通ったとしても受給額はその方が置かれた状況によって全然違います。
私は、生活保護は本当に困った時の最後の砦として心の片隅に置いています。一生懸命がんばっていても、人生なにが起きるか分かりませんから。世直し桃太郎より

最低生活費を下回る低年金の高齢者…身内を頼ることもできず

生活保護申請に二の足を踏む理由…「資産売却」「家族への調査」

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2023年

5月

29日

日本で開発された世界初のオフィス製紙機が韓国上陸へ=ネット「画期的な未来技術だ」

2023年5月25日、韓国・朝鮮ビズは「日本のセイコーエプソンが世界に先駆け開発した乾式オフィス製紙機『PaperLab』が来年、韓国でも発売される」と伝えた。

 


記事は「PaperLab」を「廃紙が魔法のように白い紙に生まれ変わる」「セイコーエプソン独自の技術で開発した新概念のアップサイクルシステム」として、機能を詳しく紹介している。価格は1台2500万円と高額だが、機密文書を外部に持ち出さず、内部ですぐに廃棄できることから、政府機関や金融機関など保安維持が重要な場所での活用度が高いとしている。2016年に日本で発売後、日本と欧州の銀行や保険会社、建設会社、公共機関などに導入されてきたという。

 


セイコーエプソンの小川恭範社長は、「PaperLabは現在、大量生産できる水準ではなく、韓国市場の需要が高い状況でもないため、他の国でまずテストをしたうえで、改善された製品を発売するために時間を置いた」と話している。

韓国で発売になる製品は、より小さく、機能をアップグレードしたものになるという。既存の製品はシュレッダーとプリンターの一体型だが、これを別々にすることで小型化し、保安性を上げる戦略だという。

 


この記事に、韓国のネットユーザーからは「画期的だね」「アメージングな技術だな」「正直に言って、すごい」「こういうエコ製品を開発する国は拍手を贈られるべき」「記事を見て驚いた。信じられないほど環境に配慮した未来の技術だ。韓国も見習って国家的に投資してこういうことに力を入れるべきだ」「エコ政策、消滅可能都市対策、少子化対策などは、韓国が日本から学ぶべきところが多い」「日本が常識をぶち壊すものすごい能力を持っているのは確かだ」「こういう物を国が奨励すべきだ」「日本は先進国。韓国はまだ開発途上だな」など、日本を称賛するコメントが殺到している。(翻訳・編集/麻江)

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2023年

5月

29日

世界ペンギン・カワウソの日 in サンシャイン水族館2023

「世界ペンギンの日(4月25日)と「世界カワウソの日(5月31日)」に合わせて、ペンギンやカワウソについて学べるイベントを開催します!

詳細情報

開催期間 2023/04/07(金)~2023/05/31(水)
開催時間 ※水族館の営業時間に準じます。
※開催期間が異なりますのでご注意ください。
※2023年4月29日(土)~5月7日(日)は、イベント休止期間となります。
世界ペンギンの日編:2023年4月7日(金)~4月28日(金)
世界カワウソの日編:2023年5月8日(月)~5月31日(水)
開催場所 サンシャイン水族館 
本館
料金 無料
※別途水族館の入場料が必要です。
※一部有料

サンシャイン水族館では、4月25日の「世界ペンギンの日」と5月31日の「世界カワウソの日」に合わせて、ペンギンとカワウソそれぞれにフィーチャーしたイベント『世界ペンギン・カワウソの日 in サンシャイン水族館2023』を開催します。
ペンギン・カワウソの魅力を発信するとともに、生態や生き物を取り巻く環境問題・社会問題に目を向けるきっかけとなるイベントとなっています。
世界ペンギンの日編(会期:2023年4月7日(金)~4月28日(金))と世界カワウソの日編(会期:2023年5月8日(月)~5月31日(水))で会期が異なります。

~イベント概要~

☆緊急企画!カワウソオンライントークショー☆

コツメカワウソを飼育展示している、「四国水族館」「アクア・トト ぎふ」とコラボし、カワウソに関するオンライントークイベントをYouTubeにて実施します。カワウソと日々向き合っている飼育スタッフだからこそお伝えできるカワウソ本来の魅力を、ぜひ感じてください。

日時:5月29日(月)19:00~

ご視聴はコチラから

 

☆解説コーナー☆

ペンギンやカワウソの生態や特徴などを解説したパネルを展示します。ペンギンやカワウソを取り巻く環境問題などを学べる内容となっています。

[展示期間]
ペンギン解説 2023年4月7日(金)~28日(金) ※終了しました。
カワウソ解説 2023年5月8日(月)~31日(水)
 

☆ShoeZオリジナルエコグッズ販売☆

イベント期間中の土日には、ShoeZ(※)によるグッズも販売。
売上金はShoeZを通して、ペンギン、カワウソそれぞれの保護活動をしている団体に寄付されます。

[日 程]
2023年4月8日(土)、9日(日)、15日(土)、16日(日)、22日(土)、23日(日) ※4月分終了しました。
2023年5月13日(土)、14日(日)、20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)

[時間]
各日10:00~17:00

[場 所]
水族館出口付近

※別途水族館入場料が必要です。
※商品がなくなり次第終了します。
[協力]ShoeZ
(※)ShoeZとは…2014年に有志で結成、各地の動物園・水族館の協力を得てプログラムの企画・運営を行うなど、動物と自然環境の大切なつながりを知り、守るための活動をしている団体。

 

☆いきものキャンパス☆

水族館開館前の特別な時間に、ShoeZ協力のもと、飼育スタッフによるペンギン・カワウソの特徴や生き物たちが直面している問題などの解説を聞くことができる「いきものキャンパス」を実施します。イベントの最後には、これらの内容をもとにしたクイズ大会をお楽しみいただけます。

[日程]
ペンギン編:2023年4月15日(土)、22日(土) ※ペンギン編は終了しました。
カワウソ編:2023年5月20日(土)、21日(日)

[時間]
8:30~9:20 (入場時間8:00~8:15)
※イベント終了後はそのまま水族館をお楽しみいただけます。(水族館内は9:30よりご覧いただけます。)

[人数]
各日先着20名限定

[参加料金]
3,700円(年間パスポートをお持ちの方:2,000円)

[チケット]
カワウソ編入場チケット(5/8(月)12:00より販売開始)
年間パスポートをお持ちのお客様はコチラ
年間パスポートをお持ちでないお客様はコチラ


※年齢区分はございません。一律料金となります。
※各日WEB事前予約制となっております。当日券・現地窓口での販売はございません。
※ペンギン編、カワウソ編はそれぞれ2日間開催となります。イベント内容はそれぞれ同一です。人数限定イベントのため、重複でのお申し込みはご遠慮ください。

[協力]ShoeZ
※本イベントへの参加料の一部は、ShoeZを通してペンギン、カワウソそれぞれの保護活動をしている団体に寄付されます。

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2023年

5月

25日

「死ぬ前にちょっと良いことしたいなって」16歳で極道入り、恐喝で捕まったことも…元ヤクザの組長(54)が「みんなから愛される実業家」に変身できたワケ 『西成で生きる』 #1 花田 庚彦

 16歳で極道入りし、恐喝で刑務所に入ったことも……かつて極道の世界で、組長にまでのし上がった“ハシケン”さんこと肥村健二さん。彼が西成の街で、多くの住民から慕われる実業家として再スタートできた理由とは?

 西成で暮らす人々をインタビューした、フリーライター・花田庚彦氏の新刊『西成で生きる この街に生きる14人の素顔』より一部抜粋してお届けする。(全2回の1回目/後編を読む)

西成の実業家・“ハシケン”さんこと肥村健二氏さんが運営する立ち飲み屋「けんちゃん」。彼がヤクザから更生できた理由とは? ©花田庚彦

 この項で取り上げるのは、元ヤクザの組長という経歴がありながらも、更生を果たし、現在は西成で介護事業を始め、不動産や立ち呑み屋などを経営する“ハシケン”さんこと肥村健二氏だ。

 西成で“ハシケン”さんの名前を知らない人間はいないと言っても過言ではない。それは悪名としてではなく、西成の住人に好かれているのだ。

組長から介護事業者へ

――最後に懲役を終えて出て来たのは何年ですか?

「平成25年に出てきたのかな。パクられたのが平成22年」

――罪名はなんですか?

「恐喝です。組からは形式上破門という形で。そこでうちのオヤジ、つまり親分ですね。その人からもう一度戻ってこいという話をしていただいたんですが、オヤジがついて行った先が個人的にあんまり好きじゃなかったんで。そんならもうカタギになると断言しました。オヤジとはこれまで通り付き合いはさせてもらうということで」

――苗字が変わっているのは、親分の養子になったからですか?

「そうです、養子ですね」

――じゃあ時代が違えばそこの組の跡目だったんですね。

「いや、そういう気持ちは全然無いですよ。それはオヤジにも言っています。オヤジがどこの組に行こうが、それは無理やと。やっぱり、いま介護事業やってますんで。ヘルパーとかお年寄りとか、障がいがある方とかの就労支援をしているんですよね、その子らが僕を頼ってきてくれてますんで。その方たちを裏切って今更元に戻れないですよね」

――役所と絡んでいるわけですからね。もう何年くらい西成にいらっしゃるんですか?

「僕はね、刑務所から出てきてすぐ西成に来ました。元々は堺なんですがね。ヤクザとしての事務所が堺でしたから」

 意外と知られていないが堺もヤクザの激戦区であり、多くの組が事務所を構えている。その気性の荒さは、だんじり祭りで有名な岸和田などが隣接している泉州という地域で分かるであろう。 

――西成で介護の事業もですけど、立ち呑み屋を開業されたじゃないですか。それはどういった目的ですか?

