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泣いてたまるか Apex product

皆さん覚えていますか。渥美清さんがお亡くなりになった訃報が届いた時の残念な思い。今でも涙が出ます。突然ですが、私は、田舎の漁師町出身で、子供の頃からの楽しみといえば、お正月におしゃれして、家族で「寅さん」を見に行き大笑いして初詣する。定番でした。唯一の贅沢でした。今は、毎日が正月です。生まれた町は田舎なので一軒しか無い映画館で、当時の様々な映画を見たのを思い出します。子供の時、ガキ大将に教えてもらい、「いなご」や「どじょう」を取り「空き瓶」を回収して業者に売ってお金にして映画をみました。その当時から、資源循環型社会を目指してました。嘘です。まあ、それほど映画が好きでした。特別貧乏な家ではなかったのですが、そうしてお金を友達と稼ぐのが楽しかった気がします。商人でした。兄弟や近所の子供達とは遊ばず、隣町のガキ大将の家まで通ってました。今思えば、両親に捨てられた子供で親戚を、たらい回しにされたあげく、虐待を受けていたそうです。そんな暗い環境にも屈せず、明るくヤンチャ坊主でした。特に俺には優しい兄貴でした。直ぐに仲良くなり、いつも何をするのも一緒でした。楽しかった。自分は、兄弟三人で兄・妹がおります。でも兄貴(ガキ大将)は一人ぼっち。だから俺が仲間でした。家族より家族でした。兄弟でした。兄貴(ガキ大将)と毎日ザリガニ取りや、口で言えない悪いことばかりしていました。でもそんなやんちゃ坊主達の小さな幸せも長くは続かず、兄貴は施設に入ることになり、入居の当日に兄貴は親戚の家を出ました。俺には何となく分かってました。でも何も話してくれませんでした。ただ毎日楽しい遊びの話ばかりでした。小学5年生のガキ大将が小学2年生に自分の何を語るのでしょう。今の現実から、逃げたかったのでしょう。リセットして生きたかったのでしょう。それ以来、消息不明になつた兄貴。元気でいたら連絡下さい。どうぞ、どうぞ、幸せに暮らして下さい。さぞかしあの時は、辛かった事でしょう。幼すぎてあの頃は、何も兄貴にしてあげられなかつた。ごめんね。兄貴(ガキ大将)の口癖が「泣いてたまるかよ」でした。兄貴の苦労から考えれば、つまらない小さな事ですが、当時を思い出すと愚痴が出ます。家族だから気を許しているから出るのでしょう。何故 自分だけ、洋服はお古ばかり。長男は優遇され、妹は女の子だから、可愛がられ。何故なんだ。子供を差別する親はいません。ひがんだガキがいました。しかし、今だから言いますが、私はラーメンが好きでは有りません。当時180円で、家族で外出する際、1番安いから頼んでいただけです。確かに「大好きだ」と言ってはいましたが、嘘です。少しでも家計が楽になればと思っていただけです。兄弟は分かっていなかった。胸に詰まった物を吐き出したら、スッキリした。子供の頃から、我慢・我慢ばかりの気ばかり使う小心者。可愛くないですね。でもその子供がラーメン店を経営するとは、何か縁が有ったのでしょうか。笑える話です。そうした、我慢の反動か、親戚の農家の畑から、スイカも梨を無断で頂きました。皆さんもやりませんでしたか?時効ですか?叔父さん、すみませんでした。毎回、まとまらない内容で、すみません。男はつらいよ」の話に戻りますが、どうしても「さくら」を自分の妹と、だぶらせて見ていたのでしょう。泣けて笑えました。寅さんありがとう。寅さん映画も良いのですが、今回は、渥美清さんの「泣いてたまるか」も素晴らしいので、ご紹介致しました。是非見てくださいね。

Apex Product   加齢なる親父

『渥美清の泣いてたまるか』(あつみきよしのないてたまるか)は、 1966年から放映された連続テレビドラマ『泣いてたまるか』の渥美清主演バージョンの作品群を指す。 この作品は、毎回脚本家が変わり、渥美清も毎回違う役柄で出演するというコンセプトで始まった『泣いてたまるか』が正式タイトルである。DVDや渥美主演作品のみの放送がされるようになって「渥美清の」という角書きがつけられた。(青島幸男や中村嘉津雄と隔週交代で出演していた時期もある)。 その中でも、山田洋次が脚本を手がけた最終話の「男はつらい」という回を、山田本人が気に入り、渥美清の代表作である『男はつらいよ」』の連続テレビドラマ化および映画化につながっている。ちなみに、後に博の役をする前田吟もこの回に出演した。 今では有名な俳優や女優が脇役として出演したこと、有名な脚本家が多数手がけていたこと、渥美清の独特な雰囲気と演技力の相乗効果で人気だったことは元より、作品としても素晴らしい出来と評されている。渥美は、寅さん風のアウトロー的な役はもちろん、実直な教師役や平のサラリーマン役、更には偽傷痍軍人役等、多岐に渡る役柄を演じきり、役者としての懐の深さを見せた。 西田敏行はこの作品でデビューした。ちなみにこの作品から約20年後に、西田敏行バージョンの『泣いてたまるか』が放送された。

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コメント: 3
  • #1

    まさお (木曜日, 29 9月 2022 15:20)

    今では、当時の様なガキ大将は、いないで
    しょうが、何も無かったが、
    何でもあったとも言える時代でした。
    よく遊んだな。昭和が懐かしいよ

  • #2

    ヒロ (日曜日, 02 10月 2022 18:48)

    まさおは、ガキ大将だったよ
    剣道5段は、やばいでしょ
    強そうにみえないが、腕半端なく
    太かったから

  • #3

    ゆずる (日曜日, 02 10月 2022 19:05)

    今でもイナゴ、どじょうは、美味いから食べてるよ。雀はかわいそうだけど
    昔は食べてたな。昭和だね