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【桑田さんは本当に野球が好きですね】 ~センバツ直前!甲子園球場の舞台裏~

【桑田さんは本当に野球が好きですね】 
~センバツ直前!甲子園球場の舞台裏~
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数年前のNHK「探検バクモン」という番組でのお話しです。
お笑いの爆笑問題のお二人が、色んなところを訪問したり、
珍しいゲストを紹介したりする番組です。
その日の番組は、桑田真澄さんがゲストでした。
桑田さんといえば、1983年の春から1985年夏まで
甲子園5季連続の出場で、優勝2回・準優勝2回の金字塔を打ち立てた立役者です。
甲子園通算20勝は戦後歴代1位の大記録。
さらにホームラン6本は歴代2位の記録を持っています。
番組のタイトルは「センバツ直前!甲子園球場の舞台裏」。
甲子園球場のフィールドがイレギュラーなどしにくいように、
特別の方法で整備されている様子や、
甲子園名物のウグイス嬢(場内アナウンスの女性)
の様子などを紹介していました。
桑田さんにとって、懐かしさいっぱいの甲子園ですが、
それでも初めて見る場面などに桑田さん、
驚いたり感動したりしていました。
すっかり少年のように目を輝かせる桑田さんに、
「桑田さんは、本当に野球が好きなんですね」
という問いかけがありました。
「大好きです。野球しかないんです、僕は。
いろんなことをやりますけど、でもすべて野球のためなんですね」
桑田さんはそう言いました。
「僕は、ただ野球をするために、
生まれてきたんだ、と思ってるんです」
とも語ってました。
そんな桑田さんが、言いました。
「日本の野球は、いまや世界一と言えると思います」
桑田さんが、日本の野球を世界一と言い切る

本の野球が、なぜ世界一なのか。

その理由を述べる前に、桑田さんにとって、 好きな言葉は何ですか?という質問にこう答えています。

”野球道”という言葉です

そう即答しました。

一般に「生き方」や何かを「究める」ことと重ね合わせて、 「道」という表現がなされます。

しかし、野球を「道」として捉える文化は、本場のアメリカにはないそうです。

日本の野球人にとって、野球は「」だから、 大リーグに渡っても、その現われとして、 日本人プレーヤーは、必ず「」具を大事にするそうです。

アメリカの大リーガーは、ほとんどのプレーヤーが 道具を大事に扱わないとのことです。

日本の野球人が「道」を持っていること、 それと日本人が、甲子園という「文化」を持っていること、 これらの点において、日本の野球は世界一だ。

桑田真澄さんは、そのような発言をしていました。