「僕自体がね、若い子がご飯食べれてなんとかやっていけたらいいかなと。あと、僕の名前を入れてますんで、ハシケンさんが、あっここでやっているんだなと分かってくれればいいかなと」

 ハシケンさんは西成の三角公園の前で「たまりば けんちゃん」という名前の立ち呑み屋をやっている。筆者も何回も立ち寄っているが、いつも満席で客のほとんどは西成の住人だ。

 ハシケンさんも、たまに店に顔を出すが、そこでのお客さんとの会話を聞いていると、ハシケンさんがいかに街の人間に慕われているかが分かる。

――若い子を食わせるというのは任侠道の世界ですね。そこは抜けないですか。

「まあ、ここが一応みんなの学校みたいなもんなんで。ここから独り立ちして自分でご飯食べれるようになっていくことができるようにすることも、僕らの役目だと思っています。それで立ち呑み屋を作ったんですわ。

 元々は不動産なんですよ。このちょうど裏に“クローバー”いうのがあるんですけど、そこの会社を一番最初に立ち上げたんですよ。不動産やりながら介護もちょっとかじろうかっていうのがスタートなんですね。この店は、まあ他の者に任せてね。出資は僕ですが。ここの裏っていうかだいぶ先ですね。病院あるでしょ。あの3軒隣ですね。生活保護者、年金で困った方々や生活弱者の方の部屋を紹介するということで」

「死ぬ前にちょっと良いことしたいなって」

 これはハシケンさんの本心なのだろうか。意地の悪い質問をストレートにいくつかぶつけた。ここで取材が打ち切られてもいい、という覚悟である。

――ぶっちゃけ行政とやれば手堅いから始められたんですか?

「正直それもあるけど。でもね、部屋を段取りする障がい者が多くなってきたんで。この人らを助けたいなと。僕もヤクザやって良いことしてきてなかったんで、死ぬ前にちょっと良いことしたいなって」

――その転機はなんだったんでしょうか? いきなりですか。例えば子供が生まれたとか。

「いえいえ、全然。ここの会社に、おじいちゃんとか精神を病んだ方とか、色々頼って来られたんでね。それならちょっとでも良いことしてあげたい、助けたいなと思ったんですね。最初は本当にお手伝いしていただけなんですが、そこの社長がハシケンさんなら自分でできるから、ということで融資をしていただいて、それでここを立ち上げたんですね、それがきっかけです」

――正直、私なんかは人を助けようという気持ちが生まれないので、ハシケンさんは弱きを助け強きをくじく任侠道の世界を実践してきたからなのかと思うのですが……。この介護事業やられて何年ですか?

「2年と4ヶ月ですね。不動産をやっている会社は4年やね。いや、今年の8月で5年ですね」

――なんでそんな良い人になっちゃったんですか? 過去取材した人はみんなこれから介護がおいしいと言っていた人は何人もいたのですが。

「国からこの事業者は何人でナンボっていうのが決められているんですよ。正直事業は赤字です。毎月赤字です。僕の財布から毎月50万出ています。始めた時は100万出ていました」

ハシケンさんの過去

――ヤクザは何年やられていたんですか?

「16からです」

――今おいくつですか?

「54です」

――16からやっていてカタギになることに抵抗はなかったんですか?

「いやもう、ヤクザやっている時、僕は一生この道で行こう、と決めていたんですね。破門されてうちのオヤジが、たまたま僕のソリの合わないところに行ったんですね。ヤクザとしてどうかな、と思う人の下でヤクザやれんでしょ。これは無理や、ということで自分の気持ちに蓋をしたんですね」

――懲役は2回ですか? 僕は今ライターしているんですけど、絶対いい人ではないんですよ。ハシケンさんはよくそういう心境になられましたね。

「元々からやね、自分で言うのもあれやけど極道背負っていても、自分より立場の弱い人間はいじめてきてないんですよ。全て助けてやる。大阪でハシケン言うて、ああハシケンさんね。あの人ね、と言うてくれる」

 実際にハシケンさんの名前は売れていた。大阪でヤクザの看板を背負っていれば、その名前を聞いたことのない人はいないであろう。そのくらい現役当時は暴れていたのだ。

――ヤクザはカタギに好かれて同業に嫌われてナンボですもんね。

「僕はね、頼ってくるもんは面倒見てやると。それは仕方ない。よその道で飯食えるように頑張りやと。

 でも嫌なもんは嫌やからね。親分に、おいハシケンこうやないか言われても、自分ができないもんは、どつかれても蹴られても、オヤジそれはできまへんと。そこを曲げてまでヤクザやろうとは思わんかったからね」

――最盛期には若い人間は何人くらいいたんですか?

「元々はね、山口組系の橋本興業と言う事務所だったんです。そん時15人いました。先代が亡くなられて2代目になったんですが、その2代目とワシが合わんと。俺は俺で勝手にするぞと、破門するなりなんなり、どないでもせえ。言うて、若い衆連れて離れたんですよ。その時、今のオヤジがワシを養子縁組に。元々山口組系の若頭だったんですよ」

――平成25年にカタギになれば、暴力団排除条例にも触れないですもんね。

「今はまだ府警本部と掛け合っているんやけど、ちょっと待てと言われますね。会社の役員なんかはまだアカンと。僕んとこは介護事業やからね、僕が役員に入るとここを閉めなあかんことになるんで、いまは息子が代表者なんですよ。

 ここの立ち呑み屋のお店も僕が大事にしていた若い子がやっています。売り上げの吸い上げは一切していません。ここの売上の何割かもってこいということはね。昔はしましたよ、ヤクザだからしゃあないでしょ。シノギかけたら“お前、こうせい、こんだけ持って来い”いうのはね。今はカタギになりましたんでね」

 吸い上げとは、ヤクザ用語で“カスリ”ということである。儲けた金を運べ、という意味だ。それを一切していない、とハシケンさんは語る。

今はヤクザとは一線を引いている

――ヤクザの考え方が根付いていたわけじゃないですか。よく変わりましたね。

「これは僕の周りに今いて頂いている社長連中、オーナーさん、いろんな方がおられるんで。僕自体が変わらんと、そこのパイプがダメになってしまいますから。いま、あいさつ程度のヤクザとの付き合いはいくつかさせてもらっていますが、それ以上の深い付き合いいうのはしていません」

――組織ではなく、人との付き合いですからいいと思うんですが、確かに府警本部から見ればあいつは密接交際じゃないかということは言われますよね。

「そういう場面にはもう出て行かれへんぞ、それは無理やぞ、ということは言ってます。それはどなたさんにもビシッと線引いているつもりです」

――それが出来ていれば問題はありませんよね。

「実際ヤクザで現役の方もいっぱいいますから。この裏にもありますからね。ひとつ付き合いすれば、あっちもこっちも、となりますから。だからそこは丁重にすんまへんと。ここにいる人らは僕が現役やった時も知ってくれていますからね。あんま変なことで突っつかれることありませんし、いま介護事業もやっていますから、僕も変なことで出て行きませんから。あと人夫出しも、一応やっています」

「僕は1円も抜いてない」

――人夫出しはあいりんセンターの近くでですか?

「ちょっと違いますね。うちはセンターのとこに立たせてるんでなしに、僕の周りにはほんまいろんな人がいるんで、その中でこの子は仕事できるな、と思う人間だけを面接させてどっか連れてったれ、ということでやっています。

 僕は1円も抜いてないし、紹介料も貰っていませんよ。後のトラブルも大変ですからね、紹介ですよ。余計なことしてもしょうがないしね」

――ここの作業場の営業時間は何時ですか?

「朝の9時から3時まで」

――ハシケンさんは9時から来るんですか?

「いやもっと早いです、8時前には来てますよ」

――ヤクザやっている時とは昼夜逆転ですね。元々率先して自分がやるタイプですか。抗争の時にも自分で行くタイプですか?

「若いもんにあれやれ、これやれ、言うより自分で行くタイプですね。掛け合いみたいなもんは、思うようなもんが出てこなかったら自分で行って掛け合いした方がね」

――それはそうですよね。同じ10万でも、頭下げて貰うより自分で威張って取って来た方が価値ありますもんね。

花田庚彦 西成で生きる この街に生きる14人の素顔

「人が最後に流れ着く街」と称されることが多い西成。
西成とは大阪市西成区の北部にある萩之茶屋、太子、山王、天下茶屋北、花園北を中心とした小さい地域のことを指し、本書ではそのなかで生きる代表的な人たちを取り上げている。
この地域には行政が把握しているだけで2万5000人という人間がいまも生活をしており、その中の多くが簡易宿舎である“ドヤ”や生活保護受給者専用の福祉アパートに居住しているという特徴のある街である。住民登録していない人間も数多いので、実際の人口は行政も把握できてはいない。
それらの人たちを陰で支えているのが本書に登場する14人であり、その人たちの素顔と本音をそれぞれ取り上げている。
(はじめにより)

著者について

花田庚彦(はなだ・としひこ)

東京都生まれ。週刊誌記者を経て、フリーライターに。独自のルートを活かし、事件や違法薬物などアンダーグラウンドの現場を精力的に取材。現在は実話誌やwebメディアに記事を寄稿している。三代目山口組組長代行補佐・一和会理事長、加茂田重政『烈侠』(彩図社刊)では聞き手を務める。

「覚醒剤以外の楽しみもあると伝えたい」かつて“シャブ極道”として名を馳せた元ヤクザが「薬物の更生支援」を始めた理由 『西成で生きる』 #2 花田 庚彦

 かつて覚醒剤の売人として、ヤクザ業界で名を売った木佐貫真照氏。覚醒剤の酸いも甘いも知る氏が、日本で最もクスリを買いやすい街・西成で更生支援活動を始めた理由とは?

