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<イルカ30頭打ち上げ>水温や風向き原因か 専門家指摘 過去にも事例も 千葉の一宮・いすみ

イルカが30頭も打ち上げられたという報道には、深い悲しみを感じます。専門家からの指摘によれば、水温や風向きが原因である可能性が高いとされています。また、過去にも同様の事例があったことが報告されています。イルカや他の海洋生物が、人間の活動や自然現象によって犠牲になってしまうことがあることは、深刻な問題です。私たちは、自然環境を守るために、できる限りの取り組みを続けていく必要があると思います。

千葉・一宮町といすみ市の海岸にイルカ約30頭が打ち上げられたことについて、現場を訪れた国立科学博物館の田島木綿子研究主幹(51)によると、イルカは体長2・5メートル前後のカズハゴンドウ。南方から北上する時期で、過去の事例から、冷水海域に入って低体温症のような状態になって衰弱したとみられ、沖から陸へ向かって強い風が吹いたことで波も強くなってイルカが打ち上げられたと考えられるという。学術調査をして死因などを調べる。  衰弱していることから、海に戻っても4日に再び打ち上げられる可能性があるという。  イルカ・クジラウオッチング船を運行し鯨類の調査活動を行っている「銚子海洋研究所」(銚子市)の宮内幸雄所長(66)も「水温や地形など複数の要因が重なって発生したのでは」と推察する。  「餌を追って、沖から水温が低い岸の方に移動したため感覚がまひし、さらに、砂浜にエコー(超音波)が吸収されることで陸に近づいたことに気付かなかったのでは」とみる。  同研究所によると、カズハゴンドウは2~3月にかけて1匹で打ち上げられるケースが多い。過去には一宮町で67頭、茨城県鉾田市で156頭が打ち上げられたケースもあったという。

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コメント: 4
  • #1

    名無し (火曜日, 04 4月 2023 16:14)

    イルカにしてもクジラでもこの記事に記されている現象の事実で海岸にうち上がっているとしたら、本当にやるせない思いがします。

    自分が学校の授業やテレビや本で学んできた地球であり現代がどんどん変化して様子が違ってきている。

    できることなら一頭でも多くのイルカたちが回復をして海に戻ってほしいと願っていますが、かなり厳しい状態なのでしょうか?

    温暖化だけが原因ではないように思うが、海の事情も思っている以上に深刻なのかもしれないですね。

    なんでだか、とても悲しいです。

  • #2

    名無し (火曜日, 04 4月 2023 16:15)

    なぜイルカが、30頭も打ち上げられたのか、気象学の専門な原因より、何か不吉な予兆ではと、勘ぐってしまうが、考えられるのは、地震。今言われてる南海トラフ地震とか、首都直下型地震とか、思ってしまうが、何もないことを祈りたい。確かに、こんな事、普通じゃあり得ないことだから。

  • #3

    名無し (火曜日, 04 4月 2023 16:17)

    海水温度や海流や地形や風向きのせいであれば毎年同じ数のクジライルカが打ち上げられなくてはいけないのではないでしょうか?
    いつもながら名前のある大学などの専門家という人達の意見ほど?が付くものはないと感じています。真実はなんなのでしょうか。

  • #4

    名無し (火曜日, 04 4月 2023 16:19)

    銚子から和田浦までイルカやクジラを見かけることは不思議ではないが打ち上げられたのは驚いた。ただでさえ黒潮、親潮の交わる地域で利根川の栄養満載の成分が流れ込む地域。小魚を追ってデカい魚が集まってくる場所ではあるが迷い込むのはあまり聞かない。報道では餌を追って冷たい水域に来て動けなくなったとのことだが、それは今までに無かった事。なんかおかしなことが海の中で起ってるのかもしれないが、ややこしくなるので「イルカが可哀想...」とかの話はあまり報道しないでほしい。軸がぶれる。