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【幸せでしたか】青空と向日葵の会

【 幸せでしたか? 】
去年の5月、俺の愛犬は死んだ・・・
歳も人間でいうと八十歳をこえていた。
愛犬が死ぬ三ヶ月前ぐらいから、
体の筋肉がおとろえていたり、
ヘルニアになっていたということもあって、
愛犬は立てなくなっていて
ほとんど寝たきりだった・・・
俺は愛犬にえさを与えたり、
雨が降っている時には濡れないところに
動かしてあげることしかできなかった。
それだけしかしてあげられなかった。
今でも忘れられない
愛犬が死ぬ前日の出来事。
いつも以上に吠えまくっていた愛犬
窓を開けて回りを見てもだれもいないし、
えさも与えたあとだし、
雨も降っているわけでもないし、
でかい音がなってるわけでもない。
きっと、その時、寂しかったんだよね。
ちょっとでもそばにいてほしかったんだよね。
次の日の朝、
いつものようにカーテンをあけて
窓の外を見たら・・・
愛犬が倒れていた・・・
寝てるんだよなって・・・
最初は思った。
でも、違った・・・
死んだと気付いた時、
涙が止まらなかった。
そして、無償に
自分にはらがたった。
なんで、せめてそばで
見守ってあげれなかったんだろうって。
すごい悔やんだ。
一年経った今も
愛犬のことは忘れられません。
犬小屋には愛犬の姿がないのに、
なぜか時々居るように感じてしまう。
愛犬と同じ種類の犬を見ると
切なくなってしまう。
愛犬とはたくさんの思い出があります。
親に怒られた時、
外で泣いていた
俺のそばにずっと居てくれたこと。
散歩の時にダッシュして競走したこと。
おすわりや伏せとかを教えたこと。
まだまだたくさん思い出があります。
もし、愛犬に俺の声が届くとしたら
三つだけ言いたいことがあります。
天国で元気でいますか?
天国で俺たち家族のこと見てますか?
そして、
俺たち家族と一緒に
過ごした時間は幸せでしたか?