 西成で暮らす人々をインタビューした、フリーライター・花田庚彦氏の新刊『西成で生きる この街に生きる14人の素顔』より一部抜粋してお届けする。(全2回の2回目/前編を読む)

 西成といえば覚醒剤と、その道を通った人間なら誰しもが答えるほど、西成と覚醒剤は表裏一体である。

 なぜ、西成が覚醒剤を24時間買えるような街になったのか。それは鉄火場と呼ばれる博打が夜通し行われている常設の博打場が数多くあったのと、労働者が朝早くから働き、働く時間の前に覚醒剤を体内に入れて元気を付けていったのも大きな理由であろう。

 映画では、博打をする場所の別部屋に覚醒剤が山積みになっている描写をよく目にする。実際はそんな部屋は無いが、覚醒剤が用意されていたのは事実である。それは西成に博打場を持っていたある人間が過去に筆者に語ったからだ。

 この項で取り上げるのは、西成に在住し“シャブ屋”としての経験から本を何冊も上梓し、現在は薬物更生支援“日本達磨塾”を主宰している木佐貫真照氏である。

ヤクザをやるつもりで大阪に出てきた

――今まで本は何冊出されていますか?

「6冊とコミックを2冊。計8冊です」

 最近では、漫画配信サイトである“めちゃコミック”で、過去に発売された『実録シャブ屋』の漫画版『実録シャブ屋 覚醒剤の虜になったオトコとオンナ』を配信し、大きな話題となっている。

――経歴を教えてもらえますか?

「小学校卒業。中学校は2年まで。初等佐世保少年院、福岡中等少年院、佐賀少年刑務所、それで20歳で鹿児島刑務所。それから立て続けに計12回入っています」

――全部シャブですか?

「いや、最初は恐喝、窃盗。それから傷害、暴行とあって、大阪に来てからは覚醒剤ばっかりです」

――シャブ屋として有名じゃないですか。そのきっかけは?

「ワシは鹿児島でヤクザしとって、22で大阪に来たんですよ。最初からヤクザするつもりで来ましたからね。その中で自分がどうしたら一番生き残れるかということを考えた時に、普通の人ならミナミなどに大きな兄貴分つくったりするんでしょうけど、ワシはせえへんかったんです。尼崎に関西護国団という組があって、そこの谷田哲雄と私が知り合って。それが縁で組には属さず、兄・弟の関係に。俗にいう出先の舎弟となりました」

――それから山口組系の太田興業に移籍したんですね?

「ワシが舎弟になった谷田という親分と太田の親分が兄弟分だったんですよ。それで揉めた時に谷田が太田に行くというときに護国団は手を出すなちゅうことで、それで谷田は相談役で行ったんですよ」

本を書いたことで山口組を破門に

――太田興業では何年くらいヤクザやったんですか?

「短いですよ。すぐ舎弟になりましたからね。親分自体は昔から知っていたんですよ。頭で舎弟やっとったから。舎弟で推薦されたんですわ。太田の枝の若い衆から舎弟になることはまずなかったですから。そんな聞かないですわ」

――それから懲役に行くわけですよね。カタギになったきっかけっていうのは?

「『実録シャブ屋』という本を書いたということでね。私が50人くらい人を増やしたし、本も出したし名前も売れて。だけどそれで破門されたんですよ。山口組はマスコミに出たらいかんという名目で。いまはけっこう出てるやないですか」

――さすがに現役は匿名ですけど、ヤクザを辞めた人間はけっこう出ていますよね。

「私は本名で出ていましたからね。辞めてそれから栃木に行ったんですよ。破門になったチラシも回っているし、もうヤクザではないということで仮釈はもらえていたんでね。

 栃木県に別れた女房がいたので、彼女が身元引き受け人になってくれて。それで栃木に行きました」

――それからカタギですか。

「ヤクザしましたよ。どこの街でもしたらあかん、だけど最後は自ら看板下して所払いという形で栃木は出ましたね」

――そのときの木佐貫さんの肩書きは何なんですか。太田興業じゃないですよね?

「隠しとったんです。谷田が出身母体でしょ。太田興業を破門になったあとは谷田哲雄の代貸しやったかな。相談役という名目で関西護国団にはおったんです。会費をもらうために入れとったんです、ワシを。条件は“組解散せよ”と。それはできない。解散してカタギになったけど、でも“この街は出ていかない”と。それで3年居座ったんです。子供も嫁もおるのになんで出て行かなあかんのやって。条件なんか飲まれへんと。

 相手が“問題になりますよ”と言っても、いや問題にしろと。オレ殺したらお前ら10年20年行くぞと。行けばええやんかって。そしたら向こうの地元の組織の代行が来て、“ここで住むなら住んでもけっこうです。そのかわり静かに住んでください”と。それで3年栃木には居座りましたね」

――そこは最後の意地を見せたんですね。

「そのあと捕まったんです。刑務所に5年。それでもう完全に大阪に戻ろうと。それで考えたのがいまの達磨塾なんです」

シャブを一掃できるとは思っていない

――それで西成で覚醒剤の更生支援とか活動しよう、と。

「ほんまはね、ワシ西成に住んだ事ないんですよ。大阪に出て半年だけ。事務所は西成の脇にある浪速区の大国町に事務所を出して。あとは住んでないけど稼げるとこが西成。ここで集金してミナミやキタで飲んどった。だから西成は知り合いはおるけど、ご飯を食べたり飲んだりはないです。西成の人には悪いけど、食べれるもんじゃない、と思っていましたから。

 いまは違いまっせ、西成はいい街やと思ってます。西成の人間には、住んではいないけど毎日いるから、ここの人間だと思っていると言われました。どうせ達磨塾やるなら大阪で一番覚醒剤の多い西成でやろう、そう思ったんです」

――そのときはまだ覚醒剤止めてなかったんですか?

「キッパリ止めていましたよ」

――では、なぜ覚醒剤の多い場所にいこうと思ったんですか?

「多いほうが止めさせるという活動にインパクトあるじゃないですか。知り合いも多いし、もう止めやと」

―いま達磨塾は何人くらいいるんですか?

「50人くらいです。いまは組織改編中ですね、立て直し。塾は会費取ってやっていたんですけど。全国にあったんですけど、インターネットで大騒ぎされたでしょ。ちょっと待ってと。うちの幹部も何人かはずしたし。本も顔出しして少し大きくなりすぎたからもう少しきちんとした形でやろうと」

――西成から覚醒剤をなくそうというのは木佐貫さんのテーマなんでしょうか?

「ちゃいます」

 即答で否定の返事が返ってきたが、果たして木佐貫さんの行きつくテーマはどこにあるのだろうか。

――いまの達磨塾のテーマはなんですか?

「西成からシャブを一掃することはできません。無理。自分が生きてきた道やから、どうやれば金になるかは知っています。だからそこまでは言わへんのやけど、ただワシのスローガンはやりたい人はやったらええ。ただホンマに止めたい人のためにワシがあれになっとるだけで。

 “ワシと一緒に人間やりなおそう”と。それがテーマやから。だからワシはテレビに出てもなんでも、ワシにヤクザの話はふらんといてくれと。否定はできへんから」

 木佐貫さんをメディアで見かけることは多いが、確かに覚醒剤の話しかしていない。自分が生き抜いてきたヤクザについて一切語らないのは、自身の誇りもあるからであろう。

 

覚醒剤以外の“楽しみ”もあると伝えたい

―木佐貫さん自身は、シャブを何年くらいやってないですか?

「もうホンマに興味無いですわ、だけどね、止められんからね、なかなか。ワシが知っている親分も今でもやっているからね。そう簡単に止められたら覚醒剤の値打ちもなくなる。どんだけいいもんか、というのは誰よりワシが知っとる」

――少し前にテレビに出演してたじゃないですか。ジャニーズ引き連れて、“あいつも売り子や”とか。ああいう売り子の人間も止めさせようとは思ってないんですか?

「そこまでは考えていませんよ。売っとる人に覚醒剤を売るのをやめろとは言えへん。でもいつかは捕まるぞ、と。それだけは言いたい。刑務所行ったら時間がもったいない。

 だけどそれ以上は言えませんよ。自分がやっとった立場やから。覚醒剤がええ悪いはもちろん分かっとる。これだけ金になるとか、すべて分かっとる。いまでも来ますよ、“ありませんか?”って」

――オレが止められたんだから、ついて来れる人間はみんな止めようよ、と。そういう考え方ですか。

「そんな大層なことは考えていませんよ。覚醒剤の楽しさを知っている人間に、ほかの楽しさもあるよ、ということを教えたい、そう思っているんですよ。酒飲んでいたら楽しいやないですか。覚醒剤は女と博打ばかり。刑務所で人生を送るよりも、いいじゃないですか。生活保護もらったとしてもね。そういうことを教えたい。

 覚醒剤をやっていいことはひとつもありませんもん。みんなに言うもん、友達は選べよって。

 それにやっと気づきましたね。知り合いから連絡あっても何でワシに覚醒剤のことを聞くんやって。それで終わりですよ。もうワシは覚醒剤に絡んだ人に会いたくもないんで、電話せんとってくれと。会いたい人とだけ会えればいいんじゃないですか。

みんな心が寂しいから、覚醒剤売っていると分かっていても行ってしまうんですね。ちょっと考える時間をあければ、ほかにもいい人がたくさんおる。そういうことを伝えたい運動なんですよね」

