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銀座一流クラブのNo.1ホステスが教える「お客様から選ばれ続ける秘訣」

一流経営者が通い詰める銀座の老舗高級クラブ「ピロポ」にて、長年No.1を獲得し続けるママ・南々子さん。入れ替わりの激しいホステス業界で、何故お客様から愛され続けるのでしょうか。No.1であり続けるための秘訣を伺いました。

一流のお客様から選ばれ続ける要訣

――南々子さんは銀座の老舗高級クラブ「ピロポ」にて長年No.1を取り続けていると伺いました。まずはその秘訣を教えてください。

〈南々子〉
銀座という土地柄もあり、当店に来られるお客様は皆、超一流の方々です。そのためお客様に選ばれ続けるためにも、ホステス自身が常に自分を磨き続けなければならなくて、お客様の興味関心は何か、いまどんな気持ちなのか、徹底的に寄り添うことが大切です。

――常に学び続ける姿勢が大事。

〈南々子〉
実は、『致知』もある一流経営者のお客様からご紹介されました。

私はお客様に勧められたことは素直に実践するタイプなので(笑)、すぐに定期購読を始めたのですが、同じ雑誌を読んでいると、今月はこの記事がよかった、どの言葉が刺さったと、その方と共通の話題が生まれるんですね。

その方にとっても「この子は自分が紹介したものを読んで学んでくれている」と思うと親近感が湧くじゃないですか。そうしたことが信頼関係に繋がるので、何事も塵も積もれば山となる、ですね。

もちろん本だけでなく、映画や車、ブランドなどお客様の関心はそれぞれですから、結構幅広く教養を磨くようにしています。

――No.1はそうした積み重ねの賜物なのですね。

〈南々子〉
やっぱり飽きられたら終わりですからね。そうならないために日々連絡を取ることも欠かせません。お客様にもよりますが、毎日連絡を取る方もいれば、年に1回の方もいらっしゃいます。

また、お客様やその会社がニュースに取り上げられていた、本を出版されたというタイミングはまさに連絡を取る好機なので、そのチャンスを逃さないよう常にアンテナを張っています。

何が来店のきっかけになるかは分かりませんが、連絡がないのに突然お客様が来てくださることは稀ですので、ご連絡は本当に大切にしています。

――一流のお客様から学ばれることも多いのではないですか?

〈南々子〉
ビジネスの場で努力されていらっしゃる方ばかりですので、お客様からすべてのことを学んだと言っても過言ではありません。

特にこのコロナ禍はお客様に支えられました。長期休業の時期を経て、感染症対策を万全に講じて再開をすると、多くのお客様が応援のために駆けつけてくれたんです。

「呑みに行く店が潰れたら困るから」と冗談半分におっしゃいますが、決して気軽に立ち寄れる価格帯でもありません。私はなかなか弱音を口にできないんですけど、こうしたお客様のおかげで、コロナ以前よりもよい成績を上げることができたんです。

ああ、これが一流の方がすることなのかと、その粋な計らいに改めて勉強させていただきましたし、お客様のおかげで、2021年9月にNo.1ホステスからママに引き上げていただいたんです。この感謝は言葉では言い表せません。


(本記事は月刊『致知』2022年8月号 連載「第一線で活躍する女性」から一部抜粋・編集したものです)

本記事では他にも


・同伴数、指名数、売り上げ不動の三冠を取り続ける
・〝色〟を売るスタイルから〝人間性〟を売るスタイルへ
・胡坐をかかずに常に自分を磨き続ける

など、長きに渡って人々に愛され、楽しんで仕事を続けるための要諦が詰まっています。仕事でなかなか結果が出ない、努力が成果に繋がらない等の悩みをお持ちの方は必見です。ぜひご覧ください。

◇南々子(ななこ)
昭和57年秋田県生まれ。米・オハイオ州の大学を卒業後、デトロイトの通訳会社に就職。23歳の時に帰国し、渡米資金を稼ぐため、社長秘書の傍ら赤羽のキャバクラに勤務。半年後に六本木の高級クラブのホステスに転身すると、売り上げ数・指名数・同伴数においてNo.1を獲得。28歳で引退するまで不動の3冠王。33歳で瀬里奈フォーラムグループの銀座老舗高級クラブ「ピロポ」にてホステスの仕事に復帰。令和3年9月ママに。著書に『銀座一流クラブNO.1ホステスに学ぶ 選ばれ続ける女だけが知っていること』

