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正しい恨みの晴らし方 (ポプラ新書) 中野信子

正しい恨みの晴らし方 
科学で読み解くネガティブ感情
中野信子、澤田匡人
ポプラ新書
ダラダラと読んでしまいましたが。
脳科学と心理学から「羨み」「妬み」やがて
「恨み」へという誰もがもつ感情を分析して
いる。
地球上の様々な生き物は子孫繁栄が
ほとんどながら、このような感情を強く
抱くのは人間だけで、その感情をどう
受け止めて、なんとかするか、抑えるかは
その人個人になってしまうようです。
そういう感情を持ちながらも
生き延びてる、生き残っていることを
感じましょうという結びが、感情抱いてて
どうして良いかという回答にならないの
ですが、それだけ脳や心理の世界は
奥深い、まだ突き詰めてないのかなと
読みながら感じました。
私事ですが、読みながら、
自分は日頃の受け止め方から
妬みの塊なんだなあと反省も
情けなさも思ったり〜

なぜ、あの人の不幸がこんなに
気持ちいいのだろう?

なぜ、あの「親友」の結婚を
心から祝福できないのだろう?

なぜ、同期の出世が
許せないのだろう?

***************

どんな人でも感じてしまう
「妬み」や「嫉妬」などのネガティブな感情。

そんなとき、
脳や心にはどんな変化が生じているのか、
どう対処すればいいのかを
ベストセラー「脳内麻薬」で知られる
脳科学者・中野信子さんと
気鋭の心理学者・澤田匡人さんが
それぞれの専門分野をもとに解き明かします。

既読スルー、芸能ゴシップ、忠臣蔵など
身近な題材や科学的な実験データをもとに
妬みや嫉妬をコントロールして有効に活用
する術を提案する画期的な一冊。

ネガティブ感情をコントロールできれば、
自分の力をより発揮できます。

恨み・妬み・嫉妬…を
理解し活用するための9章

第1章 恨まずにはいられない
第2章 妬みと羨みの心理学
第3章 妬みを感じるとき、脳では何が起こっているのか
第4章 正しさにこだわる人たち
第5章 正義という名の麻薬
第6章 愛が憎しみに変わるとき
第7章 嫉妬の脳科学
第8章 ネガティブ感情の意味
第9章 対談 私たちのネガティブ感情とのつき合い方

内容(「BOOK」データベースより)

ネガティブ感情をコントロールできれば、自分の力をより発揮できる!どんな人でも感じてしまう「妬み」や「嫉妬」。そんなとき、脳や心にはどんな変化が生じているのか、どう対処すればいいのかを気鋭の脳科学者と心理学者が解き明かします。既読スルー、芸能ゴシップ、忠臣蔵など身近な題材や科学的な実験データをもとに、妬みや嫉妬をコントロールして有効に活用する術を提案する画期的な一冊。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中野/信子
脳科学者、医学博士。東京大学工学部卒業、東京大学大学院医学系研究科脳神経医学専攻博士課程修了。2008年から2010年までフランス国立研究所で研究員として勤務。2013年から東日本国際大学客員教授、横浜市立大学客員准教授。研究のかたわら、さまざまなテレビ番組のコメンテーターとしても活動 

澤田/匡人
心理学者。博士(心理学)、臨床心理士、臨床発達心理士。筑波大学人間学類卒業、筑波大学大学院心理学研究科心理学専攻博士課程修了。2007年より宇都宮大学教育学部准教授。日本感情心理学会常任理事、栃木県いじめ問題対策連絡協議会副会長。いじめと感情の研究に取り組みながら、わかりやすい授業実践に関する研修や講演も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)