「夢は、居酒屋」

―確かに巷では芸能界も含め薬物は蔓延していますよね。

「芸能の人がなんぼでもやっているのも分かりますよ。止められんからね。リスクがワシらとは桁違いやけどね。私らは捕まっても懲役に何年か行くだけやけど、あの人らは人生終わりですもんね。何年も芸能活動を自粛して活動できませんもんね。3年も芸能活動できへんかったら、月収何千万もある人がゼロになる。リスクが大きすぎる。

 達磨塾はだからそういう大きいことは考えてないんですよ。自分の人生をどうするか、ということを考えるのが基本ですよ。ワシがやめた方がええで、というのは達磨塾という覚醒剤をやめようという会をやっているから理由があることでね。そういう理由付けのためにやっているんですよ。夢は、いつになるかわかりませんけど居酒屋をしたいと」

西成で生きる この街に生きる14人の素顔

花田庚彦

彩図社

2023年3月20日 発売

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2023年

5月

24日

日本テトラパック 日本初、学校給食向け牛乳へ植物由来ポリエチレン使用の 新包材導入 新年度より順次展開開始 再生可能資源比率99%を実現し、更なるCO2排出削減へ

食品の加工処理機器および紙容器の充填包装システムの大手サプライヤーである日本テトラパック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:アレハンドロ・カバル、以下、日本テトラパック)は2023年3月30日、日本全国で展開する学校給食の牛乳用「テトラ・ブリック®紙容器」のコーティングに、植物由来ポリエチレンを使用した新包材を導入し、2023年4月より順次市場展開を開始することを発表しました。日本テトラパックは、新包材の導入により現在77%である同容器の再生可能資源比率を99%まで高め、バリューチェーン全体を通じて約23%のCO2排出量削減を実現します。

紙容器のコーティングに植物由来ポリエチレンを使用する新包材の採用は、日本国内で流通している学校給食用牛乳の紙容器の中で初めての事例となります。現在既に、株式会社いかるが牛乳、オーム乳業株式会社、九州乳業株式会社、四国乳業株式会社、泉南乳業株式会社、チチヤス株式会社、森乳業株式会社(企業は50音順)の計7社については、本年度内に新包材容器での製品供給開始を予定しており、全国約2,580校の小・中学校へ環境により配慮した紙容器入りの給食牛乳が提供されることになります。新包材の導入にあたり乳業メーカー工場における設備投資の必要がないこともあり、さらに複数の乳業メーカーが導入を検討中で、今後も採用件数の増加が見込まれています。日本テトラパックは、包材の製造を担う御殿場工場に対し、2023年度と2024年度において総額約3,500万ユーロ(約49億円※1)の投資を行う計画ですが、新包材の生産設備拡充や今後の供給体制を確保することも投資の大きな目的の一つとなっています。

新包材に使用されるポリエチレンはサトウキビ由来です。化石由来のプラスチックにとって替わることで年間1,100トン※2の化石由来のプラスチック削減につながり、6つのSDGs目標や環境省が掲げている2030年までにバイオマスプラスチックを約200万トン導入目標の達成に貢献します。

テトラパックの紙容器は、全てFSC®(森林管理協議会)認証を取得しており、適切に管理された供給源の木材を原料とした再生可能な原紙を使用しています。また、原材料に使用されているサトウキビはボンスクロ認証※3を取得しており、持続可能なサトウキビ生産と責任調達を確実にしています。さらに、植物由来ポリエチレンを使用した容器はCarbon Trust※4の認証ラベルを容器に印刷することができ、視覚的にCO2削減率を訴求できるようになります。

植物由来ポリエチレンを使用した新包材でできた学校給食牛乳用紙容器『テトラ・ブリック®
左から:株式会社いかるが牛乳、オーム乳業株式会社、九州乳業株式会社、四国乳業株式会社、泉南乳業株式会社、チチヤス株式会社、森乳業株式会社(50音順)

日本テトラパックでは、会社全体の戦略として再生可能資源の最大化を推進していますが、既に植物由来の素材を使用したキャップやストローの展開を進めており、今回植物由来ポリエチレンを使用した新包材を導入することで、この取り組みを加速してまいります。

なお、日本テトラパックでは環境優位な紙容器ポートフォリオの展開だけではなく、紙容器の回収・リサイクルの強化や環境教育にも積極的に取り組んでいます。なかでもベルマーク教育助成財団へ協賛し、学校給食牛乳で使用されている紙容器をテトラパックのベルマーク運動を通して回収し、確実にリサイクルできる仕組みを構築しています。また、子供たちへの環境教育支援にも積極的に取り組み、特設サイト「紙容器とリサイクル、環境について学ぼう! (schoolmilk-project.com)」上で今後継続的に情報発信をしていくことに加えて、出張授業なども含めた環境教育を充実させていく方針です。

日本テトラパックの 大森 悠子サステナビリティディレクターは、次のように述べています。 
「持続可能な社会を実現するための取り組みは、SDGs教育をはじめ全国の小・中学校でも積極的に行われており、環境問題への関心が高まり、理解が広がっています。この度、植物由来ポリエチレンを使用したテトラ・ブリック®紙容器の給食用牛乳が子供たちの手元に届くようになることで、より身近なものを通じて幅広い視野で環境問題を考える機会になることを期待しています。」

世界で最も持続可能な食品用紙容器の提供を目標とするテトラパックは、学校給食の牛乳においても、安全性や衛生性を確保しつつ、低炭素・循環型経済を実現できる容器やリサイクルを促進します。
今後も、テトラパック・グループ全体として脱炭素化を推進することで気候変動への影響を低減し、2030年までに自社事業で排出される温室効果ガスのネットゼロ、2050年までにはバリューチェーン全体でネットゼロを目指してまいります。

学校給食における「テトラ・ブリック®紙容器」の提供価値や、持続可能な社会に向けた日本テトラパックの取り組みについてご紹介した資料を同社HPに公開しています。資料については、こちらよりダウンロードください。

テトラパックについて 
テトラパックは、食品加工処理と紙容器充填包装システムの世界的なリーディング・カンパニーです。世界160カ国以上のお客様のニーズを満たすため、安全かつ革新的で、環境に配慮した製品を提供しています。世界に約25,000名の従業員を擁し、業界での責任あるリーダーシップを果たすべく、持続的な事業経営に努めています。 「大切なものを包んでいます(PROTECTS WHAT’S GOOD)™」というモットーは、「私たちは、いつでもどこでも安全な食品を入手できることを約束します」というテトラパックのビジョンを反映しています。更に詳しい情報につきましては、下記をご覧ください。
ウェブサイト:www.tetrapak.com/ja-jp

<日本テトラパックに関するお問い合わせ>
日本テトラパック サステナビリティ広報サポート FTIコンサルティング(渋谷、白川)
MAIL: TetraPakJapanSustainabilityPR@fticonsulting.com

 

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2023年

5月

24日

大ヒット「シェイクうどん」に生きたカエルが混入 嘘松認定された例のツイート 丸亀製麺が事実を認め謝罪

丸亀製麺はまず早期に謝罪したのだから企業の対応としては良かったのではないかと思います。
口にしてしまった人には気の毒なことですけれど、昨今飲食店で撮影した迷惑動画をSNSにアップする者がいるので今回の件もその類なのかなと疑って見てしまいます。また、食べた人がやってなくても畑から店で販売するまでに何者かが入れた可能性もあるのではないだろうかと疑ってしまいます。
本来アマガエルは4月から7月くらいの梅雨時期に繁殖し、水辺に近い雑草地で小さい虫を食べ生息していることが多いカエルで、乾燥したところや直射日光が当たるところは嫌うので、レタスの葉の間に隠れていた可能性もあるとは思いますが、青虫や、ナメクジ、カタツムリの方が混入する可能性は高いと思います。
企業には厳重な確認の上消費者に届くように努めてもらいたいのと、国会でもモラルや民度の低下を防ぐよう議論をし対策をしてもらいたいです。世直し桃太郎より

写真左が「魁斗」さんのツイートと動画。右は丸亀製麵HPにある「丸亀シェイクうどん」の広告。

丸亀製麺が5月16日から販売しているお持ち帰りの新商品「丸亀シェイクうどん」。発売開始から3日間で約21万食の大ヒット、などと騒がれていた22日、「生きたカエルが入っていた」と、動画付きでTwitterに投稿があった。

しかも、「ピリ辛担々サラダうどん」の汁の中で生きている。ネット上では「うそくせー!」との声が挙がり、いくらネタでも「動物虐待だ!」、損害賠償はいかほどか、などと議論されるなか、丸亀製麺は23日、カエルが混入したことを認め謝罪した。

振った後に食べたが気付かなかった

事の起こりはTwitterネーム「魁斗」さんのこのツイートだ。

「自分が出張中に気に立っていたうどんを食べたら 何にカエル 振った後に食べて最後の方まで気づかなかった お店は3時間の営業停止の後にその日の夜から営業再開、今もサラダや同じ商品を販売中 食べる前には気をつけて」(原文ママ)

21日に起こった出来事だという。既に店舗には連絡済みで、担当者とやり取りをしたという。午後9時過ぎにこのツイートがバズった。掲示板には、

「うそくせー!」

「こいつのツイート見に行ったら典型的な捨て垢だった」

「アカウントが怪しい。最近のサラダにカエル混入した件を元にした嘘だろ」

「やらせだろ その場で作るのにカエルとか気付かないわけねえよ」

などといった書き込みが並んだ。大ヒット商品のため、イヤガラセ、妬みなどがあるのではないかとの憶測も流れた。そもそも、小さいとはいえ一匹丸々、カットされることも無く、シェイクされた「ピリ辛担々」スープの中で生きている。そんな訳はない。ところがである。

