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【京都保津川下り】是非 真実を拡散して下さい。青空と向日葵の会

保津川下りを楽しみました。
船頭さん達は本当に楽しませてくれました。
以下、友人からの報告です。
先日京都にいる知人から次のような話を聞きました。
去る3月28日に起きた京都保津川下り事故のニュースみんな観ましたか?
実は自分の知り合いもその船に乗っていました。
何とその日、知り合いは息子と春休みで実家に帰って来ていた孫ふたりとその船に乗っていたそうです。みな無事だったと聞いて安心しました。
昨日会って聞いて見たらTVでは報道されなかった事実を知りました。彼女は川に放り出された時、孫とはぐれ、川深くに沈みながらもう死ぬと思ったその時、誰かに下からぐっと押され岸に上げられたそうです。その人に孫がいないと訴えたらその場で待つように言われ、その人が100mほど下流で誰かに引き上げられた孫を見つけ腕で大きく輪を記して知らせてくれたそうです。その後その人はまた他の人を救って見えなくなったそうです。後でその人が亡くなった40代の船頭さんだったと分かったということです。
50代の船頭さんは船底に沈んでしまった二人の乗客(韓国人)を救出して亡くなられたそうです。TVでは船頭さんが救命胴衣をつけて無かった事を問題視していましたが、船頭さんが救命胴衣をつけると自分は助かるかも知れないけど乗客を助けることが出来ないから普段から着けていないと言っていたそうです。この話しをしながら彼女は泣いてました。あまりに身近で悲しく感動的なことなのにTV、新聞などメディアでは知らされていません。
亡くなられた船頭さんの遺族はそのことを知っているのでしょうか。是非、真実を世間にしらしめてほしい。
知り合いからのメールです。
韓国の客船セウォル号が遭難した時、乗客に避難を促す事なく我れ先に逃げ出した船長に比べて命を賭けて乗客達を救って亡くなった二人の船頭さんの行為のこの差はいったい何だろうか。
https://www.kyoto-np.co.jp/articles/amp/998594

京都・保津川下り転覆現場下流の遺体、不明の船頭と判明 父親も保津川下りで死亡 2023年3月30日 17:47

 京都府亀岡市の桂川(保津川)で「保津川下り」の船が転覆し、船頭の1人が死亡、1人が行方不明になった事故で、現場の下流で30日午前に見つかった遺体は、行方不明になっていた船頭の男性(40)=亀岡市=と判明した。京都府警亀岡署が同日、発表した。

 府警によると、午前10時50分ごろ、転覆現場から約400メートル下流の「殿の漁場」と呼ばれる付近を捜索していた府警機動隊の潜水隊が、水深約3メートルの川底で遺体を発見。引き上げて身元を調べていた。

 男性の父親=当時(58)=も2015年8月21日、保津川下りの船頭として操船中、京都市右京区の桂川に転落して死亡していた。

「絶対に死ぬと思った」 転覆した船から投げ出された親子が語った緊迫の瞬間 京都・保津川下り転覆事故 2023年3月28日 19:13

 28日午前10時55分ごろ、京都府亀岡市の桂川(保津川)で、観光川下り「保津川下り」の船1隻が座礁し、転覆した。京都府警亀岡署などによると、乗っていた客25人と船頭4人の全員が川に投げ出され、男性船頭(51)=亀岡市=が死亡、男性船頭(40)が行方不明になった。乗客25人とほかの船頭2人は救出され、13~54歳の女性客9人が低体温症や打撲などで搬送されたが、命に別条はないという。

 転覆した船に乗船していた、大阪府から訪れた男性(40)は小4の息子(10)とともに川に投げ出された時の状況を語った。男性は「絶対に死ぬと思った」と疲れ切った表情で話し、息子は「水がめちゃくちゃ冷たかった」と振り返った。

 2人は過去に保津川下りをして楽しかった思い出があったため、今回嵐山を訪れたという。

 船に乗っていると大きな衝撃があり、そのまま川に投げ出された。男性は「大変なことになり、絶対に死ぬと思った。100メートルほど流されて気付いたら浅瀬にいた。その後はずっと寒かった」と語った。


保津川下りで船が転覆した現場(28日午後2時20分、京都府亀岡市)

保津川下りで船が転覆した現場(28日午後2時20分、京都府亀岡市)

保津川下りの運航中止の案内が出されたJR亀岡駅改札口(28日午後2時36分、亀岡市)

保津川下りの運航中止の案内が出されたJR亀岡駅改札口(28日午後2時36分、亀岡市)

転覆した保津川下りの船と現場付近(28日午後3時15分、亀岡市)

転覆した保津川下りの船と現場付近(28日午後3時16分、亀岡市)

転覆した保津川下りの船と現場付近(28日午後3時16分、亀岡市)

 息子は「後ろのかじをしている人が落ち、『止めろー』という大きい声がした」と説明した。別の船頭が船を操作しようと試みたが転覆、自身も川に落ち、そのまま下流に流されていった。「足が着くところまで行って、気付いたらお父さんがいたから、すぐお父さんにつかまった。泳ぐのは緊張しなかった。水はめちゃくちゃ冷たかった」と話した。


転覆した保津川下りの船(28日午後3時24分、亀岡市)

転覆した保津川下りの船(28日午後3時24分、亀岡市)

救急隊らが待つ中、到着地の嵐山で船から降りる乗客たち(28日午後3時32分、京都市)

救急隊らが待つ中、到着地の嵐山で船から降りる乗客たち(28日午後3時32分、京都市)