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【幼い時の恐怖体験(実話)】Apex product

心霊体験ではないのですが
私の恐怖体験を話します。
50年程前の話です。
当時幼稚園児だった私は自宅から徒歩3分程の公園で遊んでいて、その時は、ブランコを独り占めしていた男の子に皆でブーイングしてました。
すると、私の頭の上から、喧嘩はダメだよって声。
何?って思ったら抱き上げられ私の視界には大人の人のお尻と地面が見えました。
男の人に担がれて公園の横の小さい森に連れ去られました。
それを見た友人が大騒ぎした事で近くにいた大人が直ぐ気づき、すぐさま警察や母に連絡が行き大騒ぎ。
その頃私は自分が連れ去られた事に気づき大声で母を呼び叫んでいました。
男が私を抱えて走っていたのでお腹が肩の骨に当たって痛かったのと、木の枝がバシバシ当たったのと、葉っぱや木の枝を踏む足音を今でもはっきり覚えています。
通報が早かったので警察が直ぐ駆けつけサイレン音が近くに聞こえました。
その音を聞いた男は私を投げ捨て逃げました。
泣き叫んでいると母が私を見つけてくました。
犯人は直ぐわかりました。
幼稚園に行く道でいつもニヤニヤ笑って園児達を見ていた男だった事を一緒にいたお友達の証言でわかりました。
 
今では考えられない事だと思いますが
私はその日にその男の家に警察に連れて行かれました。
拐った男なのか確認して欲しいとの事…
私は顔を見る間も無く担ぎあげられたし、男が誰なのか証言したのは周りにいた子たちだったし、私を連れ去った男がその人なのかも解らない
ってか本当にその人なら会うのは怖すぎる!
嫌がったけど連れて行かれ、男の家に行ったけれど留守。
その後その男は行方不明。
私はいつも園に行く道で見ていた男が犯人だった事を知らされていたのでしばらく幼稚園に行けなくなりました。
でも日が経ち恐怖は薄れ幼稚園に行ける様になり普段の生活に戻って行きました。
でもこの話し私にとっては拐われた時よりもっと怖い出来事がありました。
あの日から数ヶ月が過ぎた頃
両サイド家の壁で大人がすれ違えば窮屈な細道を私は歩いていました。
するとあの誘拐犯がこちらに歩いて来ました。
腰が抜けるとか
目の前が真っ白になると言うのはこの事だと思います。
逃げたいのに足は動かない
ニヤニヤ迫ってくる男を見てるしか出来ない
心臓は破裂しそう!!
もう私に触れる位の所に来た時
男が両手を
バンッ!って壁にぶつけて
 お前お母さんに
 言いつけたろ
っと耳元で囁かれ恐怖が爆発して悲鳴を上げながら男の開いた腕の間をぬって逃げました。
この出来事今まで誰にも言ってないんです。
言ったら又、お母さんに言いつけただろ
って言いに来そうだったから…
本当に怖かった。
後付になるかもしれないけれど、私が森で捨てられた場所はウタキでした。私はユタの家系なので護りがあったのかなー?
っともチラッと思ったりもしています。
長々話してしまいました。読んで頂きありがとうございます!