「嘘松認定員また負けたのか」

丸亀製麺は23日、

「この度、弊社丸亀製麺諫早店で販売したテイクアウト用のピリ辛担々サラダうどんにカ エルが混入するという事案が、5 月 21 日(日)に発生いたしました」

と発表。謝罪した。野菜加工工場での混入と判断し、生野菜を扱う取引先の全工場で立ち入り検査を実施するとした。このため生野菜を使用する一部商品は23 ~25 日の販売を休止する。これについてネットでは、

「ごめんなさい。。。。。。超絶嘘松だと思ってました。。。。。」

「嘘松認定員また負けたのか」

「丸亀の社員さん、、、カビから何も学んでないっすね、、、」

「真摯な対応で丸亀は信頼できるわ これで安心してカエル食べれるわ」

などといったことが書き込まれている。

 

異物混入に関するお詫びとお知らせ

 2023年5月11日(木)に、弊社の松本第2工場で製造し上田市内の大規模小売店で販売された「緑黄色野菜がとれるパリパリ麺のサラダ」に「カエル」が混入していたと、お客様よりお申し出がございました。
 お召し上がりになられましたお客様には多大なご迷惑、ご不快な思いをおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。また、日頃より弊社商品をご愛顧頂いているお客様にも、多大なるご心配、ご不安を与えてしまいましたことを、深くお詫び申し上げます。
 なお、本件につきましては所管の保健所への報告をいたしております。

 弊社といたしましては、今回の事態を厳粛にかつ重く受け止め、再発防止と信頼回復に向けて社員一丸となって取り組んで参ります。今後とも変わらぬご支援を賜りますことを伏してお願い申し上げます。

 本件に関するお問合せは下記までお願いいたします。

株式会社デイリーはやしや 本社(管理部)
電話番号:0263-48-1611
受付時間:月~金 9時~17時

上野樹里も称賛 カエル混入で物議も…丸亀製麺は「素晴らしい企業」 カエル混入で謝罪した丸亀製麺は、女優に愛される企業? さまざまな意見がある中、上野樹里が称賛と擁護の声をあげた。きのう23日には橋本環奈も…。

女優・上野樹里が24日未明、自身のツイッターを更新。うどんチェーン・丸亀製麺が、商品にカエルが混入していたとして謝罪したことについて私見を述べた。

【ツイート】混入に私見を述べた上野

 

■一部商品の販売が中止に

今月22日、同チェーンが販売していたテイクアウト専用商品「丸亀シェイクうどん」を食べたというユーザーが、カエルが混入していたと伝えるツイートを投稿。容器の底に生きたカエルがいる写真と動画を公開した。

翌23日、丸亀製麺が商品へのカエル混入の事実を認めて謝罪。カエルが混入したのが「ピリ辛坦々サラダうどん」であることを明かし、同日から25日にかけて生野菜を使用した一部商品の販売を中止。生野菜を扱う取引先の野菜加工工場のすべてで立ち入り検査を実施して検品体制を強化することを説明していた。

 

関連記事:丸亀製麺、「振って食べる」新うどんが最高すぎる… 一度食べたらリピート確実

■「小さな虫もないのに」

これに伴い、丸亀製麺の公式ツイッターは23日、同商品に関するツイッターキャンペーンの中止について投稿。

上野はこのツイートにリプライを送る形で、「丸亀製麺さん、社会貢献されていて素晴らしい企業だと思います」と称えると、「今まで小さな虫もないのに、急に大きなカエルか 入ってたのか入れたのかまでは伝わらない」と混入についての疑問を指摘した。

さらに、カエルの画像を投稿したユーザーが、他の企業の新商品にまつわるリツイートなどをしていることに触れて「タイミングがいい。考える人と、未だにそうでない人に分かれそう」とつづっている

■「真実は誰にもわからない」

上野のツイートに、ファンから「お野菜昔はよく虫ついてましたもの。ついてて当たり前がいつの間にか…」とメッセージが届き、上野は「カエルが入った写真を撮ったのは『事実』だけど、入ってたという『真実』は誰にもわからないです。カエルさんは全てを知っているでしょうね」と返信。

また、「同意見です。即気づき反応されたこと素晴らしいです」「少し変だなって思ったことに疑問を持ち、声をあげることは素晴らしい。とても勇気がいることですから」「日本の飲食業界は諸外国に比べても多くは素晴らしい企業ばかりです」と称賛の声が寄せられた。

■橋本環奈の投稿も話題に

「丸亀シェイクうどん」をめぐっては、ツイッターユーザーの中で嫌悪感を示すツイートもあった中、女優・橋本環奈がきのう23日、「最近の私、お昼ご飯はシェイクうどんです。笑 美味しいよね。麺類大好きだし、夏はとくに冷たい麺ばっかり食べてます」などと絶賛

ファンからは「さすが! ブレない環奈ちゃん」「これで丸亀製麺さんが救われる説ありそう」などとコメントが寄せられていた。

 

丸亀製麺【公式】
【キャンペーン中止のお知らせ】 昨日から5/26まで実施予定の「#わたしが選ぶシェイクうどん フォロー&引用リツイートキャンペーン」は急遽中止させて頂くこととなりました。 ご参加を楽しみにしてくださっていた皆様にはご迷惑をお掛け致しますことを深くお詫び申し上げます。
上野樹里
@juri_wada
丸亀製麺さん、社会貢献されていて素晴らしい企業だと思います。 今まで小さな虫もないのに、急に大きなカエルか🤔入ってたのか入れたのかは伝わらない。それより@kaito09061他の新商品のラーメンのリツイート、タイミングがいい。考える人と、未だそうでない人に分かれそう。

 

サラダに「カエル」混入 セブン-イレブン取引会社が謝罪 ネット「どんな状態だったか知りたくない!」と悲鳴

写真は「緑黄色野菜がとれるパリパリ麺のサラダ」(セブン-イレブン・ジャパン公式HPより)

セブン-イレブン・ジャパンを主要取引先とする株式会社はやしや(本社:長野県松本市)が5月16日、自社製造のサラダにカエルが混入していたと発表した。購買客の指摘で分かったという。

食品への異物混入、購買客がSNSにアップし騒ぎになるのが通例。今回はメーカー自らが発表。SNSの場合は写真付きで告発され、どんな状態かは見ることができた。今回はそうした写真が無い。ネットで、「カエルがどうなっていたのか、知りたくない!」といった悲鳴が上がった。

「ヨーカドーアリオ上田店」で販売

はやしやによれば、カエルが混入していたのは「緑黄色野菜がとれるパリパリ麺のサラダ」。長野県上田市の「イトーヨーカドーアリオ上田店」で販売した商品で、製造は10日未明。購入客が11日に同店に連絡した。納品は8品で、うち3品は回収できた。はやしやは購入客の元を訪れ謝罪した。

「お召し上がりになられましたお客様には多大なご迷惑、ご不快な思いをおかけいたしましたことを深くお詫び申し上げます。また、日頃より弊社商品をご愛顧頂いているお客様にも、多大なるご心配、ご不安を与えてしまいましたことを、深くお詫び申し上げます。なお、本件につきましては所管の保健所への報告をいたしております」

ネットの注目はカエルがどんな状態だったのか、である。

「コオロギよりマシ」?

生きていたのか、死んでいたのか、それとも体の断片か、「まさかミンチに、、、」。NNJニュースは17日にはやしやに取材しようとしたが、ネット上に「知りたくない!」という声が多かったため断念した。掲示板には、

「カエルも1匹まるごと入ってるなら『こんにちは』って感じでほほえましいけどバラバラになった肉片だったら…」

「毛虫よりはマシ‥でもないか」

「コオロギよりマシ」

「サラダ用にカットして洗浄してからなお入ってるのってどういう理屈なんだろうな」

などといったことが書き込まれている。

 

居酒屋「魚民」もつ鍋に大量の虫騒動。白菜の葉3枚の洗浄不足、「1000匹は大袈裟」とモンテローザ

右から「ぽんころりん。原稿中」さん、「望月ひよこ」さんのtweet「食べてしまった」

居酒屋でもつ鍋を頼み食べたところ、1000匹もの小さな虫が入っていたと写真が公開され大騒ぎになった問題で、その店舗「魚民 赤羽東口駅前店」を運営するモンテローザが2021年11月19日にNNJニュースの取材に応えた。

保健所立会いの下に調査したところ、洗浄不足だったのは白菜の葉3枚ほどで、虫は白菜の葉に付く通常のアブラムシ。口にしても人体に影響はなく、厨房設備についても保健所から問題は指摘されなかった、とした。

表面ブラックペッパー?って思うレベル

今回の騒動は11月16日に起こった。Twitterネーム「望月ひよこ」さんが、

「魚民 赤羽店やばすぎた もつ鍋頼んだら、1000匹くらい虫が入ってた… 写真は取り分けた小皿のだけど、鍋は表面ブラックペッパーかな?って思うレベルで浮いてた 他の料理にも虫入ってて気持ち悪すぎる」

と呟き写真を掲載し、ネット中に拡散した。保健所とモンテローザ本社のに連絡したことも明かしている。同日、NNJニュースは店舗とモンテローザ本社に取材したが、

「現在は調査中で、詳しいことは分かっておりません」

ということだった。

「バイトテロ」の可能性は無い

管轄の保健所から「立ち入り検査をする」との連絡が同社に入ったということで、その結果をNNJニュースが19日に取材した。それによれば、白菜の葉3枚ほどが洗浄不足だったことが分かった。大手居酒屋チェーンの中にはほぼ完成した料理が店に運ばれ店員が調理する場合もあるが、同社店舗にはセントラルキッチンは無く、野菜はそのまま運ばれてくる。洗浄には気を付けなければならないが、それを怠ったということのようだ。新鮮であるからこそ虫は付きやすいとのこと。ただしそれを食しても人体には影響が無いという。一方で、

「1000匹入っていたというのは大袈裟な表現ではないか」

とした。保健所から調理設備に関する指摘は無く、虫は白菜からのみ出たとのことだ。話題になっている、店の評判を下げたり、客への嫌がらせをする「バイトテロ」の可能性は無いとした。今回「被害」に遭ったのは4人の女性グループ。同社はそれぞれに謝罪を終えているが、さらに、

「こちらから出向いて、直接お会いしてお詫びをする予定になっています」

ということだった。

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2023年

5月

23日

ゲキカラドウ2 第8話【辛口プロレス団体と激辛ステーキ】 2023年 5月25日(木) 深夜0:30~1:00

遂に情報解禁‼️
テレ東ドラマ
ゲキカラドウ2
今週25日木曜日深夜24:30より放送📺
こちらの撮影でした💁‍♀️
我がホーム会場2AWスクエアで撮影。
皆さん観てね✨リングアナ かすみ

ゲキカラドウ2 第8話【辛口プロレス団体と激辛ステーキ】 

  • 桐山照史(ジャニーズWEST)主演!視覚と聴覚を刺激する超激辛なグルメコメディドラマ◆次の舞台はプロレス会場!猿川&美優は邪道嫌いの社長の心を動かせるのか!?