銀座一流クラブNO.1ホステスに学ぶ 選ばれ続ける女だけが知っていること 単行本 – 2021/1/23南々子 (著)

日本一の高級歓楽街 銀座で、不動の人気を誇るカリスマホステスが語る、一流の男性に“選ばれ続ける女だけが知っていること"とは。
数々の男性客から指名を受け続けてきたNo.1ホステスならではの知見で語られる様々な恋愛スキルのほか、嫉妬が渦巻く女社会で身に着けた処世術や、お客様との長い信頼関係を築くお礼やお詫びの仕方など、よりよい人間関係に役立つ情報が満載。
現代を生きるすべての女性に、仕事にもプライベートにも役立つ人生哲学書のような1冊です。

◎女の片想いはほとんど実らない
◎「需要のある女」の習慣
◎一流の男の見極め方
◎女には生まれながらにメンヘラDNAが組み込まれている
◎日々のルーティーンはムラなく、くまなく
◎ジェントルマンを育てるのが業務の一環
◎手紙に、直談判。他人がやらない、懐に入る行動
◎同僚に嫉妬しそうになったら「尊敬さがし」
◎プレゼントをいただいたときの、最高のお返し
◎お客様との恋愛は、嘘から出た誠 ……etc

高級飲食業界最大手・銀座高級クラブ・ピロポの紹介

ピロポを華やかに彩る魅力の数々

近代の新たなる王朝をイメージした銀座の会員制高級クラブ・ピロポ PIROPOという空間。


ピロポについて語りたいことはたくさんある。

そのまえにお伝えしておかなければならないのが

高級と名高い飲食業界最大手と問われれば、瀬里奈グループ。
そううなずくお客様は多い…

ということ。

六本木の一等地に運転手付きの高級車が並ぶ本社ビルを持つ瀬里奈グループの発展に貢献してきたといえば、クラブ・ピロポと言っても言い切れないブランド力があるということです。

たとえば
【瀬里奈グループ】 と検索してみれば
神戸牛しゃぶしゃぶ、日本料理
同社のモンシェルトントンは、神戸牛ステーキ&シーフードの鉄板焼
どちらも、一流のシェフたちによる、まさしく特別な料理、いや、もはや食される芸術ともいうべきか。
富裕層達がお気に入りのお店にするほどの老舗料理屋を営む企業なのです。


たとえば、家族の記念日に、結婚記念日に。特別な日に必ず訪れたくなる瀬里奈本店。

こういった有名店のグループの筆頭に、銀座高級クラブ・ピロポがあると言うことを。

貴女がもし、ピロポで働くことができれば、間違いなくさまざまな恩恵を得られることは間違いありません。

これらの、特別な高級レストランに、お客様と訪れ、同伴出勤をしてみれば、さまざまな恩恵は現実のものとなりましょう。

多くを伝えるのを控えますが
つまり、
それは貴女がカタチのある財産を築くことに繋がることになる。ということだけは伝えておきましょうか。

貴女の行動全てがお給料、昇給に繋がってゆきます。最良の結果となった貴女自身を今の貴女と照らし合わせて想像してみてください。

もしも、素晴らしい貴女を想像できたのなら
クラブ・ピロポで過ごす貴女は、よもや現実のものとなるかもしれないのです。

1970年にオープンして約50年。銀座で安心できる高級クラブとは?

さかのぼること・・・

1970年にオープンして約50年も銀座で君臨し続けるクラブとは?
煌びやかな女性がお客様を迎えるという、クラブ・ピロポの画期的なコンセプトは、当時のさまざまなクラブに取り入れられました。

そのコンセプトはピロポが発祥と言えるのではないでしょうか。

シンプルでスタイリッシュな先進性ある店内雰囲気の実現を成すために、業界ではいち早く行動に移したのがピロポです。
2013年に大幅改装がおこなわれたことも含め、さらなる進化を遂げ続けてきたクラブ・ピロポは銀座のクラブ業界を力強く牽引してきた高級クラブの象徴の1店舗であるとも言えるでしょう。