  • 番組内容

    猿川(桐山照史)は、美優(土村芳)と共にプロレス団体に営業をかける。しかし、社長の大橋(本宮泰風)は、大の邪道嫌い!個性的なドリンクは売れるはずもなく、猿川は追い出されてしまう…。途方に暮れた猿川だったが、会場の前に貼られたポスターを見てとんでもないアイデアを決行する!さらに、団体の経営危機を知った猿川は美優に相談。すると美優は大橋とレイコ(赤井沙希)をある場所へ連れていきとある提案をし…

  • 出演者1

    猿川健太…桐山照史(ジャニーズWEST)
    小野寺美優…土村芳
    鴨下晃…福本大晴(Aぇ! group/関西ジャニーズJr.)
    山崎裕也…森田甘路
    秋山雅人…前川泰之
    谷岡和彦…平田満

  • 出演者2

    《第8話ゲスト》
    大橋隼人…本宮泰風
    レイコ…赤井沙希

  • 原作脚本

    【脚本】神田優

  • 監督・演出

    【監督】角田恭弥

  • 音楽

    【主題歌】ジャニーズWEST「しあわせの花」
    (Johnny’s Entertainment Record)

  • 関連情報1

    【お知らせ】
    第8話に登場した「ステーキマフィア」は、撮影後に閉店となりました。

  • 関連情報2

    【公式HP】 https://www.tv-tokyo.co.jp/gekikaradou2/

    【公式Twitter】 @tx_gekikaradou

  • お知らせ

    「世界卓球2023」により放送日時を変更する可能性があります

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2023年

5月

22日

中川翔子、母の愛猫ルナが旅立ち「虹の橋で会える?」 ペットロスを心配する声も 中川翔子の母・桂子さんが、5月22日に愛猫の「ルナ」が亡くなったとツイッターで報告。フォロワーが悲しみの声を寄せました。

タレントの中川翔子さんの母・桂子さんが、愛猫の「ルナ」が5月22日に亡くなったことをツイッターで報告し、フォロワーが悲しみの声を寄せています。


■「旅立ちました」

桂子さんはツイッターを更新し、「ルナ6.30に私に抱かれて旅立ちました。ルナの応援ありがとうございました」とコメントしました。



中川桂子
@keikonakagawa99
ルナ6.30に私に抱かれて旅立ちました。 ルナの応援ありがとうございました。

ルナは、たびたび桂子さんのツイッターに登場し、最近は調子が良くないことを伝えていました。

ルナを気にかけていたフォロワーからは、「どうか安らかに」「ルナちゃんも素敵な親に恵まれて幸せな猫生だったと思います」「ルナちゃんのご冥福をお祈りいたします」「桂子さんの腕に抱かれて、きっと安らかに旅立つことができたと思います」と、お悔やみの声が寄せられました。

関連記事:中川翔子、愛猫に心配される 前日には麻酔が切れて「今痛いですなう」

■中川翔子が拾ったルナ

ルナは、中川翔子さんが不忍池のほとりで拾ってきた猫だといいます。

翔子さんは、ルナと出会った時の写真も公開。「デビュー曲の撮影の時に運命的に出会い子猫の小さな身体で一生懸命に私めがけて走ってきて、しがみついてはなれなかったんだ それから18年 お目めくりくりで真っ黒で男らしくて甘えん坊でイケメンで 大好きだよ虹の橋で会える?」と、ツイートしました。


🍉中川翔子🍉🐈‍⬛
@shoko55mmts
ルナ 初めて会った上野の不忍池の瞬間の写真残ってて凄いんだよ デビュー曲の撮影の時に運命的に出会い 子猫の小さな身体で一生懸命に私めがけて走ってきて、しがみついて離れなかったんだ それから18年 お目目くりくりで真っ黒で男らしくて甘えん坊でイケメンで だいすきだよ虹の橋で会える?

■ファンはペットロスを心配

翔子さんは、3月12日に愛猫のメポを心臓の病気で亡くしたばかりです。

5歳という若さで天国へ旅立ってしまったことから、「メポのこと 毎日ふとしたときに涙が出てしまう なおるものじゃないし 乗り越えられるものじゃない」とコメント。

短い期間で2匹の愛猫が亡くなってしまい、翔子さんと桂子さんの、ペットロスが心配だという声も寄せられています。

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2023年

5月

20日

【速報】ウクライナ・ゼレンスキー大統領が広島に到着 5/20(土) 15:31 Yahoo!ニュース

20日午後3時半ごろ、広島市で開催中のG7広島サミットに出席するため、ウクライナのゼレンスキー大統領が専用機で広島空港に到着しました。
【画像を見る】広島空港に到着したゼレンスキー大統領
午後3時45分すぎ、専用機のタラップを降りたゼレンスキー大統領は、専用車両に乗り換えて、現在広島空港から高速道路で広島市内方面に移動しています。
外務省によると、ゼレンスキー大統領は、あす21日にG7広島サミットに参加し、G7首脳との間でウクライナに関するセッションを開催する予定です。ほかの招待国首脳も交えたセッションにもゲストとして参加する予定で、岸田総理との首脳会談も行われる予定だということです。
広島滞在中、アメリカのバイデン大統領とも首脳会談を行い、原爆資料館にも訪れる方向で最終調整が進められているということです。
中国放送
広島県民として心より歓迎したい!ゼレンスキー氏を待ちわびていた!
彼は平和記念資料館にも訪問するようだ。彼が一体何を語るのか非常に気になる。有事の指導者が広島で何を感じ何を語るのか広島県民だけではなく日本国民、そして世界中の人々が注目している。
ゼレンスキー氏が広島を訪れたのは核について触れることでロシアへの牽制やG7諸国へ直接訴えることも目的の1つだがインドなどのグローバルサウスの国々の首脳とも直接会って話がしたいという意図もあると考えられる。また韓国や豪州など西側諸国でまだキーウ訪問をしていない国もあるのでそれらの国の首脳とも何らかの接触を試みているのではないだろうか?
ゼレンスキー氏にとって今回の広島サミットへの参加は外交の幅を広げることにもなるので大きなメリットとなる。ゼレンスキー氏が広島サミットでご活躍することを期待したい。また何を語るのか非常に注目したい。
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2023年

5月

19日

【速報】G7広島サミットが開幕 バイデン大統領らG7首脳が平和公園に 原爆資料館の視察はじまる 5/19(金) 10:21 Yahoo!ニュース

G7広島サミットが19日開幕しました。
岸田総理は平和公園に到着すると、バイデン大統領ら各国の首脳それぞれをレッドカーペットで出迎えました。その後、岸田総理は最後に到着したバイデン米大統領夫妻と首脳らの待つ原爆資料館へと入っていきました。
【画像を見る】レッドカーペットでのG7首脳出迎えの様子
核兵器国のアメリカ・イギリス・フランスの首脳が、そろって広島を訪れるのは初めてです。
岸田総理は、今回のサミットについて「核兵器のない世界に向け、『あのとき、流れが変わった』と言われるぐらいの大きなメッセージを発していきたい」と意欲を示しています。
岸田総理の案内で各国の首脳は原爆資料館を視察します。その後、原爆慰霊碑に花輪を手向け、記念の植樹をする予定です。
原爆資料館では、亡くなった被爆者の遺品などを展示していますが、各国首脳がどういった展示を見るかは明らかにはされていません。
また、被爆者と会って、言葉を交わす機会があるのかも注目されています。
中国放送
G7広島サミット
(セッション1(ワーキング・ランチ)「分断と対立ではなく協調の国際社会へ/世界経済」概要)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page1_001683.html

5月19日午後1時45分頃から約80分間、#G7広島サミット のセッション1(ワーキング・ランチ)「分断と対立ではなく協調の国際社会へ/世界経済」が開催され、世界経済、貿易等についての議論が行われました。
G7首脳による嚴島神社訪問

https://www.mofa.go.jp/mofaj/page1_001687.html

5月19日、岸田文雄内閣総理大臣は、#G7広島サミット 出席のため広島県を訪問中のG7首脳(エマニュエル・マクロン・フランス共和国大統領、ジョセフ・バイデン米国大統領、ジャスティン・トルドー・カナダ首相、オラフ・ショルツ・ドイツ連邦共和国首相、ジョルジャ・メローニ・イタリア共和国首相、リシ・スナク英国首相、シャルル・ミシェル欧州理事会議長、ウァズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長)と共に、同県廿日市市宮島に所在する世界遺産・嚴島神社を訪問しました。

1  岸田総理大臣と共に宮島に到着した各国首脳は、地元の小中学生からの手旗と花束による温かい歓迎と、松本太郎廿日市市長及び新田茂美廿日市市議会議長による出迎えを受けました。

2  また、嚴島神社を訪れた岸田総理大臣及びG7首脳は、野坂元明嚴島神社宮司及び湯﨑英彦広島県知事の出迎えを受けた後、同神社に伝わる雅楽が演奏される荘厳な雰囲気の中、世界的にも有名な同神社の歴史や特徴等に関する野坂宮司からの説明に耳を傾けました。
日仏首脳会談

https://www.mofa.go.jp/mofaj/erp/we/fr/page1_001679.html

5月19日午前9時25分から約35分間、#岸田総理大臣 は、エマニュエル・マクロン・#フランス 共和国大統領(H.E. Mr. Emmanuel Macron, President of the French Republic)と首脳会談を行いました。

(写真提供:内閣広報室)
G7広島サミット
(セッション3(ワーキング・ディナー)「外交・安全保障」概要)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page1_001690.html

5月19日午後6時55から約100分間、#G7広島サミット のセッション3(ワーキング・ディナー)「外交・安全保障」が開催されたところ、概要以下のとおりです。

1  本ワーキング・ディナーでは、冒頭、岸田総理から、厳しい国際情勢において、世界のどこであれ、力による一方的な現状変更の試みは決して認められず、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くというG7の強い意志を示していくことが不可欠である旨述べました。

2  各国首脳は、インド太平洋情勢について意見交換を行い、中国をめぐる諸課題への対応や、核・ミサイル問題、拉致問題を含む北朝鮮への対応において、引き続き緊密に連携していくことを確認しました。

3  また、核軍縮・不拡散に関し、岸田総理から、広島の地で核軍縮・不拡散について議論する意義に触れるとともに、NPTの維持・強化を図ることこそが、「核兵器のない世界」を実現する唯一の現実的な道である旨述べ、G7として「核兵器のない世界」へのコミットメントを再確認しました。
#G7広島サミット 2日目のワーキング・ランチのメニューをご紹介します。
おもてなしの一環として、日本全国の豊富な食材を用いた多彩な和食料理及び広島県産を中心とした日本酒並びに国産ワインを提供・紹介しました。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/g7hs_s/page1_001699.html
G7首脳による平和記念資料館訪問(記帳内容)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/g7hs_s/page1_001692.html

5月19日、岸田文雄内閣総理大臣と共に平和記念資料館を訪問したG7首脳が記帳した内容は以下のとおりです。

岸田総理大臣:「歴史に残るG7サミットの機会に議長として各国首脳と共に「核兵器のない世界」をめざすためにここに集う」

マクロン仏大統領:「Avec émotion et compassion, il nous appartient de contribuer au devoir de mémoire des victimes d'Hiroshima et d’agir en faveur de la paix, seul combat qui mérite d’être mené.」
(注)仮訳:感情と共感の念をもって広島で犠牲となった方々を追悼する責務に貢献し、平和のために行動することだけが、私たちに課せられた使命です。

バイデン米大統領:「May the stories of this Museum remind us all of our obligations to build a future of peace. Together-let us continue to make progress toward the day when we can finally and forever rid the world of nuclear weapons. Keep the faith!」
(注)仮訳:この資料館で語られる物語が、平和な未来を築くことへの私たち全員の義務を思い出させてくれますように。世界から核兵器を最終的に、そして、永久になくせる日に向けて、共に進んでいきましょう。信念を貫きましょう!

トルドー加首相:「Canada pays solemn tribute to the many lives lost, the unspeakable grief of the Hibakusha, and the immense suffering of the people of Hiroshima and Nagasaki.Votre histoire restera à jamais gravée dans notre conscience collective.」
(注)仮訳:多数の犠牲になった命、被爆者の声にならない悲嘆、広島と長崎の人々の計り知れない苦悩に、カナダは厳粛なる弔慰と敬意を表します。貴方の体験は我々の心に永遠に刻まれることでしょう。

ショルツ独首相:「Dieser Ort erinnert an unfassbares Leid. Heute erneuern wir hier gemeinsam mit unseren Partnern das Versprechen, Frieden und Freiheit mit aller Entschlossenheit zu schützen. Ein nuklearer Krieg darf nie wieder geführt werden.」
(注)仮訳:この場所は、想像を絶する苦しみを思い起こさせる。私たちは今日ここでパートナーたちとともに、この上なく強い決意で平和と自由を守っていくとの約束を新たにする。核の戦争は決して再び繰り返されてはならない。

メローニ伊首相:「Oggi ci fermiamo e restiamo in preghiera. Oggi ricordiamo che l’oscurità non ha avuto la meglio. Oggi ricordiamo il passato per costruire, insieme, un futuro di speranza.」
(注)仮訳:本日、少し立ち止まり、祈りを捧げましょう。本日、闇が凌駕するものは何もないということを覚えておきましょう。本日、過去を思い起こして、希望に満ちた未来を共に描きましょう。

スナク英首相:「Shakespeare tells us to “give sorrow words”. Yet language fails in the light of the bomb’s flash. No words can describe the horror and suffering of the people of Hiroshima and Nagasaki. But what we can say, with all our hearts, and all our souls, is no more.」
(注)仮訳:シェイクスピアは、「悲しみを言葉に出せ」と説いている。しかし、原爆の閃光に照らされ、言葉は通じない。広島と長崎の人々の恐怖と苦しみは、どんな言葉を用いても言い表すことができない。しかし、私たちが、心と魂を込めて言えることは、繰り返さないということだ。

ミシェル欧州理事会議長:「An immense tragedy took place here almost 80 years ago. It reminds us what we -as G7- are defending. And why we are defending it. Peace and freedom. Because it's what all human beings want most.」
(注)仮訳:80年近く前、この地は大いなる悲劇に見舞われました。このことは、われわれG7が実際何を守ろうとしているのか、なぜそれを守りたいのか、改めて思い起こさせます。それは、平和と自由。なぜならば、それらは人類が最も渇望するものだからです。

フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長:「What happened in Hiroshima is still today haunting humanity. It is a sterk reminder of the terrible cost of war - and our everlasting duty to protect and preserve peace.」
(注)仮訳:広島で起きたことは、今なお人類を苦しめています。これは戦争がもたらす重い代償と、平和を守り堅持するというわれわれの終わりなき義務をはっきりと思い起こさせるものです。
#G7広島サミット における招待国・国際機関への贈呈品をご紹介します。
おもてなしの一環として、岸田文雄内閣総理大臣から招待国首脳及び国際機関の長に対して、岸田裕子内閣総理大臣夫人から招待国首脳及び国際機関の長の配偶者に対して、それぞれ贈呈品がありました。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/g7hs_s/page4_005909_00001.html
G7広島サミット
(セッション5「経済的強靱性・経済安全保障」概要)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page1_001696.html

5月20日12時10分から約80分間、G7広島サミットのセッション5「経済的強靱性・経済安全保障」が開催されたところ、概要以下のとおりです。

1  岸田総理から、経済安全保障上の課題に対処する重要性の急速な高まりを受け、今回G7サミットの議題としては初めて本件を取り上げることになる旨述べ、G7として、率直な議論を行いました。

2  G7として、(1)サプライチェーンや基幹インフラの強靱化、(2)非市場的政策及び慣行や経済的威圧への対応の強化、(3)重要・新興技術の適切な管理を含め、結束して対応していくことを確認しました。また、経済安全保障はG7が緊密な連携の下で取り組んでいくべき戦略的な課題であるとの認識の下、経済安全保障に関する取組について、G7枠組を通じて包括的な形で協働し、連携していく意思を確認しました。

3  さらに、AIがもたらす機会と課題についても議論が及び、G7首脳間で問題意識を共有しながら、データの重要性と対応の方向性について意見が交わされました。

4  本セッションでの議論を踏まえ、G7として初めて、経済的強靭性及び経済安全保障に関する包括的かつ具体的なメッセージを「経済的強靭性及び経済安全保障に関するG7首脳声明」(原文(PDF)別ウィンドウで開く/仮訳(PDF)別ウィンドウで開く)として発出することで一致しました。

5  また、同様に、本セッションでの議論を踏まえ、G7として、クリーンエネルギー移行に必要不可欠な重要鉱物及び再生エネルギー機器製造のサプライチェーンの強じん化に関する「クリーンエネルギー経済行動計画」を発表し、世界全体のクリーンエネルギー経済への移行を加速することで一致しました。

・「経済的強靭性及び経済安全保障に関するG7首脳声明」
原文 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100506831.pdf
仮訳 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100506832.pdf

・「クリーンエネルギー経済行動計画」
原文 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100506833.pdf
仮訳 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100506834.pdf
G7広島サミット
(セッション6「複合的危機への連携した対応」概要)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page1_001701.html

5月20日午後3時20分から約100分間、G7広島サミットのセッション6「複合的危機への連携した対応」が開催され、8か国の招待国と7つの招待機関(注)を交え、食料、保健、開発、ジェンダー等について議論が行われたところ、概要以下のとおりです。

1  岸田総理から、世界が直面する複合的危機への連携した対応の重要性を指摘し、食料、保健、開発、ジェンダー等について、招待国及び招待機関と率直な議論を行いました。

2  開発について、参加国・機関は、SDGs達成に向けた着実な進捗を得るべく、開発協力の効果的活用や民間資金の動員に向けた取組を推進していくことを確認しました。また、G7が立ち上げたグローバル・インフラ投資パートナーシップ(PGII)の下で具体的な投資案件を推進していくことや、国際開発金融機関(MDBs)を始め様々な改革を推進していくことへの期待が示されました。さらに、透明で公正な開発金融の重要性や、債務問題への対応を加速する必要性についても一致しました。