クラブはなによりも競争力が大切です。

サービスの一環である【おもてなし】は、常に各店舗が切磋琢磨の末に独自のサービスとしてお客様に提供されるものです。

こういったサービスを磨き続けることで、各高級店舗が意識し、各々が店舗の魅力を磨き、それが銀座の全体の魅力となっていることは明白です。

店内空間全体が、まるで1つの崇高なアートとして表現。
何度も足を運んでみたくなる。そんなオーラを漂わしている高級クラブです。

高級クラブは、高級絵画や、調度品をズラリと並べ、やたらと派手な空間であれば良いといういうわけではありません。

芸術性高いシンプルなデザインは、最高の寛ぎを演出してくれるとの評価も。
どおりで、ここクラブ・ピロポの夜に、爽やかな時間が流れている理由がわかります。

クラブ・ピロポを運営する企業は都内でも有名な瀬里奈グループでもあります。

地域への貢献

女性が希望をもって労働できる環境づくり

お客様第一

これらのテーマは長年、瀬里奈グループ全体で守られてきたことです。
経営の安定感、店舗というよりも会社に属するという、包まれる安心さが別格です。

 

瀬里奈。そしてピロポ。一途に守り抜く思い。これは人の崇高な行動の証と言えませんか。

お客様に提供するサービスの質にこだわりぬいてきた企業体質が信頼の証となって、多くの富裕層に支持を得ている理由になっています。

心の芯から信頼できる安心感というものを、これから働くであろう貴女に是非知っていただきたいと思います。

実際のピロポ

社会的に、高いステータスを所有しているお客様の来店が圧倒的に多いクラブピロポは、高年齢のお客様が中心ですので、たとえば
「若い人よりも、年配の落ち着いた雰囲気のあるお客さんのほうが接しやすい」という女性にはオススメです。

余談ですが、芸能人なども含め、有名で、ステータス性が高いお客様などが来店した場合は、表立ってテンションを高揚させるのではなく、普段通りに接客してゆくことが大事です。

というのも、本人達は、ピロポというクラブに、寛ぎに来ているのです。
日頃のレッスンや、サイン会や、ファンサービスなどでも、誰よりも気を使う時間が多いはずでもありますから。
そんな中で、わざわざ、お店で気を使わせてしまうことは、誠にナンセンスな出来事であると言わねばなりません。

貴女のおこなう仕事の中で本当に感謝されることは何か。
そして、その感謝されることこそお客様の為になること。
これらのことを、貴女がお客様の視点に立ち考えてみることが上質な接客の実現につながるでしょう。

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コメント: 3
  • #1

    通りすがりの人民 (月曜日, 27 3月 2023 10:45)

    「by,S」というwebサイトの記事で南々子さんを知りました。
    銀座のママ&ホステス系の本は数多くありますが、南々子さんは知性と美貌だけじゃなくてウィットに富んでいて、発言ひとつひとつが面白いから、するすると入っていきます。
    内容は恋愛と仕事、人間関係を網羅していて、誰もが1度は悩んだことがあるような具体例があげられ、実生活で実践しやすいことが書かれています。
    わたしが個人的に深く突き刺さったのは、
    「自分の美の最大値を知るために、メイクサロンに行って最大限きれいにしてもらえ」
    「片思いは短期決戦ワードを言ったら終わり。長期戦で挑め」」
    「釣りバカ日誌のはまちゃんをロールモデルにせよ」
    などなど。
    あー、アラサーに読んでほしい〜! いや、世代問わず読んでほしい〜!
    こうした本にありがちな「そうはいっても、そう簡単にできないよな」や「そんなの綺麗事じゃん」で、本をパタンと閉じたいと思う瞬間が、ひとつもありませんでした。
    綺麗事のない南々子さんの言葉には、本音しかなく、だからこそ読み手に刺さるのだなと思います。
    こんなふうに、魅力的な女性になりたいな。

  • #2

    通りすがりの名無し (月曜日, 27 3月 2023 10:46)

    グラビア時代を覚えてますが、変わらない美貌、素敵に歳を重ねているのが分かりました。 本の内容もいい事も悪いことも本音で書いてあり、くすっと笑える場面もあり、あっと言う間に読んでしまいました。これからも、応援します。

  • #3

    通りすがりの人民 (月曜日, 27 3月 2023 10:47)

    「おもしろくて、賢くなる本です。とくに、男性は、この本を読んだほうがいいです。」

    わたくしは、致知出版社様の本を愛読しておりますが、著者の南々子様も『致知』がお好きとのことで、〝本物″のホステスさんだと思いました。
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