3  食料について、参加国・機関は、喫緊の食料危機への対処と強靱な食料安全保障の確立が急務であることにつき認識を共有しました。議論の結果、G7と招待国の首脳は、共同で「強靱なグローバル食料安全保障に関する広島行動声明」を発表することで一致しました。

4  保健について、岸田総理は、グローバルヘルス・アーキテクチャー(GHA)の構築・強化に関して、首脳級ガバナンスや国際規範設定の重要性や、既存の機関等による緩やかな連携としての「ソフト・ガバナンス」の視点を指摘しました。また、今般G7が発出した「感染症危機対応医薬品等(MCM)への公平なアクセスのためのG7広島ビジョン」で示した原則に基づき、感染症危機対応医薬品等(MCM)に関するデリバリー・パートナーシップを立ち上げることを紹介し、連携を呼びかけました。議論の後、参加国・機関は、連携していくことを確認するとともに、ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)の達成等に引き続き連携して取り組んでいくことを確認しました。

5  ジェンダーに関しては、岸田総理より防災を含め女性・平和・安全保障(WPS)アジェンダの促進、女性の経済的自立等の取組を有機的に連携させることの重要性を強調したのに対し、参加国・機関よりこれに賛同する発言がありました。

6  この他、参加国・機関は、第13回WTO閣僚会合(MC13)の成功に向け、WTO改革を含む貿易分野における課題に取り組んでいくことを確認しました。
日米豪印首脳会合

https://www.mofa.go.jp/mofaj/fp/nsp/page1_001702.html

5月20日午後8時40分から約50分間、岸田文雄内閣総理大臣は、G7広島サミットに出席するため訪日中のアンソニー・アルバニージー・オーストラリア連邦首相(The Honorable Anthony Albanese, MP, Prime Minister of the Commonwealth of Australia)、ナレンドラ・モディ・インド首相(H.E. Mr. Narendra Modi, Prime Minister of India)、ジョセフ・バイデン米国大統領(The Honorable Joseph R. Biden, Jr., President of the United States of America)との間で豪州のホストのもと日米豪印首脳会合を行ったところ、概要は以下のとおりです。また、今次会合の機会に、日米豪印首脳ビジョン・ステートメント及び日米豪印首脳共同声明が発出されました。

1  4か国の首脳は、昨年の東京での会合に引き続き、対面での日米豪印首脳会合が開催されたことを歓迎しました。岸田総理大臣からは、日米豪印の連携を通じて、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜く決意を示していくことが一層重要であり、4か国の連帯と「自由で開かれたインド太平洋(FOIP)」という共通のビジョンへの強固なコミットメントを改めて国際社会に示す意義は極めて大きい旨強調し、4か国の首脳間でその旨一致しました。

2  岸田総理大臣から、東シナ海・南シナ海を含め、インド太平洋における力又は威圧による一方的な現状変更の試みへの深刻な懸念を表明し、4か国の首脳間でこれらに強く反対することで一致しました。

3  4か国の首脳は、北朝鮮の弾道ミサイルの発射及び核兵器の開発を非難し、国連安保理決議に従った朝鮮半島の完全な非核化へのコミットメントを再確認しました。岸田総理大臣から、拉致問題の即時解決に向けた各国の理解と協力を求め、各国から支持を得ました。

4  4か国の首脳は、ウクライナ情勢がインド太平洋に及ぼす影響について率直に議論しました。4か国は、領土一体性及び主権を含む国連憲章の原則の尊重を支持することを確認し、国連憲章に沿った包括的、公正かつ永続的な平和を支持する旨一致しました。また、岸田総理大臣から、ロシアによる核の威嚇は受け入れられず、ましてやその使用は許されない旨強調し、4か国の首脳間でその旨一致しました。

5  岸田総理大臣から、ASEANや南アジア、太平洋島嶼国といった地域の国々の声に耳を傾けながら、「善を推進する力」として、地域に真に裨益する実践的協力を展開していく重要性を強調し、4か国の首脳の間でその旨確認しました。4か国の首脳は、気候変動、国際保健、インフラ、重要・新興技術、サイバー、宇宙、海洋状況把握、海洋安全保障等、幅広い分野について、引き続き4か国の協力を深化させていく旨一致しました。

6  4か国の首脳は、日米豪印の取組を継続及び強化していく旨確認し、インドが来年の対面での首脳会合を主催することで一致しました。

・日米豪印首脳ビジョン・ステートメント
  原文 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100506949.pdf
  仮訳 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100506950.pdf
  概要 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100506951.pdf
・日米豪印首脳共同声明
  原文 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100506952.pdf
  仮訳 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100506953.pdf
  概要 https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100506954.pdf
G7広島サミット
(セッション8「ウクライナ」概要)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ecm/ec/page1_001710.html

5月21日午前10時45分から約60分間、G7広島サミットのセッション8「ウクライナ」が開催され、G7首脳、ゲストとして参加したゼレンスキー・ウクライナ大統領の間でウクライナ情勢について議論が行われたところ、概要以下のとおりです。

1  冒頭、岸田総理から、厳しい冬も乗り越え、ロシアの侵略に結束して対抗してきたウクライナ国民の勇気と忍耐強さに、心から敬意を表する旨述べました。また、岸田総理から、ゼレンスキー大統領が公正かつ永続的な平和に向けた真摯な努力を続けていることを、G7として歓迎し、支持している旨述べました。

2  その上で、G7として、ウクライナに対して外交、財政、人道、軍事支援を必要な限り提供するという揺るぎないコミットメントを着実に実施していくことで一致するとともに、ウクライナに平和を取り戻し、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜いていくことの決意を確認しました。
岸田裕子総理大臣夫人と金建希(キム・ゴニ)大韓民国大統領夫人との懇談

https://www.mofa.go.jp/mofaj/a_o/na/kr/page1_001717.html

令和5年5月21日午後0時40分から約70分、岸田裕子総理大臣夫人は、G7広島サミットで訪日中の金建希(キム・ゴニ)大韓民国大統領夫人(Mrs. KIM Keon Hee, First Lady of the Republic of Korea)と昼食を交えつつ懇談しました。
G7広島サミット
(セッション9「平和で安定し、繁栄した世界に向けて」概要)

https://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/g7hs_s/page1_001713.html

5月21日午前12時から約90分間、G7広島サミットのセッション9「平和で安定し、繁栄した世界に向けて」が開催され、G7首脳、8か国の招待国首脳、ゲストとして参加したゼレンスキー・ウクライナ大統領の間で、ウクライナ情勢を始め、国際社会が直面する平和と安定への挑戦にどのように対応すべきか議論が行われたところ、概要以下のとおりです。

1  岸田総理から、世界のどこであれ、力による一方的な現状変更の試みは認められない旨強調した上で、ロシアによるウクライナ侵略を一日も早く終わらせ、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜いていく必要性を強く訴えました。また、岸田総理から、国際社会の平和を確保するためには、厳しい安全保障環境を踏まえつつ、「核兵器のない世界」の実現に向けた現実的な取組を進めることも重要であり、ロシアによる核の威嚇は断じて受け入れられず、ましてやその使用はあってはならない旨述べました。

2  ウクライナ情勢に関し、各国首脳からは、ロシアによるウクライナ侵略がもたらしている人的被害やエネルギー、食料不安の増大を含む世界経済への悪影響につき、深い懸念が表明されました。

3  各国首脳は、インド太平洋やアフリカを始め、国際社会が抱える様々な平和と安定に関する諸課題について議論を交わし、以下の点が重要であるとの認識を共有しました。
  ・全ての国が、主権、領土一体性の尊重といった国連憲章の原則を守るべきこと
  ・対立は対話によって平和的に解決することが必要であり、国際法や国連憲章の原則に基づく公正で恒久的な平和を支持するということ
  ・世界のどこであっても、力による一方的な現状変更の試みを許してはならないこと
  ・法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序を守り抜くこと
 
  また、複数の首脳から、「核兵器のない世界」に向けた現実的な取組の必要性や、安全保障理事会を含む国連の改革の必要性についても指摘がありました。

4  その上で、各国首脳は、こうした土台に立ち、引き続き対話を続け、国際社会が直面する平和と安定に対する挑戦に共に立ち向かっていくことを確認しました。
G7広島サミット招待国及び国際機関の平和記念資料館及び原爆死没者慰霊碑献花

https://www.mofa.go.jp/mofaj/page1_001714.html

1  5月21日、G7広島サミットへの招待を受け、広島市を訪問中のジョコ・インドネシア大統領、アザリ・コモロ大統領、尹韓国大統領、ルーラ・ブラジル大統領、モディ・インド首相、ブラウン・クック諸島首相、チン・ベトナム首相、アルバニージー豪首相、グテーレス国連事務総長、ゲオルギエヴァIMF専務理事、マルパス世界銀行総裁、オコンジョ・イウェアラWTO事務局長、コーマンOECD事務総長及びビロルIEA事務局長は、広島県広島市広島平和記念公園内に所在する平和記念資料館を訪問しました。

2  リーダーたちは被爆の実相に触れるとともに、岸田総理大臣が見守る中、訪問の最後に「G7広島サミットの機会を捉えた招待国・国際機関の首脳による平和記念公園への訪問を記念して」と書かれた1つの芳名録に記帳を行いました。

3  続いて、岸田総理大臣と各国首脳及び国際機関の長は、湯﨑英彦広島県知事及び松井一實広島市長による先導で原爆死没者慰霊碑に進み、地元の小学生による介添えの下、原爆死没者慰霊碑で献花を行いました。